4K NVIDIA G-SYNC対応27インチモニター『Predator XB271HKbmiprz』

未だ少ない 4K/60Hz + NVIDIA G-SYNC

4Kの高精細静止画を60枚集めて1秒間を作り出す、4K/60Hz対応のゲーミングモニターが増えつつあります。

PCゲームはもちろん、PS4 Proも4K/60Hzに対応していますから、より美しいグラフィックスでストレスなくゲームの世界に没入できるところが魅力です。

しかしまだ、4K/60Hz + 「NVIDIA G-SYNC」に対応するゲーミングモニターは決して多くありません。

通常PCに搭載されるグラフィックカードは、4Kの静止画を1秒間に60枚描画。その後モニターに出力します。

スタッタリング

モニターは1秒間に60枚→0.016秒ごとに4Kの映像をディスプレイに映し出すわけですが、PCの描画が間に合わない、または速すぎてしまうこともあります。

この場合モニターの出力のタイミングに合わないので、1つ前の静止画をそのまま使い、1枚分の描画を遅らせます。

見ている私達からすると、急に引っかかったような映像を見ることになります。これが「スタッタリング」と呼ばれる現象です。

ティアリング

1つ前の静止画と混ぜてモニターに表示されてしまうこともあります。この場合私谷地は映像がずれたように見えます。これは「ティアリング」と呼ばれる現象です。

そこで登場するのが「NVIDIA G-SYNC」という技術です。「NVIDIA G-SYNC」に対応するモニターを、同じく「NVIDIA G-SYNC」に対応するグラフィックカード搭載のPCで使うと、PCがモニターのリフレッシュレートを制御してくれるという画期的な技術です。

これまでは、PCとモニターのタイミングが合わなければ、「スタッタリング」や「ティアリング」という現象を発生させてたわけですが、描画もリフレッシュも全てPCが制御するのであればタイミングが合わないということがかなり抑制されます。

「スタッタリング」や「ティアリング」の現象が多いとその都度ゲームではとても不利ですから、4K/60Hz + 「NVIDIA G-SYNC」対応のモニターはゲーマーにはありがたい組み合わせと言えます。

※「G-SYNC」機能は、デスクトップ用GPUならGeForce GTX 650Ti以上、ノート用GPUならGTX965M以上のNVIDIA GeForceグラフィックボード搭載PCが必要です。

残像に惑わされずにエイムできる 応答速度4ms

1枚1枚の静止画に合わせて色を切り替える速度が「応答速度」です。「応答速度」が遅いと、映像の動きについていけずに残像やゴーストと呼ばれる現象を映像に映し出します。

残像ではマトが膨張しているように見えますし、ゴーストではどれが本当のマトなのかよくわからず、エイムする際に戸惑います。

「応答速度」が遅いテレビ(モニター)の例としてあげられるのは、ゲーミングと記載ない一般的なテレビ(モニター)です。

有名メーカーだろうと何だろうと、ゲーム向けに作られていないので「応答速度」は10〜20msで作られています。

それに比べて『Predator XB271HKbmiprz』の「応答速度」は4ms(0.004秒)とかなり速めなので、エイムする際でも、レーシングゲームで前の車を抜き去る時にも、迷いなくスマートに決められます。

暗いシーンでも撃ち負けない「Dark Boost」

一般的な安いテレビ(モニター)でゲームされている方であれば共感していただけるかと思いますが、暗いシーンは黒で塗りつぶされたようで視認性がとても悪いです。

何がどこにあるのかわからないので、移動するといろいろなオブジェクトにぶつかります。それどころか、敵がどこにいるのかもわかりません。

そのためミドルレンジモデルあたりのゲーミングモニターでゲームされている方に比べると圧倒的に不利です。

なぜなら、ミドルレンジモデルあたりのゲーミングモニターの多くに、暗いシーンでの視認性をあげる機能を搭載させているからです。

こういったモニターの差で、先制攻撃の機会を与えたり、レレレ撃ちやジャンプ撃ちする敵をその都度見失ったりして撃ち負けることが想定できます。

クイックショットや腰撃ちしやすい「照準表示」機能

画面中央に「照準表示」することのできるモニターなので、クイックショットや腰撃ちしやすくできます。

最低でも「GeForce RTX 2080Ti」 ゲームソフトによっては2枚挿し 最高水準のスペックが必要になる可能性

『Predator XB271HKbmiprz』の性能や機能を最大限生かすためには、ハイエンド並みのPCスペックが必要です。

具体的なスペックをあげると、GPUは「GeForce RTX 2080Ti」。メインメモリは16GB以上は欲しいですし、CPUはCore i7以上あることが理想でしょうか。

ゲームソフトによっては、「GeForce RTX 2080Ti」を2枚挿ししなければ、安定して4K/60fps出力できない場合もあります。

PS4 PS4 Proも接続可能なHDMI対応だけどオススメはできない

『Predator XB271HKbmiprz』にはHDMI 1.4端子も搭載されているので、PS4またはPS4 Proに使いたいとお考えの方でも使うことができます。

ただし、それぞれの性能は最大限生かすことができないことに注意が必要です。PS4はHDRに対応していますが、『Predator XB271HKbmiprz』はHDR非対応です。

PS4はHDMI1.4であれば、HDR以外の性能を全て活かすことができます。ただし『Predator XB271HKbmiprz』に目線にたつと過剰スペックなのでもったいないです。

PS4だけで使いたいとお考えの方にはお勧めできません。フルHD/60Hz・HDR・HDMI2.0a対応のもっと安いゲーミングモニターをお勧めします。

PS4 Proの場合、HDR出力できないだけでなく、4K/60fps出力もできません。『Predator XB271HKbmiprz』に搭載されるHDMI端子がVer1.4だからです。

HDMI 1.4では、4K/30fpsまでの出力しかできません。ですからPS4 Proでだけご利用をお考えの方には、やはりお勧めできません。

PS4 Prpにぴったりのモニターは、4K/60Hz・HDR・HDMI2.0a対応のゲーミングモニターになります。

『Predator XB271HKbmiprz』仕様

メーカーAcer
ブランドPredator
シリーズPredator XB1
発売日2018年08月23日
種別27型 ワイド(16:9)IPSパネル非光沢
最大解像度4K(3840×2160)
ビット深度(最大表示色)8bit(約1670万色)
リフレッシュレートリフレッシュレート:60HzHDMI 1.4:24〜60HzDisplayPort 1.2:30〜60Hz
G-SYNC / FreeSyncNVIDIA G-SYNC
応答速度4ms[GTG]
色域sRGB 100%
輝度(HDR)300 cd/m2(HDR:✕)
コントラスト比1000:1
入力端子HDMI1.4 x1DisplayPort 1.2 x1
音声入出力端子音声出力:ステレオミニジャック
スピーカー2W+2W(ステレオ)
視野角(水平/垂直)178゜ / 178゜
サイズ(幅×高さ×奥行 単位:mm スタンド含む)約614 x 401-551 x 268 mm
重量7kg
消費電力最大時:未公開通常使用時(オンモード):71.5W年間消費電力量:未公開待機時:0.42W
HDCP○(HDCP2.2✕)
ピボット機能90° 時計回り / 90° 反時計回り
チルト機能上35° / 下5°
スイベル機能左30° / 右30°
上下高さ調節最大150 mm
フリッカー機能
ブルーライト軽減機能
壁掛け機能VESA規格 単位mm:100×100mm
USB HUB機能USB3.0 × 4ポート(1up 4down)
保証期間3年(パネル・バックライトユニットは1年)
クレジット© 2017 Acer Inc.(公式サイトの情報をもとに記述しています。)

※価格は24時間以内に情報を取得した時点のものであり変更される場合があります。購入においてはAmazon.co.jpに表示されている価格の情報が適用されます。

Predator XB271HKbmiprz
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