2018年4月5日発売、本社アメリカを中心にグローバルに展開する、高品質かつ圧倒的コスパが特徴のTaoTronics(タオトロニクス)のゲーミングヘッドセット『TT-EP005』をご紹介します。
ハイエンド並み! 大口径50mmドライバー採用
FPSで重要な足音は、150Hzの「低域」付近の低い音です。しかし実は、「中音域」の音も「高音域」の音も混ざっています。最も大きく聞こえる音が「低域」というだけ。
「ドライバー」とは、振動板を震わせる事で音を発生させる装置のことを言います。フレミングの法則・電気信号で自動で震える太鼓のようなものだとイメージしていただけると良いかと思います。
太鼓は、大きいほど低域から高域まで、広い範囲の深みあるサウンドを奏でることご存知かと思います。逆に小さな太鼓は、高い音しか出ないので、軽く、おもちゃのような可愛い音が出ます。
太鼓に似た「ドライバー」も同じ。大きい方が音域広い深みあるサウンドを奏でます。特に足音などが属する低域は、大きい方が出やすいと言われています。
「ドライバー」が小さいと、最も重要な低域の音量出力が足りず、足音が軽く小さな音に聞こえ、他の音にかき消されてしまいかねないのです。
そのためゲーミングヘッドセットは、高価であればあるほどに「ドライバー」のサイズが大きくなる傾向にあります。
安いものは30mmというサイズの場合もあります。最も多いサイズは40mmでしょうか。ハイエンドクラスになるのほとんどが50〜53mmです。
『TT-EP005』は、2019年4月27日時点でAmazonにて税込約2,000円で購入できるほどに安価ですが、「ドライバー」のサイズはなんと50mmです。
ノイズキャンセリング機能搭載のマイク
「ノイズキャンセリング」とは、ゲームの音やあなたの声以外・ノイズに属する環境音をマイクが集音し、逆の波長に変えて環境音にぶつけ、相殺させることのできる機能のことを言います。
PC・PS4の唸る音、扇風機やエアコン、車・電車など乗り物のエンジン音など、なり続けるノイズに特に有効な機能です。
『TT-EP005』のマイクは、「ノイズキャンセリング」機能搭載ですから、雑味ないクリアなあなたの声を仲間に届けることができるのでコミュニケーションがスマートです。
この「ノイズキャンセリング」機能は、それなりの価格がするヘッドセットにしか搭載されていませんが、『TT-EP005』は約2,000円にして搭載されています。
サスペンションヘッドバンド + ソフトメモリープロテインで快適な装着感
『TT-EP005』は、スピーカー・マイクに続いて装着感まで快適です。
ヘッドバンドは大人気のサスペンションデザインです。サスペンションとは、車輪と車体をつなぎ、路面からの衝撃や振動を吸収してくれる乗り物の装置として使われています。
その乗り物のサスペンションと同じように、頭とヘッドセットのフレームの間を柔らかいヘッドバンドで支えるので、頭の大きさに関係なく痛くなりづらいというメリットがあります。
またイヤーパッド部分には、頭の形に合わせて形状を変化させる「ソフトメモリープロテイン」が採用されています。カバーには柔らかくて肌触り良いソフト「PUレザー」採用。
そのため耳も痛くなりづらい仕様です。「PUレザー」は遮音性を高め低音を強化するといった効果もありますので、より高い没入感を得ることができます。
7色に光るLEDライト機能まで
約2,000円とは思えないほどに充実している『TT-EP005』ですが、それだけに止まらず、さらに驚かせてくれるのが『TaoTronics』の製品です。
『TT-EP005』にはなんと、7色に光るLEDライト機能まで搭載されているのです。ゲームの世界観を雰囲気ある空間に演出してくれるLEDは、ゲーミングデバイスのスタンダードです。
Amazonで約2,000円 欠点がなければ逆に不安
『TT-EP005』は、スピーカーにマイクに装着感にLEDまで、約2,000円とは思えないほどの性能と機能に恵まれた、コストパフォーマンスに優れすぎたゲーミングヘッドセットです。
この価格でここまで優れていると逆に不安になりますが、ご安心ください。しっかり欠点もあります。
重さはサスペンションヘッドバンドが分散するが753g
一般的に、バッテリーが搭載されるワイヤレスゲーミングヘッドセットでも300〜400gの重さしかありません。
しかし『TT-EP005』は753gとかなりの重量がある方に分類されるヘッドセットです。
『TT-EP005』のヘッドバンドはサスペンションタイプなので重さの分散が可能。そこまで気にならないかもしれませんが、約2,000円の『TT-EP005』にあってくれて安心の欠点です。
マイクの集音特性は単一指向性ではなく全指向性
5,000円以上のゲーミングヘッドセットに搭載されるマイクの集音特性のほとんどは「単一指向性」です。
口元方向からの音しか集音しませんので、環境音が集音されにくいタイプのマイクになります。
それに比べて5,000円未満のゲーミングヘッドセットに採用されるマイクのほとんどは、集音特性が「全指向性」です。
口元方向だけでなく、360度全方位の音を集音できるので、ボイスチャットとは相性の悪いタイプのマイクになります。
『TT-EP005』のマイクの集音特性は例に漏れず「全指向性」。ノイズキャンセリング機能搭載とはいえ、この部分も安心の欠点の一つと言えます。
マイクミュートのボタンがない
とっさにマイクミュートしたい方は気になる部分かと思いますが、『TT-EP005』にはマイクミュートボタンがありませんので、PC・PS4などの設定画面にてマイクミュートする必要があります。
『TT-EP005』仕様
メーカー | TaoTronics |
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ブランド | TaoTronics |
シリーズ | ー |
発売日 | 2018年4月5日 |
サラウンドサウンド | 2ch |
ヘッドホンタイプ | オーバーヘッド |
イヤーパッド | スポーツ用ソフトメモリープロテインソフトPUレザー |
ヘッドホン構造 | 密閉型 |
ドライバーユニット | 未公開 |
ドライバーユニットサイズ | 50mm |
感度 | 105dB +/- 3dB |
周波数特性 | 20-20,000Hz |
インピーダンス | 未公開 |
全高調波歪み | 未公開 |
S/N比 | 未公開 |
コントローラー | イヤーカップにて音量調整 |
マイクのタイプ | 折りたたみ格納式ブームマイク |
マイク集音特性 | 全指向性 |
マイク感度 | -38 dB +/- 3dB |
マイク周波数特性 | 未公開 |
マイクインピーダンス | 未公開 |
マイクS/N 比 | 未公開 |
ノイズキャンセリング機能 | ○ |
マイクコントローラー | ✕ |
LED / RGB | 7色LED |
接続I/F | 3極オス×2ケーブル(2.3m) + USB(LED用)4極3.5mmアダプター付属 |
重量 | 約753g |
サイズ | 未公開 |
対応機種 | PC Mac PS4 PS4Pro Switch XboxOne モバイルデバイス等 |
クレジット | © 2018 TaoTronics Inc.All rights reserved.(公式サイトの情報をもとに記述しています。) |