『Razer』のゲーミングヘッドセット『Kraken』シリーズ3種「Razer Kraken Tournament Edition」「Razer Kraken 7.1 V2」『Razer Kraken Pro V2』。
3種類ともミドルレンジモデルに位置付けられますが、特徴が少しづつ異なります。
「Razer Kraken Tournament Edition」は2018年11月30日発売予定で、3.5mmプラグとUSB接続可能。7.1ch3D立体音響サラウンドサウンド対応モデルです。
「Razer Kraken 7.1 V2」は2017年11月25日に発売され、USB接続のみ可能な、7.1chサラウンドサウンド対応、ノイズキャンセリング機能搭載MEMSマイク採用モデルです。
今回は、2017年6月30日発売、3.5mmアナログ接続のみに対応、物理的に音を遮断するノイズアイソレーションモデル『Razer Kraken Pro V2』をご紹介します。
「パッシブノイズキャンセリング(ノイズアイソレーション)」で騒音を遮断
没入感得られるイヤーパッド
『Razer Kraken Pro V2』はeスポーツ向けに設計されたゲーミングヘッドセットです。そのため没入感得られる、高い遮音性が特徴のイヤーパッドが採用されています。
環境音を物理的に遮断する「パッシブノイズキャンセリング(ノイズアイソレーション)」に分類される、遮音性高いイヤーパッド。
密閉度が高いのに熱がこもりにくい「冷却ジェル」搭載
耳をすっぽり多い密閉することで物理的に外部の音を遮断するため、「ノイズアイソレーション」は熱がこもりやすいところがネック。
しかし『Razer Kraken Pro V2』のクッション部分に「冷却ジェル」を仕込むことで、その欠点を解消しています。長時間プレイしても快適。
形状記憶フォーム
人の頭の形と大きさは異なります。しかし『Razer Kraken Pro V2』イヤーパットのクッション素材は「形状記憶フォーム」。
頭の形やメガネのつる部分に合わせて変形するので、長時間のゲームでも痛みづらい仕様となります。
円形と楕円形と換装可能なイヤーパッド(別売り)
『Razer Kraken Pro V2』のイヤーパッドは、耳がすっぽり入る56mmの大きなサイズ。柔らかいので痛みづらい仕様ですが、耳が当たっていると痛むまでが早くなってしまいます。
耳の形も大きさも、人それぞれ違うからです。しかし『Razer Kraken Pro V2』であれば、円形56mmと楕円形60mm × 70mmと換装できるので安心です。
Discord認証 仲間に声が届きやすい単一指向性コンデンサーマイク
あなたの声だけを集音する単一指向性
5,000円以下の安いヘッドセットに採用されるマイクの種類は、360度全方向からの音を集音できる「全指向性マイク」。そのため一緒に環境音まで集音してしまいます。
『Razer Kraken Pro V2』のマイクはあなたの口元方向からしか集音しない「単一指向性マイク」。生活音はあまり集音しません。
音は回り込んだり反射したりして、完全に集音しないわけではありませんが、「全指向性マイク」よりはボイスチャット向けです。
ノイズなく、広範囲の音を集音できる「コンデンサーマイク」採用
エレクトレットコンデンサーマイク(ECM)は、あなたの声をノイズなく、広い範囲の音を集音できるタイプのマイクになります。
ダイナミックマイクの場合、ノイズが目立つだけでなく、集音できる音の範囲が狭くなりがちなので、自然な声を仲間に届けにくいのです。
『Razer Kraken Pro V2』に採用されるのはコンデンサーマイクですから、円滑なコミュニケーションで、仲間との連携を阻害しません。
低音に強いゲーミング向けヘッドフォン
世界最強マグネット「ネオジウム(ネオジム)」
『Razer Kraken Pro V2』スピーカーのエネルギー源になるマグネットの種類は「ネオジウム(ネオジム)」です。
磁力が強い方が最大音量が大きく、音質が良くなるといわれています。世界最強の磁力を持つ「ネオジウム(ネオジム)」が採用される『Razer Kraken Pro V2』であれば、音に期待できます。
50mmの大型ドライバー採用
しかも、『Razer Kraken Pro V2』に採用されるドライバーの大きさは50mmとかなり大き目。ゲーミングヘッドセットのハイエンドモデルに採用されるドライバーですら40mmのものが普通。
『Razer Kraken Pro V2』はミドルレンジモデルに位置付けられますから、50mmもの大型ドライバーはかなり贅沢な仕様です。
ドライバーが大きいほど重低音が出やすいといわれているので、FPSなどの低音域が重要なゲームをする方に最適。
RPGゲームやアクションゲームでは、重低音響く迫力あるサウンド体験に期待できるでしょう。
さらに感動できる超高域28,000Hz
人の耳で聞き取ることのできる周波数(音の高さ)は20Hzから20,000Hz。多くのゲーミングヘッドセットも、重低域20Hzから超高域20,000Hzの音に対応します。
『Razer Kraken Pro V2』の場合それを大きく逸脱して、12Hzから28,000Hzと広範囲です。ハイレゾ40,000Hzには劣るものの、通常のゲーミングヘッドセットとハイレゾの中間あたり。
超高域の音は「1/f ゆらぎ」と呼ばれ、最近の研究で癒しやリラックス効果、感情を刺激するなどの効果が証明されています。
ですから『Razer Kraken Pro V2』にて、RPGゲームや映画、音楽鑑賞をした場合、他のゲーミングヘッドセットで聞くサウンドより迫力を感じやすく、感動できる可能性が高いと言えます。
3.5mmプラグだからPS4 XboxOne モバイル機器でも使える
『Razer Kraken Pro V2』は、3.5mmプラブにて有線接続するタイプのゲーミングヘッドセットです。
そのためPCやMacだけでなく、PS4、XboxOne、NintendoSwitch、モバイル機器でも活用できます。
『Razer Kraken Pro V2』仕様
- ヘッドフォン
- 周波数特性:12 Hz ~ 28 kHz
- インピーダンス:32 Ω @ 1 kHz
- 感度 (@ 1kHz):118 dB
- 入力電力:30 mW (最大)
- ドライバ:50 mm、ネオジム磁性体使用
- イヤーカップの内径:56 mm
- 接続方法の種類:アナログ 3.5mm
- ケーブル長:1.3 m
- 重量 (概算):322 g
- マイク
- 周波数特性:100 Hz ~ 10 kHz
- S / N比:> 55 dB
- 感度 (@1 kHz): -38 ± 3 dB
- 集音パターン: 単一指向性 ECM ブーム
- インラインコントロール
- アナログボリュームコントロール
- マイクミュートスイッチ
- オーディオ使用方法
- 3.5mm オーディオジャック付きデバイス
- オーディオ&マイクの使用
- 3.5mm オーディオ+マイク複合ジャック
- システム要件
- PC / Mac / PlayStation 4 / Xbox One
- Windows 7 / Mac OS X 10.9 (もしくはより高く)
- インターネット接続(ドライバインストール用)
- 最低 100MB のハードディスク空き容量
- クレジット
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