アクション系のゲームソフトをテレビモードでプレイしているとき、スイッチに付いているジョイコンが使いづらいと思いませんか? そんなアクションゲームプレイヤーのためにNintendo SwitchのProコントローラーがあります。
ジョイコンはJoy-Conグリップに取り付けることで通常のゲームコントローラーの形になりますが、握りやすくなるだけでボタン配置などは変えられません。
しかしProコントローラー、通称プロコンであれば押しやすいボタンと配置になっているため、ジョイコンよりも操作性で優れます。
当ページでは、Nintendo SwitchPro コントローラーについてさっぱりわからない、購入に迷っているという方向けにプロコンの機能について紹介しています。
Nintendo SwitchPro コントローラー の概要
希望小売価格 | 税込7,678円 特別デザインは税込8,228円 |
サイズ | 縦106mm×横152mm×厚さ60mm |
おもさ | 約246g りんご1個より少し軽いくらい |
通信機能 | Bluetooth 3.0 NFC(amiiboに必要な機能) |
センサー | 加速度センサー※1 ジャイロセンサー※2 |
振動機能 | HD振動※3 |
USB端子 | USB Type-C™端子 (主に充電用の端子口) |
内臓バッテリー | リチウムイオンバッテリー[CTR-003] 電池容量1300mAh |
バッテリー持続時間 | 約40時間 |
充電時間 | 約6時間 |
ボタン | Lスティック/Lスティックボタン Rスティック/Rスティックボタン A/B/X/Y/L/R/ZL/ZR ボタン +ボタン/-ボタン 十字ボタン HOMEボタン キャプチャーボタン シンクロボタン |
※1 コントローラーが直線的にどの方向にどれくらい動いたか感知するセンサー
※2 コントローラーがどれくらい回転したかを感知するセンサー
※3 振動を細かく表現することでさまざまな物の触感、手触りを表現できる振動機能
プロコン使いやすさの大きな理由はボタンの配置
ジョイコンをジョイコングリップに取り付けた場合でも似たような形で操作はできます。しかしジョイコンはボタンとスティックが縦に並んで配置されているため、ボタンとスティック間での親指の動きが違います。縦にならんでいると下部にあるスティックやボタン、特に外側にあるボタンは押しづらく、スティックも倒しづらいのです。

さらに左手の方向ボタンは、プロコンは十字型で一体なのに対しジョイコンは丸ボタンが4つ十字線上に配置されています。4つに分かれていると親指できちんと押し込まないといけないため、指が疲れてしまいます。
一方、ボタンが一体になっているプロコンでは親指を傾けるだけでボタンが押されるため方向入力がしやすく、疲れづらくなっています。
ジョイコンよりやや重い
ジョイコンをグリップに装着した場合の重さは約198gです。プロコンは約246gなので。48gほど重くなっています。48gはSサイズの鶏卵1つと同じくらいの重さなので、小さいお子様が持つと重く感じるかもしれませんが、大人でしたらさほど気にならない重さではないでしょうか。
ドックにつなげるだけで登録ができる

スイッチでコントローラーを使う場合には、最初に登録する必要があります。プロコンの登録の仕方は簡単です。
- TVモード(本体をドックに取り付けた状態)にする
- プロコンとドックをUSB充電ケーブルで接続する
- 画面上に「登録しました」と表示がでる
ワイヤレス状態での登録も可能ですが、USB接続での登録の方が簡単なため敢えてワイヤレスで登録する必要はないでしょう。
ワイヤレスでも有線でも使える
Bluetooth接続とUSB接続が選択できる
機器にはさまざまな接続方法がありますが、それぞれメリットデメリットもあります。プロコンの場合は以下の2つの接続方法が可能。
- Bluetooth接続(ワイヤレス、無線)
- USB接続( Type-C™ 、有線)
ワイヤレスで使用できるBluetooth接続はケーブルいらず。すっきりした状態を保つことができますが、環境によっては通信が不安定になり、反応が遅くなったり接続が切れてしまったりすることもありえます。そういった場合にはUSB接続にすると、安定した通信で使用が可能です。
使用環境によって接続の仕方も選択できるところは強み。ただしUSBで接続をした場合はamiiboが使用できなくなりますので、amiiboを使用する場合にはBluetoothへ切り替えるといった手間が増えますので注意。
充電しながら使える
スイッチ本体を購入したときについてくるジョイコンとジョイコングリップの組み合わせでは、USB接続(有線接続)ができません。そのため充電する場合は、その都度ジョイコンをグリップから外して本体に取り付けて本体ごと充電しなければならず、手間がかかります。
その点プロコンは充電が切れてしまっても、すぐにUSB接続をすればそのままプレイ可能。充電を待つストレスもなくなります。
ジョイコンと遜色ない機能がついているがプロコン非対応ソフトもある
センサーや振動などの機能はジョイコンと同じものが搭載されていますので、ほぼ同じように臨場感のあるプレイができます。ただしモーションIRカメラがないので、モーションIRカメラ機能を使用するゲームソフトには使用できません。さらにジョイコンのように分けて使用することはできないので、Nintendo Laboでの使用もできません。
ソフトによってはプロコンが使えないことがありますので、遊びたいソフトにプロコンが対応しているかを確認してから購入する方がよいでしょう。
特別デザインがある
発売しているゲームソフトとコラボした特別デザインのプロコンもあります。標準のプロコンはグレーで統一されていますが、特別デザインはカラフルです。標準のプロコンより500円高い価格になっています。2022/9/9現在発売されているのは6つ。
スプラトゥーン3エディション
スプラトゥーン2エディション
モンスターハンターライズ:サンブレイクエディション
モンスターハンターライズエディション
Xenoblade2(ゼノブレイド2)エディション
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIALエディション
2022/9/9現在、プロコンはマイニンテンドーストアでも売り切れており、特にゼノブレイド2エディションと大乱闘エディションはAmazonでも価格が高騰しているようです。
価格は高めだが、スイッチのゲームをたくさんプレイする人には最適
プロコンは7,678円。Nintendoのソフトと同じくらいの価格です。コントローラーにこだわりのない人やゲームをあまりしない人にとっては恩恵が少なく、高い買い物かもしれません。しかしスイッチのゲームをたくさんプレイする人であれば、手も疲れづらく操作しやすいプロコンは決して高い買い物ではありません。
まとめ:プロコンは簡単接続&使いやすい
- 使いやすいボタン配置
- 繋ぐだけで登録。誰でもすぐ使える
- 充電を待つストレスがない
- ワイヤレスでも有線でも使える
- 非対応のソフトもあるので注意が必要
- スイッチのゲームをたくさんプレイする人にはオススメ
以上の点がジョイコンとの大きな違いです。ジョイコンが使いづらいと感じている方、プロコンを使用することで快適にスイッチのゲームがプレイできることでしょう。
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