2022年5月13日発売Acer Predator XB3 XB253QGWbmiiprzxゲーミングモニターについて詳しくご紹介したいと思います。XB253QGWbmiiprzxの何がすごいのか、専門用語をかみ砕きながらわかりやすくご紹介します。
XB253QGWbmiiprzx (Predator XB3) 概要
- 24.5インチ フルHD(1920×1080)/240Hz(OC280Hz)
- IPSパネル
- VESA DisplayHDR 400(輝度:400 cd/m2)
- 応答速度0.5ms(GTG)
- NVIDIA G-SYNC Compatible
- HDMI 2.0×2、DisplayPort1.2×1
キルレを押し上げる遅延0.00357秒

- 60Hz:0.0166秒(16.6ms)
- 120Hz:0.00833秒(8.33ms)
- 144Hz:0.00694秒(6.94ms)
- 165Hz:0.00606秒(6.06ms)
- 240Hz:0.00416秒(4.16ms)
- 280Hz:0.00357秒(3.57ms)
リフレッシュレート60Hzは一般的なテレビやビジネス向けのモニター。120Hzはゲーミングモニターエントリーモデルやハイエンドスマホ、PS5にXBox。165Hzはミドルレンジで、240Hzからはゲーミングモニターのハイクラスといってよいでしょうか。その差はエイム精度を上げ、キルレを押し上げます。
NVIDIAの研究によると、120Hzと240Hzのモニターを比較した場合、エイム精度が5%上がることが判明しました。つまりキルレが上がるわけです。カメラワーク、リコイルコントロールなど、映像が高速に動くほどにエイム精度に差が出ます。あなたに相応しいリフレッシュレートは?
残像に騙されない応答速度0.5ms
FPSにキ〇アが登場して暗〇術の肢曲を繰り出したら、正確にエイムしてしっかり弾を当てることができるでしょうか? 応答速度の遅いモニターは、敵をまるでキ〇アのように仕立て上げます。残像や輪郭をぼやけさせるからです。
応答速度とは色を切り替える速度。次から次へと映像が更新されるので、リフレッシュレートだけでなく応答速度も速くないと、色の切り替えが完了する前に次の映像の色を変えなければならなくなるのです。
XB253QGWbmiiprzxは最速で0.00357秒(3.57ms)という高速で、次の静止画を更新します。更新されたらなんと、たった0.0005秒(0.5ms)で色を切り替えます。安いテレビだと色の切り替えに0.01秒(10ms)以上、中には0.03秒(30ms)以上の製品も珍しくないでしょうから、XB253QGWbmiiprzxの応答速度のすごさがわかります。
おおかたゲーム開発者が意図する明るい表現可能

HDR10のゲームコンテンツといえば最大輝度1000 cd/m2という、人の視覚に近い明るさ・暗さ表現が魅力です。しかしゲーミングモニターの多くは、最大輝度400 cd/m2です。400 cd/m2を超えるモニターは最近増えたので、価格も高いですし普及率が少ないのです。
そこでゲーム開発者は輝度400 cd/m2を意識してゲームをつくります。とはいえHDR10でゲームをつくる際には、どうしてものときのみ、輝度400 cd/m2を超えた表現も使います。つまり、現時点においては最大輝度400 cd/m2あれば、おおかたのシーン、ゲーム開発者が意図する明るさ表現が可能ということになります。
XB253QGWbmiiprzxには、ブラック・ブースト機能も搭載されているので、暗いシーンの視認性も高いモニターです。
XB253QGWbmiiprzx (Predator XB3)におすすめのスペック
- GeForce RTX 2060以上搭載のゲーミングPCご利用の方
- PS5にはおすすめできない
- Xbox Series Xにはおすすめできない
XB253QGWbmiiprzxは、GeForce RTX 2060以上のミドルレンジクラスのGPUを積んだゲーミングPCをお持ちの方におすすめできます。GeForce GTX 1660 Ti以下のエントリークラスでは性能を活かせないのでもったいないです。
GeForce RTX 2060以上なら、Apex Legendsのように軽い部類のゲームソフト限定で、フルHDの低画質設定において240Hz以上のリフレッシュレートを実現できます。GeForce RTX 3070以上なら、フルHDの低画質設定で280Hz、高画質設定で240Hz前後いけます。
PS5とXbox Series Xのゲームをメイン、もしくはPS5とXbox Series Xのゲームしかプレイしない人にはおすすめできません。過剰スペック過ぎます。PS5とXbox Series Xは、360Hzのモニターを買っても120Hzでしかゲームできません。
XB253QGWbmiiprzx (Predator XB3) まとめ
画面サイズ | 24.5インチ |
---|---|
パネルタイプ | IPS ノングレア |
最大解像度 | フルHD(1920×1080) |
リフレッシュレート | DisplayPort:280Hz HDMI:240Hz |
可変リフレッシュレート(VRR) | NVIDIA G-SYNC Compatible |
応答速度 | 1ms(GTG) 0.5ms(GTG, Min.) |
バックライト技術 | – |
HDR | HDR10 VESA DisplayHDR 400 |
輝度 | 最大:400 cd/m2 標準:400 cd/m2 |
コントラスト比 | 1000:1 |
色域 | sRGB 99% |
最大表示色 | 約1,670万色 |
視野角(上下/左右) | 178゜/ 178゜ |
フリッカー機能 | 〇 |
ブルーライト軽減機能 | 〇 |
PIP/PBP | – |
画質モード | 3種類 |
その他の機能 | Gameモード Game Viewテクノロジー ブラック・ブースト 照準マーク HDCP 2.2 |
PCソフトウェア | – |
ライティング | – |
スピーカー | 2W+2Wステレオスピーカー |
入出力端子 | DisplayPort 1.2×1 HDMI 2.0×2 USB 3.0×2(1up 2down) ヘッドホン出力 x1 (3.5mm Jack) |
高さ調節 | 115mm |
チルト | -5° – 25° |
スイベル | 20° |
ピボット | 90° |
壁掛け | VESA 100 × 100 |
消費電力 | 電圧レート100 – 240V 電源内蔵 消費電力 ( 通常 ) 23W 消費電力 ( 最大 )80W 消費電力 ( スタンバイ時 )0.5W 消費電力 ( オフ )0.3W |
サイズ(幅×高さ×奥行) | スタンドあり:約558 x 398-513 x 236 mm スタンドなし: |
重量(単位) | スタンドあり:約5.3kg スタンドなし:約3.4kg |
付属品 | HDMIケーブル(1.5m) DisplayPortケーブル(1.5m) USB 3.0ケーブル(1.5m) 電源ケーブル(1.8m) クイックガイド 台座 支柱 保証書 修理依頼書 |
保証 | 3年(パネル・バックライトユニットは1年) |
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