2017年10月下旬に発売された、アイ・オー・データ機器(以下、IO-DATA) ゲーマー向けディスプレイブランド「GigaCrysta」の製品です。メーカー想定売価3万9800円(税込4万2984円)。
映像滑らか 遅延少ない リフレッシュレート最大144Hz

通常のテレビ(モニター)はリフレッシュレート60Hzで1秒間に60枚の静止画で動画が作られますが、『IO-DATA LCD-GC241HXB』は144Hzなので1秒間に144枚の静止画で動画が作られます。
パラパラ漫画をイメージしていただけるとわかりやすいのですが、枚数が多い方が映像が滑らかに仕上がります。
60Hzは次の静止画に切り替わるまでのタイムラグが0.016秒ですが、144Hzのタイムラグは0.0069秒ということになります。
そのためPCやゲーム機が作る静止画がモニターに表示されるまでの最大遅延が、144Hzの方が少なくてすみます。
フルHDで144fps出力可能な高性能ゲーミングPCをを持ちでしたら、『LCD-GC241HXB』の性能を最大限引き出すことが可能になります。
PS4のフレームレートは最大60fpsなので、『LCD-GC241HXB』の性能は最大限活かすことはできませんが、遅延は少なくて済むというメリットだけはあります。
※最大リフレッシュレート HDMI1、DisplayPort:144Hz、HDMI2、HDMI3:120Hz、アナログRGB:75Hz
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表示遅延わずか0.35ms(0.00035秒)
キーボードやマウス、PS4コントローラーの操作コマンドは、PC・ゲーム機に伝えられ、モニターに反映されるまでにタイムラグがあります。
入力デバイス→入力解析(PC・ゲーム機)→ゲーム処理(PC・ゲーム機)→描画処理(グラフィックボード)→映像処理(モニター)→モニターに出力。
といったように、それぞれが何らかの仕事をしているので時間がかかります。これを「表示遅延」と言います。
もちろんPC・PS4だけでなく、テレビ(モニター)側にもお仕事がありますので、モニターの性能や機能にも遅延させる理由が存在します。
『LCD-GC241HXB』の場合、その「表示遅延」がわずか0.35ms(0.00035秒)です。人にとってはあってないような一瞬です。
※0.35ms(0.00035秒)は144Hz時の値
応答速度最大1ms(0.001秒)
「応答速度」とは色が切り替わる速度のこと。『LCD-GC241HXB』の「応答速度」は最速で1ms(0.001秒)です。
1ms(0.001秒)は、オーバードライブ機能レベル2に設定した場合の数値です。オーバードライブ機能を使わない場合でも5ms(0.005秒)なので、普通のテレビなんかより全然高速。
「応答速度」が速いと何が嬉しいのかというと、残像が残らないところ。動きの速いゲームやサッカーなどの場合、動きに色の変化が追いつかなくて輪郭がぼやけて残像が残ってしまうのです。
助けているように見えるとはいえ、ぱっと見たんに膨張しているように見えるわけですから、FPSでのエイムを阻害します。残像に当てても、やはりそれは残像なので弾は当たっていないという判定になります。
なのでゲームする方には特に、『LCD-GC241HXB』のように「応答速度」が高速の方がお勧めということになります。
PS4で7.1chしかもカスタマイズ可能なヘッドセット+アンプ知ってる?
PS4でもDOLBY HEADPHONE 7.1サラウンド サウンド対応
ヘッドセットのカスタマイズとイコライザー設定可能
「開放型」から「密閉型」に 換装できる
色も明るさもきめ細やかさも優れたモニター
①リフレッシュレート最大144Hzなので、1秒間に最大144枚の静止画で動画を作ることが可能です。その1枚1枚の静止画は、②フルHDというきめ細やかなもので作られます。
色は③8bit(1677万色)です。10bit(10億7374万色)対応のグラフィックカードとソフトウェアに接続すれば、10億7374万色の中から最適な1677万色を取り出してパネルに出力します。

暗いシーンに隠れた敵をより鮮明に映し出す「Night Clear Vision」。暗い部分をより暗く、明るい部分をより明るくして差の絶対値を拡大することで、色あざやかかつ索敵しやすい色合いで再現できる「エンハンストコントラスト」にも対応しています。

『LCD-GC241HXB』は液晶モニターなので、バックライトにより光のコントロールをしていますが、暗いシーンや明るいシーンを判別して、それぞれに最適な輝度レベルにゆっくりと自然にコントロールできる「CREX」まで対応。
④明るさと暗さに対する強いこだわりを伺えます。明るくても暗くても、クリアリング(索敵)型のモニターより容易になりそうです。
このように『LCD-GC241HXB』は、①滑らかさ②きめ細やかさ③色鮮やかさ④明るさと暗さ表現と4拍子揃った映像体験を可能とさせるモニターになります。
HDMI×3 + DisplayPort + D-Sub + ヘッドフォン出力 + 音声出力 + ステレオスピーカー

HDMIポートが3つ、DisplayPort1つ、D-Sub1つ搭載されているので、PS4とSwitch、そしてPCゲームと3種のゲームを、ケーブルの付け替えなく切り替えることができます。
ステレオスピーカーが搭載されていますが、ヘッドフォン出力用と音声出力用の3.5mm ステレオミニジャックと2つ用意されているので、外付けスピーカーによる拡張も容易。
3D立体音響「DTS Headphone:X 2.0」
「DTS Headphone:X 2.0」対応
遅延の心配がない2.4GHz独自のワイヤレス
長時間ゲームプレイを可能とさせる目への配慮


バックライトのちらつきがない「フリッカーレス」対応。そしてブルーライトを低減させる「ブルーリダクション」にも対応しています。
もちろん光の反射を防ぐ目への負担が少ないノングレア。目に優しいモニターなので、長時間ゲームでも目が疲れにくく、高いパフォーマンスを維持してゲームすることができます。
高さ+回転+チルト+スイベル対応
『LCD-GC241HXB』は、高さ調節、上下の角度、左右の角度、90度画面の回転と自由に調節可能なモニターです。
『IO-DATA LCD-GC241HXB』仕様
メーカー | IO-DATA |
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ブランド | IO-DATA GigaCrysta |
シリーズ | GigaCrystaシリーズ(FPS向け) |
発売日 | 2017年10月下旬 |
種別 | TFT24型 WIDE液晶 LEDTNパネルノングレア(非光沢) |
最大解像度 | 1920×1080 |
ビット深度(最大表示色) | 8bit(約1677万色) |
リフレッシュレート | HDMI-1、DisplayPort:144HzHDMI-2、HDMI-3:120HzアナログRGB:75Hz |
応答速度 | 5msオーバードライブレベル1設定時:約4ms[GTG]オーバードライブレベル2設定時:約1ms[GTG] |
色域 | 非公開 |
輝度(HDR) | 350 cd/m2(HDR:✕) |
コントラスト比 | 1000:1 |
入力端子 | HDMI×3DisplayPort×1D-Sub(アナログRGB) x1USB(メンテナンス用) |
音声入出力端子 | ヘッドフォン出力:3.5mm ステレオミニジャック音声出力:3.5mm ステレオミニジャック |
スピーカー | 2.0W+2.0W(ステレオ) |
視野角(水平/垂直) | 上下:160° 左右:170° |
サイズ(幅×高さ×奥行 単位:mm スタンド含む) | 568×231×410~520mm |
重量(スタンド含む) | 6.0kg |
消費電力 | 最大時:47W通常使用時(オンモード):22.5W年間消費電力量:70.1kWh待機時:0.2W |
HDCP | 対応 |
ピボット機能 | 右90° |
チルト機能 | 上:20° 下:3° |
スイベル機能 | 左:65° 右:65° |
上下高さ調節 | 110mm |
フリッカー機能 | ○ |
ブルーライト軽減機能 | ○ |
壁掛け機能 | VESA規格 単位mm:100×100 |
USB HUB機能 | ✕ |
保証期間 | 5年間(※ただし、使用時間は30,000時間内に限ります。) |
クレジット | © I-O DATE DEVICE, INC.(公式サイトの情報をもとに記述しています。) |
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