『PS4』500GBを買うべきか、1TBを買うべきか、それが問題です。今回は、【PS4】500GBと1TBどっちを買うべきか?1TBを勧める5つの理由をご紹介します。
PS4は500GBと1TB、PS4 Proは1TBと2TBの2種類づつのハードディスク容量がある
現在販売されている『PS4』の種類は2種類。データ容量(ストレージ)が500GBのものと1TB(1000GB)の2種類です。
『PS4』より性能の高い『PS4 Pro』のデータ容量は1TBと2TBの2種類あります。
『PS4』と『PS4 Pro』の違いについて詳しい内容は『「PS4 Slim」と「PS4 Pro」の違いとは?性能・機能比較レビュー』をご確認ください。
PS4なら1TB、PS4 Proなら2TBを勧める5つの理由
システムファイル領域が約100GBある
『PS4』はシステムファイル領域として約100GB占有しています。そのため500GBを選択した場合に利用することのできる容量は実質400GB。1TBなら実質900GBですし、2TBなら実質1,900GBになります。
400GBのデータ容量が多いのかどうか、それは『PS4』のゲームソフト容量に依存することになります。大きければ少ないですし小さければ500GBでも十分だと考えられます。
50GBを超えるPS4ゲームソフトが多いので500GBを選ぶと実質8本しかダウンロードできない
『PS4』ソフトの「グランド・セフト・オートV」と「真・三國無双8」「Assassin’s Creed Origins」は約40GB、「Horizon Zero Dawn Complete Edition」「コール オブ デューティ ワールドウォーII」が約50GB。「FINAL FANTASY XV ROYAL EDITION」は約70GBもあります。
もちろん50GB以下の『PS4』ゲームソフトもたくさんありますが大人気のオープンワールドゲームともなると50GB以上が当たり前。
選ぶ『PS4』ゲームソフトによっては500GBだと約8本、1TBだとおおよそ18本しかダウンロードできないことになります。
これが多いと思うか少ないと思うかはあなたの遊び方次第です。
PS StoreからダウンロードするのではなくAmazonなどでパッケージ版を購入するので関係ないと思う方もいらっしゃるかと思いますがそれは間違いです。
残念ながらパッケージ版も内臓HDDまたは外付けHDDにゲームデータを保存しなければゲームすることができない仕様になっています。
PS Storeで購入してもパッケージ版を購入しても削除しない限り、購入すればするほどストレージを圧迫します。
500GBの外付けハードディスクは5,000円以上するが500GBと1TBの価格差は5,000円
500GBの外付けハードディスクは購入すると5,000円以上します。安いものでも約6,000円。高いものだと1万円以上するものもあります。
しかし『PS4』の500GBと1TBの価格差は5,000円。ちょっとお得です。
オンラインマルチプレイを通して仲間が増えれば増えるほどゲームソフトを消せなくなる
『PS4』のゲームソフトは1人で遊んでも十分楽しむことができます。楽しめるだけでなく感動や驚き、怒りや悲しみ、さまざまなエンターテインメント体験があなたを待ち受けています。
しかし一度攻略してしまうと心にポカンと穴が空いたような、空虚な感覚にとらわれることがあります。2度目のゲームプレイができるかどうかはゲームにもよるでしょうし、あなたのプレイスタイルによっても異なるでしょう。
オンラインマルチプレイの場合はどうでしょう。2人、4人、8人、16人、20人、100人。世界中の仲間と一緒にゲームプレイをすると単純なゲーム内容であっても毎回異なるドラマが生まれます。
多くのオンラインマルチプレイのゲームにはゲームクリア、ゲーム攻略といった概念はありません。何度も繰り返して仲間と対戦したり協力プレイを行うのです。
1人旅行と家族旅行(友人旅行)との違いに似ているかもしれません。
何度やっても長い間ゲームを楽しむことができるのです。今日は「フォートナイト」で明日は「デッド バイ デイライト」を約束するかもしれません。
明後日には「モンスターハンター:ワールド」を楽しんで、その次の日は「バトルフィールドV」。
さらに次の日には「コール オブ デューティ ブラックオプス 4」をするかもしれませんしまた次の日には「フォールアウト76」を仲間とプレイするかもしれません。
こうしてゲームソフトと一緒にプレイする仲間が増えていくことになります。消したくないゲームソフトが増えていくので8本どころか、18本ですら足りなくなる可能性もありえます。
選択肢はその都度消すかストレージを増設するかの2択
もし新しいゲームソフトをダウンロードすることができなくなったらどうなるのか。ストレージを拡張するかその都度ゲームを削除するのか二つに一つです。
ちなみに削除する作業は結構面倒です。まだプレイしたいゲームがあったとしても消去法でゲームソフトをデリートしていかなければなりません。
「またゲームプレイしたくなったらダウンロード・インストールすればいいや。」と思うかもしれませんが面倒なのでそれをすることはあまりありません。
「あ、そうだった。消しちゃったんだった。他のゲーム消さなきゃならないし面倒だからいいや。」と諦めてしまうことになるのです。
削除やダウンロード(インストール)が面倒なら残るはストレージを増設する選択肢しかありません。増設する方法は2つ。
『PS4』に内蔵されている500GBもしくは1TBのハードディスク(HDD)を抜き出してさらに容量の大きなものに変えるか、USB外付けハードディスクを接続するかのどちらか。
しかし『PS4』に搭載されるUSBポートは2つしかありません。1つをコントローラー用に、もう1つを外付けハードディスクに利用したらUSBポートは埋まってしまいます。USBハブが必要です。
『PS4 Pro』には3つのUSBポートが搭載されています。
外付けHDDを拡張する方法については『PS4の容量が足りない!HDD 外付けハードディスクの拡張/接続/設定方法』ページをご確認ください。
HDDからSSDへの換装方法については『約2倍ロード時間が速くなる!PS4 ProのHDDをSSDに換装する手順 方法』ページをご確認ください。
1つずつ1人でゲームプレイする方は500GB
1つづつ1人でゲームプレイする方はその都度ゲームソフトを削除することが可能ですので、500GBあれば十分かもしれません。
ただしオンラインマルチプレイ可能な『PS4』ゲームソフトもプレイする方、同時にたくさんのゲームをプレイされる方など、1つづつ1人でゲームプレイする方以外の方はみんな1TBを選んだほうが安いのでお得です。
結局PS4 500GBは外付けHDD、PS4 Pro 1TBは内臓HDDの換装をした
私は『PS4』と『PS4 Pro』両方を持っています。『PS4』のときは500GBもあれば十分だと思っていました。1人でゲームプレイすると思っていたからです。
購入したての頃はオンラインマルチプレイ可能な『PS4』ゲームソフトは少なかったのです。しかしその後オンラインマルチプレイ可能な『PS4』ソフトは急激に増加していきました。
しかも一つ一つがとても楽しいのです。もちろんデータ容量はすぐに足りなくなってしまいました。そこで外付けHDDで増設することにしたのです。
『PS4 Pro』を購入してからも同じ。1TBありましたがやはり足りなくなったので内臓HDDからSSDに換装することにしました。
『PS4』と異なり『PS4 Pro』では、HDDからSSDに換装するとロードが2倍くらい速くなるので外付けではなく換装を選びました。
取り出したHDDは外付けHDDとして活用しています。今ではさらにおおきなSSDへの換装を考えています。ロードがかなり速いのであまり外付けHDDを使いたくなくなってしまったのです。
外付けHDDにゲームソフトのダウンロードができるが、3種類だけ保存できない
外付けHDDによる拡張ストレージには保存できるデータとできないデータがあります。基本的なデータはほとんど保存できます。
保存できないのは以下の3種類だけになります。
- スクリーンショットやビデオクリップ
- セーブデータ
- テーマ
以上、3種類については外付けHDDに保存することができませんので内臓HDDに保存しなければなりません。ゲームそのものの大きなデータは外付けHDDにも保存可能です。