Switch/スイッチ有線LANインターネット接続メリット デメリット

スイッチは基本 無線でインターネット接続

スイッチはWi-Fi対応。インターネット接続すると、遠く離れた友だちや世界中のプレイヤーと一緒に、スイッチのゲームをすることができます。また、ニンテンドーeショップにて24時間、ゲームソフトを購入&ダウンロードできるようになります。

スイッチにてインターネットに接続するには、インターネット環境のほか、無線LANルーター(Wi-Fiルーター)が必要です。光回線などのインターネット回線を契約されている方でしたら、無線LANルーターがすでに、家にあると思います。あとはスイッチにてインターネット接続の設定をするだけ。この時点で可能なインターネット接続は無線(Wi-Fi)での方法だけ。つまり、スイッチでは、多くの方が無線でインターネット接続しています。

※Nintendo Switch(有機ELモデル)に付属のドックには、新たに有線LAN端子も搭載されました。

有線LANアダプターがあればスイッチでも有線LAN接続できる

スイッチドック(有機ELモデルを除く)には、USB Type-Aポートはあっても、有線LANポートがありません。ですから有線LANケーブルを差し込むことはできません。スイッチ本体(有機ELモデルを含む)とSwitch Lite本体には、有線LANポートだけでなく、USB Type-Aポートもありません。あるのはUSB Type-C。

つまり、インターネット環境が整っていても、スイッチ本体(有機ELモデルを除く) or Switch Lite本体だけ購入しただけでは、有線LAN接続できません。しかし、有線LANポートを外部接続にて追加することは可能です。この方法はスイッチ公式でも認められており、スイッチ本体で設定変更も可能です。

何が必要なのかというと、「有線LANアダプター」と名のついた製品です。接続タイプには、USB Type-AとUSB Type-Cとあり、前者はスイッチドック(有機ELモデルを除く)に、後者はスイッチ本体(有機ELモデルを含む)&Switch Lite本体に直接接続可能です。つまり、有機ELモデルご利用の方でも、携帯モードで有線接続したい人は別途、「有線LANアダプターUSB-C」を購入する必要があります。

USB Type-AとUSB Type-Cの変換アダプターも一緒に購入すれば、本体(刑携帯&テーブルモード)とスイッチドック(TVモード)両方で使えるようにもできます。

ただし、「有線LANアダプター」であればすべてスイッチで使えるわけではないので注意。むしろ、ほとんどがスイッチで非対応です。

理由は「有線LANアダプター」に採用されている頭脳(チップセット)に種類があるからです。AndroidとiOSの違いみたいなものだと考えてもらうとわかりやすいかと思います。Android専用のアプリはiOSでは動作しないみたいに考えてくれたらよいかと思います。

スイッチに対応している頭脳(チップセット)を採用している「有線LANアダプター」の数が少ないので、よく確認する必要があります。確認するポイントは、スイッチに対応しているかどうか、動作確認済かどうか。

検索する際には「Switch対応 LANアダプター」や「Switch動作確認 LANアダプター」などと検索して、しっかり動作確認済と記載あるものを購入しましょう。

有線LAN接続するメリット

スイッチもSwitch Liteも、無線(Wi-Fi)にてインターネット接続することが可能です。ではなぜスイッチ公式は、わざわざ有線LAN接続の方法も用意して、その説明ページまで用意したのでしょうか。

無線LAN接続にはないメリットがあるからです。遠く離れた友だちや世界中のプレイヤーと一緒にゲーム可能なオンラインマルチプレイ対応ゲームソフト。対戦したり協力プレイが可能になりますが、ゲームの世界では、オンラインマルチプレイする場合には有線LAN接続が当たり前といってもいいほどに有線LAN接続が求められています。

オンラインマルチプレイ中のラグや回線落ちが減る

最近は少なくなりましたが、スマホの電波状況が悪くて電話できないとか、メール・LINEを受信できないとか、そんな経験がだれしもにあると思います。それと同じで、電波(無線)を使うからには、通信はいつでもいろいろなものからの妨害を受け、不安定な状況に追い込まれています。

ボイスチャットしているとフレンドの中には、回線が落ちたとか、ラグいとか、そういったことをよく発言される方がいらっしゃると思います。

回線落ちとは

回線落ちとは、インターネット接続が切断されてしまうこと。例えば『スプラトゥーン2』をプレイ中にインターネット切断されてしますと、一緒にプレイする他のプレイヤーの画面に映る、あなたが操作するキャラクターが急に消えます。回線落ちして煙のように消えてゆくプレイ動画集を公開しているユーチューバーなんかもいるくらいによくあります。

ラグいとは

ラグいとは、回線や電波状況が悪く、もしくは回線の通信容量を大きく超えるようなデータのやり取りがあった場合に、画面に映し出される映像の動きが鈍くなった時などに使う言葉です。一瞬止まったように見えたり、本来よりもゆっくりと映像が流れたりするので、動きが元に戻ったときには、撃たれてやられていましたなんてことがありえます。

ラグいあとによく回線落ちする

「ラグい! ラグい!」と叫んだかと思うと、「あ、止まった! 回線落ちた!」といったように、動きがゆっくりになり、とうとう止まって、最後には回線落ちしていくことが多いと思います。

有線LAN接続は壁・物、電子レンジ・Bluetoothの影響を受けない

有線LAN接続の場合、電波(無線)状況の悪化による回線落ちやラグの心配はかなり減ります。壁やものなどの物理障害、電子レンジやBluetoothなどの電波障害の影響を受けないからです。ケーブルそのものに守られているのです。つまりもし、有線LAN接続時に通信が不安定になるとしたら、ほとんどの場合、インターネット回線の通信容量を大きく超えるデータのやり取りがあったということになります。

一方無線接続の場合、映像・音声というデータは、ケーブルという物理的な防御壁に守られていません。むき出しだからです。つまり、壁やものなどの物理障害、電子レンジやBluetoothなどの電波障害の影響を、常に受けているのです。

ラグや回線落ちが減ったほうが対戦ゲームで勝てるしフレンドに迷惑が掛からない

オンラインマルチプレイでは、複数人で一緒にゲームすることになりますので、大体は、対戦か協力プレイするタイプのものです。チーム戦であれば、協力と対戦と両方の要素があります。このようなオンラインマルチプレイ中に、ラグや回線落ちが発生するとどうなるでしょうか。

対戦であれば、ラグのせいで負けが増えます。協力であれば、ラグによりフレンドに迷惑をかけ、回線落ちしたら、1人少ない状況で戦いを継続させることになります。ラグと回線落ちが多いと、自分が不利になるだけでなく、チームもろとも不利な状況に追い込み、迷惑をかけることになるのです。

ゲームソフトのダウンロード時間の短縮ができる

スイッチのゲームソフトにはパッケージ版とダウンロード版がある

スイッチのゲームソフトには、パッケージ版とダウンロード版と2種類あります。数はダウンロード版の方が圧倒的に多いです。大体がパッケージ版とダウンロード版両方で発売されていて、ダウンロード版のみの製品が少なくないのです。パッケージ版のみのゲームソフトもあるようですが、見たことがないくらいに少ないと思います。

つまり、あなたがもしパッケージ版派であっても、あなたが欲しいゲームタイトルにダウンロード版しか用意されていないのであれば、あなたはダウンロード版を購入せざるを得ないわけです。

ダウンロードに時間がかかる無線LAN接続

ゲームソフトをダウンロードする場合、通信が不安定な無線LAN接続にて行うと、ダウンロードにとても時間がかかります。無線LAN接続は、インターネット回線そのものの影響はもちろん、無線LANルーター(Wi-Fiルーター)の性能、ルーターの置いてある場所、ルーターとの距離、ルーターとスイッチとの間にあるもの、さらには電子レンジやBluetoothなど、様々な影響を受けるからです。最大限の通信速度が出せず、不安定な状況でゲームソフトをダウンロードするので、時間がかかるのです。

室内環境から影響をほとんど受けない有線LAN接続

有線LAN接続の場合、インターネット回線そのものの影響の他、LANケーブルのバージョンや質の影響しか考えられません。Wi-Fiの性能、ルーターの置いてある場所、ルーターとスイッチとの間にあるもの、電子レンジやBluetoothなんかの影響とはほぼ無縁です。

ルーターとの距離だけは、遠すぎるとLANケーブルが長くなりすぎる(5m以上)ので、それなりに影響を受けます。つまり、有線LAN接続であれば、安定した高速通信のままゲームソフトのダウンロードが可能ということです。ほとんどの人が、有線LAN接続に変えただけで、ダウンロード時間を短縮できます。

有線LAN接続するデメリット

有線LAN接続する場合のデメリットをカンタンにご説明すると、無線LAN接続(Wi-Fi)時のメリットがすべて失われるということになります。

お部屋がケーブルでごちゃごちゃして掃除しにくくなる

すべての家電製品を無線にできたら、ケーブルに悩まされることがなくなるでしょう。掃除もしやすくなります。いつかそんな未来が来ると思いますが、インターネットだけはすでに無線接続が可能です。つまり無線接続する方がケーブルの数が減るので、その分お部屋がすっきりします。

テーブルモード時の有線LAN接続はケーブルが邪魔

スイッチもSwitch Liteもテーブルにおいて2人以上でゲームすることができるテーブルモード対応です。

※Switch Liteのテーブルモードには別途ジョイコンが必要。

無線LAN接続(Wi-Fi)にてテーブルモードをする場合、ケーブルは本体に1本も接続されていません。一方有線LAN接続となると、LANケーブルが本体に接続されます。つまりケーブルが邪魔します。自由に移動できません。ケーブルが伸びない場所にてテーブルモードする場合には結局、無線LAN接続(Wi-Fi)に戻ることになります。

別途お金が発生する

スイッチにて無線LAN接続(Wi-Fi)する場合には、スイッチ本体の他になにも購入する必要はありません。インターネット環境と無線LANルーター(Wi-Fiルーター)だけあれば、すぐにでもインターネットに接続できます。

一方有線LAN接続では、最低でも「有線LANアダプター」と「LANケーブル」を購入しなければなりません(有機ELモデルを除く)。ルーターにLANポートの空きがなければ、「スイッチングハブ」と呼ばれる、ルーターにLANポートを増やす機器も買わなければなりません。スイッチにて有線LAN接続するには、以下のように、最低でも約2,000円の出費が発生します。

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