2018年1月上旬発売、「ADATA Technology」のゲーミングイヤホン『XPG EMIX I30』をご紹介します。
マイクロサブウーファー搭載 深く豊かな重低音を実現
『XPG EMIX I30』は小さなイヤホンにも関わらず、マイクロサブウーファーが搭載されているのだそうです。
「サブウーファー」とは、重低音専用のスピーカーのこと。重低音が加わるとサウンド全体の厚みが増すので、同じ曲を聴いてもとてもリッチな音に聴こえるようになります。
また重低音により中域〜高域の音域が強調されますので、より美しく、よるクリアな音色に聴こえるようにもなります。
さらに低音は、母の胎内で聴き続けていた音に似ているため、安心感も感じます。それに相反して、大きな低音はビリビリ肌で感じる迫力まで演出してくれます。
ほとんどのイヤホンの低域は20Hzまでにしか対応していませんが、『XPG EMIX I30』は5Hzという耳では聴き取れない低い音域にまで対応。
肌で感じるビリビリ感という迫力と臨場感と安心感の両方を感じるにサウンドに期待を持てるスーパーゲーミングイヤホンです。
特許取得済みの5.2チャンネルサラウンドサウンド対応
マイクロサブウーファーが搭載されているだけでも十分に驚きですが、『XPG EMIX I30』はなんと、特許取得済みの5.2チャンネルサラウンドサウンドにも対応しています。
真正面・左右斜め前・左右斜め後ろと5つの定位感じるイヤホン。とことんゲーミング向けに開発されているようです。
音楽鑑賞だけでなく、映画鑑賞にゲームプレイと、いろいろ試したくなるワクワクする製品です。
インナーイヤー型並みの大口径ドライバーにしてイヤーチップによるフィット&遮音性を実現するカナル型
ドライバーとは振動板を震わせて音を作る装置のことです。箱や太鼓に似た形を思い浮かべていただければ良いかと思います。
箱や太鼓は手で直接振動させて音を発生させますが、ドライバーはフレミングの法則で自動で振動・音を発生させることができます。
大きな箱と小さな箱の音の違い、分かるでしょうか。大きい方が深みある、低音響くサウンドを奏でますが、小さい箱は高くて可愛らしいおもちゃのような音を奏でます。
これと同じようにドライバーの大きさも、大きい方が深みあるサウンドを奏でることが可能です。大きいほど低音も出ますし、音に厚みが出てリッチになります。音質が上がるのです。
イヤホンの場合、ドライバーだけでなく装着方法も音質に影響を与えます。イヤホンには「カナル型」と「インナーイヤー型」と装着方法に種類があります。
「カナル型」は耳栓のようにイヤーチップを耳の穴に装着させるタイプのイヤホンなので、しっかりフィットして外れにくく、遮音性に優れると利点を持った装着方法です。
しかし耳の穴に入れる形状のため小さくなりがち。そのためそれに比例してドライバーサイズも小さくなります。「カナル型」のドライバーサイズはおおよそ6~12.5mm。
それに比べて「インナーイヤー型」は、耳の淵に引っ掛ける・載せるように装着するタイプのイヤホンなので、「カナル型」より大きく作ることができます。
それに比例してもちろんドライバーサイズも大きめ。おおよそ13.5~15.4mmになります。ただし、しっかりフィットせず外れやすいところと、遮音性に劣ることろが欠点として残ります。
外部のノイズが侵入したり、音漏れするのです。遮音性が悪いと、せっかくの低音も弱くなってしまいます。
『XPG EMIX I30』の場合、ドライバーサイズは13.5mmなので「インナーイヤー型」と言っても良いほどに大口径ドライバーが採用されています。
「カナル型」の多くは6mmドライバーも珍しくありませんので、それと比べたら倍以上ものサイズを持っています。
心配なのが装着方法。しかしなんと『XPG EMIX I30』は、「インナーイヤー型」サイズのドライバーを持っていながら「カナル型」イヤホンです。
このサイズにしては珍しくイヤーチップが使われているのです。そのため耳の穴にしっかりフィットさせることが可能で、もちろん遮音性にも優れます。
『XPG EMIX I30』のドライバーサイズとマイクロサブウーファー、そして遮音性高いイヤーチップとの相乗効果で、より豊かな低音に期待が持てます。
完全にゲーム向けなサウンド作りがなされているのだと感じます。
5,000円以下 安すぎる
ここまでのご紹介で『XPG EMIX I30』が特別に優れたイヤホンであることがわかりましたが、価格はなんとAmazonにて税込でも5,000円以下で購入することができます。
20,000円を超えていても納得できそうですが、「ADATA Technology」の製品はコスパが高すぎて助かります。
『XPG EMIX I30』仕様
メーカー | XPG |
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ブランド | XPG |
シリーズ | EMIXシリーズ |
発売日 | 2018年1月上旬 |
サラウンドサウンド | 5.2chバーチャル |
ヘッドホンタイプ | インナーイヤー型サイズにしてカナル型 |
ヘッドホン構造 | 未公開 |
ドライバーユニット | 未公開 |
ドライバーユニットサイズ | 13.5mm |
DAC | 未公開 |
感度 | 107dB ±3db |
周波数特性 | 5Hz-20,000Hz |
インピーダンス | 32Ω±15% |
全高調波歪み | 未公開 |
S/N比 | 未公開 |
コントローラー | 再生/一時停止、曲送り/曲戻し、応答/終話、ボイスダイヤル |
マイク集音特性 | 未公開 |
マイク感度 | 未公開 |
マイク周波数特性 | 未公開 |
マイクインピーダンス | 未公開 |
マイクS/N 比 | 未公開 |
ノイズキャンセリング機能 | ✕ |
LED / RGB | ✕ |
接続I/F | 4極3.5mmステレオミニ3極3.5mmスプリッター |
重量 | 約17.5g |
サイズ | 未公開 |
筐体 | 未公開 |
イヤーチップ | シリコン製イヤーピース 3サイズ |
ケーブル長 | 1.4m |
ケーブルタイプ | スタンダード |
クレジット | Copyright© 2019 ADATA Technology Co., Ltd. All rights reserved.(公式サイトの情報をもとに記述しています。) |
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