2020年10月15日、PS4DL版のCloudpunk(クラウドパンク)が発売されました。
価格も安く、ネオンのような光がキラキラと輝く世界のスクリーンショットをPSストアで見て、気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方のために、クラウドパンクの序盤をプレイした感想を述べたいと思います。
購入の参考になれば幸いです。
Cloudpunk 概要
販売/開発 | Merge Games / ION LANDS |
価格(PS4) | DL版:2,530円(税込) |
対応機器 | Nintendo Switch, Playstation 4,Xbox One, Steam(PC) |
発売日 | 2020年10月15日(PS4/DL版) |
ジャンル | アドベンチャー |
プレイ人数 | オフラインのみ:1人 |
CERO | C(15歳以上対象) |
クレジット | Copyright © 2020 Published by Merge Games, Developed by ION LANDS. All rights reserved. |
※PSストアで言語欄に日本語がありませんが、音声は英語で字幕は日本語でプレイできるようになっています
ネオン調の街、サイバーパンクの世界
主人公「ラニア」は配達会社「Cloudpunk」の新人配達員。
出典:ION LANDS-Cloudpunk is coming to consoles
仕事はもちろん荷物を配達すること。
ニヴァリスと呼ばれるこの世界は、アンドロイドやAIなどが暮らす、ちょっとダークな雰囲気が漂うサイバーパンクな世界。
悪意のある人間もいるので、配達がいつも問題なく終わるわけではありません。
果たして、ラニアは無事仕事をこなし目的を達成できるのか…その過程をプレイしていく流れになっています。
世界がボクセルで出来ている
遠目ではあまりわかりませんでしたが、すべてのものがボクセルとなっています。
特にわかりやすいのは人。カクカクした形なので、可愛らしいおもちゃのような感じです。
可愛らしい箱庭感のあるボクセルな世界なのに、そこに暮らす人たちの暗い部分も描いているので、そのギャップにハマってしまう方も多いのではないでしょうか。
選択肢システムでニヴァリスに影響がある?
ハテナマークをつけているのは、まだプレイ途中なのでその影響を把握できていないためです。
少なくともメインストーリーの中で、大きな影響がありそうな選択肢を選ぶことはありました。
また、サブクエストでも選択肢によって報酬が変わりそうなものもあったので、選ぶものによっては話が変わってくる部分がありそうです。
移動はホバーカーと徒歩
配達に使用するのはホバーカー。現代のような車はなく、すべての車が空中に浮かんで進む「ホバーカー」となっています。
その景色はまるで映画の「フィフス・エレメント」に出てくるワンシーンのようです。主人公もタクシードライバーに対し配達員。運ぶものが違いますが、少し似ているところもありますね。
ホバーカーで移動し目的地についたら、駐車場に車を止めます。車から降りると今度は主人公を操作して配達場所へ。
出典:ION LANDS-Cloudpunk is coming to consoles
このように、基本的なストーリーを進めるときには「荷物受け取り→目的地までホバーカーで移動→近くの駐車場に駐車してお届け」をすることになります。
2人称視点でも3人称視点でもどちらでも操作可能。
ホバーカーの操作に慣れが必要
車や飛行機を運転するゲームをやってたことがあったとしても、ホバーカーの運転には多少慣れが必要かもしれませんし、あまりやらない人は慣れるのに時間がかかるかもしれません。
ホバーカーは給油・修理とカスタマイズが可能
修理と給油
ホバーカーを動かしていると、燃料が減っていきます。
急速に減るわけではないので慌てる必要はありませんが、定期的に給油をしに行かなければなりません。
また、ホバーカーをぶつけたら修理する必要もあります。1回ぶつけたからといって動かなくなるわけではありませんが、あまりにもぶつけると使い物にならなくなってしまうかも?
どちらの施設もハイウェイ(格子状に作られたホバーカー用の道)沿いにあります。
カスタマイズ
ホバーカーの部品を手に入れればカスタマイズも可能になっています。
カスタマイズはハイウェイ沿いにあるメカニックで行うことができます。
私はまだあまり見つけられていませんが、アンテナの装飾をつけたり、ホバーカーが通った後に出る光のラインの色を変えたりすることができます。
ラニアの衣装が変更できる
主人公「ラニア」の服や靴、サングラスなどは変更が可能。
衣装はニヴァリスのあちこちで購入できます。
初期衣装は赤っぽい服装になっていますが、それ以外のカラーにすることも可能。
マップは広く、自由に探索できる
出典:ION LANDS-Cloudpunk is coming to consoles
マップは7つほどあり、結構広めになっています。
最初からすべての場所へ行くことができるので、寄り道し放題。
移動ポイント(アセンダー)へいけば他のマップへ行くことができるようになっています。
アイテム集め要素がある
マップの各所にアイテムが落ちているので、アイテム集めが好きな人は配達そっちのけで拾いにいってしまうでしょう。
落ちているアイテムは様々ですが、中にはサブクエストで必要なアイテムやエレベーターを修理するときに必要な部品があるので、見かけたら拾っておくとあとあと面倒にならずに済みます。
ニヴァリスの人たちとの交流ができる
ホバーカーから降りると、さまざまな人たちが歩いているのが見れます。
すべての人たちに話しかけることはできませんが、マップ上でキャラの顔マークのついている人たちには話しかけることができます。
世間話で終わることもあれば、その世界ならではの話が聞けることもありますし、クエストが発生することもあります。
また、人間とは違う感性を持っているアンドロイドやAIの会話は聞いているだけで新鮮です。
主人公の部屋に装飾品を置ける
主人公の部屋には装飾品を置けるようになっています。
ラニアは「身を寄せるだけの部屋」と言っていますが、結構広くておしゃれな感じ。
ベッド近くの机から部屋の装飾品を購入できます。
残念ですが、購入すると自動に配置されるので、飾りつけの楽しさはほんの少し。生活感が出るのは楽しめます。
感想まとめ
総合的には満足。まだ序盤ですが、ちょっと闇のある話だったり、それとは裏腹に楽天家なアンドロイドがいたりして面白いので、話を飛ばしがちな私でもちゃんと見ることが多いです。
アイテム集めが嫌いな人だと面倒に感じるかもしれませんが、そうでない方は街並みを見ながら楽しく集められるものになってると思います。
よかったところ
- サイバーパンクの世界ならではの話が楽しめる
- ネオン調の街並みをゆっくりいろんな角度から見ることができる
- ボクセルでかわいい
- 街並みに凝っているのに価格が安い
- ネオンの日本語がちょっと変で面白い(ラーメンがラメんになっているなど)
- 結果に影響のある選択肢システムがある
残念なところ
- マップ移動直後に少し固まる(PS4Pro+SSD換装環境下)
- マップ移動直後に他の車がぶつかってくる
- 雨が降っているので処理落ちでややカクカクする