U-NEXTでジャッキー・チェンの最新映画『レイルロード・タイガー』を観たので感想・レビューを書いてみました。イケメンいっぱい。アクションよりもコメディより。女性にオススメです。
「ジャッキー・チェン」。出身地である香港だけに限らず、日本、そして世界でも知らない人の方が少ないのではないでしょうか。現在はなんと63歳。2012年に公開された映画『ライジング・ドラゴン』を最後に、本格的なアクションからは引退しています。
2015年に公開された映画『ドラゴン・ブレイド』が大ヒットを記録。アメリカのフォーブス誌の高額俳優ランキングでは、2015年から3年連続ベスト5入りしています。アジア人俳優として史上初の「アカデミー名誉賞」まで受賞。
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これほど世界で大人気の「ジャッキー・チェン」の最新作が今回ご紹介する『レイルロード・タイガー』です。『レイルロード・タイガー』はハリウッドの映画ではなく中国の映画。日中戦争を描いたアクション・コメディ映画で、日本人も出演しています。
映画の内容は、日本軍の物資輸送を阻止するために、大陸を横断する橋を爆破するという、目的がはっきりしたわかりやすい内容。難しい話が面倒で嫌いな干物女子などの軽い映画を観たい方に、自信を持ってオススメできるポイントの一つです。
公式ウェブサイトによると、中国本土では100億円を超える大ヒット。その理由の一つが豪華な出演者です。「ジャッキー・チェン」が率いる「レイルロード・タイガース」のメンバーの一人、K-POPアイドルのEXOの元メンバーである「ファン・ズータオ」。美少年です。とてもイケメン。日本に来ても売れそうです。
中国で大人気の俳優「ワン・カイ」。この方もとてもイケメンです。美青年といった感じ。鼻がそっくりだと思ったら、「ジャッキー・チェン」の息子さんである「ジェイシー・チャン」。親子での共演です。
そして、日本が誇るイケメン俳優「池内博之」が、「レイルロード・タイガース」に敵対する日本軍の隊長役を務めます。イケメンだらけの映画、女性にオススメするのはこれも理由の一つです。
本格的なアクションからは引退しているとのことで、今までの「ジャッキー・チェン」の映画に比べるとアクションがとても少なく、激しさもあまりありません。そのため、アクションシーンに期待している特に男性陣には、物足りなく感じるかもしれません。
女性からすると、痛そうなシーンが少なく「クスクス」と笑えるシーンがそこら中に仕掛けられているので、むしろこのくらいのアクションの方が良いかもしれません。アクションより「クスクス」笑えるシーンの方が多いくらい。声を出して笑えるシーンもいくつかありました。
日中戦争という内容から、暗いイメージや、中国目線で一方的に日本軍が悪く描かれていそうな先入観もあるかもしれませんが、そこはさすが「ジャッキー・チェン」。日本への配慮もあるのか、日本軍があまりに人間らしく、面白おかしくして憎めない印象に仕上がっていると思います。
特に「池内博之」。一番笑いをとっていたのは彼ではないでしょうか。とてもテンポが良く、笑いが多いので途中ダレることもありません。クライマックスのシーンでは、「どうなっちゃうの。大丈夫なの。」とドキドキとハラハラが止まらない。
予想を超えるアクションシーンの少なさと、予想を超える笑いの仕掛けが、60歳を超える「ジャッキー・チェン」の新しい路線なのかと感じさせる作品でした。「ジャッキー・チェン」映画、エンドロールのお約束、NGシーンでも笑わせてくれます。良い意味で期待を裏切る、「クスクス」笑える面白い作品です。
※上記記載の配信情報は2017年10月31日時点のものです。配信が終了している可能性がございますので、現在の配信状況についてはU-NEXTのホームページをご確認ください。