PS5×『Astro A40 TR』でTempest 3Dオーディオ レビュー

 2020年11月12日発売、ソニー・インタラクティブエンタテインメントから発売されたPS5。

『Astro A40 TR』単体とA40 TR×MixAmp Pro TRとPS5純正・PULSE 3Dワイヤレスヘッドセットと比較してみました。

PS4で7.1chロジクールAstro A40TRヘッドセットMixAmp Pro TRレビュー

ロジクールG Astro A40 TR ヘッドセット+MixAmp Pro TR

プロゲーマーとゲームデザイナーと共同開発 PS4®に最適化

一番人気!PS4でも7.1ch可能なヘッドセット

『Astro A40 TR』概要

第4世代

第3世代

  • PS5でTempest 3Dオーディオが機能する
  • イヤーパッドを換装できる
  • マイクを換装できる
  • イヤータグを換装できる
  • ヘッドバンドを換装できる
  • 分厚く大きなイヤーカップ

※第3世代と第4世代の機能は一緒です。

※第3世代と第4世代の違いはデザインだけでなく、第3世代より第4世代の方が音質等が高められています。

『Astro A40 TR』とA40 TR×MixAmpとPULSE 3Dワイヤレスヘッドセット比較

サウンドの比較

Astro A40 TRA40 TR×MixAmpPULSE 3D
オーディオTempest 3Dオーディオ可能Tempest 3Dオーディオ可能Tempest 3Dオーディオのためにチューニング
ゲーム音/フレンド声
バランス調節
×
イコライザ××
ノイズゲート××
ミキシング××
音質フラット
自然な音
カスタマイズ可能
ホール内のような音
低音強め
自然な音

マイクの比較

Astro A40 TRPULSE 3D
タイプ単一指向性ブームマイク
(双指向性に換装可能)
2つの内臓マイク

物理仕様の比較

Astro A40 TRPULSE 3D
エンクロージャー開放型
(密閉型に換装可能)
密閉型
イヤークッションの素材
(合成皮革に換装可能)
合成皮革
イヤークッションの厚さ布:1.5cm
(合成皮革:2cm)
1.5cm
イヤークッション内径約6cm×5cm約5cm × 4.5cm
イヤーカップの回転90度×
ヘッドバンドの素材布×クッション
(合成皮革×クッション
に換装可能)
ラバー
サイズ調整スライド式サスペンション式なので
自動でサイズ調整される
装着した際のサイズ感大き目A40より少し小さい
音量調節インラインケーブルのダイヤル左イヤーカップのボタン
マイクミュートインラインケーブルのボタン左イヤーカップのボタン
ゲーム音/フレンドの声
バランス調整
MixAmpにて
光デジタル接続しないとできない
左イヤーカップのボタン
モニタースイッチなし左イヤーカップのスライドスイッチ

接続方式の比較

Astro A40 TRPULSE 3D
接続3.5mm アナログUSBワイヤレス
3.5mm アナログ

PS5 Tempest 3Dオーディオでゲーム可能

 『Astro A40 TR』をPS5のコントローラーに接続するだけで、Tempest 3Dオーディオにてゲームすることが可能です。

音だけで敵の位置がはっきりくっきりとらえることができるようになるので、リアルなサウンド体験が実現します。

別途『Astro A40 TR Mod Kit』を買うとさらに快適

 『Astro A40 TR』は、別途『Astro A40 TR Mod Kit』を購入するとイヤーカップ、イヤータグ、マイク、ヘッドバンドの換装ができます。

しかも、それぞれのパーツが異なる仕様なので、まったく別のヘッドセットに変身させることが可能です。

クロス製→合成皮革ノイズキャンセリングイヤーパッドに換装可能

イヤークッションを換装すると「約1.5cm厚の柔らかいクロス製」を「約2cm厚の柔らかい合成皮革ノイズキャンセリング」にできる

 上が『Astro A40 TR Mod Kit』に同梱されているイヤーパッドで、下が『Astro A40 TR』デフォルトのイヤーパッドです。

マグネット式イヤークッション

マグネット式なのでカンタンに取り外し、カンタンに装着可能。

『Astro A40 TR』デフォルトのイヤーパッドの素材は布。長時間ゲームする際や夏に重宝します。肌触り抜群かつ蒸れにくいところが特徴。

一方『Astro A40 TR Mod Kit』同梱のイヤーパッド素材は合成皮革。パッシブノイズキャンセリングイヤーパッドなので、物理的に外部の音を遮断。

没入感抜群のサウンド体験が可能です。

両方ともイヤーパットの内径が大きいので耳がすっぽり入ります。そのため長時間装着していても痛くなりにくい仕様。

厚さは布の方が1.5cmで合成皮革が2cm。合成皮革は遮音性を上げるために分厚くしたのでしょうが、厚いが故合成皮革の方が痛くなりにくいです。

「単一指向性」から「双指向性」に換装できる

マイクの集音特性

 ゲーミングヘッドセットのマイク集音特性は、大きく分けると3種類に分けられます。

360度の音を集音する全指向性、口元方向のみの音を集音する単一指向性、そして口元方向とその反対側の音を集音する双指向性があります。

一見単一指向性が最もボイチャ向きに見えますが、総指向性もボイチャ向きです。口元方向の反対側には、音のしないテレビ・モニターしかないからです。

口元方向とは反対側の音を集音しようにも、音がなければ集音されません。

単一指向性はおおよそ131度の範囲の音を集音するので、横からの音は収音されがちです。

また、単一指向性や全指向性は、双指向性よりも遠くの音まで集音してしまうところがボイチャにおいてはネックになります。

一方双指向性は、約90度と狭い範囲なので横からの音は集音しません。それでいて近い距離の音しか集音できないので、口元の目の前に位置するブームマイクであれば、最もボイチャ向きの集音特性といえます。

「単一指向性」のコンデンサーマイク
「単一指向性」コンデンサーマイク

『Astro A40 TR』に搭載されるマイクは単一指向性です。そして『Astro A40 TR Mod Kit』に同梱されるマイクは双指向性。

『Astro A40 TR Mod Kit』を買えば、2種類のマイクを使い分けることが可能になります。

マイクを換装すると「単一指向性コンデンサーマイク」を「双指向性ボイスアイソレーションマイク」にできる

3.5mmアナログ接続可能なマイクなので取り外しも簡単。

「開放型」から「密閉型」に換装できる

エンクロージャーの種類と特徴

 ゲーミングヘッドセットのイヤーカップ部分はスピーカーを包み込む筐体の役割を担い、エンクロージャーと呼ばれています。

このエンクロージャーにはいくつかの種類があり、それぞれ音質に影響を与えています。

『Astro A40 TR』に採用されるエンクロージャーは開放型。自然な音を特徴としており、広い空間を抜けていく感覚。

高音に強く、音質に優れているので、音楽鑑賞向けのヘッドセットによく採用されます。また聴き疲れしにくいところもメリット。

一方『Astro A40 TR Mod Kit』に同梱されるエンクロージャーは密閉型。遮音性が高く、筐体の中で低音が増強されるので、低音が重要なゲーミングによく採用されます。

ただし、高音に弱く、蒸れやすく、音が歪みやすいといったデメリットも抱えています。

カラーだけじゃない「開放型」から「密閉型」に 換装可能

タグはマグネット式なのでカンタンに取り外し可能。なので『Astro A40 TR Mod Kit』も一緒に買えば、いつでも即座に換装できます。

ヘッドバンドも換装可能

ヘッドバンド

レビュー・感想

 すべて個人的な感想なので参考までに。

音質の感想

 低音~中音~高音まで、同じ音量(フラット)につくられているように感じます。

とても自然な音を奏でるので、どのようなジャンルのゲームにも適しています。

Tempest 3Dオーディオがしっかり機能するので、定位感が抜群でした。音だけで位置がはっきりわかります。

一方A40 TR×MixAmpセットで使うと、若干ホールで聴いている音のように聞こえます。ただし定位感は『Astro A40 TR』より少し優れて聞えます。

PULSE 3Dワイヤレスヘッドセットの場合、自然な音かつが最も定位を感じられました。

Marvel’s Spider-Man:Miles Morales

Astro A40 TRA40 TR×MixAmpPULSE 3D
定位感8.5910
音質フラット
自然な音
カスタマイズ可能
ホール内のような音
低音強め
自然な音

 PULSE 3Dワイヤレスヘッドセットの定位感を10としたら、A40 TR×MixAmpが9、『Astro A40 TR』単体だと8.5。

Tempest 3Dオーディオがかなり優秀なのか、3種類とも街の人々の声、車の音などだけで、方向がわかり、とても現実世界に近いサウンド。

個人的にはA40 TR×MixAmpよりも『Astro A40 TR』単体の方が良かったと思っています。

コール オブ デューティ ブラックオプス コールドウォー

Astro A40 TRA40 TR×MixAmpPULSE 3D
定位感8910
距離7710
足音の聴きやすさ61010
音質フラット
自然な音
カスタマイズ可能
ホール内のような音
低音強め
自然な音

 コール オブ デューティの足音は、その他のFPSより低い音がします。そのため、フラットな『Astro A40 TR』単体では足音が聴き取りにくく感じます。

『Astro A40 TR』はMixAmpとセットで設計されたとのことなので、ヘッドセットの音質をあえてフラットにしているのだと考えられます。

一方A40 TR×MixAmpは、コール オブ デューティ(CoD)向けイコライザ「Beastmode 2.1[L]DOLBY ON」でゲームすることで、足音がとても強調されます。

定位感は、多少の差しかないものの『Astro A40 TR』単体よりA40 TR×MixAmpの方が上に感じます。

Tempest 3Dオーディオは、最も定位感に優れているだけでなく、『Astro A40 TR』とA40 TR×MixAmpに比べて少し遠くの足音まで聴き取れました。

装着感

 PULSE 3Dワイヤレスヘッドセットより明らかに『Astro A40 TR』の方が優れています。

『Astro A40 TR』はイヤーカップの換装ができるので、季節問わずに快適に使えます。

コントローラーの操作についての感想

 『Astro A40 TR』はインラインケーブルにて音量調節、マイクミュートができるので操作しやすいほうです。

一方PULSE 3Dワイヤレスヘッドセットは、イヤーカップにすべてのボタンが集約されているので、慣れるまで使いにくいと感じました。

また音量調節もダイヤル式ではなくボタンなので、その他のボタンと迷いやすく感じます。

使いやすさは『Astro A40 TR』単体の方が上ですが、『Astro A40 TR』はMixAmpにて光デジタル接続しなければゲーム音とフレンドの声のバランス調整できないところがネックになります。

しかも、光デジタルからゲーム音を取り込むとTempest 3Dオーディオが使えないので、定位感がかなり悪化。

A40 TR×MixAmpセットで買った場合、A40 TRのインラインケーブルにはマイクミュートボタンしか搭載されていません。

※A40 TR単体で買った場合のみ音量調整ダイヤルが搭載されます。

総評

 RPGのように音で勝敗を分けないゲームであれば、『Astro A40 TR』単体の方が良いと思いました。

その他とほぼ変わらない定位感なのでサウンドはリアル。しかも接続がとてもシンプルです。

それでいて装着感が抜群なので、長時間つけていても耳が痛くなりにくいところも利点。

一方FPSのように音で勝敗を分けるシビアなゲームをするときにはMixAmpがあったほうがよいとおもいます。

『Astro A40 TR』単体では音がフラットなので、足音が強調されていません。カンタンに他の音にかき消されてしまいます。

足音だけ強調された音質にカスタマイズできるMixAmpは必須といってもよいでしょう。

『Astro A40 TR』仕様

メーカーロジクール
ブランドAstro Gaming
シリーズ
発売日第3世代:2018年9月20日
第4世代:2019年6月27日
サラウンドサウンド2ch
ヘッドホンタイプオーバーヘッド
イヤーパッド
柔らかいクッション(厚さ約15mm)
イヤーカップ内径:60 × 50 mm
ヘッドホン構造開放型
ドライバーユニットネオジムドライバー
ドライバーユニットサイズ40mm
感度105dB +/- 3dB @ 1kHz
周波数特性20~20,000Hz
インピーダンス48Ω
全高調波歪み未公開
S/N比未公開
コントローラー音量調整ダイヤル
(Astro A40 TR単体で買った場合のみ)
マイクのタイプ6.0mmブーム マイク
マイク集音特性単一指向性
マイク感度未公開
マイク周波数特性100-12,000Hz
マイクインピーダンス未公開
マイクS/N 比未公開
ノイズキャンセリング機能未公開
マイクコントローラーインラインケーブル
マイクミュートボタン
LED / RGB
接続I/F3.5mm ステレオミニ
ワイヤレス
触覚ドライバー
重量約369g
サイズ203.2 x 196.9 x 95.3 mm
クレジット©2020 Logicool.

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