日本ギガバイトは、GIGABYTE初となるAORUSブランドの27インチゲーミングモニター『AORUS AD27QD』を2019年3月28日より発売します。
価格は69,800円(税込)で、最初の1カ月間はTSUKUMOでの限定販売になります。ハイエンド機にしてこの価格なので売り切れ注意。
- 1 きめ細やか 滑らか ぼやけない 遅延少ないWQHD(2560×1440)@144Hz
- 2 エイムを阻害する残像やゴーストを抑制する応答速度1ms(0.001秒)
- 3 RPGで感動できるグラフィックスと判別しやすいFPSを可能にする10億7374万色
- 4 現実世界のように感動と癒しを与える色彩を鮮やかに表現できる 色域「DCI-P3」カバー率95%の映像
- 5 暗い場所での撃ち合いで有利な「HDR」と「ブラックイコライザー」対応
- 6 「照準表示」などゲームプレイを手助けしてくれる機能全部入り
- 7 マイクやヘッドセットをモニターに接続すると優秀なアクティブノイズキャンセリングがあなたの声だけに絞り込む
- 8 たくさんの「いいね」がもらえそう 翼型イルミネーション
- 9 『AORUS AD27QD』仕様
きめ細やか 滑らか ぼやけない 遅延少ないWQHD(2560×1440)@144Hz

FPS、レーシング、アクションゲームで重要なリフレッシュレートですが、『AORUS AD27QD』はゲーミングモニターとして最低な144Hzに対応しています。
1秒間に144枚の静止画で作られる滑らかな動画は、どんなゲームでも有利なプレイを手助けします。しかも静止画はフルHDの1.8倍大きな(きめ細やか)WQHD(2560×1440)。
一般的なテレビ(モニター)は60Hzです。スピーディな動きが特徴であるFPS、レーシング、アクションゲームにおいては、オブジェクトそれぞれの輪郭がぼやけてしまいがちになります。
動きがカクカクしてしまう場合もありますし、60Hzの最大遅延は0.033秒です。144Hzの最大遅延は0.0138秒なので、その差は決して無視できません。
60Hzでゲームしたいのか、144Hzでゲームしたいのか、それが問題です。
※PS4とPS4 Proのフレームレートは60fpsなので、『AORUS AD27QD』を使っても60Hz出力しかできません。ただし通常のテレビ(モニター)より遅延は減少します。
映像のズレ(ティアリング)や引っかかり(スタッタリング)を防ぐ「AMD Radeon FreeSync」対応

前後2枚の静止画が混ざり、同時に描画してしまうことがあります。混ざっているので、映像がずれてしまいます。
「ティアリング」と呼ばれる現象で、通常のテレビ(モニター)の場合それなりに発生するのでゲームプレイを阻害します。

例えばですが、PCゲームのFPSなどのタイトルの多くは0.00694秒ごとに静止画を描画するよう設定できます(144fps / PCのスペックもハイエンド並みでないと144fpsでの出力不可)。
0.00694秒ごとに静止画をモニターに出力できるということです。しかしもしモニターの0.00694秒ごとの出力に乗り遅れたらどうなるのでしょうか。
上のイラストを見ていただくとわかりやすいのですが、前の静止画が継続してそのまま使われ、新しい静止画は次の便にて出力されます。
144Hzは通常0.00694秒ごとに映像が切り替わりますが、この時ばかりはその半分・0.0138秒後(0.00694秒×2)に新しい静止画に切り替わることになるのです。
もう少しわかりやすくいうと、今まで順調に144Hz出力だったのに、一瞬だけその半分・72Hz出力に低下するということです。
なので、ゲームの映像を見ている私たちにとっては映像が一瞬だけ引っかかったように見えるのです。
この現象は「スタッタリング」と呼ばれ、やはり通常のテレビ(モニター)においてはそれなりに発生しますのでゲームプレイを阻害します。
そして「ティアリング」と「スタッタリング」の発生を抑制する機能が「AMD Radeon FreeSync」になります。
「AMD Radeon FreeSync」は、ディスプレイのリフレッシュレートを「GPU(映像専用の頭脳)」のフレームレート出力に合わせて動的に調整してくれる機能です。
PC・PS4に搭載される「GPU」の描画のタイミングとシンクロしますので、タイミングがずれることが原因である「ティアリング」と「スタッタリング」が減少するのです。
※AMD製のGPUが搭載されるPCが必要です。
※2019年1月から、「G-SYNC Compatible Monitors」認定を受けた「FreeSync」対応モニターであれば、PCのGPUが「NVIDIA GeForce」シリーズであっても、NVIDIAコントロールパネルから設定することで可変リフレッシュレート型同期機能を有効にすることができるようになりました。
※「G-SYNC Compatible Monitors」認定を受けていない「FreeSync」対応モニターでも、「NVIDIA GeForce」シリーズで動作するようですが、画面が点滅、波、色の異常表示などの可能性があるとのこと。
※対応ドライバー「GeForce 417.71 Driver」
エイムを阻害する残像やゴーストを抑制する応答速度1ms(0.001秒)
静止画を切り替える速度がリフレッシュレートですが、その静止画に合わせて色を切り替える速度が応答速度です。
この速度が映像の動きより遅くなってしまうと色だけ取り残されてしまいますので、残像のように映像をぼやけさせたり、オブジェクトを重ねたように表示させます。
FPSといえばエイム。エイムといえばカメラワークですが、スピーディにカメラを動かすと映像がぼやけてしまうので、マトが判断できずエイムを阻害します。
レーシングにおいては、壁や敵の車ボディギリギリを攻める際に、ぼやけたオブジェクトに惑わされてぶつけてしまうこともあります。
そのようなモニターのスペック側が理由のミスを防ぐためには、できる限り応答速度の速いデバイスを使うしかありません。
通常のテレビ(モニター)の応答速度は10〜20ms(0.01〜-0.02秒)ですから、動画の動きについていけずにゲームではよく映像をぼやけさせます。
しかし『AORUS AD27QD』であれば最高レベルの速度1ms(0.001秒)ですから、ゲームで不利になる心配はありません。
RPGで感動できるグラフィックスと判別しやすいFPSを可能にする10億7374万色

RPGゲームのグラフィックスはとても綺麗ですが、縞模様のようなグラデーションで描かれているのを見たら感動は半減します。
FPSゲームにおいて、索敵やエイムは色の違いによって判断しています。もしその色の差が曖昧だったらどうでしょう。
常に動き回る敵プレイヤーに翻弄され、エイムが定まりません。色の差でマトが捉えにくいからです。それは索敵におても同じです。
色の差を感じさせないために迷彩服がありますが、自分の味方であるはずのモニターが迷彩効果を発揮させてしまう自体は避けるべきです。
しかし『AORUS AD27QD』は常にあなたの味方であり相棒です。安いテレビ(モニター)の色は約1,677万色ですが、『AORUS AD27QD』は約10億7000万色に対応しているのです。
色の違いがはっきり表現されますので、微妙な色の違い・グラデーションも滑らかになります。色の違いをはっきり表現できるということはエイムや索敵でも有利。
現実世界のように感動と癒しを与える色彩を鮮やかに表現できる 色域「DCI-P3」カバー率95%の映像
「色域」とは、色の範囲・領域のことをいいます。この色の範囲が、人間の目で認識可能な色の範囲に近いほど現実世界の色彩に近づきます。
「色域」には様々な種類が規定されていますが、主にテレビ(モニター)が対応する「色域」は「sRGB」と呼ばれる領域です。
それに比べて『AORUS AD27QD』が対応する「色域」は、「sRGB」の約19%も広い「DCI-P3 95%」と呼ばれる色の領域に対応します。
人間の目で認識可能な色の領域により近い範囲を再現可能なモニターなので、現実世界のように色彩鮮やかに表現できます。
特に赤と緑の色の領域が広いです。赤は興奮など感情を刺激する色、緑は癒し効果のある色ですので、『AORUS AD27QD』はFPS向けでありRPG向けでもあります。
暗い場所での撃ち合いで有利な「HDR」と「ブラックイコライザー」対応
最近よく聞く「HDR」とHDR非対応(SDR)テレビ(モニター)の違いについてご説明したいと思います。
暗いシーンや明るいシーンでも撃ち合いなどの戦闘やレースにおいて、HDR非対応(SDR)より有利になるのが「HDR」対応のテレビ(モニター)です。
表現できる明るさの範囲の違いがその理由です。
人間の目が知覚できる明るさの範囲を1,000,000,000,000とした場合、「SDR(HDR非対応)」テレビ(モニター)が表現できる明るさ範囲は1,000です。
「HDR10」は「SDR(HDR非対応)」のおおよそ100倍・100,000の明るさ範囲の表現ができるので、暗いシーンでも明るいシーンでも「SDR」の100倍有利ということになります。
今現在「SDR」テレビ(モニター)をご利用であれば思い当たる節があるのではないでしょうか。ゲームだけでなく映画でも、暗いシーンが黒く塗りつぶされたように表現されて見分けがつかなくなる現象です。
明るいシーンの場合には白で、他の色まで飛んでしまうのでやはり見分けがつかなくなります。真っ黒か真っ白か。暗いシーンんと明るいシーンに弱いのが「SDR」テレビ(モニター)です。
「照準表示」などゲームプレイを手助けしてくれる機能全部入り
映像のブレを軽減する「エイムスタビライザー」。「CPU」「GPU」などのシステム情報を常に表示させる「AORUSダッシュボード」。
タイマーをセットして画面に表示させたり、画面中央に「照準」を表示させエイムしたいない場合やクイックショットを手助けしたり、カウントしたり。
画面を分割して攻略サイトを見ながらゲームしやすくもできますし、小さい画面を表示させてサブ画面でSkypeなどを楽しむことも可能。
キーボードやマウスで素早くオプション調整まで可能です。ゲームプレイを手助けしてくれる機能が全部入っているのが『AORUS AD27QD』であり、それでいた価格は70,000円を切ります。
マイクやヘッドセットをモニターに接続すると優秀なアクティブノイズキャンセリングがあなたの声だけに絞り込む
『AORUS AD27QD』はゲーミングモニターですが、なんと「アクティブノイズキャンセリング」機能が搭載されています。
『AORUS AD27QD』に接続するマイクやヘッドセットに「アクティブノイズキャンセリング」機能を提供します。
そのため仲間とのコミュニケーションがよりスムーズになります。あなたの声だけを届け、雑音を除去してくれるのです。
設定にて5段階調整できるので、「アクティブノイズキャンセリング」機能を弱めたり強めたりが可能。
たくさんの「いいね」がもらえそう 翼型イルミネーション
『AORUS AD27QD』は、ゲーミングモニターとしては未だ珍しいイルミネーションに対応したディスプレイです。
光るのはモニターの裏側。『GIGABYTE』といえばあのかっこいい攻撃的な鳥のロゴマークです。このロゴ、ハヤブサ(ファルコン)なんですね。
似ている鳥類には、ワシ・トンビ・タカ・ハヤブサがいます。これは大きさの順ですが、速度が最も速いのがハヤブサ。高速なゲーミングモニターにふさわしいデザイン。
『AORUS AD27QD』の背面には、気高く高速なハヤブサが、光り輝き羽ばたいています。
写真を撮ってSNSに投稿したらたくさんの「いいね」がもらえそうなほどにクールです。
『AORUS AD27QD』仕様
メーカー | GIGABYTE |
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ブランド | AORUS |
発売日 | 2019年3月28日 |
種別 | 27型 LED 16:9 IPSパネル ノングレア |
最大解像度 | 2560×1440 |
ビット深度(最大表示色) | 10bit(10億7374万色)※10bit入力時 |
リフレッシュレート | 144Hz |
G-SYNC / FreeSync | AMD Radeon FreeSync |
応答速度 | 1ms[MPRT] |
色域 | DCI-P3 95% |
輝度(HDR) | 350 cd/m2(HDR:○) |
コントラスト比 | 1000:1 ダイナミック:12,000,000:1 |
入力端子 | HDMI2.0 × 2 DisplayPort×1(4K 60Hz) |
音声入出力端子 | ヘッドフォン出力:3.5mm ステレオミニジャック |
スピーカー | ✕ |
視野角(水平/垂直) | 178゜/178゜ |
サイズ(幅×高さ×奥行 単位:mm スタンド含む) | 約614.9×484.7×236.9(mm) |
重量 | 約8.0kg |
消費電力 | 最大時:75W 通常使用時(オンモード):未公開 年間消費電力量:未公開 待機時:0.3W |
HDCP | ○(HDCP2.2:○) |
ピボット機能 | + 90° |
チルト機能 | -5°〜+ 21° |
スイベル機能 | -20°〜+ 20° |
上下高さ調節 | 130mm |
フリッカー機能 | ○ |
ブルーライト軽減機能 | ○ |
壁掛け機能 | VESA規格 単位mm:100×100mm |
USB HUB機能 | ○ × 2 |
添付品 | 電源ケーブル HDMIケーブル DPケーブル USBケーブル CD QSG |
クレジット | ©2019 GIGA-BYTE Technology Co.、Ltd.(公式サイトの情報をもとに記述しています。) |
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