【FiiO】BTA30 トランスミッターとして使用したレビュー・感想

DAC BTA30

 PS4やPS5などのゲーム機でBluetoothイヤホンやヘッドホンを使う場合、必要になってくるのがBluetoothトランスミッター。

今回は以前ご紹介したトランスミッターの中から、FiiOのBTA30を購入しましたのでレビュー・感想を述べたいと思います。

※生産終了品につき高額品が出回っている場合がありますのでご注意を。

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  • ユーザーアンケートを基に開発
  • 遅延心配ない2.4GHz独自ワイヤレス
  • 3.5mm 4極プラグ接続も可能
  • ワイヤレス+3.5mm接続の音声ミックス可能
  • 快適性と耐久性を追求 90度回転イヤーカップ
  • ロジテック独自開発50mm PRO-Gドライバー
  • 3D立体音響DTS Headphone:X 2.0対応
  • 連動するRGBライティング
  • 最大12時間長寿命バッテリー

FiiO BTA30 特徴

  • PS4やPS5でUSB or 光デジタル接続するとBluetoothイヤホン使える
  • スマホの音楽をBluetooth非搭載テレビにてワイヤレス音楽再生できるようになる(光デジタル入力・RCA入力・USB音声入力対応テレビのみ)
  • USB、光デジタル、同軸デジタル入力に対応
  • レシーバー機能あり
  • DACチップにAKM製「AK4490EN」を搭載しているからノイズ少なく高音質
  • Bluetooth 5.0
  • Bluetooth プロファイル:A2DP、AVRCP
  • Bluetooth コーデック: LDAC、aptX HD、aptX LL、SBC(送信時)
BTA30
BTA30

 レシーバーやトランスミッターとしてだけでなく、DAC機能にも切り替えが可能な製品となります。DAC機能については今回割愛。

この製品はオーディオ機器などに接続し高音質で音楽を聴いたりすることに向いている製品でもあります。ゲームのみで使う場合には、よほどのこだわりがない限り過剰スペックであると言えます。

PS4やPS5で重要となるトランスミッター機能はコーデック5種に対応。AACは受信時のみでトランスミッター時には対応していないですが、遅延の少ないaptX LLに対応していますのでゲームプレイでも安心。

PS4/PS5とUSB接続&PS4 Pro or テレビと光デジタル接続可能

 BTA30はUSB・光デジタル・同軸デジタルと3種の入力に対応しています。この製品の最大のつよみ。

BTA30
BTA30

旧PS4とPS4 Proであれば光デジタル経由でゲーム音を直接、PS4 SlimとPS5であればテレビから光デジタル接続できます。またすべてのPS4/PS4 Pro/PS5にて直接USB接続可能となります。

テレビと光デジタル接続する場合には、PS4/PS5のゲーム音のみならずテレビ番組の音やテレビに接続するBlu-rayなどの音声までワイヤレスイヤホンが使えるようになります。

そのほかに同軸デジタル接続もできますが、それぞれの接続方法により対応する音質が変わることに注意。USB接続時はCD相当の音源に対応。そのためBluetoothのハイレゾコーデックLDACは使えなくなります。

一方光デジタル接続と同軸デジタル接続の場合にはハイレゾ音源にまで対応しています。同じハイレゾでも、同軸デジタルが最高192kHz/24bitで光デジタルが最高96kHz/24bitなので同軸デジタルの方が音質は上。

※高音質な状態を堪能するには音源がもともと高音質である必要があります。

遅延少ないaptX LLやハイレゾのaptX HD / LDACコーデックに対応

 レシーバー時、トランスミッター時、USB接続時など場合によっては使えないコーデックもありますが、多様なコーデックに対応しているのもこの製品の特長のひとつ。

BTA30

ゲーム時はaptX LLで遅延少なく再生、音楽再生時はLDACでハイレゾ高音質にという使い分けができます。

接続機器もいくつかのBluetoothコーデックに対応している場合、PAIRボタンを2回押すだけカンタンにコーデックの切り替えもできます。(アプリからも可能)

どのコーデックで接続されているかはランプの色で判断できるようになっています。

※トランスミッターモード時はAACに対応していません。使用するイヤホン・ヘッドホンがSBCとAACだけに対応している場合にはSBC品質になります。SBCは接続もやや不安定で品質もあまりよくないのでご注意を。

コーデックによる実際の違い

 今回はイヤホン「EPOS GTW270 Hybrid」を使用して切り替えてみた場合の違いになります。

コーデック特徴使用時の感想
SBC
遅延160ms~180ms
音質劣化大きい
体感でも遅延あり。ひどい遅延ではないが遅れている感じがわかる。
遅延が致命的な対人ゲームでは使えない。
音も途切れたり不安定になることがある。
aptX遅延70ms前後
CD相当の高音質
やや遅延を感じる。ゲームによっては問題なく使用できる。
aptX LL遅延40ms未満
CD相当の高音質
遅延を感じない。
(一般的に人が感知できる遅延は70ms前後)

対人戦やリズムゲームなどの音が重要になるゲームではもちろん、RPGなど直接的に音がゲームプレイに影響しない場合であっても遅延があるとそのズレが気になり没入感を阻害します。

SBCのみでも極端にひどい遅延ではないですが不安定で違和感はあるので、ゲームメインでBluetoothイヤホン・ヘッドホンを使うのであれば断然aptX LLがおすすめ。

BTA30&aptX LLでの接続は問題なく行えますし、ワイヤレスイヤホンでストレスフリーな装着感のままプレイできるのは快適の一言に尽きます。

とはいえ何が何でも遅延が気になる人はそもそも無線接続自体が向いていませんので、有線接続の製品を使うことをおすすめします。

FiiOのアプリでさまざまな設定管理できる

 FiiO BTA30では独自のアプリが使用できます。スマホにFiiO Controlというアプリをインストールし、RX(レシーバー)モードにした上でペアリングを行います。

接続するまでに時間を要するときがあったり接続できないときがあったりと不安定な印象。あまりに認識しないときはアプリを起動し直したりスマホとBTA30の接続をし直したりしました。

このアプリでは様々な便利な設定が可能。例えば使用するコーデックを制限したり、電源をオートでいれるようにしたり、ボリューム調節をしたり。

特にUSBでゲーム機に接続している場合、オートで電源をいれるようにすればゲーム起動とともに電源もオンになって便利なので設定しておきたい項目です。

DACチップにAKM製「AK4490EN」を搭載しているのでノイズ少なく高音質

 かなりハイスペックなDAC・AKM製の「AK4490EN」が搭載されています。DACはデジタル音声を人間が聴けるようアナログ音声に翻訳する役割。

DACの性能によってノイズや歪みなどの大きさが変わるので音楽鑑賞はもちろん、足音がかき消されて困るゲーム音声にも重要な立ち位置です。

FiiO BTA30に搭載されるDACはかなり優秀で、それこそ約16,000円するsteelseriesのGameDAC波に高品質です。そのため足音重要なFPSなんかでもノイズ少ないゲーム音でプレイできます。

持ち運びには向かないが幅はとらない

 形を見ればわかる通り据え置き向きの形なので持ち運びには向いていません。

PS4やPS5で据え置きとしてのみ使用する場合には問題ありませんが、その他の携帯する機器に接続して移動しながら使用したい時には不向き。

ブラックのすっきりとした見た目で120 x 55 x 23.5 mmとそれほど大きくないサイズ。アンテナの位置に注意をすればテレビの近くに置いていてもあまり邪魔にはなりません。

マニュアルはやや説明不足

 付属のマニュアルは日本語でもランプの色の説明や接続方法こそ書いてありますが、細かい説明は省かれています。

例えば前述したコーデックの選択方法やFiiOアプリとの接続方法なども載っていないので、FiiO公式サイトにある製品の「使い方」のページを見る必要があります。

BTA30を介してのボイスチャットはできない

 FiiO BTA30には残念ながらHFPプロファイルがありません。そのためイヤホンにマイク機能があってもBTA30を通してPS4やPS5でのボイスチャットはできない点に注意してください。

PS5であればコントローラーの内蔵マイクを併用することができるのでまったくできないわけではありません。しかしもちろんこちら側の音声はコントローラー内蔵マイクの品質になります。

まとめ

  • コーデックの選択がBTA30でできる
  • USB、光デジタルなど様々な接続方法を必要とする方向け
  • LDAC対応だから音楽を高品質に音楽を聴きたい場合にもぴったり(光デジタル、同軸デジタル接続時のみ)
  • 使い方は公式サイトを見る必要がある
  • アプリを併用するとより便利に使える
  • 簡単に手軽に接続したい場合はおすすめできない

BTA30 仕様

製品名BTA30
Bluetooth5.0
Bluetooth受信フォーマットSBC / aptX / aptX HD / LDAC
Bluetooth送信フォーマットSBC / aptX / aptX HD / aptX LL / LDAC
DACモード時同軸デジタル入力:最高192kHz/24bitのPCMおよびDSD64(2.8MHz, DoP)のネイティブ変換に対応
光デジタル入力:最高96kHz/24bitのPCMに対応
USB入力:最高48kHz/16bitのPCMに対応(USB Audio Class1.0のみ、ドライバー不要)
DACチップAK4490
伝送距離約30m(障害物なし、SBCの場合)
ステータスインジケーターRX/TX:
青→SBC
水→AAC
紫→aptX
黄→aptX HD
緑→aptX LL
白→LDAC

DAC:
紫→ ≤48kHz
黄→ >48kHz
緑→ DSD入力
白→ USB DAC
ハンズフリー通話
内蔵マイク
非対応
アナログ出力RCA
デジタル出力光 / 同軸
デジタル入力光 / 同軸
THD+N0.002%未満 (ライン出力 同軸デジタル48kHz/24bit 入力時, 1kHz -3dB)
SN比115 dB以上 (ライン出力)
USBポートType C
サイズ120 x 55 x 23.5 mm
重量約115g
付属品クイックスタートガイド
保証書
USBタイプCケーブル
RCAケーブル
防振クッション
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