日本エイサーは、リフレッシュレート144Hz、FreeSync対応、応答速度1ms、DisplayHDR400に対応した27型ゲーミングモニター「VG271Pbmiipx」を4月18日に発売します。
リフレッシュレート144Hz対応だから表示遅延少なく映像がヌルヌル動きます。FreeSync対応だから、スタッタリングやテアリングの心配がありません。
応答速度1msだから残像感少なく、DisplayHDR400対応だから暗いシーンも明るいシーンも視認性高く、黒から白への輝度の切り替えがとても高速。
フルHD/リフレッシュレート144Hzだから遅延少なくヌルヌル動く
Acerゲーミングモニター VG271Pbmiipx 27インチ IPS 非光沢 1920×1080 フルHD 144Hz 400cd 1ms Free-Sync H…

一般的なテレビ(モニター)のリフレッシュレートは60Hz。1秒間が60枚の静止画で作られています。1秒/60枚→0.0167秒で静止画が切り替わるのでそれなりに滑らかに動きます。
それに比べて『NITRO VG271Pbmiipx(VG1)』のリフレッシュレートは144Hz。1秒間が144枚の静止画で構成されるので、0.0069秒で静止画が切り替わります。
144Hzの方が相手の反応を早く捉えることができるので圧倒的に有利です。また144枚もの静止画で構成される動画はとてもヌルヌル。
引っかかり(スタッタリング)やズレ(テアリング)がない「AMD FreeSync」対応

『NITRO VG271Pbmiipx(VG1)』は、0.0069秒ごとにフルHDの静止画を切り替えることのできるモニターです。
ハイクラスゲーミングPCが0.0069秒ごとに描画。PCから受け取った静止画は、モニターの0.0069秒ごとの出力便に乗せらて私たちの目に出荷されるという流れです。
モニターの0.0069秒ごとの出力は、PCが0.0069秒ごとに描画できなくてもできても、0.0069秒ごとに出力されてしまうので、タイミングがピッタリ合わなければなりません。
例えばPCの描画が、グラフィックの処理がたまたま重くて0.00695秒かかってしまった場合、0.00694秒ごとに出力するモニターのタイミングに合わないので、前に出力した静止画をそのまま使います。
前の静止画がそのまま使われたので、一瞬だけ止まったように、引っかかりを感じる動画に見えるのです。これが「スタッタリング現象」です。
たった0.00001秒の遅れでこのようなことが起こってしまうのです。この時ばかりは次の出力に2倍・0.01388秒かかってしまっているので、リフレッシュレートは一瞬72Hzに低下したことになります。

PCの描画のタイミングと、モニターの出力のタイミングのズレが原因で、1つ前の静止画と混ぜて描画・出力してしまうことがあります。
私たちには映像がズレたように見えますが、これは「テアリング現象」です。「スタッタリング」と「テアリング」の発生が多いと、FPSゲームなどの対戦ゲームでは不利。
しかし「AMD FreeSync」対応の『NITRO VG271Pbmiipx(VG1)』ならその心配がありません。
AMD製のGPUであれば確実に、「NVIDIA GeForce」シリーズであってもほぼ、PCがモニターのリフレッシュレートを制御ししてくれます。
描画のタイミングと出力のタイミングを別々に行うのではなく、一括してGPUが引き受けてくれるので、「スタッタリング」と「テアリング」の発生がなくなるのです。
2人の指揮者がいると演奏にズレが生じますが、指揮者を1人に絞れば演奏のズレがなくなるのと同じ。
※AMD製のGPUが搭載されるPCが必要です。
※2019年1月から、「G-SYNC Compatible Monitors」認定を受けた「FreeSync」対応モニターであれば、PCのグラフィックカードが「NVIDIA GeForce」シリーズであっても、NVIDIAコントロールパネルから設定することで可変リフレッシュレート型同期機能を有効にすることができるようになりました。
※「G-SYNC Compatible Monitors」認定を受けていない「FreeSync」対応モニターでも、「NVIDIA GeForce」シリーズで動作するようですが、画面が点滅、波、色の異常表示などの可能性があるとのこと。
※対応ドライバー「GeForce 417.71 Driver」
残像感なくエイムしやすい 応答速度1ms(0.001秒)
「応答速度」とは色を切り替える速度のことをいいます。静止画の切り替え速度ではなく、今度はそれに合わせた色の切り替えスク度についてです。
ゲームのように動きの速い動画の場合、色の切り替えが動きについていけないことがあります。この場合例えば動きの速いキャラクターであれば、周りがぼやけたように、残像感ある映像になります。
FPS・レース・アクションなどのキャラクターや車、カメラワークの動きの速さに色の切り替えがついていけないのです。
しっかりエイムしたはずなのにそこは残像の部分だったなんてこともあるでしょう。レースなら他の車、または壁などにぶつかりやすくなります。
しかし一般的なテレビ(モニター)の応答速度は10〜20ms(0.01〜0.02秒)なのでゲームには向いていないのです。
そこで応答速度1ms(0.001秒)のゲーミングモニター『NITRO VG271Pbmiipx(VG1)』が、あなたにとっての良き相棒になるわけです。
暗いシーンの視認性が保証されている
『NITRO VG271Pbmiipx(VG1)』は暗いシーンの視認性が保証されています。保証されていないテレビ(モニター)と対戦したら圧倒的に有利になります。
なぜなら『NITRO VG271Pbmiipx(VG1)』は、HDR規格の「DisplayHDR 400」と暗いシーンでも見やすくする11段階の「BlackBoost機能」搭載。
さらにはコントラスト比を高める独自の「ACMテクノロジー」搭載だからコントラスト比がなんと100,000,000 : 1になります。
暗さと明るさの差が大きく 輝度切り替え速度高速な「DisplayHDR 400」
暗さと明るさの差が少ないと、明るいシーンや暗いシーンでの視認性が悪くなります。
全体的に暗いシーンでは、最も明るいところと暗いところの差が少ないので、明るさ表現が曖昧。差を視認できなければ、どこに何があって、どこに敵がいるのか判別できないのです。
例えるなら、色の違うパステルカラーを横に並べた場合の違いに似ています。色合いのはっきりした強い赤と強いオレンジを並べると、その差は明らか。
背景がはっきりした赤で、敵キャラが強いオレンジであれば、どこに敵がいるのか視認できるかと思います。
しかしパステルカラーの赤色背景に、パステルカラーのオレンジ色の敵キャラだった場合はいかがでしょう。パッと見てすぐに敵がどこにいるのか判別できない可能性があります。
色の差が少なすぎるのです。これと同じように、明るさの差が少なすぎると、暗いシーンと明るいシーンでの視認性が悪化します。
しかし『NITRO VG271Pbmiipx(VG1)』であれば、HDR規格の「DisplayHDR 400」に対応しています。
HDR非対応(SDR)のテレビ(モニター)より暗さと明るさの差が大きいことが保証されていますので、暗いシーンでの索敵&エイムで遅れはとりません。
また「DisplayHDR 400」は、輝度切り替え速度も高速であることを保証します。この切り替えシーンが遅いと、明るい屋外から建物の中に入った際などに輝度の切り替えが間に合わず一瞬何も見えなくなったりします。
もし建物の中に敵が潜んでいたのだとしたら、その一瞬で先に撃たれることになりますので、「DisplayHDR 400」対応かどうかはとても重要です。
11段階 暗がりの調節ができる「BlackBoost機能」搭載
「DisplayHDR 400」対応なだけでも十分に有利な『NITRO VG271Pbmiipx(VG1)』ですが、さらに11段階 暗がりの調節ができる「BlackBoost機能」まで搭載されます。
自分にとって見やすい暗がりに調整できるので、より暗いシーンの視認性が上がり、圧倒的有利な状況でゲームできます。
「ACMテクノロジー」でコントラスト比100,000,000 : 1
「DisplayHDR 400」対応は、コントラスト比955:1以上を保証します。実際『NITRO VG271Pbmiipx(VG1)』は1000:1のコントラスト比です。
最も暗い部分(黒)を1としたときに、最も明るい部分(白)の明るさがその1000倍であるという意味になります。
スマホの液晶ディスプレイなんかはほとんどコントラスト比1000:1を満たしています。しかし液晶から有機ELディスプレイに乗り換えた方であれば皆知っているはずです。
コントラスト比100,000:1くらいの有機ELディスプレイの視認性の高さを。そして色あざやかさを。有機ELの変えた方は、液晶より見やすいと最初に感じたかと思います。
『NITRO VG271Pbmiipx(VG1)』には、コントラスト比を高める独自の「ACMテクノロジー」が搭載されています。
この機能をオンにするとなんと、コントラスト比1000:1だったものが100,000,000 : 1に跳ね上がります。
最も暗い部分(黒)を1としたときに、最も明るい部分(白)の明るさがその100,000,000倍になるということ。これだけの差があれば間違いなく見やすいです。
HDMI 2.0端子が2つあるからPS4 or PS4 Pro + Switchも接続できる
『NITRO VG271Pbmiipx(VG1)』にはHDMI 2.0端子が2つ搭載されています。そのためPS4 or PS4 Pro、そしてSwitchも接続可能。PCとの接続にはDisplayPortが使えます。
PCゲームがメインで、PS4 or PS4 Pro または Switchのゲームもするといった方にもオススメできます。
ただし、PS4 or PS4 Pro または Switchメイン、もしくはPCゲームはしないといった方には過剰スペックすぎるのでお勧めできません。
PS4、PS4 ProともにHDR対応ではありますが、リフレッシュレートは60Hzまで。そしてPS4、PS4 Proでは「AMD FreeSync」が機能しません。
ハイスペックゲーミングPCが必要
『NITRO VG271Pbmiipx(VG1)』はハイクラスなゲーミングモニターなので、ゲーミングPCの性能もハイクラスであることが求められます。
もちろんミドルレンジクラスでも使えますが、フルHD/144Hzの出力が難しいゲームタイトルがそれなりに出てくるでしょう。
具体的には、グラフィックカードの性能は「GeForce RTX 2080」「GTX 1080Ti」「RTX 2070」以上くらいあると安心。
それだけのグラフィック性能があれば、ほとんど全てのゲームタイトルがフルHD/144Hzのヌルヌル動く映像で楽しめるでしょう。
ワンランク下げて「GeForce GTX 1080」「GTX 1070Ti」「GTX 1660」「GTX 1660Ti」でも大丈夫かと思いますが、のクラスだと、グラフィックスの重たいゲームタイトルなんかのリフレッシュレートは低下する恐れがあります。
『NITRO VG271Pbmiipx(VG1)』仕様
Acerゲーミングモニター VG271Pbmiipx 27インチ IPS 非光沢 1920×1080 フルHD 144Hz 400cd 1ms Free-Sync H…
メーカー | Acer |
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ブランド | NITRO |
シリーズ | NITRO VG1シリーズ |
発売日 | 2019年4月18日発売予定 |
種別 | 27型 ワイド(16:9)IPSパネル非光沢 |
最大解像度 | フルHD(1920×1080) |
ビット深度(最大表示色) | 8bit(約1670万色) |
リフレッシュレート | 144Hz |
G-SYNC / FreeSync | AMD FreeSync |
応答速度 | 1 ms (VRB) |
色域 | sRGB 99% |
輝度(HDR) | 400 cd/m2(DisplayHDR 400対応) |
コントラスト比 | 1000:1ACMオン 100,000,000:1 |
入力端子 | HDMI2.0 x2DisplayPort 1.2 x1 |
音声入出力端子 | 音声出力:ステレオミニジャック |
スピーカー | 2W+2W ステレオスピーカー |
視野角(水平/垂直) | 178゜ / 178゜ |
サイズ(幅×高さ×奥行 単位:mm スタンド含む) | 約614 x 475 x 240 mm |
重量 | 5.56kg |
消費電力 | 最大時:47W通常使用時(オンモード):21W年間消費電力量:未公開待機時:0.5W |
HDCP | ○(HDCP2.2○) |
ピボット機能 | ✕ |
チルト機能 | 上20° / 下5° |
スイベル機能 | ✕ |
上下高さ調節 | ✕ |
フリッカー機能 | ○ |
ブルーライト軽減機能 | ○ |
壁掛け機能 | VESA規格 単位mm:100×100mm |
USB HUB機能 | ✕ |
保証期間 | 3年(パネル・バックライトユニットは1年) |
クレジット | © 2017 Acer Inc.(公式サイトの情報をもとに記述しています。) |
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