PS4のプレイ動画と自分の声をライブ配信・録画するゲーム実況。男性だけでなく女性のゲーム実況者も増えてきています。
ただ楽しそうに笑ったり、叫んだりしているプレイ動画を見ているのも微笑ましく楽しいですし、しっかり解説したり、プロのような実況をされている方も中にはいらっしゃいます。
そんなゲーム実況を目指す方々に今回は、PS4のプレイ動画と自分の声をライブ配信・録画するゲーム実況するためのキャプチャーボード接続方法をご紹介します。
【PS4】キャプチャーボード プレイ動画配信+ボイスチャット接続方法
【PS4】のプレイ動画のライブ配信 録画キャプチャーボード接続方法
必要なもの
継承は呪いか、それとも祝福か?─戦国SF─
ナノボットを統べるケモ耳忍者と一緒にシルルRPG──戦国──
雪輪碧
西暦2126年、現実世界をゲームの舞台にしてしまう恐ろしいサービス「シルルRPG──戦国──」がひっそりと開始された。
高度に発達した超古代文明に運営・管理されいている日本は、戦国時代の後半。無限の闘争を繰り返していた。
日本古来の歴史書にも記載される妖怪。妖狐・天狗・猫又など、その正体は、超古代文明に遺伝子編集された人間だった。
伊賀の忍び・妖狐の新左衛門も、室町幕府の権威低下に伴う動乱に巻き込まれていく。
そんな中、「シルルRPG──戦国──」のプレイヤー権利を買った一人の超古代文明人が、戦国の世に暮らす人の自我を奪って(異世界転生)、ロールプレイングを始めた。
戦国世界とナノ兵器をめぐる混沌とした戦いの幕が上がる。
カクヨム
遅延あるPCの画面を見てゲームをする場合は6アイテム
- PC
- キャプチャーボード
- キャプチャーソフト
- HDMIケーブル
- USBケーブル
- ヘッドセット
遅延ないテレビ・モニターにパススルー出力してゲームをする場合は8アイテム
- PC
- キャプチャーボード
- キャプチャーソフト
- テレビ または モニター
- HDMIケーブル×2
- USBケーブル
- ヘッドフォン
- マイク
A、遅延あるPCでゲームしながらゲーム実況する接続方法
PS4とキャプチャーボードをHDMIケーブルで、キャプチャーボードとPCをUSBケーブルでつなげば、PS4の映像・音声をPCに出力することができるようになります。
そこに自分の声も収録させるためには、PCにヘッドセットを接続します。PCに移るゲームの映像と、ヘッドフォンから聞こえるゲーム音を聞きながらゲームをする形です。
ヘッドセットに搭載されるマイクが集音するあなたの声は、PCが直接取り込んで、ゲームの映像・音声と一緒にライブ配信・録画されます。
接続方法
B、遅延ないテレビ・モニターでゲームしながらゲーム実況する接続方法
PS4とキャプチャーボードをHDMIケーブルで、キャプチャーボードとPCをUSBケーブルでつなげば、PS4の映像・音声をPCに出力することができるようになります。
それとは別に、キャプチャーボードのパススルー機能を活用してテレビ・モニターにもPS4の映像・音声を出力します。
キャプチャーボードとテレビ・モニターはHDMIケーブルでつなぎます。テレビ・モニターには、遅延ない(タイムラグ)ゲームの映像・音声が流れます。
この場合、Aと同じようにヘッドセット1つだけでもゲーム実況することは可能です。ただしヘッドセットは、自分の声も収録させるためPCに接続するしか選択肢がありません。
これの何が問題なのかというと、遅延ないテレビ・モニターの映像を見ながらゲームできるのは良いのですが、音声だけは遅延あるPCのものを聞いてゲームしなければならないということです。
映像と音声にズレを感じながらゲームしなければならないのです。これでは、音が重要ではないゲームでもストレスですし、FPSゲームなど音が重要なゲームでは、ハンデを残したまま戦う羽目になります。
そのためヘッドセットのようなスピーカーとマイクがセットになったものではなく、ヘッドフォンとマイクを別に用意します。
ヘッドフォンの接続先はもちろん、音声の遅延もないテレビ・モニターになります。これなら、映像も音声も遅延ない状態でゲームができます。
マイクは、自分の声を収録させるためにPCに接続させ、テレビ・モニターの前に持ってきてゲーム実況します。
マイクは、ヘッドセットのものより単体の方が性能の良いものを購入できますし、ピンからキリまでさまざまなものを選ぶことができるのでオススメです。
また、ヘッドフォンとは別にマイクを使うようになると、感覚的にプロのように感じるのは私だけでしょうか。
気が引き締まる感じがしますので、よりゲーム実況に力を入れられるという付加価値もあるのではと、個人的には考えています。
テレビ・モニターに接続するヘッドフォンですが、これは今ご利用のヘッドセットでも問題ありません。テレビ・モニターに接続してもマイクだけ機能しないだけです。
接続方法
C、PS4パーティとのボイスチャット内容のうち、自分の声だけプレイ動画と一緒に配信する接続方法
ゲーム実況とは言えないかもしれませんが、プレイ動画に自分の声だけを追加するという点で共通しているので、念のためこの接続方法もご紹介しておきます。
例えばオンラインマルチプレイゲームを、PS4パーティとボイスチャットしながらプレイ動画を配信する際に、自分の声だけをピックアップします。
そのためPS4パーティメンバーの声だけが配信されません。どうしてもPS4パーティメンバーに配信の許可をもらえなかったとか、言いずらかったとか、少しでも雰囲気を伝えられればと思った際に活用できるかと思います。
接続方法は、AとBでご紹介した接続に「PS4純正モノラルヘッドセット」を追加するだけです。「PS4純正モノラルヘッドセット」がない場合はスマホのマイク付きイヤホンを使いましょう。
接続先はもちろんPS4です。「PS4純正モノラルヘッドセット」はPS4パーティとのボイスチャット用。PCはあなたの声を収録するため。
パススルーを使っている場合は、遅延ないゲーム音を聞くためにヘッドフォンを接続します。あなたの声は、「PS4純正モノラルヘッドセット」のマイクとPCにつなぐマイクまたはヘッドセットからと、両方から集音させます。
この接続であれば、プレイ動画+あなたの声を配信しつつ、PS4パーティメンバーといつもと変わらないボイスチャットもすることが可能です。
装着の方法は、「PS4純正モノラルヘッドセット」を先に耳につけ、コードを反対側の耳にかけ、マイクがアゴに来るよう配置。それに被せるようにヘッドフォンを装着します。
PS4側の設定は、「設定」→「周辺機器」→「オーディオ機器」→「ヘッドホンへの出力」部分を「全ての音声」から「チャット音声」に変更します。
この設定変更をしないと、ゲームの映像とあなたの声だけしか配信できず、ゲーム音がなくなってしまうのでご注意を。
PC画面でゲームする場合の接続方法
遅延ないテレビ・モニター画面でゲームする場合の接続方法
HDMIケーブルとUSBケーブル選択のポイント
HDMIケーブルの種類
「HDMIケーブル」は、最低でも「ハイスピード」と記載される「Ver.1.4」以上のものが必要です。
「HDR」対応、または「4K」対応のキャプチャーボードなら「プレミアムハイスピード」と記載される「Ver.2.0a」以上のものが必要です。
PCだけに接続する場合にはHDMIケーブルは1本、テレビ・モニターにパススルーする場合には2本必要になります。
今現在すでにPS4とテレビに1本使っているのであれば、パススルーする方だけがHDMIケーブルを1本購入する必要があるでしょう。
USB Type-Aケーブルの種類
「USB Type-Aケーブル」は、購入したキャプチャーボードのインターフェースにあったものを購入します。
「USB 3.0」に対応するキャプチャーボードなのに、「USB 2.0ケーブル」を使ったのでは、せっかくの「USB 3.0」の転送速度が理論上10分の1になってしまいます。
「USB 3.0」対応のキャプチャーボードはPCへの出力遅延が少なく、「USB 2.0」対応のキャプチャーボードに比べて3〜5分の1程度の遅延に抑えられています。
「USB 3.0」対応のキャプチャーボードに「USB 2.0ケーブル」を使うと、実測値を比較しても、3〜5倍の遅延になってしまうことに注意しましょう。