「DTS Headphone:X v2.0」の7.1chサラウンドサウンドと「双方向性ノイズキャンセリングマイク」が採用されるゲーミングヘッドセット『SteelSeries Arctis 7 2019 Edition』をご紹介したいと思います。
PCのみ「DTS Headphone:X v2.0」の7.1chサラウンドサウンド
【国内正規品】 SteelSeries 密閉型 ワイヤレス ゲーミングヘッドセット Arctis 7 Black (2019 Edition) 61505
『SteelSeries Arctis 7 2019 Edition』は「DTS Headphone:X v2.0」の7.1chサラウンドサウンドに対応しています。
真正面、左右斜め前、左右、左右斜め後ろ7箇所の音を区別できるので、足音で敵の位置を特定。高いアドバンテージを持ってFPSに挑むことができます。
RPGゲームや映画鑑賞なら、臨場感あふれるサウンド体験が可能となります。ただし、7.1chサラウンドサウンドはPCで使った時だけ。PS4などではステレオ再生です。
世界最強の磁力「ネオジウム(ネオジム)」採用の歪み少ないS1スピーカードライバー
ゲーミングヘッドセットに採用されるドライバーの種類は、低音も高音も広い範囲の音を奏でることのできる種類「ダイナミック型」と呼ばれるものです。
ほんの少し音が歪むことがありますが、低音に強く、歪みも少ないので、ゲーミングヘッドセット向けのドライバーといえます。
しかし、少しとはいえ音が歪んでしまう傾向にあります。『SteelSeries Arctis 7 2019 Edition』に採用されるドライバーは、音質において受賞歴のある「高品質のS1スピーカードライバー」採用。
「S1」という種類は知りませんので、独自に改良されたものだと推測されます。ひずみを極端に抑えるように設計されたとのことで、「ダイナミック型」の欠点を無くしたような優れたドライバーだと考えられます。
マグネットの種類も世界最強の磁力を誇る「ネオジウム(ネオジム)」採用。マグネットは、スピーカーのエネルギー源とされているので、最大音量や音質に影響を与えます。
歪み少なく、音の輪郭がはっきりしている方が、音だけで位置を把握することが容易になりますから、FPSなどのように索敵が重要なゲームにおいて圧倒的有利です。
あなたの声だけ集音して仲間に届ける「双方向性」×「ノイズキャンセリング」
仲間との連携スムーズな「双方向性」
5,000円以下のゲーミングヘッドセットに採用されるマイクは「全指向性」という種類で、360度全方位から集音するタイプのものです。
ゲーミングヘッドセットのハイエンドモデルに採用されるマイクは「単一指向性」という種類で、口元方向からしか集音しないタイプのものです。
『SteelSeries Arctis 7 2019 Edition』に採用されるマイクは「双方向性」という種類で、口元方向とその裏側方向、2つの方向から集音するタイプのものです。
「単一指向性」が最もボイスチャット向けだと思うかもしれませんが、「双方向性」の方がボイスチャット向けです。
理由は、集音する範囲の違いと、横方向からの集音有無です。「単一指向性」の場合、口元方向側120度から180度の範囲の音を集音するので、横からの生活音も集音してしまいます。
「双方向性」に比べて集音できる範囲が広いので、拾ってしまう生活音が多くなります。「双方向性」の場合、8の字を描くように集音するので、横方向の音は集音しません。
集音するのは口元側とその裏側の狭い範囲だけ。口元方向の逆の方向には、音の鳴らないモニターがあるだけでしょうから、近くの声だけ集音するのです。
マイクとモニターの間に、キーボードやマウスを配置している方であっても、集音できる範囲が狭いので、キーボードを叩く音やマウスのクリック音は、あまり集音されないかと考えられます。
集音した雑音はノイズキャンセリング機能が相殺
キーボード・マウスの音、生活音などをもし集音してしまっても、「ノイズキャンセリング」機能がその雑音とは真逆の周波数を当てることでその音を相殺してくれます。
「双方向性」×「ノイズキャンセリング」の2段構えで、雑音を排除しようとしてくれる優れたマイクになりますので、仲間との連携を阻害しません。
使わないときはヘッドフォン部分に収納しておくことが可能。
音量調整、ミュート、そしてゲーム/ボイスチャットバランス調整
『SteelSeries Arctis 7 2019 Edition』』は、ヘッドフォン部分にて音量調整と、マイクミュート、さらにはゲーム/ボイスチャットバランス調整まですることが可能です。
気軽にゲーム音とボイスチャット音を調整できるので、ゲーム中であっても安心です。
※PC・Macでは使えますが、PS4・Switchでは機能しません。
PC・MacだけでなくPS4やSwitchでも無遅延 2.4GHzのワイヤレス
『SteelSeries Arctis 7 2019 Edition』は、コードが邪魔をせず、ゲームに集中することができるワイヤレスゲーミングヘッドセットとなります。
遅延や電波干渉を恐れる必要はありません。Bluetoothでワイヤレス接続しているわけではないからです。
スマホには3.5mmプラグ接続可能
『SteelSeries Arctis 7 2019 Edition』はスマホでも使うことができます。3.5mmプラグを挿入するだけ。
『SteelSeries Arctis 7 2019 Edition』仕様
【国内正規品】 SteelSeries 密閉型 ワイヤレス ゲーミングヘッドセット Arctis 7 Black (2019 Edition) 61505
メーカー | SteelSeries(スティールシリーズ) |
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シリーズ | Arctis |
発売日 | 2018年9月28日 |
サラウンドサウンド | 7.1ch DTS Headphone:X 2.0 |
ヘッドホンタイプ | オーバーヘッド (スキーゴーグルサスペンション/オートアジャスト ヒンジドハンガーデザイン) |
イヤーパッド | AirWeaveイヤークッション |
ヘッドホン構造 | 密閉型 |
ドライバーユニット | S1 オーディオドライバー |
ドライバーユニットサイズ | 40mm ネオジムドライバー |
感度 | 98dB |
周波数特性 | 20~20,000Hz |
インピーダンス | 32Ω |
全高調波歪み | <3% |
コントローラー | イヤーカップで音量コントロール |
マイクのタイプ | SteelSeries ClearCast 格納式ブームマイク |
マイク集音特性 | 双指向性 |
マイク感度 | -38dB |
マイク周波数特性 | 100Hz-10000Hz |
マイクインピーダンス | 2200Ω |
ノイズキャンセリング機能 | ○ |
マイクコントローラー | イヤーカップでミュート |
バッテリー | 24時間以上 |
無線方式 | 2.4Ghz |
ワイヤレス有効範囲 | 12m |
接続I/F | USB / 3.5mm(4極)プラグ |
付属品 | Arctis 7ヘッドセット、ワイヤレストランスミッター、4極3.5mmケーブル、マイクロUSB充電ケーブル、製品情報ガイド |
クレジット | SteelSeries(公式サイトの情報を基に記述しています。) |