捕食者の名に相応しいクールなモニターAcer『Predator X34Pbmiphzx』

2018年1月25日発売、日本エイサーが開発・販売する、湾曲パネル採用、34型 UWQHD(3440×1440) 120Hz 4ms G-SYNC対応 10bitゲーミング液晶ディスプレイ「Predator X34Pbmiphzx」をご紹介します。

左右の索敵しやすく没入できる湾曲型

湾曲パネルのメリット

アスペクト比21:9。映画館の劇場スクリーンに近い、ゲーマーに好まれるエンターテインメント向けモニターです。

欠点は、左右に目や頭を動かす距離が長くなり、索敵で不利になるところ。しかしその欠点は、ディスプレイを湾曲させることで回避してあります。

横長モニターにも関わらず、左右が短い、没入感得られるゲーマー向けモニター。それが『Predator X34Pbmiphzx』になります。

※イラストはあくまでもイメージです。わかりやすく極端に湾曲させていますが、実際に綺麗な円に湾曲させたモニターはありません。

フルHDの2.4倍大きな静止画UWQHD(3440×1440) × 最大120Hzの滑らかさ

リフレッシュレートの違い

Display port 1.2はPC接続用の入力端子になりますが、こちらはフルHDの2.4倍大きな静止画UWQHD(3440×1440)でもリフレッシュレート120Hzを可能とさせます。

1秒間に120枚ものUWQHD静止画で動画を出力できるので、FPSでもレーシングでもアクションでも動きが滑らかです。

遅延は「1÷120=0.0083秒」。PCが描画する静止画がモニターの出力に乗り遅れたとしても最大遅延は「0.0083秒×2=0.016秒」です。

通常のテレビ(モニター)の場合リフレッシュレートが60Hzなので、元々の遅延からして「1÷60=0.016秒」。乗り遅れた場合の最大遅延は「0.016秒×2=0.032秒」なので2倍も違います。

HDMI入力端子にに関してはPS4向けにと考えられているのかリフレッシュレート60Hzです。PS4もPS4 Proも最大60fpsにしか対応していませんのでぴったりです。

表示が崩れる「ティアリング」とモタ付く「スタッタリング」を防ぐ「NVIDIA G-SYNC」対応

スタッタリング

すでに軽くご紹介しましたが、PCまたはPS4が描画する静止画が、0.0083秒(120Hz)または0.016秒(60Hz)ごとに出力するのに間に合わない場合に発生するのが「スタッタリング」です。

映像としては、まるで引っかかったような動作をします。120Hzであれば、基本的に120Hzで出力されているのに、たまに間に合わなくて次の出力便に乗らなければならなくなる状態。

なのでその一瞬だけ60Hz出力に落ちるわけです。こうして「スタッタリング」という現象が生まれます。

ティアリング

それとは別に、前後2枚の静止画を同時に混ぜて描画してしまうこともあります。混ざってしまうので、映像がずれて表示されます。これが「ティアリング」。

PCまたはPS4に搭載される「GPU」の静止画描画と、モニターの出力のタイミングのズレがこのような問題を発生させるわけです。

しかし『Predator X34Pbmiphzx』の場合、「NVIDIA G-SYNC」が搭載されているのでその心配はかなり減少されます。

「NVIDIA G-SYNC」が、ディスプレイのリフレッシュレートをGPUのフレームレート出力に合わせて動的に調整、「ティアリング」や「スタッタリング」、そして入力遅延を最小限に抑えてくれるからです。

※「G-SYNC」機能は、デスクトップ用GPUならGeForce GTX 650Ti以上、ノート用GPUならGTX965M以上のNVIDIA GeForceグラフィックボード搭載PCが必要です。

暗いシーンの視認性を 1〜3 のレベル選択だけで高められる「Dark Boost」機能搭載

暗いシーンでのみよく撃ち負けてしまう方、それは敵プレイヤーとのモニターの差も要因の一つであることが推測されます。

液晶モニターの欠点は光の加減です。人間の目が認識できる小さな光から大きな光までの範囲と、モニターが表現できる光の範囲があまりにも違いすぎるのです。

そのため暗いシーンは真っ黒に塗りつぶされたようになり、敵プレイヤーとオブジェクトの差がわからず区別しにくくなります。

このような状態では、よく先制攻撃を許してしまう結果になりますし、もし同時に打ち合うことができたとしても、左右に動かれたりジャンプされるだけで見失いがちになるのです。

敵プレイヤーがもし暗いシーンでもはっきり映し出すことのできるモニターを使っていたとしたら、当然あなたの方が不利に決まっています。

しかし『Predator X34Pbmiphzx』であれば、「Dark Boost」機能が搭載されているので、暗いシーンの視認性を1〜3のレベルで高めることが可能。

暗いシーンで不利になることはもう二度とありません。

クイックショットなどで便利「照準表示」機能搭載

ディプレイの真ん中にマジックなどで実際にバッテンを書き込んだり、シールを貼ったりする方がいます。

理由は、FPSで武器を構えた場合、画面(モニター)の中央に照準がくるようになっているからです。映像だけだとはっきり中央がどこにあるのかわからないのです。

印をつけておくと、移動している最中であっても常に敵の位置に画面中央がくるように意識できるので、出会い頭などにおいて、先制攻撃の可能性と初段を当てやすくするという大きなメリットが得られます。

特にFPS初心者の方は、下を向いて移動しがちなので、敵に会う→エイムする→引き金を引くといったようにワンテンポもツーテンポも遅れます。

FPS中級者以上の方は、敵が出てくるであろう位置に画面中央を合わせて移動します。そのため敵に会う→引き金を引くといったように、エイムを端折ることができるのです。

もちろんぴったり敵が出てくるであろう位置を予測することはできないでしょうから、実際には敵が出てくるであろう位置から遠ざけないといった意識になります。

この場合完全にエイムを省くことができるわけではありませんが、下を向いて走っている方に比べて早くエイムできます。

『Predator X34Pbmiphzx』の場合、ディスプレイにバッテンを書き込んだり、シールを貼る必要はありません。

「照準表示」機能が搭載されているので、画面に照準を表示させることができます。

グラデーションが美しい RPG向けでもある 約10億7000万色対応モニター

8bit(約1677万色)と10bit(10億7374万色)のグラデーションの違い-縞模様(バンディング)-

通常のテレビ(モニター)は約1,677万色にしか対応していませんが、『Predator X34Pbmiphzx』は約10億7000万色に対応します。

単色であっても、明度で256色に分割できるのが8bit(約1,677万色)で、1024色に分割できるのが10bit(約10億7000万色)になります。

これが映像にどのような影響を与えるのかというと、上のイラストのようにグラデーションが滑らかに表現できるようになるのです。

明度により256色にしか分割できないと、同じ色と同じ色で繋げたような表現になったり、滑らかではない、年輪のようなグラデーションに仕上がります。

明度が1024色に分けることができる場合、滑らかなグラデーション表現が可能になるので、グラフィックスがとても綺麗に仕上がります。

RPGゲームにはグラフィックスがとても綺麗な映像がとても多いですから、10bit(約10億7000万色)に対応する『Predator X34Pbmiphzx』はRPGにも最適です。

色の切り替えも高速で残像残さない 応答速度4ms(0.004秒)

動きのある映像だから動画です。モニターのお仕事はとても大変で、スピーディな動きに合わせて色を切り替えなければならないのです。

なので色の切り替え速度が遅いと、動きに色が置いていかれます。色が動きの速度に遅れてしまうと、残像のようにぼやけたり、ひどい場合にはゴーストと呼ばれる、分身したような映像に仕上がります。

このようなマトがぼやけたり、残像のように分身する敵にまともにエイムできるのでしょうか。当てたつもりなのに当たっていないことが増えるかと思います。

そこで重要になる数値が「応答速度」です。通常のテレビやモニターの応答速度は一般的に10〜20msといわれています。

グレーからグレー、256階調または1024階調の切替速度が0.01〜0.02秒かかるのです。それに比べて『Predator X34Pbmiphzx』の応答速度は4ms。

グレーからグレー、256階調または1024階調の切替速度が0.004秒と高速で切り替えることが可能なのです。

そのため動きの速いFPSやレーシング、アクションゲームでもきっちりマトを把握してゲームすることが可能です。

捕食者・略奪者の名にふさわしいクールな風格

『Predator』には「捕食者」や「略奪者」という意味があります。アーノルド・シュワルツェネッガー主演、ダイ・ハードなどの監督も務めるジョン・マクティアナンが監督をする大人気映画「プレデター」。

映画のタイトルの通り、「プレデター」と呼ばれる、まるでサイヤ人のような、好戦的な地球生命体との戦いが描かれる映画です。

この「プレデター」、強くない相手や武器を持たない相手には危害を加えません。戦闘民族ゆえの誇りなのでしょうか。とても男前です。

「プレデター」の武器の一つにリスト・ブレイドと呼ばれるアサシンブレードのような鍵爪状の刃物があるのですが、これと『Predator X34Pbmiphzx』のデザインが似ているように感じます。

またアメリカ空軍が採用する無人航空機に「RQ-1 プレデター」と名のついた、とても鋭利かつ特徴的な形状をした偵察機があります。

どちらにしろ「プレデター」と名のつくもののデザインはとても鋭利かつ個性的。『Predator X34Pbmiphzx』も一度見たら欲しくなるとてもクールなデザインです。

『Predator X34Pbmiphzx』仕様

メーカーAcer
ブランドPredator
発売日2018年1月25日
種別34型湾曲ワイド(21:9)IPSパネル非光沢
最大解像度UWQHD(3440 × 1440)
ビット深度(最大表示色)10bit(約10億7000万色)
リフレッシュレート標準リフレッシュレート:100Hzオーバークロック リフレッシュレート:120HzHDMI 1.4:24〜60HzDisplayPort 1.2:30〜120Hz
応答速度4ms[GTG]
色域sRGB 100%
輝度(HDR)300 cd/m2(HDR:✕)
コントラスト比1000:1
入力端子HDMI1.4 x1DisplayPort 1.2 x1
音声入出力端子音声出力:ステレオミニジャック
スピーカー7W+7W(ステレオ)
視野角(水平/垂直)178゜/178゜
サイズ(幅×高さ×奥行 単位:mm スタンド含む)約816.8 x 440.7-570.7 x 299.1 mm
重量9.8kg
消費電力最大時:117W通常使用時(オンモード):57W年間消費電力量:未公開待機時:0.5W
HDCP○(HDCP2.2✕)
ピボット機能
チルト機能上35° / 下5°
スイベル機能左30° / 右30°
上下高さ調節最大130 mm
フリッカー機能
ブルーライト軽減機能
壁掛け機能VESA規格 単位mm:100×100mm
USB HUB機能USB3.0 Type-Ax 4
保証期間3年(パネル・バックライトユニットは1年)
クレジット© 2017 Acer Inc.(公式サイトの情報をもとに記述しています。)
Acer『Predator X34Pbmiphzx』
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