バトルと移動が痛快!Marvel’s Spider-Man(スパイダーマン)レビュー

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Marvel’s Spider-Man

概要

基本情報・概要
タイトル Marvel’s Spider-Man
対応機種 PlayStation®4
ジャンル オープンワールドアクションアドベンチャー
プレイ人数 1人
発売日 2018年9月7日
開発元 インソムニアックゲームズ
発売元 ソニー・インタラクティブエンタテインメント
CERO C(15才以上対象)
前作

映画アベンジャーズで知られるマーベルもう一つの世界

 ソニー・インタラクティブエンタテインメントとインソムニアック・ゲームズ、そしてマーベルが一体となって作りあげたアクションゲームです。

「マーベル」といえば、映画「アベンジャーズ」で日本や世界で有名です。「アベンジャーズ」に登場するヒーローやヴィランは、マーベル・コミックに登場するキャラクターです。

映画においては、2019年4月26日公開予定の「アベンジャーズ エンドゲーム」に期待で盛り上がっていますが、PS4専用ソフト『Marvel’s Spider-Man(スパイダーマン)』の物語は原作にも映画にも関係しない、オリジナルな物語です。

『スパイダーマン』こと「ピーター・パーカー」も、映画で知られるトム・ホランド演じる「ピーター・パーカー」とは異なります。

しかも、『スパイダーマン』としてのヒーロー活動をして8年目という、結構ベテランな『スパイダーマン』の物語です。

しかし、想像を許してくれる懐の深さも感じます。原作とも映画とも違うこの『スパイダーマン』の世界にも、「アベンジャーズ」の存在がはっきりしているからです。

舞台はニューヨーク。摩天楼と呼ばれる高層ビルの中に「アベンジャーズタワー」を見つけることができるのです。

移動している最中『スパイダーマン』が独り言をよく喋るのですが、「アベンジャーズ」について話してくれることがあります。

原作とも映画とも異なる『スパイダーマン』と「ピーター・パーカー」が市民を守るため、摩天楼を駆け巡ります。

スピーディで気の抜けない スパイディアクションが楽しすぎる

 最近のゲームは、ボス戦よりもたくさんの賢い雑魚キャラと戦っている方が楽しいと感じているのは、私だけではないのではないでしょうか。

ゲーミングPCやPS4などの性能があってこそなのでしょうが、1人1人の敵が賢く立ち回り、それぞれがさまざまな武器を駆使して『スパイダーマン』を追い詰めてきます。

昔のゲームは、敵に囲まれるというほどに多くの敵と戦うことはありませんでした。もしたくさんの敵と戦えるゲームがあったとしても、敵それぞれの動きが単調で、ただただ攻撃しているだけでもたくさんの敵を倒すことができました。

敵はニューヨークの至る場所に集まっています。転々としているのではなく、ある一定の場所にたくさんいて、何かを悪巧みしていたり、なんらかの兵器を守るため警備しているのです。

これらの敵、画面には収まりきらないくらいの一角、もしくはビルの屋上なんかに広がっており、人数も2〜30人くらいは存在します。

ある一定数を倒すと、騒ぎを聞きつけて次から次へと敵が増えていく場合もあります。雑魚敵とはいっても、それぞれが強力な武器を装備しているので簡単ではありません。

殴ってくる巨漢もいれば、ピストルやライフルで射撃してくる敵もいます。ロケットランチャーや爆弾を投げてくる敵だっています。

四方八方から敵に撃たれますので、敵を空中に打ち上げてコンボを決めます。空中には飛んでこれない敵がほとんどですので、苦手ながらも下から撃つしか『スパイダーマン』に攻撃するすべがなくなります。

照準を合わせられると『スパイダーマン』はそれを感知できますので、その反応を見て回避します。

『スパイダーマン』の攻撃方法といえば、パンチとキックだけではないことご存知かと思います。

糸を使って壁に貼り付けたり、糸でものをつかんでグルングルン回して一般にたくさんの敵に攻撃することもできます。

遠くにいる敵には、ボタン一つでその敵に糸を放ち急接近。そのままコンボを決めることもできるので、合間なく、連続してたくさんの敵にコンボを繋げていくことが可能です。

戦う環境に合わせて、看板を敵に落としたり、多々を倒したり、電源盤を破壊して敵をビリビリさせたりなんかも可能です。

敵が投げてきた爆弾や、撃ってきたロケットランチャーを糸でつかんで、敵に投げ返すなんてこともできます。

糸で敵を引っ張って他の敵に投げつけたり、壁を使って三角飛びで敵に攻撃したり、敵の股をくぐって背中から攻撃したり、『スパイダーマン』らしいたくさんの攻撃で敵にコンボを続けることができるのです。

本当に『スパイダーマン』になったような錯覚を覚えるほどスピーディかつトリッキーな動きで敵を翻弄することができます。爽快の一言。飽きがありません。

ただし雑魚敵とはいえ敵は武器を持っていますので、気をぬくと簡単にやられてしまうという、比較的難易度の高いゲームです。

敵に気がつかれないよう侵入し、糸でぐるぐる巻きにして吊るしていくといったステルスアクションなんかも可能です。

レベルを上げることでスキルを覚え、よりたくさんの攻撃方法を覚えることが可能。またガジェットを使って有利に戦闘することもできます。

空中散歩が爽快すぎる 移動がここまで楽しいゲームは他に知らない

 オープンワールドの欠点、それは移動です。広いマップであればあるほど、プレイすればするほど、移動が苦痛になり、ファストトラベルの読み込みにイライラすることになります。

しかし『Marvel’s Spider-Man(スパイダーマン)』にはそのような苦痛は一切ありませんでした。もちろんこれは個人的な感想です。人によっては苦痛だという人もいらっしゃるかもしれません。

まずご紹介したいのが、あまりにもきめ細やかに作られたニューヨークの街並みです。ただのニューヨークではありません。

アベンジャーズが存在するニューヨークの街並みです。がっかりさせては申し訳ないので先にお伝えしておきますが、実際にアベンジャーズに登場するヒーローは誰も出演しません。

アベンジャーズが存在する世界であることを確認できるよう、アベンジャーズの世界にしか存在しない建物が、実際のニューヨークの町並みに紛れているということです。

『Marvel’s Spider-Man(スパイダーマン)』をプレイすれば、ニューヨークの擬似観光が可能です。

マンハッタンにある金融街・ウォール街。ブルックリン・ブリッジに、マンハッタン橋。チャイナタウンにエンパイア・ステートビル。

ロックの殿堂・マディソン・スクエア・ガーデン、美しいセント・パトリック大聖堂、繁華街であるタイムズ・スクエア、マンハッタン現代美術館、フラットアイアン・ビルにクライスラー・ビル。

現実世界にも存在する、ニューヨークの町並みは全て『Marvel’s Spider-Man(スパイダーマン)』で見ることができます。

面白いのは、アベンジャーズの世界にしかない建物まで観光できるところ。みんなの憧れ「アベンジャーズタワー」。

ブラックパンサーの「ワカンダ大使館」やドクターストレンジの「サンクタム・サンクトラム」まであるので、探してみてください。

町並みをご紹介しただけでも、移動がどれだけ楽しいのか、ある程度お伝えすることができたでしょうが、これだけではだんだん飽きてしまいます。

しかし操作をするのはあの『スパイダーマン』。移動の方法は糸を使った「ウェブ・スイング」で行います。

ビルからビルへ、糸を伸ばしてブランコのようにスピーディに空中を飛び回ります。ビルの壁に張り付いてもスピーディに駆け上がり、頂上付近でボタンを押せば、糸を伸ばして素早く飛び越えます。

マークが出たら両手から糸を飛ばして一瞬でその場に飛んで、タイミングよく再度ボタンを押すことで素早く前に飛び出すといった操作もできます。

くるくる回ってゆ〜クリ降下したり、直滑降でドカンっと地面に着地したりなんかもできます。レベルが上がれば上がるほど、移動スキルも増えていくので、徐々に徐々に移動が楽しくなります。

どのようにすればテクニカルに移動できるのか、何度もなんども試したくなるのです。アサシンクリードシリーズも縦横無尽に建物を移動できますが、人間離れした『スパイダーマン』の動きでそれを楽しめる感じです。

だからと言ってファストトラベルも試さずに入られません。なぜなら『スパイダーマン』はお金がないからです。

ファストトラベル時の移動手段はなんと地下鉄。一般市民に紛れ、あのスーツを着たまま地下鉄に乗ってい移動する映像を楽しめるのです。

しかもその映像は一つではありません。窓の外を眺めているだけの場合もあったり、一般市民に不審者をチラチラ見るようにされる場合もあります。一般市民に肩を貸していたりもします。

どちらの移動手段でも楽しめる、それが『Marvel’s Spider-Man(スパイダーマン)』というゲームになります。

まとめ

 当ページにおける『Marvel’s Spider-Man(スパイダーマン)』のレビューは、アクションと移動にテーマを絞ってご紹介しておりますが、実はストーリーもしっかりしていてかなり楽しめます。

『スパイダーマン』お馴染みのヴィランなんかも登場しますし、グラフィックなんかはいうまでもなく美しいです。

『スパイダーマン』のスーツは、レベルが上がるほどに増やしていくことができ、映画でアイアンマンに送られたスーツなんかも手に入れることが可能です。

メインクエストだけでもかなりのボリュームですが、サブクエストはさらにさらに豊富なので、飽きることなく長い間誰もが楽しむことが可能です。

お亡くなりになってしまったこと、本当に本当に残念でなりませんが、マーベルの映画作品のほとんどに出演なされている、マーベル・コミック編集委員、マーベル・メディア名誉会長の「スタン・リー」も登場するほど、『スパイダーマン』ファンでも十分楽しめる内容だと思います。

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