PS4のロードを速くしたい!Proじゃないから外付けSSDにしたいけど、どれを選べばいいのかわからない。
第 2 世代 Razer™ アナログオプティカルスイッチ(光学式)
ラピッドトリガー
調整可能な2 段式アクチュエーション
遅延:2.2ms(理論値)
ポーリングレート:1,000Hz
そんな方はたくさんいらっしゃるはずです。
今回はそんな方のために、たくさんあるSSDの中でPS4用にどのようなものを選べばいいのかを解説していきます。
この記事を参考にSSDを購入することで、ロードの速い快適なゲーミングライフの手助けになると嬉しいです。
外付けSSDは2種類ある
PS4に外付けSSDを取り付けるには以下の2つの方法があります。
- SerialATAなどのSSDにUSB変換用のケースをつけて取り付ける方法
- 買うだけで取り付けられるUSB対応のポータブルSSDを使う方法
2024年2月2日発売予定
リフレッシュレート:最大540Hz
応答速度:0.2ms
NVIDIA® G-SYNC Ultra Low Motion Blur 2(ULMB 2)
低遅延のオーディオ・ESSコーデック(384 kHz/32bit)
NVIDIA® Reflex Analyzer
SSDにUSB変換用のケースをつける方法のメリットとデメリット
この方法のメリットはSSDの種類が豊富なことです。低容量から高容量のバリエーションはもちろん、性能や価格も様々なので好みのものを選ぶことができます。
デメリットは様々なSSDの中から選ばないとならないため、多少知識をつける必要があることです。
ポータブルSSDをつける方法のメリットとデメリット
この方法のメリットは、取り付けが簡単であること。すでにUSB接続が可能な状態になっているので、ケースを選んだり、SSDとケースをつける必要がないので悩むことはありません。
デメリットは、まだあまりラインナップがないため選ぶ自由がなくなってしまうことと、製品によっては速度が遅めのSSDがあることです。
さっぱりわからないし簡単なの重視!という方はポータブルSSDでも問題ありませんが、SSDのよさを最大限活かすのであればSSD+ケースで取り付ける方法がおすすめです。
容量は500GB以上がおすすめ
PS4のストレージ制限
- 250GB以上(250GBも含む)
- 8TB以下(8TBも含む)
たくさんのゲームを保存しておきたい場合は容量の多いものを購入するのがよいでしょう。
少なくてもいい場合には256GBでも問題はありませんが、容量の多いゲームを入れると2つ~3つしか入りませんので、不便になる可能性もあります。
さらにストレージの仕様上、実際は256GBという数字まるまる使える容量ではないので、余裕をもった容量にするのがよいでしょう。あまりゲームをしない方でも500GB、たくさんゲームをする方であれば1TB以上のものをお勧めします。
1万円未満に抑えるなら500GB
SSDが安くなってきたとは言え、SSDで1TB以上の製品はまだ1万円以上するものが多いです。もし安く抑えたい場合には、500GBであれば1万円未満で買える製品が多くなっています。
ただしゲームをたくさん入れたい場合にはデータの整理を頻繁にする必要がありますので、その分手間がかかってしまうでしょう。
遅延:0.325ms(理論値)
ポーリングレート:8,000Hz
第 3 世代オプティカルマウススイッチ(光学式)
DPI:30,000 / DPI刻み:50DPIずつ
最大速度:750IPS
SSDとケースを別々に購入する場合
2.5インチSSDの方が簡単に選べる
SSDの規格サイズは様々あり、よく見かけるのは2.5インチとM.2というものになります。サイズは全く違いますが、USBに変換するケースに入れることでどちらもPS4に外付けSSDとして使うことが可能です。
M.2の場合、差込口の形が異なったり、SSDの長さが短かったり長かったりするなど形状が多岐にわたるので、それに合ったケース選びをする必要があります。細かい部分までチェックしなければなりません。
それに対して2.5インチのSSDは、現在販売されている製品の多数がほぼ同じ差込口でそれに対応したケースも多いので、よほどのことがない限りは間違えることも少ないです。
以上の理由から、選ぶのが簡単なのは2.5インチのSSDになります。SSDについてよくわからない場合には2.5インチのSSDの中から選びましょう。
ケースはUSB3.0以上のものを選ぶ
PS4についているUSBポートの規格はUSB3.0またはUSB3.1のGen1というものになります。これは名前が違うだけで同じもの。転送速度(ロードやインストールに関わる速度)は625MB/s(5.0Gbps)まで出すことが可能なバージョンです。
交通に例えるとUSBが制限速度、SSDが車となります。車の性能が高く、速く走れたとしても、車(SSD)はUSBという制限速度を超えて走ることができません。
もし間違ってUSB2.0(60MB/s)という制限速度をつけてしまった場合には60km/hまでしか出せなくなります。たとえ車(SSD)が625km/h以上出せたとしても、60km/hまで遅くなってしまうのです。
そのため、SSDが625km/hまで出せる車なのであれば、USBは少なくとも3.0か3.1Gen1のものを選択しなければ活かすことができないのです。
SSDの厚さに対応したケースにすることを忘れずに
大半のSSDが厚さ7mmのものですが、中には厚さが異なる製品もあります。ケースがSSDの厚さに対応しているかどうかの確認も忘れずに行ってください。
SSDもケースもSerial ATA 6.0Gb/s(SATA3.0)対応のものを選ぶ
USB以外にも大事な制限速度があります。それがSerialATAというものです。
SerialATA(SATA)というのは転送の規格のひとつです。これもUSBと同じく、交通で例えると制限速度になります。SSDという車がいくら速く走れて、USBの制限速度も速いものだとしても、SATAが遅ければ遅くなってしまいます。
SATA2.0は3.0Gpbs、SATA3.0は6.0Gbps。
USB3.0の5.0Gpbsという速度をしっかり維持するためにはSATA3.0を選択します。2.0にすると最高速度が3.0Gpbsに合わさってしまうので注意してください。
現在のSSDはSATA3.0(Serial ATA 6.0Gb/s)が主流になっているので間違えにくいとは思いますが、念のため確認をしましょう。
ちなみにPS4の内蔵ストレージはSATA2.0を使っているため、USBのために買ったSATA3.0対応のSSDを内蔵に変更した場合には速度が落ちます。※ProではSATA3.0のため速度は逆にあがります)
SSDの読み出し・書き込み速度は速いものを選ぶ
さて、USBやSATAという制限速度が最大限速くなっていても、車(SSD)が遅くては意味がありません。車(SSD)の性能を見るときには、「読み出し速度」と「書き込み速度」を確認しましょう。
とは言え、様々な会社の2.5インチSSDを見比べても、速度に極端な違いはありませんので、ブランドの信頼性や価格で決めても良いでしょう。
取り付けるだけのポータブルSSDを購入する場合
読み出し速度と書き込み速度は高いものを選ぶ
ポータブルSSDの場合、Serial ATAのSSDと同じ容量で似たような価格であっても読み書きの速度が遅い場合があります。
Serial ATAのSSDが読み書き500MB/s以上が大半ですが、ポータブルSSDの製品では300MB/sから400MB/sのものも多々見られます。
価格が安いだけで選んでしまうと思ったより速くならない、といったことになりかねないので、価格だけでなく読み出しや書き込みの速度が速いもの(できれば500MB/s以上)を選ぶとSSDのよさを堪能できるでしょう。
失敗しないSSDの選び方まとめ
- 容量は500GB以上にする
- ケースはUSB3.0以上、SSDの厚さにあったものを選ぶ
- 2.5インチ、Serial ATA 6.0GbpsのSSDを選ぶ
- ポータブルSSDの場合には読み書き速度をチェックし500MB/秒以上のものを選ぶ