【PS4】のデータネットワーク移行2種とバックアップ2種の違い比較

【PS4】本体を買い換えた時に必要になるデータ移行

 【PS4】本体の故障や【PS4 Pro】へのアップグレード。【PS4】本体を買い換える理由は様々あるかと思いますが、新しい【PS4】本体へのデータ移行が必ず必要になります。

新しい【PS4】本体にデータの移行をしなければ、以前の【PS4】本体でプレイしていたゲームの続きを、新しい【PS4】本体で継続することができないからです。

しかしその点は安心です。【PS4】を開発・販売する「ソニー・インタラクティブエンタテインメント」は、ユーザーの状況に合わせて、2種類のデータ移行方法を用意してくれています。

そこで今回は、データネットワーク移行2種とバックアップ2種の違いを比較してみたいと思います。

以前の【PS4】本体から新しい【PS4】本体へのデータ移行4種比較表

以前の【PS4】本体から新しい【PS4】本体へのデータ移行4種比較
種類LANケーブルによるネットワーク移行Wi-Fiによるネットワーク移行バックアップ・復元による移行セーブデータのみバックアップ・復元による移行
移行できるデータ
  • ユーザーと設定
  • ゲームやセーブデータ(任意)
  • スクリーンショットやビデオクリップ(任意)
  • ユーザーと設定
  • ゲームやセーブデータ(任意)
  • スクリーンショットやビデオクリップ(任意)
  • ユーザーと設定
  • ゲームやセーブデータ(任意)
  • スクリーンショットやビデオクリップ(任意)
セーブデータのみ
移行に必要なこと・もの
  • システムソフトウェア Ver.4.00以上
  • LANケーブル2本
  • 以前の【PS4】でPSNにサインイン
  • システムソフトウェア Ver.4.00以上
  • LANケーブル1本
  • 以前の【PS4】でPSNにサインイン
  • システムソフトウェア Ver.2.50以上
  • 【PS4】本体内蔵HDD使用容量以上8TB以下のUSBメモリー or 外付けHDD(USB3.0以上)
  • フォーマット
オンラインストレージ
PS Plusへの加入とPSNへのサインイン
USBストレージ
ユーザーとアカウントの紐付け(サインアップ)
厚さ8mm以下のUSBメモリなど

最も手軽で最もお金のかからないネットワーク移行

 「LANケーブル」経由、「Wi-Fi」経由関わらず、以前の【PS4】本体から新しい【PS4】本体へのデータ移行が最も手軽な方法が「ネットワーク移行」です。

インターネット環境が整っていれば、別途購入する必要があるものは「LANケーブル」のみになります。

以前の【PS4】本体と新しい【PS4】本体両方とも同時に電源の確保と同時にネットワーク接続しておく必要があります。

「LANケーブル」経由と「Wi-Fi」経由の違いは、必要な「LANケーブル」の本数と接続方法のみです。それ以外の手順は全て同じ。

最もお金が発生するけどバックアップも取れて一石二鳥で安心なバックアップ・復元による移行

 以前の【PS4】本体からデータのバックアップを取ってから、新しい【PS4】本体に復元する方法なので、「ネットワーク移行」と違って同時に電源の確保をする必要はありません。

ただし、以前の【PS4】本体内蔵のHDD使用容量を上回っている「USBストレージ機器」が別途必要になりますので、データの移行に最も金銭的負担が発生する方法です。

しかしメリットもあります。HDDは消耗品。徐々に自然と壊れていくものです。また衝撃に弱いので、故障する恐れもあります。

そのためデータのバックアップを取っておくことは決して無駄ではありません。自然に壊れるなり故障してからでは、データを失ってしまう恐れがありますので、保険としてバックアップしてお蹴ることは安心。一石二鳥です。

最も手間のかかるセーブデータのみバックアップ・復元

 バックアップ・復元することに変わりはありませんが、セーブデータのみのバックアップと復元しかできないことと、その後の手間が面倒なデータ移行方法です。

セーブデータのバックアップしか取りませんので、別途用意する「USBストレージ機器」の容量は少なくて大丈夫です。もしくはオンラインストレージにアップロード可能です。

もちろんセーブデータだけあっても意味がありませんから、パッケージ版なら一つづつ入れ替えて、ダウンロード版なら必要なゲームタイトル一つ一つダウンロード&インストールの操作をしなければならないという手間があります。

また、ユーザーと設定についてもバックアップすることができませんので、新しい【PS4】本体にてユーザー設定と設定変更する手間も加わります。

スクリーンショットやビデオクリップは、別の手順で「USBストレージ機器」に保存しておくことができますが、それをするのであれば全てまとめてバックアップしてしまった方が良いかと思います。

個々人の状況に合わせたデータ移行できるところが【PS4】の良いところ

 【PS4】本体を2台同時接続できない環境かつできる限りお金をかけたくない方は、お金の代わりに手間を惜しまず、「セーブデータのみバックアップ・復元」を選択することができます。

故障に備えて、しっかりバックアップを取って安心を担保しつつ、ゆったりデータ移行できる方であれば「全てのデータをバックアップ・復元」してデータ移行したいところです。

ゲームタイトルの再ダウンロードはできますが、セーブデータはバックアップを取っておかないとそのまま泡となって消えてしまう可能性もあるのですから担保は重要です。

気軽かつスマートにデータ移行を済ませてしまいたいのであれば「ネットワーク移行」を選ぶことができます。もちろん、余裕があるのでしたらついでにバックアップをしておくことをお勧めします。

このように、個々人の状況に合わせたデータ移行できる柔軟性が【PS4】の良いところかと思います。

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