2020年9月4日発売予定のMarvel’s Avengers(アベンジャーズ)。アーリーアクセスが72時間前の9月1日にプレイ可能となりました。
世界的にも映画などで大人気のアベンジャーズシリーズがゲームで楽しめるので、気になっている方も多いことでしょう。
今作が気になっている方の中で購入を迷っている方やどんなシステムになっているか知りたい方向けに、どんなゲームシステムであるかや、序盤のキャンペーンをプレイをした感想を述べていきます。
アベンジャーズ購入の参考になれば幸いです。
アベンジャーズ 概要
価格 | スタンダードエディション:8,778円(税込) PSstore限定エディション:9,878円(税込) デラックスエディション:10,978円(税込) 李アッセンブルエディション(e-STORE限定):27,478円(税込) |
メーカー | スクウェア・エニックス |
ジャンル | アクションアドベンチャー |
プレイ人数 | 1~4人(オンライン時) |
CERO | B(12歳以上対象) |
対応機器 | PlayStation4 / Xbox One / PC / Stadia |
クレジット | © 2020 MARVEL. Developed by Crystal Dynamics and Eidos Montréal. Development support provided by Nixxes. SQUARE ENIX and the SQUARE ENIX logo are registered trademarks or trademarks of Square Enix Holdings Co., Ltd. Crystal Dynamics, Crystal Northwest, Eidos Montréal and their respective logos are registered trademarks or trademarks of Square Enix Limited. |
各エディションの内容
特典 | |
スタンダード | 予約特典 ・ベータアクセスコード ・マーベルレガシーコスチュームパック ・マーベルレガシーネームプレート ・ミズ・マーベルのエモート「話しかけないで!」 ・PS4用オリジナルテーマ その他 ・ゲーム本編 ・7日間のアーリーベータアクセス権 |
PSstore限定 | 予約特典 ・ベータアクセスコード ・マーベルレガシーコスチュームパック ・マーベルレガシーネームプレート ・ミズ・マーベルのエモート「話しかけないで!」 ・PS4用オリジナルテーマ エディション特典 ・ゲーム本編 ・7日間のアーリーベータアクセス権 ・72時間のアーリーアクセス権(9/1~プレイ可能) ・ミズ・マーベルネームプレート ・1,000クレジット(ゲーム内通貨) |
デラックス | 予約特典 ・ベータアクセスコード ・マーベルレガシーコスチュームパック ・マーベルレガシーネームプレート ・ミズ・マーベルのエモート「話しかけないで!」 ・PS4用オリジナルテーマ エディション特典 ・ゲーム本編 ・7日間のアーリーベータアクセス権 ・72時間のアーリーアクセス権(9/1~プレイ可能) ・オブシディアンコスチュームパック ・オブシディアンネームプレートパック |
e-STORE限定 | 予約特典 ・ベータアクセスコード ・マーベルレガシーコスチュームパック ・マーベルレガシーネームプレート その他 ・ゲーム本編 ・7日間のアーリーベータアクセス権 ・72時間のアーリーアクセス権(9/1~プレイ可能) ・オブシディアンコスチュームパック ・オブシディアンネームプレートパック ・キャプテン・アメリカ フルカラースタチュー ・ボブルヘッド ハルク ・ムジョルニア キーチェーン ・ブラック・ウィドウ ベルトバックル ・アイアンマン(プロトタイプアーマー)設計図 ・「名誉アベンジャー」ピン ・A-Day集合写真 ・限定SteelBook(R)ケース |
9月1日から早速プレイしたい場合は72時間のアーリーアクセス権がついた製品を購入する必要があります。(スタンダードエディション以外)
原作や映画を知らなくても楽しめる
アベンジャーズという作品があること自体は、たいていの人がご存じかとは思います。しかし、ゲームが気になっている方の中にはアベンジャーズやその他のマーベル作品を見たことがない方もいらっしゃるでしょう。
もちろん今作はマーベル作品のヒーローたちが活躍するゲームのため、あのキャラクター達を動かせる!という感動を味わえるのは、マーベル作品のファンのみになるでしょう。
しかし、ストーリー(キャンペーン)の展開は決してファン以外のプレイヤーを置いてけぼりにするような始まり方はしていません。
序盤はカマラという少女の視点から始まりますが、カマラはヒーローたちに憧れる普通の少女です。早い段階で事件に巻き込まれていくことになりますが、プレイヤーが感情移入しやすい位置にいる少女なのではないでしょうか。
ストーリー展開もわかりやすく、序盤からボスがわかっている状態。ハリウッド映画のように飽きさせず、とっつきやすいなと感じています。
映画のヒーローとは違う部分がある
ゲームの映像を見ればすぐにわかりますが、キャラクターのデザインは映画のハリウッドスターの見た目で再現はされていません。
この部分に違和感を感じいやだと思う方はいらっしゃるかもしれませんが、どうしてもといったこだわりがない限りは、ゲームとしては楽しい作品なのでプレイしてみると気にならなくなる可能性が高いでしょう。
さらに日本語吹き替えの声優も、映画の吹き替えをしている方たちとは違います。もし映画版の吹き替え声優の声を楽しみたい人にとっても残念な点であるかもしれません。
しかし、やっていけば慣れる部分もあると思いますし、別の声優さんならではの演技も楽しむことができるので、決してマイナスポイントではないと思います。
映画のヒーローより弱く感じてしまう
ヒーローひとりひとりの強さに映画とのギャップを感じます。
なぜなら、映画ではだれもが憧れる強さを持っているヒーローですが、このゲームでは敵に囲まれると早い段階でピンチになることも多いからです。
敵をバタバタとなぎ倒していけるわけではないので、映画のような爽快感は感じられません。
アクション慣れしていない人には少し難しい
Marvel’s Avengers(アベンジャーズ)はアクションゲームなので、アクション性は比較的高いゲームとなっています。
出典:Marvel’s Avengers Game | Media
□や△で攻撃、〇で回避、L2を押しながらR2を押して遠距離攻撃、ゲージがたまったら特定のボタン入力で特殊な攻撃ができるなど、アクションゲームやシューティングゲームをプレイしてきた人であれば感覚的にプレイは可能になっています。
もちろん序盤はストーリーに違和感のない範囲でチュートリアルが表示されますし、始まってすぐにバトルをするわけではなく、操作を試すことのできるようになっています。
ゲームを進めていくと少しのQTE(ムービー中に動きに合わせてボタン入力をするシステム)があったり、ジャンプで建物から建物へ飛び移ったり、プレイヤーを探している敵から見つからないようにして(ステルス)進む必要がある場面もあります。
アクションゲームに慣れていない人がプレイする場合には、これらの操作に慣れるまでには何回か挑戦する必要があるかもしれません。
途中で倒れてしまったからといってペナルティもないですし、すごく前のシーンからやりなおしたりということはありませんので、その辺は安心してプレイはできるでしょう。
倒れてしまった後はロード→直前からやり直すということになりますが、このロードは少し長く感じます。人によってはストレスになるかも。
難易度調整は4段階
もしアクションが苦手な場合には、イージーモードがあるのでそちらでプレイをするとよいでしょう。
難易度は4段階なので、もし強い敵に挑戦したい方でも満足できるような難易度の選択が可能です。
いつでも設定で変えることができますので、自分のレベルにあった難易度で常にプレイできるというのがよいですね。
私はノーマルで進めていますが、ミッションによっては適正パワーぴったりだとしても何回かやり直す場面もあります。狭い場所で囲まれてしまうと、あっという間にピンチになるときもあるので、「ノーマル」でもやみくもに殴るのではなく、工夫して戦う必要があります。
イージー | 敵の攻撃や防御低下 反撃がしやすくなる 反撃できない敵がいなくなる |
ノーマル | バランスの取れた戦闘体験ができる |
ハード | +5パワー 敵の攻撃と防御が増加 反撃しづらくなる 反撃不可能の敵が増える |
ブルータル | +10パワー 敵の攻撃と防御が増加 反撃しづらくなる 反撃不可能の敵が増える |
装備品にはハクスラ要素がある
装備のハクスラ要素とは、敵を倒したときに敵の強さやステージの強さに応じたランダムな強さの装備が落ちるというシステムであるということです。
好き嫌いがわかれるシステムではありますが、敵を倒したり宝箱からより強い装備を手に入れ、キャラクターを成長させていけるという部分では、やりがいのあるシステムです。
ランダムで入手できる装備だからこそ、貴重なものを手に入れたときの喜びもひとしおなので、ハクスラ系にハマりやすい方は今作もハマる可能性が高いでしょう。
もちろんミッション報酬として装備を手に入れることも可能なため、運がないからといって進めることができなくなることもありませんので安心です。
トニー・スタークに武器を作ってもらえない
出典:Marvel’s Avengers Game | Media
映画のファンとしては、トニー・スタークにスーツをプレゼントされることを期待していた部分もあります。(映画のスパイダーマンがプレゼントされていたように)
しかしハクスラ系のゲームなので、敵や宝箱から入手します。
残念ながらそういった喜びはありません。
強さに関わるコレクション要素がある
Marvel’s Avengers(アベンジャーズ)では、その原作となるコミックを集められる楽しさがあります。
コミックのセットをすべて集めると特典があるので、強くなりたい人からしても集める価値はありますし、原作コミックからファンである場合にはその表紙を見て楽しむこともできます。
原作コミックを入手すると発行日や原作者などの情報も見られるようになっているので、新しい発見もあるやも。
装備(ギア)は強化も可能
ゲームをプレイしているとステージのあちこちに壊せるオブジェクトがあるのでそれらを壊していくことでギアの強化素材を入手することができます。
見つけた場合には積極的に壊して素材を入手しておくと、あとあと困らないでしょう。
前述したように装備自体はランダム入手可能なものが多数。強い装備が手に入るまで強化を控えてみたり、最初から惜しまずどんどん強化してみたり、好みに合った様々なプレイスタイルで楽しむことができます。
様々なミッションが楽しめる
キャンペーンモードと進めていくと様々なミッションが解放されるようになります。
内容は多種多様ですが、例えば訓練が目的もの、各ヒーロー特有の報酬がもらえるものなどがあります。特有の報酬ではコスチュームが手に入るものもありますので、やって損はないでしょう。
ミッションは選択形式なので、あえてメインとなるミッションはやらずにその他のミッションから進めていくこともできます。
ゲーム開始直後からマルチプレイが可能
アベンジャーズ・イニシアティブ(マルチプレイ)はキャンペーン(シングルプレイ)後の展開が描かれているモードになります。つまりマルチプレイをすぐプレイすることは可能ですが、キャンペーンのネタバレを見てしまうことになるのです。
もしストーリーを楽しみたいという方はキャンペーンが終わるまではアベンジャーズ・イニシアティブのプレイはしない方がよいです。
逆に、「ストーリーなんて気にならない。とにかくマルチプレイでガンガンほかのプレイヤーと共闘したい!」という方でもさっさとマルチプレイすることができるようになっているのは、ありがたいですね。
個人的にはストーリーもきちんとみたいので、マルチプレイはしばらくお預けになりそうです。
2020/9/3 追記
シングルプレイでもミッション選択ができるようになれば(ハルクと合流しジャーヴィスを取り戻した後)、ミッション単位でフレンドやマッチメイキングでのマルチプレイが可能です。スムーズに進められれば数時間で解放されます。
序盤は一人で進める必要もあり、ストーリーをすべてフレンドと一緒に楽しむということはできませんが、ところどころ一緒にプレイしたり、強敵相手のときは助けてもらったりということができるようになっています。
他のプレイヤーと同じヒーローは使えない
マルチプレイでお気に入りのヒーローがかぶってしまうと、どちらかはお気に入りのヒーローを使えないことになります。
まんべんなくヒーローを使っている人であれば気にならないかもしれませんが、一人のヒーローだけを贔屓にしている場合、使うヒーローが被るともやもやしてしまうかも。
着せ替えで個性を演出できる
キャラクターやネームプレート、エモートは好みに合わせてカスタマイズが可能です。これらはミッション報酬などで入手できるほか、ゲーム内の「マーケットプレイス」でゲーム内通貨のクレジットを使って購入することができます。
2020年9月1日時点のPSストアでのゲーム内通貨の料金は以下となっていました。料金が高いセットのものほどお得になる、よくある課金方式になっています。
500クレジット | 550円 (1クレジットあたり1.1円) |
2,000クレジット + 200クレジット(ボーナス) | 2,200円 (1クレジットあたり1円) |
5,000クレジット + 1,000クレジット(ボーナス) | 5,500円 (1クレジットあたり0.91円) |
10,000クレジット + 3,000クレジット(ボーナス) | 11,000円 (1クレジットあたり0.84円) |
マーケットプレイスでは安いものではネームプレートの100クレジットのものから、高いものでレジェンダリーコスチュームの1,400クレジットがありました。
チャレンジカードで報酬をゲットできる
コスチュームや素材などを入手する方法のひとつとして、チャレンジカードというシステムもあります。
デイリー(1日ごと)やウィークリー(1週間ごと)で課されるお題をクリアしていくことでポイントが手に入り、一定のポイント数に達することで報酬が手に入る仕組み。
チャレンジレベルが高ければ高いほどレア度の高いコスチュームやエモートなどが手に入りますので、やりごたえがあります。
キャラクターカードはヒーローごとに設定されているため、特定のお気に入りヒーローだけ贔屓にするといったこともできます。
ヒーローは今後増えていく
追加のアップデートでヒーローが増えることが発表されています。
その第一弾とされているのが「ホークアイ」。アベンジャーズにおいても中心人物なので待ち遠しい人もいるでしょう。
さらに2021年にはPS版限定で「スパイダーマン」も追加されているとの情報もあり、こちらも楽しみです。
いつアップデートされるのか、細かい日にちの発表はまだされていないようなので、期待しながら待つばかりです。
序盤プレイしてみての個人的な感想
- ほどよいアクション性で飽きない
- ボスでない敵にもやられそうなるハラハラ感あって楽しい(ノーマル、アクションはあまり得意でない)
- アイテムを探すわくわく感がある
- オートセーブが適所に入り快適
- 倒されてしまったあとのロードはほんのり長め。何回もやり直すときは気になる
- フィールドによっては敵の位置がわかりづらい
- 段差を登るときにキャラクターの挙動がおかしくなり、ハマるのでは?という恐怖感を感じる(キャラが上下にガクガクする)
私はマーベルの原作コミックそのものはほとんど知らず、映画を大体みているだけというファン未満の人間ではありますが、ヒーローたちをゲームで操作できる楽しさは感じています。
ヒーローそれぞれの戦い方があるので、キャラによっては操作感が不得意に感じるときもありますが、それはそれで慣れてやろうという気持ちでやりがいになります。
まだまだ序盤なので進めた場合に感想が変わることがあるでしょうが、今のところ概ね満足してます。
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