2021年6月18日発売のGIGABYTE AORUS FV43Uゲーミングモニターについて詳しくご紹介したいと思います。AORUS FV43Uの何がすごいのか、専門用語をかみ砕きながらわかりやすくご紹介します。
AORUS FV43U 概要
![GIGABYTE|ギガバイト ゲーミングモニター AORUS FV43U AORUSFV43U [43型 /4K(3840×2160) /ワイド]](https://howmew.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
GIGABYTE|ギガバイト ゲーミングモニター AORUS FV43U AORUSFV43U [43型 /4K(3840×2160) /ワイド]
- 予想実売税込価格:178,200円
- 43インチ 4K (3840 x 2160) /144Hz
- 直下型エリア駆動×DisplayHDR1000(最大輝度:1000 cd/m2)
- 量子ドット(150% sRGB、97% DCI-P3、99% AdobeRGB)
- 応答速度1ms(MPRT)×モーションブラー
- VRR(HDMI 2.1)/ALLM
- 12W×2×SPACE AUDIO
- HDMI 2.1×2、DisplayPort1.4×1
ゲーム開発者が意図する映像表現ができる

ゲームコンテンツは最大輝度1000 cd/m2、最低輝度0.0005 cd/m2でつくられています。しかしゲーミングモニターのほとんどは最大輝度400 cd/m2、最低輝度0.4 cd/m2です。つまりゲーム開発者が意図する明るさ、暗さ表現ができないのです。
一方AORUS FV43UはDisplayHDR1000対応。直下型エリア駆動にすることで、最大輝度1000 cd/m2、最低輝度0.05 cd/m2以下を実現しています。つまりゲーム開発者が意図する明るさ、暗さ表現ができるのです。ですからホラーゲームもバッチリ楽しめます。
量子ドット対応だから色彩鮮やか
通常の液晶モニターには、赤・緑・青のカラーフィルターがあり、白い光を照射して色をつくります。例えば、赤をつくるときは赤にだけ光を照射、緑と青には光が照射しないよう、液晶パネルで遮ります。つまり3分の2の光量を無駄にします。
液晶パネルで光を遮っても、光は漏れ出てしまうので色は薄まります。色彩がぼやけてしまうのです。色彩の鮮やかさで有機ELに勝てない理由です。
一方量子ドットでは青いLEDライトを使います。そして直径数nm~20nmの微細なナノサイズ半導体粒子に照射して、色を変えます。ろ過して光量を捨てるのではなく、すべての光量を漏れなく使い、色を変化させているのです。そのため通常の液晶モニターよりも圧倒的に色彩鮮やかです。
通常の液晶モニターの色域(色の範囲)は、sRGBと呼ばれる色の範囲を100%再現できるまでが限界です。一方量子ドット対応のAORUS FV43Uの色域は、sRGB150%と1.5倍も広い色で表現できます。つまり、グラフィック美しいRPGにもおすすめできます。
誤射を防ぐ応答速度と優れた技術
画面の更新より色の切り替え速度の遅い、安いテレビなどでは視認性を下げます。応答速度が10~30msと色の切り替え速度が遅いので、動きが速すぎるゲームの映像の色の切り替えが追い付かないのです。そのため残像や輪郭のボヤケを発生させます。つまりFPSでは誤射します。レーシングゲームでは壁や車のボディにぶつけやすくなります。
一方AORUS FV43Uの応答速度は1ms。画面の色切り替え速度が0.001秒ということ。超高速に色の切り替えを完了しますので、残像やボヤケの心配が少ないのです。しかもも―ショーンブラーと呼ばれる画面の更新の間にLEDライトを消灯する技術に対応しているので、強制的に残像やボヤケを排除します。
今までこのモーションブラー技術は、可変リフレッシュレート(VRR)と併用できない技術でした。しかし最近のハイスペックモニターでは、技術力が上がったので、VRRとモーションブラーの併用が可能です。つまり、ゲームの映像描画に合わせて、モニターの画面描き替えだけが同期するのではなく、モーションブラーも同期するのです。ですからAORUS FV43Uは、FPSやレーシングゲームにもおすすめできます。
AORUS FV43Uに必要なスペック
- GeForce RTX 3070以上搭載のゲーミングPCご利用の方
- PS5をご利用の方
- Xbox Series Xをご利用の方
AORUS FV43Uの性能を最大限活かすために必要なゲーミングPCのGPUは、GeForce RTX 3070以上。つまり比較的ハイスペックなゲーミングPCが必要です。GeForce RTX 3070以上なら軽い部類のゲームソフト(Apex Legendsなど)において、4K(低画質)/140Hz前後でゲーム可能です。
PS5とXbox Series Xは4K/120Hz対応。そしてHDMI端子のバージョンは2.1かつVRR(可変リフレッシュレート)対応なのでPS5やXbox Series Xにもおすすめです。
AORUS FV43U まとめ
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GIGABYTE|ギガバイト ゲーミングモニター AORUS FV43U AORUSFV43U [43型 /4K(3840×2160) /ワイド]
画面サイズ | 43インチ |
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パネルタイプ | VAパネル 量子ドット ノングレア |
最大解像度 | 4K (3840×2160) |
リフレッシュレート | DisplayPort:144Hz HDMI:144Hz |
可変リフレッシュレート(VRR) | VRR(HDMI 2.1) |
応答速度 | 1ms (MPRT) |
バックライト技術 | 直下型エリア駆動 |
HDR | HDR10 VESA Display HDR1000 |
輝度 | 標準:750 cd/m2 最大:1000 cd/m2 |
コントラスト比 | 4000:1 |
色域 | 97% DCI-P3 150% sRGB 99% AdobeRGB |
最大表示色 | 約10.7億色 10bits (8bits+FRC) |
視野角(上下/左右) | 178゜/ 178゜ |
フリッカー機能 | 〇 |
ブルーライト軽減機能 | 〇 |
PIP/PBP | 〇 / 〇 |
画質モード | ALLM |
その他の機能 | OSD Sidekick エイムスタビライザー・シンク ブラックイコライザー ダッシュボード カスタマイズできるクロスヘア タイマー カウンター Auto-Update KVM機能 6軸カラーコントロール機能 Smart OD リモコン |
PCソフトウェア | – |
ライティング | – |
スピーカー | 12W+12W SPACE AUDIO |
サウンドモード | VS FPS Movie Live Concert |
マイク | – |
入出力端子 | HDMI 2.1 ×2 (4K 144Hz 4:4:4 @ DSC enabled or 4K 144Hz 4:2:0) Display port 1.4 (DSC) ×1 USB Type-C ×1 USB 3.0 ×2 USB-B Upstream ×1 ヘッドホン出力 ×1 オーディオLine Out ×1 |
高さ調節 | – |
チルト | – |
スイベル | – |
ピボット | – |
壁掛け | VESA 200 × 200 |
消費電力 | 電圧レートAC 100-240V ~ 50/60Hz 電源アダプター 消費電力 ( 標準) 消費電力 ( 最大 )280W 消費電力 ( スタンバイ時 )0.5 W 消費電力 ( 電源OFF時 )0.3 W |
サイズ(幅×高さ×奥行) | スタンドあり:約967.2×638.16×251.31 mm スタンドなし:約967.2×585.89×87.8 mm |
重量(単位) | スタンドあり:約10 kg スタンドなし: |
付属品 | Power cable HDMI cable DP cable USB cable QSG Warranty card |
保証 |
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