Razerのゲーミングキーボードの中で、プレイステーション向けの製品を7製品ピックアップしました。
プレイステーションでキーボードを使う場合、多機能なキーボードでも機能が使えない場合が多いです。
そのため、Razer公式価格でも比較的安いものをご紹介します。
Razer独自のスイッチなどの説明も併せて記載しているので参考にしてみてください。
PS向けRazerゲーミングキーボード一覧
BlackWidow Lite
Razer BlackWidow Lite JP Mercury White メカニカルキーボード ゲーミングキーボード 静音 オレンジ軸 テ…
Razer公式サイト価格 | 12,480円 |
カラーバリエーション | 黒:Classic Black 白:Mercury White |
スイッチ | メカニカル オレンジ軸 |
配列バリエーション | 日本語配列 英語US配列 |
テンキー | なし |
接続方式 | USB ※英語US配列のみ2.4Ghz Bluetoothバージョンあり |
バックライト | トゥルーホワイト |
スイッチ寿命 | 8000万回 |
BlackWidow V3 TKL
Razer BlackWidow V3 TKL JP Classic Edition – Green Switch テンキーレス ゲーミングキーボード メカニカ…
Razer Blackwidow V3 Quartz Pink Green Switch ゲーミングキーボード メカニカル グリーン軸 Chroma RGB …
Razer公式サイト価格 | 12,880円 |
カラーバリエーション | 黒 |
スイッチ | メカニカル グリーン軸 |
配列バリエーション | 日本語配列 英語US配列 |
テンキー | なし |
接続方式 | USB |
バックライト | あり |
スイッチ寿命 | 8000万回 |
Cynosa V2
Razer Cynosa V2 JP ゲーミングキーボード 日本語配列 メンブレン 静音 個別バックライトキー Chroma RGB …
Razer公式サイト価格 | 7,599円 |
カラーバリエーション | 黒 |
スイッチ | メンブレン |
配列バリエーション | 日本語配列 英語US配列 |
テンキー | あり |
接続方式 | USB |
バックライト | あり |
スイッチ寿命 | 未公開 |
Cynosa Chroma
Razer Cynosa Chroma JP メンブレン ゲーミングキーボード 日本語配列 【日本正規代理店保証品】 RZ03-0226…
Razer公式サイト価格 | 7,880円 |
カラーバリエーション | 黒 |
スイッチ | メンブレン |
配列バリエーション | 日本語配列 英語US配列 |
テンキー | あり |
接続方式 | USB |
バックライト | あり |
スイッチ寿命 | 未公開 |
Ornata V2
Razer公式サイト価格 | 12,588円 |
カラーバリエーション | 黒 |
スイッチ | メカ・メンブレン |
配列バリエーション | 日本語配列 英語US配列 |
テンキー | あり |
接続方式 | USB |
バックライト | あり |
スイッチ寿命 | 未公開 |
その他 | リストレストつき |
Ornata
Razer公式サイト価格 | 10,790円 |
カラーバリエーション | 黒 |
スイッチ | メカ・メンブレン |
配列バリエーション | 日本語配列 英語US配列 韓国語配列 中国語配列 |
テンキー | あり |
接続方式 | USB |
バックライト | グリーン |
スイッチ寿命 | 未公開 |
その他 | リストレストつき |
※OrnataはAmazon、楽天市場では高額になっているので、Razer公式サイトより購入することをおすすめします
※Razer公式サイトでは記載価格に配送料などが別途必要になります
キースイッチ比較
キースイッチの特徴5段階評価比較
軸の種類 | キーの軽さ | クリック感 | 音の大きさ |
青軸 | 2(50g) | 3(大きめ) | 4(大きい) |
茶軸 | 3(45g) | 2(程よい) | 2(程よい) |
赤軸 | 3(45g) | 1(少ない) | 1(小さい) |
銀軸 | 4(40g) | 1(少ない) | 1(小さい) |
Razer クリッキー Opto-Mechanical switch | 3(45g) | 3(大きめ) | 4(大きい) |
Razer リニア Opto-Mechanical switch | 4(40g) | 1(少ない) | 1(小さい) |
Razer Mechanical グリーン switch | 2(50g) | 3(大きめ) | 4(大きい) |
Razer Mechanical オレンジ switch | 3(45g) | 2(程よい) | 2(程よい) |
Razer Mechanical イエロー switch | 3(45g) | 1(少ない) | 1(小さい) |
キースイッチの深さ比較
軸の種類 | キーストローク | アクチュエーション ポイント |
青軸 | 4mm | 2.2mm |
茶軸 | 4mm | 2.0mm |
赤軸 | 4mm | 2.0mm |
銀軸 | 3.5mm | 1.1mm |
Razer クリッキー Opto-Mechanical switch | 3.5mm | 1.5mm |
Razer リニア Opto-Mechanical switch | 3.5mm | 1.1mm |
Razer Mechanical グリーン switch | 4mm | 1.9mm |
Razer Mechanical オレンジ switch | 4mm | 1.9mm |
Razer Mechanical イエロー switch | 3.5mm | 1.2mm |
キースイッチが浅いタイプはテキストチャット向け 高速タイピングできる
キーストロークとは押し込むことのできる深さ。アクチュエーションポイントとは、スイッチのONとOFFの切り替え接点の深さです。
一般的にアクチュエーションポイントが1.5mm以下の浅いタイプのものはスピード軸と呼ばれ、高速タイピング向けのキーボードになります。
そのため、ゲーミング操作だけでなくテキストチャットもよく使われる方には、キーストロークとアクチュエーションポイントの浅めのものがおすすめです。
キースイッチの仕組みと耐久性の違い
軸の種類 | キーの感触 | 作動方法 | 耐久性 |
青軸 | タクタイル感3+クリック感4(爽快) | 金属接点 | 5,000 万回 |
茶軸 | タクタイル感2+クリック感2(程よい) | 金属接点 | 5,000 万回 |
赤軸 | リニア感+静音性4 | 金属接点 | 5,000 万回 |
銀軸 | リニア感+静音性3 | 金属接点 | 5,000 万回 |
Razer クリッキー Opto-Mechanical switch | タクタイル感+クリック感+瞬時 | 光(赤外線) | 1 億回 |
Razer リニア Opto-Mechanical switch | リニア感+静音性+瞬時 | 光(赤外線) | 1 億回 |
Razer Mechanical グリーン switch | タクタイル感3+クリック感4(爽快) | 金属接点 | 8,000 万回 |
Razer Mechanical オレンジ switch | タクタイル感2+クリック感2(程よい) | 金属接点 | 8,000 万回 |
Razer Mechanical イエロー switch | リニア感+静音性3 | 金属接点 | 8,000 万回 |
スイッチのバウンディングとチャタリングとは!?
スイッチの欠点、バウンディングとチャタリングについてご紹介したいと思います。
機械式のスイッチ・いわゆるメカニカルスイッチとは切ってもきれない関係性にあるのがチャタリングと呼ばれる誤作動です。
スイッチと名がついている通り、スイッチにはONとOFFに切り替わる接点が存在します。
このONとOFFを切り替える接点にピタッと1度でくっついて、さらっと接点から離れることができたなら何の問題もありません。
しかし現実にはピタ・サラっとうまくはいきません。バネを縮めて離し、机などの板にぶつけてみるとわかるかと思います。
パチパチパチっと、何度か跳ね返ったり、擦れたりすると思います。ボールのようにバウンドするのです。この現象がバウンディングです。
机などの板をスイッチの接点としたのなら、このバウンドが何度か繰り返されるので、そのバウンドした回数分ONとOFFを切り替えていることになります。
こうして、バウンディングによってもたらされる誤作動のことをチャタリングと言います。
一方Razerのオプティカルスイッチまたはオプトメカニカルスイッチと呼ばれる新しいスイッチは、ONとOFFの切り替えを光(赤外線)センサーが認識します。
光(赤外線)センサーだけでは味気ありませんので、メカニカルスイッチの利点であるカチッという音や爽快な打鍵感を残すため、メカニカルスイッチの構造は残しています。
メカニカルにオプティカルのいいとこ取りをしたハイブリットスイッチ、それがRazerのオプティカルスイッチになります。
バウンディングがなく、光(赤外線)センサーが確実にONとOFFを切り替えてくれますので遅延もありません。
メカニカル方式とメンブレン方式の違い
メカニカル方式のメリットは、キーの内側に特殊なスイッチやバネを使用することで、快適な打鍵性と反応性を実感できるところにあります。
デメリットは、1つのキーに1つのスイッチを使用するため高額になりがちなところ。そしてキーの高さが高くなりがちなので、パームレストと呼ばれる掌をおいておく、疲れ予防の台が必要になるところにあります。
一方メンブレン方式のメリットは、すべてのキーを1シートで補っているが故、価格を低く抑えられるところと、汚れに強いところです。
デメリットは、ぐにゃりとした手触りになるため、認識が甘くなることと、軽快さを味合うことができないところになります。
快適さを取るのか価格を取るのか、その辺りがキーボード選びのポイントになります。
Razerにはメカ・メンブレンなるメカニカルとメンブレンのハイブリットスイッチもある
Razerが開発したRazerメカ・メンブレンは、メンブレン方式なのに、メカニカルのクリック感とクリック音を実現してしまった画期的なスイッチです。
安いのにもかかわらず、快適な打鍵性と反応性まで実感できるスイッチ。メカニカルには快適性で劣るのでしょうが、価格も快適さも一挙両得をお考えであれば、Razerメカ・メンブレン一択です。