2020年12月17日、Maneater(マンイーター)が発売されました。同年5月にPC版が発売されている作品です。
本作はサメが主人公&オープンワールドのゲームということで気になる方も多いでしょう。
そんな方のためにマンイーターがどんなゲームであるかを踏まえ、感想を述べていきます。(PS5版でのプレイになります)
購入の際の参考にしていただけたら幸いです。
※作品がCERO Zのため18歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。
マンイーター 概要
メーカー | TRIPWIRE INTERACTIVE |
価格 | 5,478円(税込) |
ジャンル | アクションロールプレイング |
CERO | Z(18歳以上のみ) |
プレイ人数 | 1人 |
対応機器 | PlayStation4、PlayStation5 Xbox One、Xbox Series X/S PC |
クレジット | Maneater © ® 2020 Tripwire Interactive. Unreal® is a trademark or registered trademark of Epic Games, Inc. in the United States of America and elsewhere. Unreal® Engine, © 1998-2020, Epic Games, Inc. All rights reserved. |
継承は呪いか、それとも祝福か?─戦国SF─
ナノボットを統べるケモ耳忍者と一緒にシルルRPG──戦国──
雪輪碧
西暦2126年、現実世界をゲームの舞台にしてしまう恐ろしいサービス「シルルRPG──戦国──」がひっそりと開始された。
高度に発達した超古代文明に運営・管理されいている日本は、戦国時代の後半。無限の闘争を繰り返していた。
日本古来の歴史書にも記載される妖怪。妖狐・天狗・猫又など、その正体は、超古代文明に遺伝子編集された人間だった。
伊賀の忍び・妖狐の新左衛門も、室町幕府の権威低下に伴う動乱に巻き込まれていく。
そんな中、「シルルRPG──戦国──」のプレイヤー権利を買った一人の超古代文明人が、戦国の世に暮らす人の自我を奪って(異世界転生)、ロールプレイングを始めた。
戦国世界とナノ兵器をめぐる混沌とした戦いの幕が上がる。
カクヨム
主人公はオオメジロザメ
最初はチュートリアルを兼ねて基本的な泳ぎ方や捕食の方法、戦い方を学ぶパート。
チュートリアルの仕上げには、人間を襲い大暴れ。ボートをも破壊します。
そんなサメの知らせを聞いたスケイリー・ピートという違法サメハンター。到着するとあっさりと暴れていたサメを捕まえてしまいます。
そしてピートがサメの腹を捌くと、そこには1匹の子サメが。
ピートは子サメに目印となる傷をつけ海に放とうとしますが、子サメはピートの腕を食いちぎり自ら海へ逃げることに成功。
母親を殺され、人間の味を覚えた子サメ。人間への復讐の物語がはじまっていきます。
アクロバティックな戦闘
戦闘はスピーディでアクロバティック。
サメなのでもちろん噛みついて攻撃しますし、尻尾で叩くことも、獲物を加えて振り回すこともできます。
普通に水中を泳いでいるときはゆったりとした速度ですが、突進や回避を駆使するとスピーディです。逃げるときも水面をヒレモードで泳ぐと速いので逃げやすくなります。
特に噛みついてガブガブと攻撃する感覚や、敵の攻撃を見極めて回避していく戦闘なので爽快感あり。
ただし人間みたいにいろいろな武器で攻撃ができるわけではありませんので、多種多様な戦闘がしたい方には不向き。
進化して強くなる
サメは敵を捕食すると経験値を得ていき、レベルアップすることができます。
特定のレベルになると称号が変わっていき、体も成長。
進化はたまり場というところでしか行えないので進化する場合には都度戻る必要がありますが、成長していく姿をみてわくわくできます。
素材を利用して部位ごとにパーツを選んで強化(進化)することも可能で、ものよっては大きく見た目が変わることから、見どころのひとつとなっています。
水中の様子を綺麗な映像で楽しめる
出典:Tripwire Interactive LLC
主人公がサメなので、もちろん水中を泳ぎ回って進めるゲームとなります。
水中の様子はとても綺麗なので、見ごたえがあります。
場所によっては薄汚れていることもありますが、それもまた違った風景として楽しめるでしょう。
ちなみに陸は全くあがれないというわけではありませんが、人間と逆で地上にいると酸素がどんどん減っていくので長い時間はいられません。(進化である程度延ばすことは可能)陸上の景色は水辺から眺めて楽しみましょう。
マップはあまり広くない
マップは計8つのエリアで構成されています。どのエリアも比較的、陸の割合が多いためマップはあまり広くはありません。
入り組んでいるエリアでは遠回りしないと移動ができない部分も多くあり、オープンワールドで移動が面倒と感じる人にはストレスかも。
各エリアごとに収集物がある
マンイーターでは各エリアに収集物が3種類あります。
- コレクション
- ランドマーク
- 栄養のたまり場
コレクション(ナンバープレート)はたいてい地上にあり、工夫しないととれない収集物です。
ランドマークはかつて人間のなにかがあった痕跡のある場所。
栄養のたまり場はその名の通り、進化に必要な素材(栄養)が入っている箱。
それぞれにクエストがあり、エリア内の収集物をすべて集めると報酬がもらえる仕組み。
人間を倒していくとハンターが現れる
序盤、すぐに人間を倒しに行くことはできませんが、進めていくと人間を捕食することが可能になります。
人間を倒していくと脅威レベルが上昇、一定値以上でサメを倒すためにハンターが出現。
ハンターを倒すと悪名ランクがあがります。メニューでどんなハンターがいるか確認もできますし、倒した場合には×マークで消されていくのでわかりやすいです。
PS5では4K60FPSで楽しめる
海外ではすでに発売されているマンイーター。PS5とXSX/Sにてアップグレードされるというアナウンスもありました。
出典:Tripwire Interactive LLC
PS5でのプレイは実際にサメの動きが滑らかです。
感想まとめ
サメ視点で世界を見ることがとても新鮮で楽しいです。喋らないので感情移入はしづらいですが、成長を見守っていくことで愛着がわきます。
よかったところ
- 水中を自在に動き回れる
- サメが可愛い、かっこいい
- 育てる楽しみがある
- 捕食するときの感覚が気持ちいい
- 短時間ながら陸も跳ねて動ける
残念なところ
- 字幕が小さく、サイズ変更もできない
- 全体的なボリュームは少なめ
PS4版↓
PS5版↓