FPSのセミオート武器でも押しっぱなしで連射ができ、エイムの感度の調節ができるPS4公式ライセンス取得、PS4コントローラー『ホリパッドFPSプラス』をご紹介します。
ホリパッドFPSプラス for PlayStation®4とは
「ゲームをもっと楽しくする」ゲーム周辺機器メーカー株式会社ホリの製品です。PS4の社外コントローラーなので、純正品ではありません。
純正品ではありませんが、純正品同様に、方向キー(上下左右) / ○ボタン / ×ボタン /△ボタン / □ボタン / L1ボタン / L2ボタン /R1ボタン / R2ボタン /左右スティック /SHAREボタン /OPTIONSボタン /PSボタン /タッチボタン全て使うことができます。
ただし、ステレオヘッドホン / マイク端子 / ライトバー機能 / 振動機能 / モーションセンサー機能には対応していません。
PlayStation4公式ライセンス製品だから安心
『ホリパッドFPSプラス for PlayStation®4』は、PlayStation4公式ライセンスを取得している製品です。
PS4純正のワイヤレスコントローラー(DUALSHOCK 4)にはない機能も多数搭載されていますが、PS4でしっかり機能することが保証される安心な製品です。
近距離も遠距離もエイムしやすい
近距離はエイム感度高いまま、ボタン一つで中・遠距離のエイム感度低く
PS4コントローラーを使ってFPSゲームをされている方は皆同じような悩みを抱えているかと思います。
近距離と遠距離のエイム感度の切り替えができないことが理由で、どちらのエイムも自分にあった設定にできないといった悩みです。
例えば建物の中で敵に遭遇した時、敵は目の前にいますので、敵は簡単に視界(画面)から外れます。
画面から完全に見えなくなるような立ち回りができる方はあまりいませんが、自分の方に向かって来られると左右どちらかの画面の外に半分以上隠れてしまいます。
超近距離でジャンプされた場合ヘッドショットを狙うことは困難。距離によっては頭が画面上の外にはみ出てしまうでしょう。
こうした敵の動きにエイムを合わせるためには、かなり感度を高く設定しなければなりません。でなければ照準が敵の動きに追いつかないのです。
しかし、近距離を優先したエイム感度の設定をしてしまうと、中・長距離戦で役に立たなくなります。
なぜなら、マトが小さくゆっくり動く敵に弾を当てることができなくなるからです。
中・長距離となると敵(マト)は、近距離の時と違って画面のほんの少しの割合に縮小して画面に映ります。マトがとても小さいのです。
弾が当たりにくいよう左右に動いている方がほとんどですが、近距離の時と違ってとーっても狭い範囲を左右に動いているように映っています。
遠くに敵がいるのですから、近距離のように画面の外に出るほど左右に動けるわけはありません。そんな人間離れした動きができるのは、ドラゴン◯ールなどのファンタジー系のアクションゲームくらいです。
これは、近距離より中距離、中距離より長距離の方が弾を当てることが難しいということ。遠ければ遠いほど精密射撃しなければならないのです。
ほんの少しスティックを傾けただけで十時線がいっぱい移動してしまうのですから、ほんの少しづつしか動けない遠くの敵に合わせて十時線を動かすのは難しいわけです。
照準を合わせようと左にスティックを傾ければ、敵の左に照準が行きすぎてしまい、右に戻すとまた行きすぎて照準が合わせられません。
近距離に合わせたエイム感度(感度高め)設定をすると、中・長距離戦で役に立たなくなるのです。
逆に長距離に合わせたエイム感度(感度低め)設定にすると、今度は近距離で照準を合わせることが困難になります。
『ホリパッドFPSプラス』を使えば、近距離でも中・長距離でも自分にあったエイム感度でゲームすることができます。
なぜなら『ホリパッドFPSプラス』には、感度を緩めることができる「ターゲットボタン」が搭載されているからです。
『ホリパッドFPSプラス』の背面・ちょうど左の中指あたりに「ターゲットボタン」が搭載されています。これを押しながらエイムすると、押さないでエイムする時より十時線がゆっくり動きます。
「ターゲットボタン」を押すとエイムの感度を下げることができるのです。そのため、ゲームタイトル側のエイム感度を、近距離向けに高く設定することができるのです。
こうして近距離線では速いエイムが可能で、中・長距離戦においては「ターゲットボタン」を押しながらゆったりエイムを行えるというわけです。
「ターゲットボタン」の感度緩やか機能は3段階に設定可能
「ターゲットボタン」を押した時のエイム感度の減退割合は、85%・70%・50%と3段階に切り替えることが可能です。
そのため近距離戦重視で、かなり高いエイム感度に設定してあっても、「ターゲットボタン」を押すことでその半分の感度にまで下げて精密射撃できます。
半分まで減退させる必要がなくても、70%・85%と設定変更できるので、だいたい自分好みのエイム感度にできるのではないでしょうか。
L2・R2ボタンは255段階の力加減を感知できる「感圧式アナログボタン」だから安心
PS4非純正コントローラーの中には、L2・R2ボタンがただのボタンの場合があります。ただのボタンはしっかり押さないと反応しません。
PS4純正コントローラー「DUALSHOCK 4」と『ホリパッドFPSプラス』は両方とも「感圧式アナログボタン」です。押した深さも感知できる高性能なボタン。
『ホリパッドFPSプラス』のL2・R2ボタンは255段階の力加減を感知可能です。そのため射撃はもちろん、車のアクセルの強弱なんかもバッチリです。
連射・連射ホールドできる
9種のボタンが5・12・20回/秒の3段階の連射速度で連射可能
方向キー(上下左右) / ○ボタン / ×ボタン /△ボタン / □ボタン / L1ボタン / L2ボタン /R1ボタン / R2ボタン、9種のボタンは連射することができます。
方向キー以外は連射ホールドも可能。ボタンを押さなくても連射状態を保つこのとができます。
タップ撃ちやバースト撃ちしかできない銃でもフルオート連射できるのでリコイルコントロールにだけ集中できるところがポイント。
ボタン割当(ボタン配置)までできる
『ホリパッドFPSプラス』はボタン割当(ボタン配置)もできるので、自分好みのボタン配置に変更することができて便利です。自分にとって使いやすいボタン配置で対戦できるのは非常に有利。
『ホリパッドFPSプラス for PlayStation®4』を使うデメリット
ワイヤレスじゃない
『ホリパッドFPSプラス』はUSB有線接続タイプのコントローラーなので、「DUALSHOCK 4」のようにケーブルが邪魔にならないといったメリットはありません。ただし。ケーブルは3mと長めなので、離れたり、横になったりしても大丈夫です。
奥行きと高さがある
『ホリパッドFPSプラス』は、「DUALSHOCK 4」と比較するとひとまわり大きめです。「DUALSHOCK 4」に慣れている方や手が小さめの方は多少違和感を感じる可能性があります。
ただし約40g軽いので、長時間ゲームしても疲れにくいかと思います。
3.5mmプラグヘッドセットはテレビ(モニター)に接続する必要がある
『ホリパッドFPSプラス』は、ステレオヘッドホン / マイク端子 / ライトバー機能 / 振動機能 / モーションセンサー機能は搭載されていません。
完全にFPS向けのPS4コントローラーになります。3.5mmプラグヘッドセットご利用の方は、テレビ(モニター)に接続する必要があります。
「DUALSHOCK 4」の場合はコントローラーに接続できたので、実質ワイヤレスでしたし、長いケーブルは不必要でした。
しかし『ホリパッドFPSプラス』を利用する方は、延長コードが必要になるかもしれない欠点があります。
Amazonで税込約3,800円(2019年4月2日現在)と安い
PS4純正コントローラー「DUALSHOCK 4」は6,000円以上します。それに比べて『ホリパッドFPSプラス』はAmazonにて税込約3,800円(2019年4月2日現在)。かなり安いので気軽に購入できるところも魅力の一つ。
『ホリパッドFPSプラス』仕様
製品名称 | ホリパッドFPSプラス |
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メーカー | ホリ |
発売日 | 2015年10月 |
サイズ(幅 × 高さ × 奥行き) | 約162mm × 63mm × 115mm |
質量 | 約240g |
基本キー・スイッチ類 | 上面トリガー(L1/R1/L2/R2):○方向キー(上下左右):○SHARE:○OPTIONS:○アクションボタン(△○✕□):○アナログスティック(L3/R3):○PS:○パッドボタン:○ |
基本タッチパッド | タッチパッドボタン:○タッチパッド:○ |
基本モーションセンサー | ✕ |
基本機能その他 | ライトバー:✕振動機能:✕スピーカー(モノラル)内蔵:✕ |
基本端子 | USB端子(Micro B):✕拡張端子:✕ステレオヘッドホン/マイク端子:✕ |
接続方式 | USB Type-A |
バッテリー/ワイヤレス | ✕ |
拡張キー・スイッチ類 | TURBOボタンASSIGNボタンハードウェア切替えスイッチ右スティック感度調整スイッチターゲットボタン |
その他の拡張機能 | 上面トリガー(L1/R1/L2/R2):連射/連射ホールド(連射速度 約5/12/20回/秒の3段階)方向キー(上下左右) :連射(連射速度 約5/12/20回/秒の3段階)アクションボタン(△○✕□):連射/連射ホールド(連射速度 約5/12/20回/秒の3段階) |
クレジット | © 2019 HORI CO., LTD.(公式サイトの情報をもとに記述しています。) |