PlayStation®4の容量(ストレージ)が足りなくて、新しいゲームソフトの保存ができないときどうしていますか。もう遊ばないゲームタイトル、もしくはたまには遊びたいけど、優先順位の低いゲームタイトルを削除しますでしょうか。
もう二度と遊ぶことはないであろうゲームタイトルならまだしも、たまには遊びたいゲームや、たまに一緒に遊んでくれる仲間とマルチプレイするときに選ぶゲームタイトルとなると、削除したり、インストールし直したりが面倒になります。
そこで今回は、PS4の容量を増やすため、USB外付けHDD(ハードディスク)による、ストレージ(メモリ)の増設およびフォーマット方法をご紹介したいと思います。
実際に購入した、『I-O DATA HDD 外付けハードディスク EX-HD3CZ』でご紹介します。もちろん、そのほかの製品であっても、接続やフォーマットの方法は同じです。PS4 HDD外付けハードディスク『I-O DATA EX-HD3CZ』1年半目レビュー
- 1 HDD 外付けハードディスクがあれば新しいゲームソフトを購入するたび他のゲームソフトを削除しなくて良くなる
- 2 HDD 外付けハードディスクに保存できるものはアプリケーション(ゲームソフト)だけ
- 3 HDD 外付けハードディスクの利用条件
- 4 「PS4」と『I-O DATA HDD 外付けハードディスク EX-HD3CZ』を接続する
- 5 『I-O DATA HDD 外付けハードディスク EX-HD3CZ』をフォーマットする
- 6 アプリケーション(ゲームソフト)のインストール先は自動的に「外付けハードディスク」に変更もできる
- 7 PS®4に保存されるアプリケーション(ゲームソフト)を「外付けハードディスク」に移動する
- 8 ゲームの始め方は今までと変わらない
HDD 外付けハードディスクがあれば新しいゲームソフトを購入するたび他のゲームソフトを削除しなくて良くなる
ここ最近、新たに販売されるPlayStation®4のゲームタイトルは面白いものばかりです。
しかもマルチプレイ可能なタイトルが豊富なので、Aゲームタイトルは主にZという仲間たちと、BゲームタイトルはYという仲間たちとと言ったように、消せないゲームタイトルがどんどん増えていきます。
マルチプレイ可能なゲームタイトルだけではありません。1人プレイのRPGゲームなんかも、定期的な追加コンテンツが予定されていることが当たり前になってきているので、クリアしてもすぐには消すことができないのです。
しかし500GBでも多すぎるくらいだと、PS4を購入した当時たかをくくっていたのです。で、現在は容量が足りていません。たまに遊びたいゲーム、追加コンテンツが予定されているゲーム、仲間とマルチプレイする可能性の高いゲーム。
削除したりインストールし直したりが面倒なのでできれば削除したくないのですが、仕方なく削除するしかありません。すると面倒なので「今日はいいや。」ってゲームプレイを諦めてしまうこともあります。
そこで登場するのが「HDD USB外付けハードディスク」です。これさえあればPS4の容量を増やすことができるので、新しいゲームソフトを購入するたび、または追加コンテンツをダウンロード&インストールするたび、いちいち他のゲームソフトを削除しなくて大丈夫になります。
HDD 外付けハードディスクに保存できるものはアプリケーション(ゲームソフト)だけ
設定>ストレージを見ると、「アプリケーション」「キャプチャーギャラリー」「セーブデータ」「テーマ」と4種類が表示されますが、そのうち保存できるのは「アプリケーション」だけになります。
「アプリケーション」とはゲームソフトのことです。「キャプチャーギャラリー」「セーブデータ」「テーマ」は本体ストレージの方に保存されます。
HDD 外付けハードディスクの利用条件
- PS®4
- システムソフトウェアバージョン 4.50 以降
- 外付けハードディスクドライブ
- USB 3.0 以上
- 250GB 以上、8TB 以下の容量
PS®4のソフトウェアのアップデートをしておく必要があります。「HDD USB外付けハードディスク」は、USB 3.0 以上で、容量は250GB〜8TBまで。購入する際、この2点の確認だけ忘れないようにしましょう。
I-O DATA 外付けハードディスク 3TB 日本製 テレビ録画/4K/PC/PS4/静音/コンパクト 故障予測 診断アプリ 土…
今回購入したのは『I-O DATA HDD 外付けハードディスク EX-HD3CZ』です。USB 3.0/USB 2.0に対応。2TB(2,000GB)が約8,500円、3TBが9,980円、4TBが約12,000円、6TBが約26,000円。とても安い製品です。
※記事公開時のAmazonにおける税込価格。

3TBもの大容量でも1万円を切っていたので3TBを購入しました。業界最小サイズをうたっており、上の写真の通り、PS®4と重ねるとかなり小さいことがわかります。
「PS4」と『I-O DATA HDD 外付けハードディスク EX-HD3CZ』を接続する

接続するケーブルは、写真にある通り2種類だけ。電源と『I-O DATA HDD 外付けハードディスク EX-HD3CZ』をつなぎ、PS®4と『I-O DATA HDD 外付けハードディスク EX-HD3CZ』をつなぐだけなのでとても簡単です。
『I-O DATA HDD 外付けハードディスク EX-HD3CZ』をフォーマットする
フォーマットとは、PS®4で「外付けハードディスク」を使用できるようにファイルを作成・初期化することをいいます。

PS®4を起動して、「トロフィー」と「電源」の間にある「設定」を選択。すると、上のような画面が表示されます。

「周辺機器」を選択。

次に「USBストレージ機器」を選択。

接続済みの「外付けハードディスク」の名前が表示されているのでそれを選択。今回は『I-O DATA HDCZ-UT』と表示されています。

「拡張ストレージとしてフォーマットする」を選択。

セーブデータ、スクリーンショット、ビデオ・クリップは本体ストレージにだけ保存できますと表記されています。「次へ」を選択。

「フォーマット」を選択。「この機器のデータはすべて削除されます。」と記載ありますが、購入したばかりでデータは何も保存されていないので心配ありません。

「はい」を選択。

「OK」を選択。これでフォーマットはおしまいです。
アプリケーション(ゲームソフト)のインストール先は自動的に「外付けハードディスク」に変更もできる
「外付けハードディスク」のフォーマットをすると、自動的にゲームソフト(アプリケーション)の保存先が「外付けハードディスク」に設定されます。ゲームソフト(アプリケーション)をPS®4本体ストレージに保存したい場合は、あらかじめこの設定を変更しておく必要があります。
ダウンロード&インストール時に「外付けハードディスク」またはPS®4の保存先の選択をすることはできません。

「設定」を選択して、「ストレージ」を選択します。

すると、上のような画面が表示されるので、コントローラーの「OPTIONS」ボタンをクリック。

画面右側に表示される「アプリケーションのインストール先」を選択。

「拡張ストレージ」にチェックがついているので、これを「本体ストレージ」に変更します。新しいゲームソフトの保存先が「拡張ストレージ」のままで良い方は、「拡張ストレージ」にチェックがついたままにしておきましょう。
PS®4に保存されるアプリケーション(ゲームソフト)を「外付けハードディスク」に移動する

「設定」を選択して、「ストレージ」を選択します。

「本体ストレージ」を選択します。

「アプリケーション」を選択します。

上の画像のように、現在「本体ストレージ」に保存されているゲームソフト一覧が表示されます。コントローラーの「OPTIONS」ボタンをクリック。
すると、右側にメニューが表示されるので「拡張ストレージへ移動」するを選択。拡張ストレージに移動したいゲームソフトを選択して、「移動」をクリックします。ゲームソフトの選択は「すべて選ぶ」ですべてを選択することも可能ですし、1つ1つチェックすることもできます。
私の場合、500GB中アプリケーション(ゲームソフト)の容量はおおよそ350GB「本体ストレージ」に保存されていましたが、「拡張ストレージ」に移動するのに約1時間くらいかかりました。

上の画像は、移動が済んだ後のストレージです。「本体ストレージ」の容量がスッキリ空いて、「拡張ストレージ」にデータが移動されているのがわかります。
ゲームの始め方は今までと変わらない
アプリケーション(ゲームソフト)の保存先が変わっただけなので、PS®4を起動すればいつもと同じようにアプリケーション(ゲームソフト)が横並びに並びます。「外付けハードディスク」を取り外しても、横並びに一覧表示され、ビックリマークが表示。もちろんこの場合は選択しても起動しません。
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いかがでしたか。今回は、PS4の容量を増やすため、USB外付けHDD(ハードディスク)による、ストレージ(メモリ)の増設およびフォーマット方法をご紹介しました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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