Acerのゲーミングブランド『NITRO VG0』シリーズ、27型 75Hz 応答速度1ms 「AMD FreeSync」対応ゲーミングモニター『NITRO VG270Ubmiipx(VG0)』をご紹介します。
第 2 世代 Razer™ アナログオプティカルスイッチ(光学式)
ラピッドトリガー
調整可能な2 段式アクチュエーション
遅延:2.2ms(理論値)
ポーリングレート:1,000Hz
デスクの上 たった約75cmの距離がぴったりなきめ細やか フルHDの約1.8倍大きなWQHD(2560×1440)
FPSゲームをする上で、ゲーミングモニターに最適なサイズは24インチと言われています。実際、ゲーミングモニターのサイズで最も多く販売されている大きさは24インチです。
理由は2つあると言われています。1つ目の理由は、モニターのサイズが小さいので視線の移動量が少なくて済むからです。
24インチの横幅は52〜54センチ程度ですが、27インチだと60〜62センチくらいあります。おおよそですが、7センチの違いがあるのです。
この7センチの違いがどれほどFPSゲームの勝敗を左右するのかはわかりませんが、視線の移動距離が少なければ少ないほど、確かに良いのかと思います。人それぞれと言い換えることもできますが。
もう1つの理由は、フルHD/24インチの最適な視聴距離は90センチですが、27インチになると最適な視聴距離が100センチになるからです。
ゲーミングデスクの奥行きはおおよそ45〜60cm。モニターを置いて、その前にキーボードを置いて、椅子に座って30〜40cm、顔とモニターの距離が開いたらもう90cmです。
フルHD解像度の場合、それ以上近づくとグラフィックスの荒さが目立ってしまいゲームがやりづらくなってしまうのです。
フルHD/27インチの場合、100cm以内から画質の荒さが目立ち始めるので、24インチの時よりさらに10cmくらい離れる必要があります。
視聴距離の問題が、27インチより24インチがおすすめされるもう一つの理由なんです。しかし『NITRO VG270Ubmiipx(VG0)』はフルHDの1.8倍もきめ細やかなWQHD(2560×1440)。
27インチでも最適な視聴距離は70〜75センチです。フルHD/24インチの時より近くで見ても、画質の荒さが目立たないほどに解像度が高いのです。
そのため、27インチより24インチがおすすめされる理由の1つは解決されています。『NITRO VG270Ubmiipx(VG0)』は27インチですが、デスクの上でゲームするに最適です。
2024年2月2日発売予定
リフレッシュレート:最大540Hz
応答速度:0.2ms
NVIDIA® G-SYNC Ultra Low Motion Blur 2(ULMB 2)
低遅延のオーディオ・ESSコーデック(384 kHz/32bit)
NVIDIA® Reflex Analyzer
控えめだからこそいい リフレッシュレート75Hz
一般的なテレビ(モニター)のリフレッシュレートは60Hzです。1秒間が60枚の静止画で構成されます。1秒を60枚で割ると0.0167秒。0.0167秒で静止画が切り替わ流滑らかさです。
それに比べて『NITRO VG270Ubmiipx(VG0)』のリフレッシュレートは75Hz。1秒間が75枚の静止画で構成されるので、0.0133秒で静止画が切り替わります。
リフレッシュレートは75Hzの方が少し滑らかで、遅延も少なめ。一般的なテレビ(モニター)でゲームする人より少し有利です。
引っかかり(スタッタリング)やズレ(テアリング)がない「AMD FreeSync」対応
『NITRO VG270Ubmiipx(VG0)』は、0.0133秒ごとにWQHDの静止画を切り替えることのできるモニターです。
PCが0.0133秒ごとに描画。PCから受け取った静止画は、モニターの0.0133秒ごとの出力便に乗せらて私たちの目に出荷されます。
ただし、モニターの0.0133秒ごとの出力便に描画が間に合わなければ、1つ便を送らせなければなりません。
PCは同時進行でいろいろな仕事をしていますし、グラフィックの処理が重く、描画に時間がかかることだってあります。例えば描画に0.01334秒かかってしまったり。
たった0.00001秒の遅れですが、モニターの0.0133秒ごとの出力に間に合っていないので、モニターは前の静止画を画面に映したままにします。
通常0.0133秒しか画面に映し出さないのですが、この時ばかりは2倍・0.0267秒画面に映し出されていることになります。なので動画が引っかかったように見えるのです。
一瞬だけ止まったように。静止画の切り替えに2倍の時間かかっているので、リフレッシュレートが一瞬37.5Hzに低下しています。
これが「スタッタリング」と呼ばれる現象で、60Hzの場合の「スタッタリング」では30Hzに低下します。75Hzの最大遅延は0.0267秒ですが、60Hzの最大遅延は0.033秒です。
PCの描画のタイミングと、モニターの出力のタイミングのズレが原因で、1つ前の静止画と混ぜて描画、そしてモニターに出力してしまうことがあります。
私たちには映像がズレたように見えますが、これは「テアリング」と呼ばれる現象です。
「スタッタリング」と「ティアリング」の発生が多いと当然にFPSゲームでは圧倒的に不利です。しかし「AMD FreeSync」対応の『NITRO VG270Ubmiipx(VG0)』ならその心配がありません。
AMD製のGPUであれば確実に、「NVIDIA GeForce」シリーズであってもほぼ、PCがモニターのリフレッシュレートを制御ししてくれます。
描画のタイミングと出力のタイミングを別々に行うのではなく、一括してGPUが引き受けてくれるので、「スタッタリング」と「ティアリング」の発生がなくなるのです。
※AMD製のGPUが搭載されるPCが必要です。
※2019年1月から、「G-SYNC Compatible Monitors」認定を受けた「FreeSync」対応モニターであれば、PCのグラフィックカードが「NVIDIA GeForce」シリーズであっても、NVIDIAコントロールパネルから設定することで可変リフレッシュレート型同期機能を有効にすることができるようになりました。
※「G-SYNC Compatible Monitors」認定を受けていない「FreeSync」対応モニターでも、「NVIDIA GeForce」シリーズで動作するようですが、画面が点滅、波、色の異常表示などの可能性があるとのこと。
※対応ドライバー「GeForce 417.71 Driver」
残像感なくエイムしやすい 応答速度1ms(0.001秒)
「応答速度」とは色を切り替える速度のことをいいます。ゲームのように動きの速い動画の場合、色の切り替えが動きについていけないことがあるので、「応答速度」はとても重要です。
FPS・レース・アクションなどのキャラクターや車、カメラワークの動きの速さに色の切り替えがついていけずに遅れてしまうと、残像のようにボヤけて見えます。
ひどい場合には、ぼやけるどころか本当に残像を残します。ハンターハンターでキルアが初期の頃に使った技「肢曲」のようにです。
モニターに「肢曲」を使われても困ります。どこにエイムして、どこに撃てば良いのかわからなくなるのですから。レースなら他の車、または壁などにぶつかりまくるでしょう。
一般的なテレビ(モニター)の応答速度は10〜20ms(0.01〜0.02秒)。『NITRO VG270Ubmiipx(VG0)』は10倍以上速い1ms(0.001秒)。
どんな時でも視認性高く、有利な状態でゲームできます。一般的なテレビ(モニター)はあなたに「肢曲」を繰り出す敵になり得ますが、『NITRO VG270Ubmiipx(VG0)』は「肢曲」を繰り出さないので安心です。
暗い場所の視認性も高い コントラスト比100,000,000:1 有機EL並み
『NITRO VG270Ubmiipx(VG0)』は、IPS方式の液晶モニターですが、コントラスト比を高める独自の「ACMテクノロジー」が搭載されているので、まるで有機ELのように色あざやかです。
IPSパネル方式の液晶は、視野角が178°どこから見ても美しい映像で視聴できるところ利点ですが、コンストラスト比が欠点。おおよそ1,000:1程度しかありません。
コンストラスト比1,000:1というのは、最も暗い部分(黒)を1としたときに、最も明るい部分(白)の明るさがその1000倍であることを意味します。
1,000倍もあれば十分かと思いますが、暗いシーンだと画面全体が黒に塗りつぶされたような表現しかできませんので、そんな場所での撃ち合いでとても不利になります。
どこに何があって、どこに敵が潜んでいるのか、視認することが容易ではありません。チョコチョコ動き回られると、せっかく視認できてもすぐに見失うことになります。
しかし『NITRO VG270Ubmiipx(VG0)』であれば、「ACMテクノロジー」をオンにすることで、コントラスト比1,000:1だったものを100,000,000:1に跳ね上げることができます。
なんと10万倍。黒を1とした場合、明るい部分が100,000,000になります。これだけ大きな差出れば、いつでもくっきりはっきり色あざやか。
暗いシーンでの視認性も上がるので、普通のモニターを使っている人と比べてとっても有利に撃ち合いできます。
遅延:0.325ms(理論値)
ポーリングレート:8,000Hz
第 3 世代オプティカルマウススイッチ(光学式)
DPI:30,000 / DPI刻み:50DPIずつ
最大速度:750IPS
HDMI 1.4端子が2つあるからPS4 or PS4 Pro + Switchも接続できる
『NITRO VG270Ubmiipx(VG0)』にはHDMI 1.4端子が2つ搭載されているので、PS4 or PS4 Pro、そしてSwitchも接続できます。
PCとの接続にはDisplayPortが使えます。
PS4やPS4 Proなど家庭用ゲーム機専用モニターとして購入するのであれば、リフレッシュレート60Hz、FreeSync非対応、HDMI 2.0端子搭載かつHDR対応がおすすめです。
PS4とPS4 ProはHDR対応で、「FreeSync」は機能しません。また、最大60fpsの描画しかできないので、『NITRO VG270Ubmiipx(VG0)』はPS4とPS4 Proにはぴったりでないからです。
ミドルレンジクラスのPCでも性能をフル活用できる
ゲームしていればいつかは誰もがハイエンドモニターに憧れることでしょうが、当然その性能を生かすには、ゲーミングPC側のスペックもハイエンドでなければなりません。
WQHD解像度で144Hzまたは240Hzで出力できるモニターであっても、宝の持ち腐れになってしまうのです。
しかし『NITRO VG270Ubmiipx(VG0)』は扱いやすいミドルレンジクラスのモニター。ゲーミングPCに求められる性能もミドルレンジクラスで大丈夫です。
具体的には、グラフィックカードは「GeForce GTX 1080」「GTX 1070Ti 」「GTX 1660 」「GTX 1660Ti」くらいの性能があれば、ほぼ全てのゲームタイトルがWQHD/75fpsで描画できるでしょう。
ワンランク下げて「GTX 1070」のクラスだと、WQHD/75fpsで描画できるタイトルと、WQHD/60fpsまたはフルHD/75fpsでしか描画できないタイトルとに分かれる可能性があります。
『NITRO VG270Ubmiipx(VG0)』仕様
メーカー | Acer |
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ブランド | NITRO |
シリーズ | NITRO VG0シリーズ |
発売日 | 2019年02月18日 |
種別 |
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最大解像度 | WQHD(2560×1440) |
ビット深度(最大表示色) | 8bit(約1670万色) |
リフレッシュレート | 75Hz |
G-SYNC / FreeSync | AMD FreeSync |
応答速度 | 1 ms (VRB) |
色域 | sRGB 100% |
輝度(HDR) | 350 cd/m2(HDR:✕) |
コントラスト比 |
|
入力端子 |
|
音声入出力端子 | 音声出力:ステレオミニジャック |
スピーカー | 2W+2W ステレオスピーカー |
視野角(水平/垂直) | 178゜ / 178゜ |
サイズ(幅×高さ×奥行 単位:mm スタンド含む) | 約614 x 475 x 240 mm |
重量 | 5.83kg |
消費電力 |
|
HDCP | ○(HDCP2.2✕) |
ピボット機能 | ✕ |
チルト機能 | 上20° / 下5° |
スイベル機能 | ✕ |
上下高さ調節 | ✕ |
フリッカー機能 | ○ |
ブルーライト軽減機能 | ○ |
壁掛け機能 | VESA規格 単位mm:100×100mm |
USB HUB機能 | ✕ |
保証期間 | 3年(パネル・バックライトユニットは1年) |
クレジット | © 2017 Acer Inc.(公式サイトの情報をもとに記述しています。) |