2022年10月14日発売のLG 48GQ900-Bゲーミングモニターについて詳しくご紹介したいと思います。48GQ900-Bの何がすごいのか、専門用語をかみ砕きながらわかりやすくご紹介します。
48GQ900-B 概要
LG ゲーミングモニター UltraGear 48GQ900-B 47.5インチ 有機EL 4K(3840×2160)@120Hz / アンチグレア / 応…
- 価格200,000円(税込)
- 47.5インチ OLED 4K (3840×2160) /120Hz
- HDR10(最大輝度:480 cd/m2/コントラスト比1,500,000:1)
- 応答速度0.1ms(GTG)
- AMD FreeSync™ Premium / NVIDIA G-SYNC™ Compatible / VRR(HDMI 2.1)
- 20W+20Wスピーカー
- DTS Headphone:X
- 専用リモコン付属
- DAS(Dynamic Action Sync) モード
- 1ms Motion Blur Reduction(120Hz、144Hz)
- Black Stabilizer
- DCI-P3 99%
- HDMI 2.1×3、DisplayPort1.4×1
PS5とXbox Series Xの4K/120Hz VRR出力に対応
48GQ900-Bは、4K/120Hz HDMI 2.1とVRRに対応しております。つまり、PS5とXbox Series Xにて4K/120Hzでゲームできます。HDMI 2.1の可変リフレッシュレートにも対応しているので、コンソールゲーム機と同期することで、安定したリフレッシュを実現し、スタッタリングとティアリング現象を防ぎます。
メリハリ抜群!有機ELディスプレイのHDRの実力

48GQ900-Bは液晶ではなく有機ELディスプレイです。コントラスト比はなんと150万:1。最大輝度480 cd/m2なので、最低輝度はなんとびっくり、0.00032 cd/m2になります。IPSパネル最大輝度480 cd/m2の場合、最低輝度は0.48 cd/m2です。0.00032 cd/m2との差は歴然。さすが有機ELと称賛の声しか出てこないほどに暗い描写が得意なゲーミングモニターです。
最大の暗さと最大の明るさの差が広いので、はっきりくっきり見やすい映像かつ発色のいい色鮮やかな映像を実現します。液晶よりもきれいな理由の一つがコントラスト比です。
最大輝度480 cd/m2あるので、HDR10の映像も白飛びしにくく、暗い部分と明るい部分をきっちりくっきり両立できます。
応答速度0.1msだから輪郭もはっきりくっきり
リコイルコントロールや激しいカメラワークにより発生するモーションブラー。つまり残像は48GQ900-Bと無縁です。理由は応答速度。1ms(0.001秒)ではありません。たった0.1ms(0.0001秒)で、有機ELパネルの中間色から中間色への色の変化を完了させます。つまり、映像が激しく動いたとしても、光が残って輪郭をボヤカス心配がありません。ですから視認性が高く、エイム力が向上します。
20W+20Wスピーカー×DTS Headphone:X
48GQ900-Bは、スピーカーでもヘッドセットでも大迫力のサウンドでゲームを楽しむことが可能です。スピーカーはなんと20W+20W、合計40Wの大迫力サウンドです。一般的なゲーミングモニターのスピーカーはおまけみたいなものですので、ほとんどが2W+2Wです。
別途、約2万円する有名メーカーのPC用スピーカーですら10W+10W。つまり、別にスピーカーやサウンドバーを購入しなくたって十分大迫力のサウンドでゲームができるのです。
48GQ900-Bはそれだけではなく、なんとDTS Headphone:Xにも対応しています。ヘッドフォン用のバーチャルサラウンド技術で、左右2つのヘッドフォンを使って、疑似的に最大11.1ch、つまり合計11個のスピーカーに囲まれたような臨場感を実現します。
DTS Headphone:Xはゲーム向けのサラウンド技術と言われており、ゲームスタジオの空間丸ごとデータ化。ゲーム開発者が意図するサウンドを忠実に再現するのです。つまり定位抜群でFPSで有利。残響、音の反射、響き、各スピーカーの距離感といった情報をすべて計測して再現してくれます。
48GQ900-Bに必要なスペック
- GeForce RTX 2060以上搭載のゲーミングPCご利用の方
- PS5をご利用の方
- Xbox Series Xをご利用の方
48GQ900-Bの性能をフル活用するために必要なゲーミングPCのGPUは、GeForce RTX 2060以上になります。GeForce RTX 2060なら、軽い部類のゲームソフト(Apex Legendsなど)にて4K(低画質)100Hz以上を実現できます。
安定して4K(低画質)120Hzを実現したい場合には、GeForce RTX 3070以上がおすすめです。PS5とXbox Series Xの性能は、GeForce RTX 2060 Super~GeForce RTX 2080相当の性能がありますので、4K/120Hz(HDMI2.1 VRr対応)でゲーム可能です。
48GQ900-B まとめ
LG ゲーミングモニター UltraGear 48GQ900-B 47.5インチ 有機EL 4K(3840×2160)@120Hz / アンチグレア / 応…
画面サイズ | 47.5インチ |
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パネルタイプ | OLED ノングレア |
最大解像度 | 4K (3840×2160) |
リフレッシュレート | DisplayPort:120Hz HDMI:120Hz |
可変リフレッシュレート(VRR) | AMD FreeSync Premium NVIDIA G-SYNC Compatible VRR(HDMI 2.1) |
応答速度 | 0.1 ms(GTG) |
バックライト技術 | – |
HDR | HDR10 |
輝度 | 最大輝度:480 cd/m2 標準:330 cd/m2 |
コントラスト比 | 1,500,000:1 |
色域 | DCI-P3 99% |
最大表示色 | 約10.7億色 |
視野角(上下/左右) | 178゜/ 178゜ |
フリッカー機能 | – |
ブルーライト軽減機能 | 〇 |
PIP/PBP | × |
画質モード | |
その他の機能 | Smart Energy Saving ハードウェアキャリブレーション 工場出荷時キャリブレーション済 VESA DSC DAS(Dynamic Action Sync) モード 1ms Motion Blur Reduction(120Hz、144Hz) Black Stabilizer Crosshair アンビエントライト(Hexagon Lighting) OnScreen Control LG Calibration Studio DTS Headphone:X 専用リモコン HDCP 2.2 |
PCソフトウェア | – |
ライティング | – |
スピーカー | 20W+20W |
マイク | なし |
入出力端子 | DisplayPort 1.4×1 HDMI 2.1×3 光デジタル(S/PDIF)x1 USB 3.0(Upstream)x1 USB 3.0(Downstream)x2 ヘッドホン出力 x1 (3.5mm 4極:ヘッドホン出力+マイク入力) |
高さ調節 | – |
チルト | – |
スイベル | – |
ピボット | – |
壁掛け | VESA 300 × 200 |
消費電力 | 電圧レート100 – 240V 電源アダプター 消費電力 ( 標準)175 W 消費電力 ( 最大 )253 W 消費電力 ( スタンバイ時 )0.5 W 消費電力 ( 電源OFF時 )0.3 W |
サイズ(幅×高さ×奥行) | スタンドあり:約1071×660×1855 mm スタンドなし:約1071×624×47 mm |
重量(単位) | スタンドあり:約16.8 kg スタンドなし:約15.5 kg |