必要なもの
遅延あるPCの画面を見てゲームをする場合は5アイテム
- PC
- キャプチャーボード
- キャプチャーソフト
- HDMIケーブル
- USBケーブル
遅延ないテレビ・モニターにパススルー出力してゲームをする場合は6アイテム
- PC
- キャプチャーボード
- キャプチャーソフト
- テレビ または モニター
- HDMIケーブル×2
- USBケーブル
【PS4】ゲーム実況(自分の声)するためのキャプチャーボード接続方法
PS4パーティとボイスチャットしながら、プレイ動画だけをライブ配信・録画するためのキャプチャーボード接続方法
A、PS4のプレイ動画をPCに出力 ライブ配信・録画する方法(テレビ・モニター必要なし)
PS4の映像と音声だけをPCに出力する接続方法になります。自分の声やPS4パーティの声などは出力されません。
この接続方法では、テレビ・モニターを必要としないので、PCだけ持っていて、テレビ・モニターをお持ちでない方にもオススメです。
テレビ・モニターを新たに購入するより、キャプチャーボードを購入した方が安い買い物で済む可能性が高いからです。
「遅延軽減機能」搭載またはUSB3.0がオススメ
キャプチャーボードには、ソフトウェアタイプとハードウェアタイプの2種類がありますが、ハードウェアタイプのキャプチャーボードの場合遅延が大きいので、「遅延軽減機能」搭載のものがオススメです。
インターフェースは、「USB 2.0」よりも「USB 3.0」の方が転送速度が理論上10倍速いので、その点も選ぶポイントになります。
接続方法
PS4とキャプチャーボードは「HDMIケーブル」で、キャプチャーボードとPCは「USB Type-Aケーブル」で接続します。
B、PS4のプレイ動画を遅延あるPCにてライブ配信・録画 遅延ないテレビ・モニターでゲームする方法
PS4の映像と音声だけをPCとテレビ・モニターに出力する接続方法になります。自分の声やPS4パーティの声などは出力されません。
「パススルー機能」搭載キャプチャーボード必須
PS4のプレイ動画をPCとテレビ・モニターに出力する場合、キャプチャーボードに「パススルー機能」が必要です。
この接続では、キャプチャーボードを通してPS4の映像と音声が2つの経路に分かれます。分かれるというよりは、複製されるといった方が正しいかもしれません。
1つは、キャプチャーボード本来の仕事をしてPCに流されます。本来ならPCに出力することができないPS4の映像と音声を、出力できるように処理していますので遅延(タイムラグ)が発生します。
もう1つは、PS4の映像と音声を何もせず、キャプチャーボードを素通り(スルー)させてテレビ・モニターに届けられます。
キャプチャーボードを使わない時との違いは、HDMIケーブルが2本必要なところ。そして間にキャプチャーボードが挟まるところ。
ただし「パススルー機能」が何もしないで素通りさせるので遅延が発生しません。なので実質キャプチャーボードを使わない時と何ら変わりない状態でゲームできます。
この接続方法ではPCだけでなく、同時にテレビ・モニターにもPS4の映像・音声が出力されます。同時に出力されるので映像と音声を比較してみることが可能です。
テレビ・モニターの映像・音声に遅れてPCの映像・音声が後を追うところをはっきり確認できるところが面白いです。
PCでライブ配信・録画していない人にハンデない状態でゲームができますし、PCの画面より大きなテレビ・モニターでゲームできるところが嬉しいポイント。
たくさんの人に見てもらうためにライブ配信・録画するわけですから、できる限りハンデなくゲームプレイしたいところです。
接続方法
HDMIケーブルとUSBケーブル選択のポイント
HDMIケーブルの種類
「HDMIケーブル」は、最低でも「ハイスピード」と記載される「Ver.1.4」以上のものが必要です。
「HDR」対応、または「4K」対応のキャプチャーボードなら「プレミアムハイスピード」と記載される「Ver.2.0a」以上のものが必要です。
PCだけに接続する場合にはHDMIケーブルは1本、テレビ・モニターにパススルーする場合には2本必要になります。
今現在すでにPS4とテレビに1本使っているのであれば、パススルーする方だけがHDMIケーブルを1本購入する必要があるでしょう。
USB Type-Aケーブルの種類
「USB Type-Aケーブル」は、購入したキャプチャーボードのインターフェースにあったものを購入します。
「USB 3.0」に対応するキャプチャーボードなのに、「USB 2.0ケーブル」を使ったのでは、せっかくの「USB 3.0」の転送速度が理論上10分の1になってしまいます。
「USB 3.0」対応のキャプチャーボードはPCへの出力遅延が少なく、「USB 2.0」対応のキャプチャーボードに比べて3〜5分の1程度の遅延に抑えられています。
「USB 3.0」対応のキャプチャーボードに「USB 2.0ケーブル」を使うと、実測値を比較しても、3〜5倍の遅延になってしまうことに注意しましょう。