4K HDR 低遅延0.00083秒 ウーファー搭載テレビ『東芝レグザBM620X』

『東芝レグザBM620X』は、東芝の液晶テレビの中で、ミドルレンジモデル・中程度の性能を有するテレビになります。

ミドルレンジモデルとはいえ、4K・HDR対応、PS4ゲーム向けの低遅延0.00083秒。さらにはフルレンジスピーカー+低音専用のウーファー搭載で迫力のサウンド。

今回は、ゲーミングモニターのような4KHDR液晶テレビ『東芝レグザBM620X』をご紹介します。

同じミドルレンジモデルである「東芝レグザM520X」との違いは、仕様をみる限りスピーカーのみ。『東芝レグザBM620X』には「ウーファー」も搭載されていますが、「東芝レグザM520X」には「ウーファー」がありません。

PS4 Pro向けゲーミングテレビ『東芝4Kレグザ』2018年モデル4種比較』ページもチェック。

PS4のFPS・アクション向けゲーミングテレビ

PS4でもPCでも画像処理遅延がたった0.00083秒(0.83ms)

『東芝レグザBM620X』は、フルHDで60Hz、4Kでも60Hzのリフレッシュレートです。1秒間に60枚の静止画で動画が作られます。これはPS4とPS4 Proの性能と同じになります。

一般的なテレビと同じリフレッシュレートですが、フルHD・60Hz、4K・60Hzのときの画像処理遅延はたった0.00083秒(0.83ms)。

コントローラーのボタンを押してから、ゲームの映像に反映されるまでのタイムラグがほとんどないのです。テレビとは思えないほどの遅延になります。

一般的なテレビの遅延は、0.01秒〜0.02秒(10ms〜20ms)と言われていますので、この数値の異常さがご理解いただけるかと思います。

タイムラグが少ないので、ボタン操作からキャラクターの避ける・攻撃するなどの動きが、他のテレビに比べて遅れないので、避ける場合も攻撃する場合にも有利です。

地デジの約5.3倍、フルHDの4倍きめ細やかな4Kだから視聴距離1/2 大迫力画面で楽しめる

『東芝レグザBM620X』は4K対応。地デジの約5.3倍、フルHDの4倍きめ細やかです。フルHDテレビに比べ、半分の視聴距離でも画質の荒さがわかりません。

地デジなどの映像も4K相当にアップコンバート。4Kで視聴できれば、例えば55型フルHDテレビの最適な視聴距離2mが、4Kになるとその半分の1mになるのです。

1mの近距離で観る55型の迫力は映画館に近い臨場感です。また、4Kの方が狭い部屋でも使いやすいといったメリットがあります。

例えば6畳の部屋で55型フルHDテレビを使うのには少し無理がありますが、55型4Kテレビであれば、6畳でも無理はありません。

HDR対応の『東芝レグザBM620X』は100倍ゲーム・映画向き

「HDR」非対応テレビは「SDR」対応テレビに分類されます。「SDR」は、人間の目が知覚できる明るさの範囲と比べてあまりにも足りません。

明るいシーンや暗いシーンのリアルさに欠けるのです。明るいシーンの場合は白とびし、暗いシーンでは黒に塗りつぶされたような映像表現になってしまうのです。

何がどこにあって誰がどこにいるのかを見分けるのがとても困難。映画も残念な映像に仕上がりますし、対戦ゲームでの明るい場所、暗い場所では致命的なミスをするかもしれません。

『東芝レグザBM620X』であれば「SDR」の約100倍明るさ表現可能な「HDR」に対応しているので、明るいシーンと暗いシーンの表現力は100倍。地デジであってもHDRクオリティに明るさ表現を上昇させてくれます。

約64倍 約10億7000万色のディープカラー

従来のテレビやモニターが再現できる色の数はフルカラーの約1,670万色。これだけの色があれば十分かと思うでしょうが、約10億7000万色のディープカラーと比べてしまうとグラデーションの再現力の差を、誰もが認めざるを得なくなるでしょう。

森や海、夕陽や夜の月、様々な自然な風景があると思いますが、どんな風景も同じ色でべったり塗られているわけではありません。

そのため、きめ細やかなグラデーション表現力がなければ、現実世界の風景には程遠い映像が出来上がり、リアリティを感じないものとなります。

10億7000万色で描かれる『東芝レグザBM620X』の映像であれば、現実とテレビの映像と、違いがわからないほどにグラデーションが綺麗に仕上がります。

約1.7倍色彩表現が豊か

色の数と色彩表現力は別の技術になります。色彩とは、同じ色でも白を混ぜたり、黒を混ぜたり、灰色を混ぜたりして表現される色のこと。

『東芝レグザBM620X』は色の数値化まできめ細やか。約1.7倍細かく数値化されているので、現実世界に近い色鮮やかな表現が可能です。

解像度(4K)、色の数(約10億)、リフレッシュレート(60Hz)、色域(Rec 2020)、輝度(HDR)、高画質を実現する5つの要素全てが揃っています。

フルレンジスピーカー+低音専用スピーカー「ウーファー」搭載

『東芝レグザBM620X』はただのテレビですが、低音〜高音全ての音域を奏でる「フルレンジスピーカー」だけでなく、低音専用スピーカー「ウーファー」まで搭載されています。

普通のテレビの場合、低音に弱いフルレンジスピーカーが2つだけしか搭載されませんので、ホームシアターを別に購入しなくても低音響く迫力あるサウンド体験が可能です。

「重低音」ボタン搭載+イコライザー設定できるのでFPS向けの音作りも

『東芝レグザBM620X』に付属されるリモコンには「重低音」ボタンが搭載されています。このボタンを押すだけで、お好みの重低音に調整可能です。

しかもきめ細やかなイコライザー設定までできるテレビです。例えば、150Hzのボリュームをあげるだけで足音が聞きやすくなるので、FPS向けのサウンド設定となります。

テレビとしての使い勝手も抜群

利用できる動画配信サービス豊富

『東芝レグザBM620X』は、有線接続(LANケーブル)も無線接続(Wi-Fi)にも対応。利用できる動画配信サービスも豊富です。

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  • dTV
  • TSUTAYA TV
  • DMM.com
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  • クランクイン!ビデオ
  • acTVila4K

Googleアシスタント・Amazon Alexa搭載スマートスピーカーで操作できる

GoogleアシスタントとAmazon Alexaに対応。スマートスピーカーにお願いすれば、『東芝レグザBM620X』の音声操作もできます。

BSも地デジも番組を見ながら別の2番組を同時に録画

『東芝レグザBM620X』は、BSも地デジも、番組を見ながら他の2番組を同時に録画できます。

USBハードディスク1台・4TB 約502時間 最大4台同時接続可能

『東芝レグザBM620X』は、USBハードディスクを最大4台まで接続することができます。最大4TBのUSB-HDDに対応しているので、地デジ約502時間分の録画かできます。

4TBのUSB-HDDを最大4台接続(USBハブ(別売)必須)できるので、地デジ約2,008時間分の録画ができる計算に。

2番組を同時に見る事もできる

『東芝レグザBM620X』は、2つのテレビ番組を左右に並べて2番組同時に鑑賞することもできます。

HDMI4つとも18Gbps・4K/60p・著作権保護のHDCP2.2サポート

PS4 Proは、18Gbps・4K/60p・著作権保護のHDCP2.2をサポートするものでなければ、「4K HDR」のゲームソフトを楽しむことができません。

『東芝レグザBM620X』に搭載されるHDMI端子は4つ。両方とも18Gbps・4K/60p・HDCP2.2をサポートしています。HDMIケーブルには「プレミアムハイスピードHDMIケーブル」を。

最適な視聴距離とテレビ台の高さ

『東芝レグザ55BM620X』の最適な視聴距離

『東芝レグザ55Z720X』の一般的に言われる最適な視聴距離は、約100cmです。「日本オーディオ協会デジタルホームシアター普及委員会」が好評する最適な視聴距離は、約140cm。

『東芝レグザ50BM620X』の最適な視聴距離

『東芝レグザ50BM620X』の一般的に言われる最適な視聴距離は、約90cm。「日本オーディオ協会デジタルホームシアター普及委員会」が好評する最適な視聴距離は、約130cm。

『東芝レグザ43BM620X』の最適な視聴距離

『東芝レグザ43BM620X』の一般的に言われる最適な視聴距離は、約80cm。「日本オーディオ協会デジタルホームシアター普及委員会」が好評する最適な視聴距離は、約120cm。

『東芝レグザ55BM620X』に最適なテレビ台の高さ

『東芝レグザ55BM620X』に最適なテレビ台の高さは、おおよそ35〜55cmになります。座高70〜90cm、ソファの高さ約40cmとして計算しています。

『東芝レグザ50BM620X』に最適なテレビ台の高さ

『東芝レグザ50BM620X』に最適なテレビ台の高さは、おおよそ40〜60cmになります。座高70〜90cm、ソファの高さ約40cmとして計算しています。

50型であれば高さが控えめなので、30cm以下のローボードに乗せて、座椅子(高さ10cmとして計算)に座った場合でも快適な鑑賞が可能です。

『東芝レグザ43BM620X』に最適なテレビ台の高さ

『東芝レグザ43BM620X』に最適なテレビ台の高さは、おおよそ50〜70cmになります。座高70〜90cm、ソファの高さ約40cmとして計算しています。

43型であれば高さが控えめなので、30cmのローボードに乗せて、座椅子(高さ10cmとして計算)に座った場合でも快適な鑑賞が可能です。

『東芝レグザBM620X』は9〜13万円と安価

2018年11月6日現在、Amazonでの『東芝レグザBM620X』販売価格は、55型が131,900円、50型が107,358円、43型は92,515円と、4K大型テレビとしてはかなり安価です。

『東芝レグザBM620X』仕様

形名
55BM620X(4K液晶レグザ)
50BM620X(4K液晶レグザ)
43BM620X(4K液晶レグザ)
外形寸法
123.7 × 75.5 × 20.1cm
112.0 × 68.9 × 20.1cm
96.7 × 60.3 × 19.1cm
画面サイズ
55V型
50V型
43V型
パネル方式
VA方式 LEDバックライト[4Kパネル]
画素数(水平×垂直)
3840×2160 [4Kパネル]
画面寸法 幅×高さ/対角
121.0×68.0cm/138.8cm
109.6×61.6cm/125.7cm
94.1×52.9cm/108.0cm
質量(卓上スタンド含む/本体のみ)
22.0kg/21.2kg
19.5kg/18.7kg
14.0kg/13.3kg
梱包箱寸法 幅×高さ×奥行
139.5×88.1×22.4cm
126.8×78.9×20.2cm
109.5×72.2×20.0cm
梱包時質量
29.0kg
24.5kg
19.0kg
定格動作時(リモコン待機時)
161W(0.3W)
150W(0.3W)
125W(0.3W)
年間消費電力量
101kWh/年(246%)
97kWh/年(222%)
85kWh/年(200%)
地上デジタル
3
BS・110度CSデジタル
3
BS 4K/110度CS 4K
1
デジタルCATV(C13~C63)
高画質
レグザエンジン Evolution
BS/CS 4KビューティX
美肌リアライザー
地デジビューティX
HDRリアライザー
広色域復元
9色軸カラーイメージコントロール
HDMI®規格 HDR入力対応
おまかせオートピクチャー
4Kダイレクトモーション120
録画/再生
タイムシフトマシン
ざんまいスマートアクセス
「おまかせ録画」機能
「おまかせ録画番組表」
USBハードディスク録画:「BSも地デジも3チューナーW録」対応、「BS/CS 4K録画」
SeeQVault™対応
簡単連ドラ予約
Wマジックチャプター
エンターテインメント/ネットワーク
次みるナビ
みるコレ
レグザリンク・ダビング
4K瞬速ゲームダイレクト
動画配信サービス
高速レグザ番組表(4K解像度対応)
レグザリンク・シェア:配信/受信
高音質
バズーカオーディオシステム
レグザサウンドイコライザー・ハイブリッド
フロントスピーカー
音声実用最大出力(JEITA):40W(20W+10W+10W)
スピーカー(サイズ/個数):ウーファー:6.0cm/1個、フルレンジ:4.0×12.0cm / 2個
端子
HDMI®入力端子[1080p(60p/24p)入力対応]:4(オーディオリターンチャンネル*13、コンテントタイプ連動対応)
HDMI®4K入力対応:3840×2160:60P/30P/24P 4096×2160:30P/24P
ビデオ入力端子(S2映像入力/映像入力/音声入力):S2:0/映像:1/音声:1[L・R]
HDMI®アナログ音声入力端子:1(ビデオ入力端子(音声入力)1系統と兼用)
アナログ音声出力端子:1(ヘッドホン端子兼用)
光デジタル音声出力端子:1
LAN端子[10BASE-T/100BASE-TX]:1(汎用(ブロードバンド放送対応))
USB端子:2(録画専用1/汎用1)
ヘッドホン端子:1(アナログ音声出力端子兼用)
無線LAN内蔵
IEEE802.11a/b/g/n
快適設計
ファンレス設計
クリア音声
明るさセンサー
付属品
単四形乾電池(2本)
レグザリモコン
B-CASカード
転倒防止用クリップ(1個)
転倒防止用ネジ(長1本)
クレジット
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公式サイトを基に記述しています。

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