2020年10月9日に発売されたThe Survivalists(ザ サバイバリスト)
可愛らしい2Dゲームでサバイバルゲームということで気になっている方もいらっしゃるでしょう。
今回はどんなゲームであるかの解説も含め、プレイした感想を述べていきます。
是非ゲーム購入の参考にしてみてください。
※記事の特性上ネタバレが含まれますので、ご注意ください。
The Survivalists 概要
メーカー | Team17 |
販売元(日本) | Game Source Entertainment |
価格(PS4) | DL版:2,860円(税込) パッケージ版:4,378円(税込) |
対応機器 | Nintendo Switch, Playstation 4, Steam(PC) |
発売日 | 2020年10月9日(DL版) 2020年10月29日(パッケージ版) ※Steamは10月10日 |
ジャンル | サバイバル / アクション / アドベンチャー |
プレイ人数 | オフライン:1人 オンライン:2~4人 |
CERO | A(全年齢対象) |
クレジット | © 2020 Team17 Group PLC All Rights Reserved |
危険いっぱいの島で暮らし、冒険し、脱出を目指す
ゲームは島に漂着するところから始まります。
最終的な目標は島からの脱出ですが、そこに至るにはいろいろなアイテムをそろえなければなりません。
道中出会うサルたちの力をかりながら、食事や設備を整え、アイテム集めの冒険をしていきます。
キャラメイクはいつでも可能
キャラクターメイキングの要素はそこまで多くありませんが、いつでも変更が可能となっています。
変更できるのは名前、肌の色、体型、髪形、装飾品、服の色です。
性別の変更はありませんが、髪形を変えることで女性らしくすることはできます。
作れば作るほどクラフトのレパートリーが増える
サバイバルゲームなのでもちろんクラフト要素があります。
出典:The Survivalists – Team17 Group PLC
アイテムを作ると次につながるアイテムが解放されていくシステム。冒険に備えるにはどんどんクラフトして戦いに備える必要があります。
戦闘は攻撃、回避、カウンターでアクション性高め
2Dのアクションなので動きは単純ですが、敵の動きを見て回避したり、カウンターを決めて攻撃をすることができるので、わりとアクション性の高い戦闘です。
武器も棍棒のように振り回すタイプ、槍にように突き刺すタイプ、弓のように遠距離攻撃ができるタイプとバリエーション豊富。
攻撃的な動物や先住民の動きは単純ですが、見極めて攻撃しないと攻撃を受けることも。難しいというわけではありませんが、やみくもに攻撃していると返り討ちにあいます。
ちなみに、敵に倒されてしまった場合はアイテムをその場に落としてしまう、サバイバルゲームでよくあるデスペナルティシステム。
サルを仲間にしてクラフトや戦闘をしてもらえる
このゲームで一番重要なのはサルといっても過言ではありません。
サルは島のあちこちにいて、欲しいアイテムをあげたり、檻から出してあげると仲間になります。
サルも見た目を変えられる
サルは名前、毛の色、帽子を変えることが可能です。
帽子は序盤で手に入るので、毛の色や帽子を組み合わせ、役割ごとに見た目を変えてわかりやすくするといったこともできます。
クラフトや採取、戦闘をしてくれる
サルには動作を覚えさせることでクラフトや採取をしてくれます。
そしてその動作を繰り返し行うことでスキルが上がっていき、より速くクラフトできます。
L2を押すとサルが集まってくれるので、丸になっているカーソルをサルに合わせ、「アクションを真似させる」を押すと、サルがマネする準備に入ります。
ゲージが出ている間にプレイヤーがマネさせたい行動をすると、サルがその行動を覚えて自動で動くようになります。
サルは複雑な行動はできませんが、例えばクラフトに必要な素材をクラフトベンチ(アイテムを作る台)にいれてくれるサルと、クラフトベンチでアイテムを作るサルをそれぞれ用意すれば、素材の許す限り自動でアイテムを作成できます。
指示は1匹単位でも出せますし、下の画像のようにボタン長押しをすれば範囲内のサルが選択できるので、いっぺんに指示を出すことも可能。
サルに戦闘を教える場合は敵を倒す行動を覚えさせるか、特訓用ダミーを作って殴ります。
プレイヤー自身で闘うのもいいですが、ダンジョンで1人で闘うのは大変。サルがいれば自動でどんどん倒して強くなってくれますし、プレイヤーより遥かに強いです。
覚えさせ方はいつでも確認できる
メニュー欄にサルの指示のマニュアルがあるので、どうやるかわからない場合でも大丈夫。
サルに箱を持たせてインベントリ不足に備えることも書いてあるので、最初に目を通しておくとスムーズなサバイバル生活が送れるでしょう。
宝の地図を見つけて報酬をゲットできる
島にはたまに宝の地図が埋まっていることがあります。
紫の瓶のようなものを取るとクエストがメニューの「宝の地図」項目に追加され、やる事と報酬が確認できます。
宝の地図はランダムであちこちに出てくるので、こなせばこなすほど様々なアイテムが手に入ります。
島はひとつではない
流れ着いた島は比較的安全な島ですが、冒険できるのはこの島だけではありません。
出典:The Survivalists – Team17 Group PLC
イカダを作って海を渡ると、たくさんの島が発見できます。
島によって特徴があり採取物もちょっとずつ変わっているので、クラフトに必要なアイテムが手に入らないときは他の島を探索すると良いかもしれません。
イカダで都度いくのは大変ですが、必要なアイテムが揃えばテレポートができる建築物も作れるのでそれまでの辛抱。
脱出のヒントはショップで購入する
島にいる原住民を倒すと金貨が手に入ります。この金貨は、気球の形をした「ミステリアス・ショップ」で買い物をするのに必要です。
このショップは島々を飛んでいるため、いつも同じ場所にいるわけではありませんし、時間によって開店したり閉店したりします。
ちょっと手間ではありますが、脱出のために必要なアイテムが隠されているダンジョンの場所を知るのに必要なので、購入して損はありません。
迷路のようなダンジョンで脱出用アイテムをゲットする
ショップで手に入れた手掛かりをもとにその場所へ向かうと、迷路のようなダンジョンがあります。
出典:The Survivalists – Team17 Group PLC
道中はちょっとした謎解きのような仕掛けがあったり、原住民が集団で襲ってくるなどやりごたえがあります。
マルチプレイは最初からできる
オンラインマルチプレイでは1人がホストとなり、その他最大3人の招待者はホストの世界を冒険することができます。
各プレイヤーは自由に探索可能なので、皆一緒でもバラバラでも遊べます。
ホストの世界へ行っても登録済みのアイテムはそのまま持っていけますし、持って帰ることもできます。
また、ミステリアス・ショップでミステリアス・チェストを購入すると、そのチェストの中身をホストの世界に持っていくことが可能。
出典:The Survivalists – Team17 Group PLC
マルチプレイのやり方
プライベートの場合
- 1人がゲームをプライベートでホストする
- ホストはオプション画面で△を押し、右上のアイコンでプレイヤーの招待を選択
- 招待された人に招待メッセージが届くので、そこから参加する
パブリックの場合
パブリックの場合はマッチング方式での参加となります。
オプション画面から「ゲームを探す」を選択し、目的を決めてサーチをすると該当の世界に参加となります。
参加できる世界の一覧があって選択する、といった形ではないので注意です。
ホストは招待した人の権限を変えられる
権限は「建築できるかどうか」「保管箱を使えるかどうか」「クエストを完了できるかどうか」について設定ができます。
また、迷惑行為を受けて抜けてもらいたいときもキックができるようになっており、これらすべてオプション画面で△を押し、右上のアイコンから行えます。
プレイヤーそれぞれサルの共有の設定ができる
ホストの権限付与の設定と同じ場所から、サルの共有設定ができます。
マルチプレイ時にはお気に入り(☆をつけたサル)の5匹をつれていくことが可能となっています。
もし自分のサルを他人に使われたくない場合は共有せずに自分だけが使える設定にしておきましょう。
もし他人にサルを使われて遠くに行ったとしても、マルチプレイをやめたら自分の世界にきちんと戻ってくるので、そこは心配ご無用。
感想まとめ:操作性に難はあるがハマると楽しい時間泥棒ゲーム
良かったところ
- サルが可愛くて最強、サルゲー
- 建築物はバリエーションは多くないけれど2Dで可愛い
- 戦闘も簡単すぎずに楽しい
- ダンジョンがそれなりに長く、ちょっとした仕掛けがあり、やりごたえがある
残念に思ったところ
- 指示出ししようとすると近場のサルが全員集まり、サルへの指示が出しづらい
- サルになにも指示しないとフラフラと遠くにいってしまうのがちょっと嫌
- アイテムを拾おうとしてサルにアイテムを渡してしまうのがストレス
- ボリュームは値段相応、一般的なサバイバルゲームよりボリューム少な目
総合して個人的に好きになったのでハマっていますが、操作性は快適とは言えないのでストレスに感じる方もいるかもしれません。
2Dの世界でいろいろなものを地道に作っていったり、採取したり、島々を冒険するという部分に魅力を感じるのであれば楽しめると思います。
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