夜間や土日、サーバーが満員で、自由に『コナンアウトキャスト』をプレイできない。中の良い仲間たちだけであそびたい。
そんな「追放者」のために、『コナンアウトキャスト』PS4版 非公式サーバーのレンタル・建て方についてまとめてみました。
非公式サーバー(プライベートサーバー)とは
公式サーバーとは、『コナンアウトキャスト』を開発した会社『Funcom』が管理するサーバーをいいます。
非公式サーバーとは、個人がお金を出してサーバーをレンタル下サーバーをいいます。そのレンタルしたサーバーを管理するのも、レンタルした個人。開発会社は、サーバー管理に一切関わ理がありません。
『G-Portal.com』は『Funcom』と提携するサーバーパートナー
『G-Portal.com』は、2003年に「OCIRIS GmbH」によって設立された、ヨーロッパのトップゲームホスティング企業の一つです。
『Funcom』は『G-Portal.com』と提携。公式サーバーのパートナーでもあります。
非公式サーバーのメリット
非公式サーバーは混雑でゲームできないことがない
『ARK: Survival Evolved(アークサバイバルエボルブド)』もそうでしたが、公式サーバーは比較的混雑しがちです。
たくさんプレイヤーと楽しむことができるのはいいところではありますが、そもそも空きがないとゲームができません。特に土日は混雑するので、せっかくの休日にゲームできない傾向にあります。
非公式サーバーの場合、パスワードを設定してパスワードを知る方だけに、入場制限することができるので、混雑して使えないことがありません。確実にゲームをすることができます。
非公式サーバーは気心知れた仲の良い仲間だけでゲームできる
公式サーバーを使うのは無料です。『コナンアウトキャスト』を購入した方であれば、誰もが利用できるのが公式サーバーです。
そのため、最大40人のプレイヤーが全員、親しい仲間だけというわけにはいきません。色々な方がいらっしゃるので、ひどいことをする方がいたりして、嫌な思いをすることもあります。
非公式サーバーの場合、『コナンアウトキャスト』の過酷な世界を、気心知れた仲の良い仲間とだけで、協力して生き抜くなんてこともできます。
もし不正行為をしたり、独自に決めたルールを破ったり、他の仲間を傷つけ、嫌がらせ行為を継続するようであれば、そのプレイヤーをブロックすることができます。
非公式サーバーは経験値・収穫数などの倍率設定も自由
非公式サーバー最大の得点は、経験値やダメージ、資源の収穫数など、様々な倍率を変更することが可能なところ。
そのため、「毎週月曜日は経験値倍率2倍キャンペーン!」などのキャンペーンやイベントなどの開催も自由です。
『G-Portal.com』非公式サーバーの建て方
必要なもの
- 『G-Portal.com』のアカウントID
- 以下に記載する4種類のうちどれか1つ
- 「Facebook」のアカウント
- 「Google+」のアカウント
- 「Twitch」のアカウント
- Eメールアドレス
- お支払い
- 以下に記載する5種類のうちどれか1つ
- PayPal
- VISA
- マスターカード
- JCB
- アメリカン・エキスプレス
流れ
- 『G-Portal.com』に登録する(5分)
- 『G-Portal.com』の会員として登録します。
- スロット(最大プレイ人数)を決める(10秒)
- 20〜40人まで選択することができます。
- レンタル期間を決める(10秒)
- 3・30・90・180・365日から、サーバーのレンタル期間を選ぶことができます。
- 利用するサーバーの場所を決める(10秒)
- アメリカ・ロサンゼルス、アメリカ・ニューヨーク、中国・台北、オーストラリア・シドニー、カナダ・ケベック州、5つの場所から選択することができます。
- お支払いしてレンタルする(5分)
- クレジットカード払いなら入力に5分くらい、「PayPal」払いなら1分くらい。
- サーバーを作動させる(2分)
- 「ACTIVATE NOW」のボタンを押してからおよそ2分で作動しました。
- 最低限必要な設定をする(10分)
- サーバーの名前、パスワード、PvP or PvE or PvE-C、言語の選択、サーバーメッセージ、再起動のスケジュールなど、最低限必要な設定をします。
手順(約23分で非公式サーバーを建てられます)
上の画像は『G-Portal.com』ウェウサイトのトップページです。ヨーロッパ・ドイツに本社を置く会社なので、トップページはヨーロッパ向けのウェブページになります。
赤い囲い部分をクリックして、「インターナショナルウェブサイト」に切り替えます。
こちらが「インターナショナルウェブサイト」です。一番下までスクロールすると、右下の赤い囲い部分に、アメリカの国旗と「ENGLISH」の記載されています。これをクリックして、「日本語」に変更します。
上の画像のように「日本語」に切り替わりました。左下赤ワク部分「REGISTER」をクリックすると、会員登録することができます。
『G-Portal.com』に登録する(5分)
『G-Portal.com』に登録するには、Eメールアドレスとパスワードが必要です。登録したメールアドレスに自動返信メールが届きます。
「Facebook」「Google+」「Twitch」のアカウントをお持ちの方でしたら、登録する必要がないので、IDとパスワードを入力するだけでログインすることができます。
スロット(最大プレイ人数)を決める(10秒)
ログイン後、トップページにて赤ワクの「サーバーをレンタル」をクリック。
サーバーの選択ページです。『コナンアウトキャスト』とは、日本でのタイトルです。『Conan Outcasts PS4』を選択します。
「Conan Exiles」はPC版。ウェブページ右下の言語を、「ENGLISH」に戻すと、『Conan Outcasts PS4』が消え、代わりに「Conan Exiles PS4」が表示されます。
「Conan Exiles PS4」もPS4版ですが、海外サーバー専用です。「Conan Exiles PS4」は実は、『Conan Outcasts PS4』より少し安いのです。
ですから、「Conan Exiles PS4」を使いたいところですが、2018年8月23日現在、日本からこの海外サーバーへのアクセスは解放されていませんので、注意してください。
PS4を起動してサーバー検索しても、表示されるだけで選択することができません。ゲームできないのです。間違えないように気をつけてください。
「Conan Exiles」でもなく、「Conan Exiles PS4」でもなく、『Conan Outcasts PS4』をクリックします。
『Conan Outcasts PS4』ページが表示されました。「今すぐご注文」をクリック。
すると、上のような注文画面が開きますので、スロット数を選択します。スロット数は、20〜40スロットまで選択することができます。
1スロット(1人)月額1.75ドルです。2018年8月23日現在、1ドル約111円なので、おおよそ194円。
20スロットからしか選択できませんので、30日間レンタルすると、最低でも35.07ドルかかります。日本円にして約3,900円。
レンタル期間を決める(10秒)
レンタル期間を決めます。3・30・90・180・365日から、サーバーのレンタル期間を選ぶことができるので、不安な方は初めに3日からレンタルしてみても良いかと思います。
問題なく利用できると安心できたら、30日、90日などの長い期間レンタルするようにもできます。
ただし、90日レンタルで5%オフ、180日レンタルで10%オフ、365日レンタルで20%オフなので、仲間と相談しながら慎重に決めましょう。
「スロット数」と「レンタル期間」の選択が終わったら、「続ける」をクリック。
お支払いしてレンタルする(5分)
お支払い方法は、「PayPal」支払いとクレジットカードの「VISA」「マスターカード」「JCB」「アメリカン・エキスプレス」に対応しています。
『G-Portal.com』側にクレジットカード情報を教えなくて済む安心な、「PayPal」支払いがオススメです。
上の画像は、クレジットカード支払いの時の画面です。「PayPal」支払いの場合には、「PayPal」ページが開くので、「PayPal」にログインするだけでお支払いできます。
サーバーを作動させる(2分)
「後でサーバーを起動する」こともできますが、ここでは「今すぐ製品を有効にする」を選択しました。すると、上のように「製品が有効になりました」と表示されます。
「ゲームサーバーの構成へ移動」もしくは、「My servers」をクリックします。
最低限必要な「基本設定」をする(7分)
「ゲームサーバーの構成」ページ「基本設定」部分の、最低限必要になる設定変更だけ行います。
サーバーの名前
サーバーの名前を任意に設定します。PS4にてサーバー検索する際に、区別しやすいような独自の名前をつけましょう。
「サーバー名 PvE Ex:5x H:1x(Japan)」などのような名前にしておくと、PvP or PvE or PvE-C、経験値倍率、収穫数倍率、サーバーの場所などがわかるので、複数のサーバーを管理する場合や、一緒にプレイする仲間もサーバーを把握しやすくなります。
サーバーパスワード
パスワードを設定し、知らない人に使われてしまわないように設定します。知らない誰かに使われてしまうと、自分も仲間たちも、ゲームができなくなってしまいます。
PvP or PvE or PvE-C
「PvP(Player versus Player)」という、コンピューター相手だけでなく、プレイヤー同士の戦いも、建物などの財産に対する攻撃も有効なモード。
「PvE(Player versus Environment)」という、コンピューターだけと戦い、プレイヤー同士の戦いも、建物などへの攻撃も禁止されたモード。
「PvE-C」という、コンピューターとプレイヤー同士の戦いは許されていますが、建物などへの攻撃ができないモード、3種類から選択できます。「C」は「conflict(争い)」の頭文字。
赤ワク部分のチェックを外せば、プレイヤーへの攻撃が無効になります。チェックを入れておくとプレイヤーへの攻撃が有効になります。
「基本設定」ページの一番下。「CombatModeModifier」とあります。ここをクリックすると、「null」「1」「2」と選択できますが、「null」がPvP、「1」がPvE-C、「2」がPvEです。
サーバーコミュニティ(ServerCommunity)
「サーバーコミュニティ」では、「すべて」「生粋」「気楽」「厳格」「ロールプレイ」「実験」の6種類から選択できます。
これを設定しておくと、サーバー検索にフィルターをかけることができるので、プレイスタイルに合わせた選択をしておきましょう。
サーバ領域(ServerRegion)
「サーバーコミュニティ」と同じく、サーバー検索でフィルターをかけることができます。「EU」「アメリカ」「アジア」「オセアニア」「南アメリカ」とありますので、「アジア」を選択します。
文化・言語の選択
「JA」を選択すれば、日本語になります。
サーバーメッセージ
これは入力してもしなくても、何ら問題はありません。サーバーについて、管理者からのお知らせがある際に使うと便利です。
例えば、「今日は収穫数倍率5倍キャンペーン開催中!」などのようにお知らせしておくと、ゲーム仲間がログインした際に、ワクワクさせてあげることができるかもしれません。
設定の変更をする際にも「本日、23:00〜0:00設定変更及び再起動しますので、23:00前までにログアウトするようお願いします。」といったようなお知らせがあれば、揉め事が少なくて済みます。
再起動スケジュールや自動アップデートなどの「システム」設定をする(3分)
「ゲームサーバーの構成」ページ「システム」部分の設定を確認します。
再起動のスケジュール
システムを長時間稼働させていると、障害が発生する可能性が高くなるといわれています。
またゲームサーバーの場合、システムアップデートがあったからといって、急に再起動することができません。みんながゲームをしているからです。
そこで、あらかじめ再起動のスケジュールを決めておきます。あまりゲームしない時間帯に再起動するように設定しておくと良いかと思います。
まずは「新しいエントリーを追加」をクリックします。毎日、毎週、毎月といった頻度を選択します。最後に時間ですが、「日本時間」ではなく、「協定世界時 (UTC)」であるところに注意。
「協定世界時 (UTC)」は、「日本時間」から9時間引いた時間です。私の場合、「日本時間」の朝5時から6時に設定したかったので、9時間引いた「20:00 – 21:00(UTC)」が表示されています。
障害の発生率をあげたくないので、頻度は念のため毎日に設定。「日本時間」において、毎朝5時から6時に、自動で再起動されます。
バックアップ
設定変更する前には、必ずバックアップを取ってから行いましょう。また、定期的にバックアップを取っておくと安心です。
自動アップデート
ゲームのアップデートがある場合に、自動的に再起動し、アップデートしてくれる設定にしたい場合はチェックを。手動でアップデートする場合にはチェックを外しておきます。
PS4にて非公式サーバーを確認する
『G-Portal.com』非公式サーバーが問題なくレンタルできましたので、PS4を起動して、『コナンアウトキャスト』のサーバー検索でちゃんと表示されるかどうか確認してみます。
サーバー名を「how」でフィルターをかけてみると、「基本設定」にてネーミングした「Howmew server」が表示されました。
「PING」は43で悪くない数値です。これで、いつでも『コナンアウトキャスト』を、非公式サーバーにてプレイできるようになりました。
設定の変更は、サーバーを停止してからでないとできない
設定は、サーバーが停止された状態でしか変更することができません。そのためサーバーが動作中の場合、上のような表示になります。
非公式サーバーのデメリット
定期的な金銭的負担(1人1月約194円)
「ARK: Survival Evolved (PS4)」より少し高く、20スロットからしか選択できないところが残念です。20スロット1月約3,900円です。
10人しか集められなかったら1人1月約390円、5人しか集められなかったら1人1月約780円です。20人きっちり集めることができれば1人1月195円。
それでも安いのですが、プレイ人数が少ないほど高くなります。金銭的な揉め事を避けたいといった非公式サーバーの管理者は、最低20スロット分の料金を1人でお支払いすることになるので、毎月最低でも約3,900円必要になります。
『コナンアウトキャスト』は、長く遊ぶことのできるゲームです。90日で5%オフ、180日で10%オフ、365日で20%オフなので、できる限り長期にレンタルすることをお勧めします。
管理者は管理が面倒
「公式サーバーと同じ設定のまま、一切いじらない。」といった方であれば、そこまで管理することにストレスを感じないでしょう。
しかし、「せっかく毎月お金を支払って、設定変更できる特権を得られているのだからそれを活かしたい。」といった場合には、少し面倒になります。
一度経験してしまえば難しくありませんが、初めての設定変更は、それなりに時間がかかります。
そして、最大の面倒が仲間同士の揉め事になります。『コナンアウトキャスト』は、殺しあったり、制服しあったりするゲームですが、ゲームとしての揉め事から、現実的な揉め事に発展することは珍しくありません。
ですから、ルールとルール違反の対応をあらかじめ決めておくなど、揉め事を抑制するための工夫も必要です。
こういった揉め事は公式サーバーでも起こりますが、その対処をしなければならない立場になることが、最も大きなデメリットといえるでしょう。
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