BenQ MOBIUZ EX270QM WQHD/240Hzゲーミングモニター解説

2022年10月26日発売予定BenQ MOBIUZ EX270QMについて詳しくご紹介したいと思います。MOBIUZ EX270QMの何がすごいのか、わかりやすく解説します。

BenQ MOBIUZ EX270QM概要

  • 27インチ
  • 解像度WQHD(2560×1440)
  • リフレッシュレート240Hz
  • VESA DisplayHDR 600
  • DCI-P3 98%
  • 10.7 億色
  • 応答速度1ms(GtG/MPRT)
  • IPSパネル
  • treVoloスピーカー内蔵
  • FreeSync™ Premium Pro
  • HDMI 2.1×2、DisplayPort v1.4×1、USB Type-B ( Upstream )×1、USB 3.0 ( Downstream )×2
  • スピーカー2.1Ch (2Wx2 + 5W ウーファー)

FPSもRPGもプレイする人におすすめの解像度WQHD

解像度

モニターに映る映像は、上のイラストのように、実は小さな四角い色が集まって構成されています。フルHDよりも4Kの方が四角い面積が小さいのできめ細やかです。WQHD解像度はフルHDと4Kの中間。27インチにぴったりな解像度です。

映像を画面の大きさに引き伸ばすことになるので、27インチにおいてはWQHDがぴったりです。27インチ/WQHDの、適した視聴距離が約75cmだからです。つまり、デスクトップにおいて、モニターと、椅子に座ったあなたの距離がちょうど75cm前後。それ以上近づいて視聴すると、画像の粗が見えてしまう距離です。

解像度が高くなると、静止画一枚一枚が重たく、映像を描画するのに時間がかかってしまうため、リフレッシュレートが下がります。つまりFPSをプレイするときはフルHDの方がリフレッシュレートが安定するのです。一方RPGにおいては、広い範囲が映し出され、きめ細やかで美しい4Kがおすすめです。WQHDはフルHDと4Kの中間のきめ細やかさなので、FPSもRPGも同じくらいプレイする人におすすめです。

遅延少ないリフレッシュレート240Hz

フレームレート・リフレッシュレート

上のイラストのように、実は映像はパラパラ漫画と一緒です。一般的なテレビやモニターのリフレッシュレートは1秒間60枚の静止画で構成。つまり、次の映像に切り替わるタイムラグは、1を60で割った0.0166秒になります。リフレッシュレート60Hzでは、ゲームの映像がスピーディゆえに、カクカク動いているように感じるときもあります。

一方リフレッシュレート240Hzのタイムラグはたったの0.00416秒。つまり、リフレッシュレート60Hzでゲームしている人よりも、約0.01秒速く未来を観ながらゲームできるのです。高速に動く映像であっても動きも滑らか。FPSなどの対戦ゲームをする人も安心してゲームできます。

ただし、WQHD解像度にて240Hzを実現するためには条件がだいぶ厳しくなるので注意。GeForce RTX 3080前後のハイエンドGPUかつ軽い部類のゲームApex Legendsなどであれば、WQHDで240Hz前後なんとか描画できると思います。重いゲームであれば、解像度またはリフレッシュレートを下げる必要も出てくるのでその点ご注意を。

VESA規格DisplayHDR600対応だから視認性抜群

HDR非対応とHDR対応の暗がりの視認性イメージ比較

Display HDRは、応答速度 MPRTと同じくVESAが統一した規格です。HDR10対応なだけでは、HDR入力できるだけで性能は未知数です。一方Display HDR記載ある場合には、性能を決められた方法でテストして、合格しているということになります。つまり、MOBIUZ EX270QMのHDRの性能はミドルクラスです。

DisplayHDR600のテストに合格するには、バックライトをエリア駆動させなければ実現できません。液晶のバックライトは通常、画面全体が同じ光量で光ります。ですから、暗い部分と明るい部分と両方を映し出すとき、さらには全体的に暗いシーンですら明るくなりがちな表現しかできません。なぜなら、色の違いをバックライトで表現しているからです。

暗くし過ぎると、明るい部分や色をうまく表現できません。明るくし過ぎると暗いシーンまで明るくなってしまうのです。つまり視認性が悪いのです。一方DisplayHDR600であれば、バックライトを部分成業することで、暗い部分だけの明るさを極限にまで絞り、明るい部分だけの明るさを上げるといった表現が可能となりますので、とっても視認性高い映像表現を実現します。

部分制御できる液晶テレビは、色の鮮やかさも抜群です。DisplayHDR600非対応の液晶テレビよりもDCI-P3 98%と広い範囲の色表現ができるので、とってもとっても色鮮やかです。RPGのグラフィックスにも感動できることでしょう。

応答速度 MPRT/GTGともに1msと超高速

応答速度とは、リフレッシュした映像に合わせて色を切り替える速度のことをいいます。1msは0.001秒。つまり超高速に色の切り替えが可能です。

色のを切り替える速度が遅いとFPSゲーム等スピーディなゲームの色の切り替えに間に合わず、映像がぼやけて撃ち負けてしまう恐れがあります。視認性が悪化するからです。MOBIUZ EX270QMなら安心。

ボンジョビ独自の音響処理技術採用×サブウーファーの迫力

アメリカのロックミュージシャン、ジョン・ボンジョビ。その叔父さんが設立した会社が開発した音響技術Bongiovi DPSサウンドテクノロジーを活用したオーディオシステムがBenQのtreVolo。

Bongiovi DPSサウンドテクノロジーは、スピーカーから出る音のタイミングをズラして音に囲まれたようなサウンドをつくりあげるだけでなく、高音、中音、低音の品質高いイコライザ調整まで実現します。。

しかも、通常の2つのスピーカーの他にサブウーファーまで内蔵されています。サブウーファーは特別なスピーカーで、重低音しか鳴らしません。つまり、別途、サウンドバーを買わなくても低い音が響く、迫力あるサウンドでゲーム体験可能です。

可変リフレッシュレート対応

スタッタリング

ゲーム機やPCがつくりだすゲームの映像とモニターの出力のタイミングのズレを防ぐ機能FreeSync™ Premium Proに対応しています。つまり、映像の動きが一瞬引っかかり、止まったように感じるスタッタリング現象や低リフレッシュレートを防いでくれるので、リフレッシュがとっても安定します。スタッタリングで撃ち負けてしまう心配が不要です。

PS5・Xboxの120Hzに対応

MOBIUZ EX270QMは120Hz以上対応かつHDMI 2.1対応モニターです。つまり、PS5・Xboxのゲーム映像を120Hzで出力可能です。

仕様

発売日2022年10月26
種別27型ワイド
IPS液晶
非光沢
最大解像度WQHD(2560×1440)
ビット深度(最大表示色)約10.7億色
リフレッシュレート240Hz
輝度
HDR
400cd/㎡(標準輝度)
600 cd/m2(ピーク時)
HDR:HDR10 / DisplayHDR™ 600
G-SYNC / FreeSyncFreeSync Premium Pro
応答速度1ms(GTG)/ 1ms(MPRT)
色域98% DCI-P3
コントラスト比1000:1 (通常)
視野角(上下/左右)178゜/ 178゜
フリッカー機能
ブルーライト軽減機能
PIP/PBP×
その他の機能ブライトネスインテリジェンスプラス(B.I.+)
カラーユニバーサルモード
Black eQualizer
Light Tuner
色の鮮明さ
モーション ブレ削減
FPSモード
HDRi
入出力端子HDMI 2.1 x2
Display port 1.4 x1
USB Type-B ( Upstream ) x1
USB 3.0 ( Downstream ) x2
ヘッドフォンジャックx1
スピーカー2.1Ch (2Wx2 + 5W ウーファー)
サイズ(幅×高さ×奥行 単位:mm)ベースあり:422.1 – 522.1x609x194
ベースなし:371.6x609x70.6
重量(単位:kg)ベースあり:7.6
ベースなし:5.5
消費電力通常:28W
最大:98W
スタンバイ:<0.5W
ACアダプター(100-240V)
HDCP〇2.2
ピボット機能×
チルト機能-5˚ – 15˚
スイベル機能15˚/ 15˚
上下高さ調節100mm
壁掛け機能VESA 100 × 100
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