『SteelSeries(スティールシリーズ)』のゲーミングヘッドセット選びに迷った際に参考にしていただけるよう、7種の製品を比較しました。
それぞれの製品名をタップ・クリックすると、製品それぞれを詳細に説明したページに移動します。
- 1 SteelSeries ゲーミングヘッドセット7種比較
- 2 PCに接続しなくてもイコライザー設定できる「Arctis Pro Wireless」と「Arctis Pro + GameDAC」
- 3 ハイレゾ「Arctis Pro Wireless」と「Arctis Pro + GameDAC」と「Arctis Pro」
- 4 「Arctis 3 Bluetooth」「Arctis 3」以外はDTS HEADPHONE:Xに対応
- 5 PS4でも7.1chサラウンドサウンド「Arctis Pro Wireless」「Arctis Pro + GameDAC」
- 6 スマホとBluetooth接続「Arctis 3 Bluetooth」と「Arctis Pro Wireless」
- 7 スマホとゲームと同時接続できるのは「Arctis Pro Wireless」1つだけ
- 8 オーディオミックス可能な「Arctis 3 Bluetooth」と「Arctis Pro Wireless」
- 9 「Arctis Pro Wireless」だけデュアルバッテリー
- 10 1680万色RGBは「Arctis Pro + GameDAC」「Arctis Pro」「Arctis 5」の3種
- 11 10,000円以下で購入できるのは「Arctis 3」だけ
- 12 実はどれも「+ GameDAC」にできる
SteelSeries ゲーミングヘッドセット7種比較
項目 | Arctis Pro Wireless | Arctis Pro + GameDAC | Arctis Pro |
---|---|---|---|
発売日 | 2018年5月10日 | 2018年5月10日 | 2018年3月23日 |
スペック | ハイエンド / フラッグシップ | ハイエンド / フラッグシップ | ハイエンド / フラッグシップ |
Amazon税込価格 | 約42,768円 | 約31,959円 | 約18,760円 |
ヘッドホン | ダイナミックネオジウムドライバー40mm10Hz~40,000Hz(ハイレゾ) | ダイナミックネオジウムドライバー40mm10Hz~40,000Hz(ハイレゾ) | ダイナミックネオジウムドライバー40mm10Hz~40,000Hz(ハイレゾ) |
サラウンド | DTS HEADPHONE:XPC:7.1chPS4:7.1chその他のコンシュマー:7.1chスマホ・タブレット:ステレオ | DTS HEADPHONE:XPC:7.1chPS4:7.1chその他のコンシュマー:7.1chスマホ・タブレット:ステレオ | DTS HEADPHONE:XPC:7.1chPS4:ステレオその他のコンシュマー:ステレオスマホ・タブレット:ステレオ |
触覚(振動)テクノロジー | ✕ | ✕ | ✕ |
イコライザー設定 | ○トランスミッターベースステーションPC:SteelSeries Engine 3 | ○GameDACPC:SteelSeries Engine 3 | ○PC:SteelSeries Engine 3のみ |
マイク | 双指向性格納式ノイズキャンセリング100Hz~10,000Hz | 双指向性格納式ノイズキャンセリング100Hz~10,000Hz | 双指向性格納式ノイズキャンセリング100Hz~10,000Hz |
接続方法 | 2.4GHz USB ワイヤレス3.5mm 4極 アナログ光デジタルBluetoothワイヤレス | USB ワイヤード3.5mm 4極 アナログ光デジタル | USB ワイヤード3.5mm 4極 アナログ |
イヤーパッド | AirWeaveイヤークッション | AirWeaveイヤークッション | AirWeaveイヤークッション |
重さ | 非公開 | 非公開 | 非公開 |
オーディオミックス | 2.4Gワイヤレス + Bluetoothワイヤレス最大2つのデバイス | 3.5mm4極Auxケーブル+3.5mm 4極 アナログ | 3.5mm4極Auxケーブル+3.5mm 4極 アナログ |
モバイルデバイス | 3.5mm 4極 アナログBluetoothワイヤレス | 3.5mm 4極 アナログ | 3.5mm 4極 アナログ |
ライト | ✕ | Prism RGB Illumination | Prism RGB Illumination |
Gキー | ✕ | ✕ | ✕ |
項目 | Arctis 7 | Arctis 3 Bluetooth | Arctis 5 | Arctis 3 |
---|---|---|---|---|
発売日 | 2018年9月28日 | 2018年2月8日 | 2018年9月28日 | 2018年9月28日 |
スペック | ハイクラス | ミドルハイレンジクラス | ミドルハイレンジクラス | ミドルローレンジクラス |
Amazon税込価格 | 15,660円 | 15,531円 | 11,749円 | 9,217円 |
ヘッドホン | S1ダイナミックネオジウムドライバー40mm20Hz~20,000Hz | S1ダイナミックネオジウムドライバー40mm20Hz~22,000Hz | S1ダイナミックネオジウムドライバー40mm20Hz~22,000Hz | S1ダイナミックネオジウムドライバー40mm20Hz~22,000Hz |
サラウンド | DTS HEADPHONE:XPC:7.1chPS4:ステレオその他のコンシュマー:ステレオスマホ・タブレット:ステレオ | Windows SonicサラウンドPC:7.1chPS4:ステレオその他のコンシュマー:ステレオスマホ・タブレット:ステレオ | DTS HEADPHONE:XPC:7.1chPS4:ステレオその他のコンシュマー:ステレオスマホ・タブレット:ステレオ | Windows SonicサラウンドPC:7.1chPS4:ステレオその他のコンシュマー:ステレオスマホ・タブレット:ステレオ |
触覚(振動)テクノロジー | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ |
イコライザー設定 | ○ | ○ | ○ | ○ |
マイク | 双指向性格納式ノイズキャンセリング100Hz~10,000Hz | 双指向性格納式ノイズキャンセリング100Hz~10,000Hz | 双指向性格納式ノイズキャンセリング100Hz~10,000Hz | 双指向性格納式ノイズキャンセリング100Hz~10,000Hz |
接続方法 | 2.4GHz USB ワイヤレス3.5mm 4極 アナログ | 3.5mm 4極 アナログBluetoothワイヤレス | USB ワイヤード3.5mm 4極 アナログ | 3.5mm 4極 アナログ |
イヤーパッド | AirWeaveイヤークッション | AirWeaveイヤークッション | AirWeaveイヤークッション | AirWeaveイヤークッション |
重さ | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 非公開 |
オーディオミックス | ✕ | 3.5mmアナログ接続 + Bluetoothワイヤレス最大2つのデバイス | ✕ | ✕ |
モバイルデバイス | 3.5mm 4極 アナログ | 3.5mm 4極 アナログBluetoothワイヤレス | 3.5mm 4極 アナログ | 3.5mm 4極 アナログ |
ライト | ✕ | ✕ | Prism RGB Illumination | ✕ |
キー | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ |
PCに接続しなくてもイコライザー設定できる「Arctis Pro Wireless」と「Arctis Pro + GameDAC」
【国内正規品】密閉型 ハイレゾ対応 USB DAC ゲーミングヘッドセット SteelSeries Arctis Pro + Game DAC 6…
「Arctis Pro Wireless」にはトランスミッターベースステーションが、「Arctis Pro + GameDAC」にはGameDACが付属されています。
トランスミッターベースステーションやGameDACのように、PS4でもサラウンドサウンドを可能とさせたり、ノイズを除去してくれたり、イコライザー設定を可能とさせるアンプ/DAC/サウンドカードは、他のメーカーからも発売されています。
多くのゲーミングヘッドセットやアンプ/DAC/サウンドカードは、PCに接続して専用のソフトを使わない限り、イコライザー設定することはできません。
『SteelSeries』のゲーミングヘッドセットのうち、「Arctis 7」「Arctis 3 Bluetooth」「Arctis 5」「Arctis 3」4製品もイコライザー設定できますが、その例に漏れず、PCに接続しなければなりません。
しかし「Arctis Pro Wireless」と「Arctis Pro + GameDAC」には、有機ELディスプレイが搭載されています。
そのディスプレイに表示される10に分けられた周波数ごとに、音量調整するといったイコライザー設定が可能です。
PCに接続することなく、気軽にいつでも変更できる、とても貴重なアンプ/DAC/サウンドカードです。
ハイレゾ「Arctis Pro Wireless」と「Arctis Pro + GameDAC」と「Arctis Pro」
【国内正規品】密閉型 ゲーミングヘッドセット SteelSeries Arctis Pro 61486 ハイレゾ基準対応 DTS サラウ…
「Arctis Pro Wireless」と「Arctis Pro + GameDAC」と「Arctis Pro」は、ハイレゾに対応しています。
人の耳で聞き取ることのできる周波数は、20Hzから20,000Hzまでなので、耳で聞き取ることはできませんが、肌や感覚で感じることは可能です。
癒し・リラックス効果・感情を刺激するなどの効果が証明される、「1/f ゆらぎ」と呼ばれる、川のせせらぎや森の草・花・木など森と風が奏でる音なども、耳で聞き取ることができない高い音です。
「Arctis Pro Wireless」と「Arctis Pro + GameDAC」と「Arctis Pro」で聴くハイレゾ音源を聞けば、より心を動かされるということになります。
ゲームサウンドはハイレゾ対応ではありませんが、ハイレゾ対応の「Arctis Pro Wireless」と「Arctis Pro + GameDAC」と「Arctis Pro」で聴くと、音質が上がる恩恵を得ることができます。
特に「Arctis Pro + GameDAC」だけは、ハイレゾオーディオの認定を受けた製品なので、最も音質に期待できるゲーミングヘッドセットです。
「Arctis 3 Bluetooth」「Arctis 3」以外はDTS HEADPHONE:Xに対応
Windows10ご利用の方でしたら、「Arctis 3 Bluetooth」「Arctis 3」以外のゲーミングヘッドセットを使っても、無料でWindows Sonicサラウンドの恩恵を得ることができます。
Windows Sonicサラウンドは、Windows10に標準装備されているからです。
「Arctis 3 Bluetooth」「Arctis 3」にてXboxONEをプレイすると、Windows Sonicサラウンドにてゲームすることが可能です。
「Arctis Pro Wireless」「Arctis Pro + GameDAC」「Arctis Pro」「Arctis 7」「Arctis 5」の5種類に関しては、Windows Sonicサラウンドよりも忠実に位置を再現できるDTS HEADPHONE:Xに対応します。
音だけで、しっかり敵の位置を把握したい方であれば、「Arctis Pro Wireless」「Arctis Pro + GameDAC」「Arctis Pro」「Arctis 7」「Arctis 5」のどれかがオススメです。
PS4でも7.1chサラウンドサウンド「Arctis Pro Wireless」「Arctis Pro + GameDAC」
『SteelSeries』のゲーミングヘッドセット7種はすべて、7.1chサラウンドサウンドに対応していることになります。
ただし、PCだけでなく、PS4やその他の家庭用ゲーム機でも、7.1chサラウンドサウンドを実現できるものは「Arctis Pro Wireless」「Arctis Pro + GameDAC」の2つだけになります。
「Arctis 3 Bluetooth」と「Arctis 3」に関しては、PCとXboxOneにて7.1chサラウンドサウンドを楽しむことができます。
PS4でも7.1chサラウンドサウンドを実現したいのであれば、「Arctis Pro Wireless」または「Arctis Pro + GameDAC」の2択です。
スマホとBluetooth接続「Arctis 3 Bluetooth」と「Arctis Pro Wireless」
ゲーミングヘッドセットにしては珍しく、Bluetoothに対応する製品は「Arctis 3 Bluetooth」と「Arctis Pro Wireless」の2つだけになります。
大体のゲーミングヘッドセットは、スマホなどのモバイルデバイスと接続するためには、3.5mmプラグによる有線接続という選択肢しかないのです。
「Arctis 3 Bluetooth」と「Arctis Pro Wireless」に関しては、3.5mmプラグによる有線接続だけでなく、Bluetoothによるワイヤレス接続も可能です。
スマホとゲームと同時接続できるのは「Arctis Pro Wireless」1つだけ
「Arctis Pro Wireless」は完全ワイヤレスゲーミングヘッドセットです。ゲームでは遅延無い2.4GHzのワイヤレス+スマホではBluetoothワイヤレスと両方同時に接続できる、稀有なゲーミングヘッドセットです。
オーディオミックス可能な「Arctis 3 Bluetooth」と「Arctis Pro Wireless」
「Arctis 3 Bluetooth」と「Arctis Pro Wireless」はBluetoothに対応していますが、それぞれ同時にゲームと接続することが可能です。
上ですでにご紹介しましたが、「Arctis Pro Wireless」は、ゲームで遅延無い2.4GHzのワイヤレス+スマホでBluetoothワイヤレスと同時に接続できます。
「Arctis 3 Bluetooth」については、ゲームは遅延無い3.5mmアナログ+スマホではBluetoothワイヤレスと同時に接続できます。
「Arctis Pro Wireless」「Arctis 3 Bluetooth」両方とも、ゲームのサウンドとスマホのサウンドがミックスされて再生できるので、ゲームしながら電話したり、音楽を聴いたり、Discordでボイスチャットしたりできます。
「Arctis Pro Wireless」だけデュアルバッテリー
『SteelSeries』のゲーミングヘッドセット7種のうち、「Arctis Pro Wireless」「Arctis 7」「Arctis 3 Bluetooth」の3種がワイヤレスゲーミングヘッドセットです。
そのためバッテリーが搭載されています。「Arctis Pro Wireless」は10時間、「Arctis 7」は24時間以上、「Arctis 3 Bluetooth」は28時間連続駆動するので、どれも長時間のゲームプレイした際にバッテリー切れで悩まされることはなさそうです。
10時間連続プレイできる人は、かなりタフな方です。しかし、ハイエンドモデルである「Arctis Pro Wireless」が最もかつ圧倒的に連続駆動時間が短いのは少し納得がいきません。
実は「Arctis Pro Wireless」だけ、もともとバッテリーが2つセットになっています。ゲーム中使っていない方のバッテリーは、トランスミッターベースステーションにて充電することができます。
仮にもし10時間続けてゲームすることでバッテリーが切れてしまっても、充電が完了しているもう一つのバッテリーに換装できるのです。
最も駆動時間の長い「Arctis 3 Bluetooth」は、充電せずに28時間ゲームしてしまうと、そこから先は有線接続にてゲームしなければならなくなります。
「Arctis Pro Wireless」の場合、28時間以上ゲームしても、2回のバッテリー換装をすることで、ずっとワイヤレスでゲームを続けることが可能です。「Arctis Pro Wireless」だけ完全ワイヤレスです。
1680万色RGBは「Arctis Pro + GameDAC」「Arctis Pro」「Arctis 5」の3種
【国内正規品】密閉型 ゲーミングヘッドセット SteelSeries Arctis 5 Black (2019 Edition) 61504
暗い部屋の中、それぞれのゲーミングデバイスがとっても綺麗なイルミネーションに輝くゲーミングデスク。画像であっても、一度目にしたら誰もが憧れるはずです。
「Arctis Pro + GameDAC」「Arctis Pro」「Arctis 5」の3種は、1680万色の「Prism RGB Illumination」に対応しています。
10,000円以下で購入できるのは「Arctis 3」だけ
『SteelSeries』の品質と性能はとても高いといえます。それは、『SteelSeries』のゲーミングヘッドセットの中で、エントリーモデルに位置付けられる「Arctis 3」にもいえることです。
『SteelSeries』のエントリーモデルは、すべてのゲーミングヘッドセットの中ではミドルローレンジモデルとして位置付けられるほど性能が高いのです。
スピーカーとマイクという基本的な部分は、ハイクラスモデルである「Arctis 7」と変わりないからです。音質もマイクの質も、他のメーカーのハイエンドモデルに引けを取りません。
そんな高価で高品質なゲーミングヘッドセットしか販売していない『SteelSeries』ですが、「Arctis 3」だけは唯一、10,000円以下で購入できます。
実はどれも「+ GameDAC」にできる
【国内正規品】PC PS4対応 サラウンド ゲーミング オーディオ USBDAC アンプ SteelSeries GameDac 61370
『SteelSeries』のUSB DAC/アンプ「GameDAC」は、単体でも発売されています。この「GameDAC」は、「Arctis Pro + GameDAC」に同梱される「GameDAC」と同一のものです。
「GameDAC」の良いところは、3.5mmプラグにて接続可能なヘッドセットであれば、そのヘッドセットの機能と性能を拡張できてしまうところです。
例えば、最も安価な「Arctis 3」と「GameDAC」を購入してセットで使うと、「Arctis 3」が「DTS HEADPHONE:X」対応のゲーミングヘッドセットに拡張されます。
PCだけでなく、PS4でも「Arctis 3」+「GameDAC」は7.1chサラウンドサウンドにてゲームできます。
もちろん、イコライザー設定も「GameDAC」にてすることができます。「Arctis 3」が奏でるサウンドに歪みがあれば、それも除去してくれます。
「Arctis Pro + GameDAC」に劣らないほどに多機能になるのです。劣る部分はハイレゾではない部分だけでしょうか。
「Arctis 3」だけではありません。「Arctis 7」も「Arctis 5」も「Arctis 3 Bluetooth」も、他のメーカーが販売するゲーミングヘッドセットも、+「GameDAC」にできます。
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