2018年9月14日発売、MSIのゲーミングイヤホン『IMMERSE GH10』をご紹介します。
イヤホンなのにゲーミングヘッドセットのように着脱式ブームマイク搭載
イヤホンに搭載されるマイクといえば、インラインケーブルコントローラーにマイクが搭載されていることがスタンダードになっています。
しかし『MMERSE GH10』の場合、ゲーミングヘッドセットのように着脱式のブームマイクが搭載されています。
小さな筐体から、ブームマイクが伸びているタイプのイヤホンは他ではあまり見かけません。とても珍しく、完全にゲーミング向けに設計された製品になります。
『msi』のドラゴンロゴとの相乗効果で、かなりクールなデザインに仕上がっているところもポイントの一つです。
インナーイヤー型だから大口径ドライバーだけどイヤーチップ搭載だからしっかりフィット&遮音性
イヤホンには「カナル型」と「インナーイヤー型」と装着方法により種類があります。それぞれ特徴があり、利点と欠点があります。
「カナル型」は耳栓のようにイヤーチップを耳の穴に装着させるタイプのイヤホンなので、しっかりフィットして外れにくく、遮音性に優れるといった特徴があります。
しかし耳の穴に入れる形状のため筐体が小さくなりがち。そのためそれに比例してドライバーサイズも小さくなります。「カナル型」のドライバーサイズはおおよそ6~12.5mmです。
それに比べて「インナーイヤー型」は、耳の淵に引っ掛ける・載せるように装着するタイプのイヤホンなので、しっかりフィットせず外れやすい欠点があります。
もちろん遮音性に劣るので、外部のノイズが侵入したり、音漏れするなどの欠点もあります。しかし穴にもで入れるわけではないので、ドライバーサイズは大きめです。おおよそ13.5~15.4mm。
ドライバーは音を作る装置です。大きな箱と小さな箱を叩いて聴き比べた場合と同じく、大きい方が深みある、低音響くサウンドを奏でることができます。
大きい方が音質に優れ、ゲーミングに重要な低音が豊かに響くのです。『IMMERSE GH10』のドライバーサイズは13.5mmと「インナーイヤー」サイズ。
「カナル型」より音質と低音に期待が持てます。しかも、「インナーイヤー」サイズには珍しく、「カナル型」と同じようなイヤーチップが搭載されています。
しっかり耳にフィットさせることができるので、「インナーイヤー型」の欠点である外れやすさや遮音性が解消されています。
『IMMERSE GH10』仕様
メーカー | MSI |
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ブランド | MSI |
シリーズ | IMMERSEシリーズ |
発売日 | 2018年9月14日 |
サラウンドサウンド | 2ch |
ヘッドホンタイプ | インナーイヤー型サイズにしてカナル型 |
ヘッドホン構造 | 密閉型 |
ドライバーユニット | ダイナミック型 |
ドライバーユニットサイズ | 13.5mm |
DAC | 未公開 |
感度 | 95 ±3 dB(IEC-318 at 1KHz ) |
周波数特性 | 20Hz-20,000Hz |
インピーダンス | 16 Ω ±15% @1K Hz |
全高調波歪み | 未公開 |
S/N比 | 未公開 |
コントローラー | インラインコントローラーにて音量調整 |
その他のコントローラー | 再生/一時停止、曲送り/曲戻し |
マイク集音特性 | 無指向性 サイズ4mm |
マイク感度 | -42dB ±4dB |
マイク周波数特性 | 100Hz-10,000Hz |
マイクインピーダンス | 2,200Ω |
マイクS/N 比 | 未公開 |
ノイズキャンセリング機能 | ✕ |
LED / RGB | ✕ |
接続I/F | 金メッキ 4極3.5mmステレオミニ |
重量 | 約25.4g |
サイズ | 未公開 |
筐体 | 未公開 |
イヤーチップ | シリコン製イヤーピース 3サイズ |
ケーブル長 | 未公開 |
ケーブルタイプ | スタンダード(絡まりにくいケーブル) |
クレジット | Copyright © 2019 Micro-Star INT’L CO.,LTD. All rights reserved.(公式サイトの情報をもとに記述しています。) |