好みのヘッドセットでPS4でも7.1ch『Astro MixAmp Pro TR』レビュー

株式会社ロジクールは、家庭用ゲーム機向け米ゲーミングブランド「ASTRO Gaming」を、2018年9月20日より、日本国内にて販売することを発表しました。

今回販売されたのはゲーミングヘッドセットが2種類。上位モデル「Astro A40 TR」と下位モデル「Astro A10」。

そして海外で大人気のヘッドセット用アンプ『MixAmp Pro TR』を追加した計3種類です。

「Astro A40 TR」と『MixAmp Pro TR』のセットにしたお得な製品と、「Astro A40 TR」をカスタマイズできる「Astro A40 TR Mod Kit」も一緒に発売。

参考価格は順にヘッドセット上位モデル18,880円、下位モデル8,750円、アンプ18,750円、上位モデル+アンプ31,250円(6,380円お得)、カスタマイズキット7,750円になります。

このページでは、好みのヘッドセットでPS4でも7.1ch『Astro MixAmp Pro TR』についてご紹介します。

PS4で7.1chロジクールAstro A40TRヘッドセットMixAmp Pro TRレビュー

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PS4で7.1chロジクールAstro A40TRヘッドセットMixAmp Pro TRレビュー

ロジクールG Astro A40 TR ヘッドセット+MixAmp Pro TR

プロゲーマーとゲームデザイナーと共同開発 PS4®に最適化

一番人気!PS4でも7.1ch可能なヘッドセット
目次

3.5mmプラグ ステレオヘッドセットにてPS4ゲームをプレイしても7.1chサラウンドサウンドに変換

ダイヤルでマイク音声とゲーム音声のバランス調整可能
上が全体の音量ボリューム、下がマイク音声とゲーム音声のバランス調整、左がイコライザー設定4種類の切り替えボタン、右がDOLBY HEADPHONEのオン・オフ

USB接続でボイスチャット 光デジタルで7.1chのゲームサウンド実現

PS4純正のヘッドセットと一部のヘッドセットでしか、PS4で7.1chサラウンドサウンドは実現しません。

理由は単純で、多くのヘッドセットが使う本体に、7.1chサラウンドサウンドを実現させるソフトをダウンロード&インストールすることで7.1chサラウンドサウンドを可能にさせているからです。

PCであれば、ソフトのダウンロード&インストールは自由です。しかしPS4ではそうはいきません。PS4にダウンロード&インストールできるのは、PS4の更新データとPS4ゲームソフトだけ。

『Astro MixAmp Pro TR』の場合、USB接続によってボイスチャットの音声を出力して、光デジタルケーブル経由でゲームの音声を出力します。

光デジタルケーブル経由で、ヘッドセットに出力する途中『Astro MixAmp Pro TR』を通過。ここで7.1chサラウンドサウンドに変換しているという仕組みです。

お好みの3.5mm4極ステレオヘッドセットが7.1chサラウンドサウンドに変換される

仕組みは上記の通り、『Astro MixAmp Pro TR』に「Dolby Headphone」が搭載されているので、PS4本体にソフトをダウンロード&インストールしなくても、7.1chサラウンドサウンドが可能になることが理解できたかと思います。

あとはどのようなヘッドセットを選ぶのか、それだけが問題になります。当然ですが、オススメするのはセットで販売されている「Astro A40 TR」です。

理由は簡単です。ASTROのエンジニア、プロゲーマー、ゲームデザイナー、3者が共同で開発しているからです。

「Astro A40 TR」は『Astro MixAmp Pro TR』に最適化して音作りがなされていると考えられます。

それを証明するかのように「Astro A40 TR」単体は、音がはっきりしていてきめ細やか。クリアで綺麗なサウンドといった、質の高いサウンドなだけです。

足音の周波数「低域」部分が強化されているといったような、特徴のないサウンドに感じるのです。

どういうことかというと「Astro A40 TR」は、『Astro MixAmp Pro TR』で変幻自在にイコライザ設定できるヘッドセットということなのではないかと考えます。

もちろん、現在あなたが使っている3.5mm4極ステレオヘッドセットを接続しても、7.1chサラウンドサウンドに変換されます。

欲しかった高性能な、その他の3.5mm4極ステレオヘッドセットを別で購入しても、7.1chサラウンドサウンドに変換されます。

ただし「Astro A40 TR」以外のヘッドセットは、一緒に音作りがなされたわけでないこと、特徴付けられて音作りがなされている可能性があるので、多少その音に引っ張られる可能性があること、考慮しておく必要があります。

PS4の設定で「Dolby Digital 5.1ch」と記載あっても7.1chサラウンドサウンドを実現

『Astro MixAmp Pro TR』はPS4に接続したあと、PS4本体の設定を変更する必要があります。

「主に使用する出力端子」をHDMI出力から光デジタル出力に変更して、「Dolby Digital 5.1ch」を選択します。

ここで「え?7.1chじゃなくて5.1chなの?」と不安になる方もいらっしゃるかと思いますがご安心ください。

『Astro MixAmp Pro TR』に搭載される「Dolby Headphone」は、2チャンネル(ステレオ)コンテンツを室内に複数のスピーカーがあるような感覚を作り出します。

まるでホームシアターサウンド。もちろん、5.1chコンテンツは7.1chサラウンドサウンドに拡張されます。

PCで細やかなイコライザ設定できるサウンドカード機能搭載

80Hz〜15,000Hz 5つに中心周波数を区分して細かいイコライザ設定ができる

レインボーシックス シージ(R6S)

『Astro MixAmp Pro TR』は、80Hz〜15,000Hzの間から、中心周波数を5つに区分。それぞれの音量を別々に調整することができます。

例えば、FPSで重要な足音の音域150Hzを中心周波数に選び、その音量レベルを最大の7に設定します。

中心周波数に500Hzと1,000Hzといった、人の声(中低域〜中域)の音量レベルを0に。さらにはリロード音である3,000Hz(中高域)音量レベルを5にするといったイコライザ設定すれば、FPS向けのサウンドを作ることができます。

低音を重視する音楽鑑賞向けであれば、楽器の最低音域より少し上の周波数90Hzあたりの音量レベルを6くらいに増量。

ヴォーカルラインあたりの音域800Hzあたりのボリュームレベルを3と控えめに。さらに、楽器の最高音域あたりと、癒し効果や感情揺さぶる音域、4,000Hz、8,000Hz、14,000Hzあたりの音量レベルを強化するといった設定にもできます。

マイクの音量レベルや「ノイズゲート」の強弱も調整できる

マイク

『Astro MixAmp Pro TR』をPCに接続することでできるようになる設定変更は、サウンドに関してだけではありません。

マイクの音量レベルの調節はもちろん、マイクの「ノイズゲート」の強弱も設定変更できます。「ノイズゲート」の強弱は、生活音をカットできる強さの調整になりますので重要です。

PCにはたくさん、『MixAmp』には4種類のイコライザ設定を保存できるので便利

イコライザプリセット1

『Astro MixAmp Pro TR』本体には、イコライザ設定を4種類まで保存することができます。例えば、「R6S」向け、「CoD」向け、「RPG」向け、「フォートナイト」向けイコライザといったようにです。

4種類までであれば、わざわざPCに接続しなくても、『Astro MixAmp Pro TR』本体のボタン一つで簡単に切り替えることができるのです。

ゲーム仲間とは、一つだけのゲームを楽しむわけではないかと思います。1人では「RPG」に熱中し、友達と時間が合えば「R6S」「CoD」「フォートナイト」をプレイするといった場合に重宝します。

PCには4種類以上のイコライザ設定を保存しておくことができるので、新たに様々なイコライザ設定を追加しても、その都度数値変更する必要はありません。

『Astro MixAmp Pro TR』本体に保存した4種類のイコライザ設定を変更したいときは、以前に保存したイコライザ設定を、ドラッグ&ドロップするだけ。

例えば、「R6S」「CoD」「RPG」「フォートナイト」だったものを、ドラッグ&ドロップで「R6S」「CoD」「RPG」「足音特化」に変え、またPCに接続した際には「フォートナイト」「CoD」「RPG」「足音特化」に変えるといったようにできます。

マスターボリュームとゲーム・ボイスチャット音声のバランス調整簡単

MixAmpの使い方

『Astro MixAmp Pro TR』には、上と下、2つのダイヤルが搭載されています。上のダイヤルでは、マスター音量を調節することができます。

ゲームの音もボイスチャットの音も、すべてひっくるめて音量を上げたり下げたりができるダイヤルになります。

下のダイヤルはマスター音量で調整した音量のうち、ゲーム音だけ小さくしたり、ボイスチャットの音だけを小さくしたりのバランス調整ができるダイヤルになります。

仲間の声が重要な場面では気軽にゲーム音だけを小さく、ストーリー部分ではボイスチャットの音量だけを小さくといったようなことが、簡単にできるのでとても便利です。

PS4のゲームをPCから配信するときに便利なストリームポートと2chのDolbyサラウンド サウンド放送

PS4のゲームは、PS4本体だけあれば配信できますが、PCから配信したい方もいらっしゃるかと思います。

PCから配信する場合、画質や音質、配信サイトの自由度が増すという大きなメリットがあるからです。

『Astro MixAmp Pro TR』をPS4につないだまま、さらに「ストリームポート」からPCに接続します。これだけで全ての音声をPCに出力することができるのです。

PCに接続して行うことのできるイコライザ設定では、マスター音やゲーム音、ボイスチャットの音や自分のマイクの音まで、細やかな音量調整可能。

しかも配信は、2chのDolbyサラウンドサウンドで出力することができます。

こんな方にオススメ

今持っている高品質なヘッドセットを7.1chサラウンドサウンドにしたい方

PS4でも7.1chサラウンドサウンドが可能なヘッドセットは、5種類くらいしかありません。7.1chサラウンドサウンド対応と書いてあるから買ってみたものの、PS4ではステレオ再生だったと、買い物に失敗した方もいらっしゃるかもしれません。

よくわからずに、音が良いからと高価なヘッドセットを購入してみたものの、後から7.1chサラウンドサウンドの存在のありがたみを知ったという方もいるかもしれません。

PS4でも7.1chサラウンドサウンド可能なヘッドセットが欲しくても、今あるヘッドセットの品質はいいし、高い買い物だったので、故障するまでは買い換えるのがもったいない。

そんな風に感じている方にオススメできるのが『Astro MixAmp Pro TR』になります。あなたの3.5mmステレオヘッドセットが7.1ch対応に変身します。

FPSゲームで音の位置というアドバンテージが欲しい方

今までは5,000円以下の安価なヘッドセットでPS4のゲームをプレイしてきたけど、FPSゲームにおいては、音の位置というアドバンテージがあることに気がついてしまわれた方。

そんな方にオススメできるのが「Astro A40 TR」と『MixAmp Pro TR』のセットです。FPS向けのイコライザ設定はもちろん、「RPG」向けや音楽鑑賞向けの設定まで変幻自在。

画面に映っていない、2階にいる敵の位置などまで足音でしっかり把握できるようになりますし、圧倒的有利な状況下で戦うことができます。

ゲームジャンル・タイトルに合ったイコライザ設定してよりゲームの世界にのめり込みたい方

「フォートナイト」のように、音が高めでとてもポップなゲームタイトル。「NieR:Automata(ニーア・オートマタ)」のように、ストーリーが重く心に突き刺さるゲームタイトル。

様々なゲームが販売されています。しかし、それぞれのタイトルに合ったヘッドセットを購入して使い分けるにはいきません。

そもそも、購入して使ってみないと、合うか合わないかも判断できないのです。しかし『MixAmp Pro TR』があればそれが可能です。

当ページでもご紹介していますが、『MixAmp Pro TR』は海外で大人気のアンプになりますので、人気タイトルに合ったイコライザ設定が公開されています。

そのタイトルごとに音作りされたイコライザ設定にてゲームすれば、大体はそのゲームタイトルの世界観にぴったりです。一つのヘッドセット+アンプで、タイトルごとに合わせたサウンド作りができます。

臨場感と迫力あるゲーム体験を望んでいる方

「臨場感」とは、実際にその場にいるような感じのこと。「迫力」とは、人の心に強く迫ってくる感じのこと。

例えば「モンスターハンター:ワールド」をプレイして、モンスターの叫び声にピリピリした感覚や、恐怖を感じたこと、今まであるでしょうか。

「Dead by Daylight」のキラー、スピリットに追われている時のゾクゾク感や襲われた時の恐怖はどれくらい感じているでしょうか。

『MixAmp Pro TR』を使うと、現実世界のように音に囲まれたような感覚と、重低音響く、大迫力のサウンド設定もできます。

このようなイコライザ設定で「モンスターハンター:ワールド」や「Dead by Daylight」をプレイすると、かなり恐怖を感じることになります。

ホームシアターを使った臨場感あるゲーム環境の構築を考えたけど実現できなかった方

ホームシアターはとても魅力的です。映画やゲーム好きの方であれば、一度は憧れることでしょう。リアルなサウンド体験が可能になるからです。

しかしホームシアターの場合、複数のスピーカーを様々な場所に配置しなければならないので、それなりのスペースが必要になります。

スピーカーを置く位置によっては、効果が半減してしまうので、ただただ7つのスピーカーを適当に置いておけばいいというわけにもいきません。

部屋が防音でない場合、日夜問わず大音量で楽しむことができませんし、それなりの音量を出力できなければ、迫力もありませんし効果は半減します。

購入するとなるととても高価。2〜3万円程度で用意できるホームシアターとなると、かなりの妥協が必要になるでしょう。

そのような様々な理由でホームシアターを諦めてしまった方であれば、音量もスペースも金銭的な理由も、ほとんどきにする必要のない『MixAmp Pro TR』が好きになることと思います。

PS4のゲームをPCから配信したいとお考えの方

上でご説明した通り、『MixAmp Pro TR』はPCと一本のケーブルで繋げるだけで、PCに出力することができます。

そのため編集がとても用意。PS4のゲームをPCから配信したいとお考えの方であればきっと、『MixAmp Pro TR』を欲しくなることと思います。

PS4 Slimかつ光デジタル端子なしテレビ/モニターをご利用の方はHDMIスプリッターが必要

MixAmpにUSBケーブルと光デジタルケーブルを接続する

『MixAmp Pro TR』は、「旧PS4」もしくは「PS4 Pro」ご利用の方であれば、『MixAmp Pro TR』だけあれば接続することができます。

USBケーブルと光デジタルケーブルをPS4本体に接続するだけです。しかし「PS4 Slim」ご利用の方だけは注意が必要です。

まずご利用予定のテレビ/モニターに、光デジタル端子が搭載されているかどうかを確認する必要があります。

デメリットをあえて挙げるとすれば配線と接続
アンプから伸びる光デジタルケーブルをPS4本体に接続しています。

なぜなら、「PS4 Slim」にだけ光デジタル端子が搭載されていないからです。そのため、本来PS4本体の光デジタル端子に繋げるべきものを、テレビ/モニターの方に接続することで7.1chを可能とさせます。

もしもテレビ/モニターの方にも光デジタル端子がなかった場合には、別売りの「HDMIスプリッター」を購入して、PS4本体に光デジタル端子を増設します。

「HDMIスプリッター」は2,000〜4,000円で購入できます。

『ロジクールG Astro MixAmp™ Pro TR』仕様

メーカー名
ロジクール
メーカー公式ウェブサイト
https://www.logicool.co.jp/ja-jp
ブランド名
ロジクールG
Astro
ブランド公式ページ
ロジクールG:https://gaming.logicool.co.jp/ja-jp
Astro:https://gaming.logicool.co.jp/ja-jp/products/astro-gaming-headsets.html
製品名(日本語)
ロジクールG Astro MixAmp™ Pro TR
製品名(英語)
Logicool®G Astro MixAmp™Pro TR
製品公式ページ
https://gaming.logicool.co.jp/ja-jp/products/astro-gaming-headsets/mixamp-tr.html
参考価格
18,750円(税抜)
発売日
2018年9月20日
サイズ(幅 x 奥行 x 高さ)
132.5 x 81 x 47 mm
本体重量
228g
ケーブル長
TOSlinkオプティカルケーブル(3m)、Micro USBケーブル(3m)、デイジーチェーン(0.5m)
接続I/F アンプ
入力:光デジタル端子 / USBマイクロb端子 / AUX端子 / デイジーチェーン端子
出力:配信用音声端子(3.5mmステレオミニプラグ) / ヘッドセット用端子(3.5mmステレオミニプラグ) / デイジーチェーン端子
アンプ部
周波数特性:20Hz-24KHz、 歪率:THD < 0.1%
クレジット
© 2018 Logicool.
公式サイトや製品説明書、実際に使用した使用感を基に記述しています。
ダイヤルでマイク音声とゲーム音声のバランス調整可能
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