2019年4月上旬発売予定、アイ・オー・データ機器(以下、IO-DATA) 32インチ 4K/60p HDR 応答速度3ms 10bit(10億7374万色)DCI-P3色域95% モニター『LCD-M4K321XVB』をご紹介します。
- 1 現実世界のように色彩の鮮やか 色域「DCI-P3」カバー率95%の映像
- 2 近くで見てもきめ細やかな「4K」
- 3 暗いシーンでも索敵容易な「HDR」対応
- 4 RPGのグラフィックスのグラデーションが4倍美しい10bitカラー(10億7374万色)
- 5 4Kでもカクカクしにくいリフレッシュレート60Hz
- 6 寝ながらでも恋人と一緒に見ても美しい 上下左右178°の広視野角
- 7 エイムで困らない 残像がない 応答速度3ms(0.003秒)[GTG]
- 8 スピーカー搭載ですが拡張はPC or PS4 Proから直接出力する必要あり
- 9 『LCD-M4K321XVB』の最適環境
- 10 『LCD-M4K321XVB』仕様
現実世界のように色彩の鮮やか 色域「DCI-P3」カバー率95%の映像
『LCD-M4K321XVB』の「色域」は、通常のテレビ(モニター)より約19%も広いので、現実世界のように色彩鮮やかに表現できるディスプレイです。
「色域」とは、色の範囲・領域のことをいいます。この色の範囲が、人間の目で認識可能な色の範囲に近いほど現実世界の色彩に近づきます。
通常のテレビ(モニター)の場合、「色域」の規格の一つ「sRGB 100%」に対応しています。
それに対して『LCD-M4K321XVB』は、「色域」の他の規格「DCI-P3」に対応しています。その「DCI-P3」の95%をカバーしているモニターです。
「DCI-P3」の色の範囲は「sRGB」の色の範囲よりとても広いのです。95%をカバーしていなくても、「sRGB 100%」より約19%も広い。
だから『LCD-M4K321XVB』で観る映像は、現実世界のように色彩の鮮やかです。RPGゲームや映画鑑賞にぴったり。
継承は呪いか、それとも祝福か?─戦国SF─
ナノボットを統べるケモ耳忍者と一緒にシルルRPG──戦国──
雪輪碧
西暦2126年、現実世界をゲームの舞台にしてしまう恐ろしいサービス「シルルRPG──戦国──」がひっそりと開始された。
高度に発達した超古代文明に運営・管理されいている日本は、戦国時代の後半。無限の闘争を繰り返していた。
日本古来の歴史書にも記載される妖怪。妖狐・天狗・猫又など、その正体は、超古代文明に遺伝子編集された人間だった。
伊賀の忍び・妖狐の新左衛門も、室町幕府の権威低下に伴う動乱に巻き込まれていく。
そんな中、「シルルRPG──戦国──」のプレイヤー権利を買った一人の超古代文明人が、戦国の世に暮らす人の自我を奪って(異世界転生)、ロールプレイングを始めた。
戦国世界とナノ兵器をめぐる混沌とした戦いの幕が上がる。
カクヨム
近くで見てもきめ細やかな「4K」
「フルHD」の4倍広い範囲を映し出す、大きい静止画を使って動画を作ることができるテレビ(モニター)が「4K」です。
画面サイズに静止画を引き伸ばさなければならないので、当然ですが「4K」の方がきめ細やかです。近くで見ても画質の荒さを判別できないのです。
そのため一般的には、「フルHD」の最適な視聴距離に対して「4K」はその半分で良いと言われています。
近くで視聴できるということは、「フルHD」より「4K」の方が画面が視界いっぱいに広がるということになりますので、あなただけの映画館のようになります。
生活環境なんかが視界に入りにくくなるので、ゲームや映画の世界に没入でき、臨場感あふれる映像体験が可能になります。
PS4 Proも4K対応。PCゲームにも4K対応ソフトがありますので、高精細でゲームしたい方にぴったりです。
暗いシーンでも索敵容易な「HDR」対応
人間の目が知覚できる明るさの範囲は1,000,000,000,000。それに対して「SDR(HDR非対応)」テレビ(モニター)が表現できる明るさ範囲は1,000までです。
「HDR10」は100,000の明るさ範囲の表現ができるので、暗いシーンでも明るいシーンでも、「SDR」の100倍索敵で有利になります。
「SDR」でプレイしていた頃は、明るいシーンでは白飛び、暗いシーンでは黒く塗りつぶされてしまうので、索敵ができないままにやられてしまったという経験が少なからずあったかと思います。
『LCD-M4K321XVB』の場合、「HDR10」に対応しているので「SDR」でゲームプレイする人に対して有利です。相手は見えにくい環境でゲームしているのにこちらだけ100倍見えやすいのです。
PS4もPS4 ProもPCゲームも、HDRに対応。
RPGのグラフィックスのグラデーションが4倍美しい10bitカラー(10億7374万色)
通常のテレビ(モニター)は8bitカラーなので、1個の点が表示できる色の数が8bitということになります。
色は3原色ありますのでかけ合わせると約1677万色の表現ができるということになります。別名は「フルカラー」。一色は256階調あります。
『LCD-M4K321XVB』の場合は10bitカラー。1個の点が表示できる色の数が10bitなので、3原色分かけ合わせるとなんと10億7374万色の表現が可能です。
別名「ディープカラー」。一色は1024階調あります。色の数が全く違いますので、10bit対応の『LCD-M4K321XVB』のグラフィックスはゴラデーションがとても綺麗です。
RPGも映画も、映像の色がしょぼいとがっかりしてしまいますから、10bit対応の方がオススメです。
※10bit出力対応したグラフィックカードとソフトウェアが必要
4Kでもカクカクしにくいリフレッシュレート60Hz
「DisplayPort」と「HDMI-1」2つの入力端子だけは4K 60Hzに対応しています。1秒間の動画が、4Kという高精細な静止画60枚で表示できます。
単純に計算すると、静止画1つ1つが「フルHD」の4倍もの重さがあるので、テレビ(モニター)の性能によっては「4K」出力時は30Hzに下がってしまうなんてこともあります。
『LCD-M4K321XVB』の場合は、「HDMI-1」にPS4 Pro、「DisplayPort」にPCを接続しておけば、「4K/60p」の滑らかな映像でゲーム可能です。
入力端子は他に、HDMIが2つ、アナログRGBが1つ用意されています。
寝ながらでも恋人と一緒に見ても美しい 上下左右178°の広視野角
視野角は上下左右178°です。ほぼ180°。どの角度から見ても、4K HDR DCI-P3 95% 10億7374万色の美しい映像体験が可能なので、寝ながらゲーム・映画鑑賞しても綺麗。
恋人と横に並んでゲームしたり、映画鑑賞しても色あざやかです。くっついて鑑賞する2人には関係ないかもしれませんが…。
エイムで困らない 残像がない 応答速度3ms(0.003秒)[GTG]
『LCD-M4K321XVB』は、オーバードライブ機能を使った場合の応答速度が3ms(0.003秒)[GTG]です。
グレーからグレー(256階調 or 1024階調)の切り替え速度がたったの0.003秒ということになります。
通常のテレビ(モニター)の応答速度は10〜20ms[GTG]。これだけ遅いと、動きの速い映像に遅れてしまうので残像として残ってしまうのです。
マトが太く大きく見えるということ。そのためエイムを阻害しますし、アクション映画では残念な映像になってしまいます。
スピーカー搭載ですが拡張はPC or PS4 Proから直接出力する必要あり
『LCD-M4K321XVB』にはスピーカーが搭載されているので、別途スピーカーを購入する必要はありません。
ただし決して良いスピーカーとは言えないので、拡張されたいと思われる方も少なくないかと思います。ただし残念ながら出力端子がありません。
音声出力端子はヘッドフォン用だけ。そのほかに音声入力用のステレオミニジャックはあります。
そのためPS4 Proであれば、「HDMIスプリッター(分離器)」を購入して、HDMIケーブルの映像と音を分離するか、PS4 Proの光デジタル端子から音を出力する必要があるでしょう。
PCの場合は、ご自身が使うPC搭載の出力端子に依存しますので、それぞれにあった対応が必要になります。
『LCD-M4K321XVB』の最適環境
PS4 Pro または GeForce GTX 1080Ti以上搭載ゲーミングPC
『LCD-M4K321XVB』は4K 60Hzに対応するモニターです。そのため4K 60fps出力可能なPS4 Proにぴったり。
ゲーミングPCであれば、「GeForce GTX 1080Ti」以上のグラフィックボード・メモリ:16GB以上・CPU:Core i7以上あれば、ほとんど全ての4K 60fps対応のゲームタイトルを安定した環境でゲームできるかと思います。
また10bitカラー表示を行うには、10bit出力対応したグラフィックカードとソフトウェアが必要です。
最適な視聴距離は60cm〜100cm
『LCD-M4K321XVB』は4Kかつ32型モニターなので、最適な視聴距離は60cm〜100cmになります。
ゲーミングチェアなどに座る場合の椅子の高さは30〜50cm
ゲーミングチェアなどに座ってゲーム・映画鑑賞する場合、『LCD-M4K321XVB』に最適なゲーミングチェアの座面高さは30〜50cmが最適です。
身長が低い方であれば50cmくらいにして、身長が高い方は30cmくらいにします。
一般的なデスクの高さは70cmですので、『LCD-M4K321XVB』の高さ約50cmと合わせると120cmです。
120cmの高さと、あなたの目線の高さを合わせた状態が最も最適な高さだと言われています。デスク、椅子、あなたの身長に合わせて、最適な高さでゲームしましょう。
ソファでゲームするならテレビ台の高さは60〜80cm
ソファの座面の高さはおおよそ40cmです。そのためローボードやテレビ台の方で高さを合わせるしかありませんが、その際にはあなたの座高に合わせて60〜80cmのものを目安に購入します。
80cmもの高いテレビ台があるかどうかは不明ですが、身長の高い方は自分の目線の高さになるような工夫が必要になりそうです。
『LCD-M4K321XVB』仕様
メーカー | IO-DATA |
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ブランド | IO-DATA |
発売日 | 2019年4月上旬 |
種別 |
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最大解像度 | 3840×2160 |
ビット深度(最大表示色) |
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リフレッシュレート |
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応答速度 |
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色域 | 「DCI-P3」カバー率95% |
輝度(HDR) | 300 cd/m2(HDR:○) |
コントラスト比 |
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入力端子 |
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音声入出力端子 |
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スピーカー | 3.5W+3.5W(ステレオ) |
視野角(水平/垂直) | 178゜/178゜ |
サイズ(幅×高さ×奥行 単位:mm スタンド含む) | 約730×234×518(mm) |
重量 | 7.4kg |
消費電力 |
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HDCP | ○ |
ピボット機能 | ✕ |
チルト機能 | 上:20° 下:5° |
スイベル機能 | ✕ |
上下高さ調節 | ✕ |
フリッカー機能 | ○ |
ブルーライト軽減機能 | ○ |
壁掛け機能 | VESA規格 単位mm:100×100mm |
USB HUB機能 | ✕ |
保証期間 |
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クレジット | © I-O DATE DEVICE, INC.(公式サイトの情報をもとに記述しています。) |