ロジクール概要
1981年にスイスのローザンヌで設立されたLogitech。今ではヨーロッパ、アジア、オセアニア、アメリカのシリコンバレーにまでオフィスを構え、世界中100カ国以上でパソコン周辺機器を販売しています。
具体的には、キーボード、マウス、ヘッドセット、ウェブカメラ、Bluetoothスピーカー、そしてゲーミングデバイスなどを手掛けています。
日本法人だけは、ロジテックではなくロジクール。ゲーミングブランド名もロジテックGではなく、ロジクールGで販売しています。
日本でも世界でもシェア1・2を争うロジクール
iPhoneガラパゴス現象。スマホ端末メーカー世界シェアは、1位サムスン、2位Huawei、3位Apple、4位Xiaomi、5位vivoです。
しかし日本ではダントツ1位がApple。2位ソニー、3位シャープ、4位京セラ、5位富士通と、世界とは全く違います。
一方ゲーム周辺機器市場ではガラパゴス現象が発生していないようです。
全国の家電量販店やネットショップから実売データを集計しているBCNランキングによると、日本でのゲーミングデバイス1・2位を争っているのはロジクールとRazerになります。
これは世界シェアでも同じで、ロジクールとRazerの2強。しのぎを削り合っています。
日本でも世界でも大人気。それがロジクールのゲーミングデバイスになります。
ロジテックの会長はAppleのマーケティング部門元Executive Vice President
日本法人ロジクールの親会社ロジテックの現会長Guerrino De Luca氏は、日本ではiPhoneで有名なAppleのワールドワイドマーケティング部門・上級副社長を務めていました。
公式サイトによるとGuerrino De Luca氏は、最高経営責任者を務めた1998年から2008年の間に、9年連続で売上と収益の記録を更新。
なんと、年間収益を4億ドルから21億ドル以上に急上昇させたとのことです。現在は経営を退いて会長職のみ勤めていますが、日本人に好かれるロジクールGのデザインに納得できます。
アメリカのビジネスマガジンFast Companyの2018年 デザイン/設計部門で最も革新的な企業トップ10入り
アメリカのビジネスマガジンFast Company。毎年、部門別に革新的な企業トップ10を発表しています。
ロジクールのデザイン・設計は、2018年度 デザイン/設計部門で最も革新的な企業で9位を受賞。
2018年度は、日本でも有名なAudi(アウディ)が2位、ikea(イケア)が5位を受賞しています。