2019年4月23日発売、Acer(エイサー)DM1シリーズの新製品『DM431Kbmiiipfx(DM431Kbmiiipx)』をご紹介します。
4Kだから輪郭滑らか、近い距離で映画館のような迫力
Acer 4Kモニター DM431Kbmiiipfx 43インチ IPS 半光沢 3840×2160 4K 75Hz 250cd 5ms HDR Ready HDMI Displa…
「4K」とは、「フルHD」より4倍も大きな静止画を出力することのできる解像度のことを言います。
画面のサイズには、24インチ、27インチ、42インチ、55インチなどさまざまな大きさがありますが、静止画をその画面の大きさに引き伸ばした場合をご想像ください。
「4K」は「フルHD」の4倍大きな静止画なので、単純に計算すると画面のサイズに引き伸ばしても、4倍輪郭が滑らかだと言うことになります。
そのため同じサイズのモニターであれば、「4K」なら「フルHD」のおおよそ2分の1の距離で鑑賞しても大丈夫なんです。
また「フルHD」より「4K」は4倍広い範囲が画面に映し出されるので、視野が広がったように感じます。
Acer『DM431Kbmiiipfx』は43インチなので、なんと最適な視聴距離がおおよそ80cmです。そのためデスクトップとして使うことが可能。
ただし最適な高さ調節だけは少し工夫が必要です。デスクの一般的な高さが70cmで、『DM431Kbmiiipfx』の高さが約60cmなので、合わせると130cmになります。
一般的な椅子の座面の高さが40cmで、人の座高の高さが70〜90cm。身長の高い人であればそのままでも大丈夫そうですが、身長の低い方は少し座面の高さをあげたほうが130cmと目線の高さが合い、見やすい環境にできるかと思います。
80cmの距離で鑑賞できる43インチの大きな画面ですから、映画館のような迫力ある、臨場感あふれる映像体験があなたを待っています。
どの角度から見ても美しい約10億7000万色のグラデーションを堪能できる
高価なハイエンドモニターと安価なモニターとの違いはたくさんありますが、対応する色の数の違いを比較すると驚きます。
安価なモニターが再現可能な色の数は約1,670万色です。人が認識できる色の数だと考えられていたことから別名フルカラーと呼ばれています。
しかし実は人の目で認識可能な色の数ではなかったのです。同じ色に明暗差をつけることで出来上がるとっても綺麗なグラデーション。
約1,670万色のフルカラーの場合、同じ色は256階調までしか再現できず、グラデーションが汚らしく仕上がってしまうことがあります。
それに比べて約10億7000万色のグラデーションは、同じ色でも1,024階調と4倍もの色を再現できますので、グラデーションがとってもなめらかで美しく仕上げることが可能です。
そのため約10億7000万色に対応するモニターは、グラフィックスの美しいRPGゲームや映画鑑賞に最適です。
恋人やご家族と鑑賞する倍も安心。178°どっから見ても綺麗に見えるモニターです。
色の切り替える速度が5ms(0.005秒)と高速なので残像少ない
FPSゲーム、アクションゲーム、レーシングゲーム。ゲームはもちろん、映画やスポーツなんかでも動きがとっても高速な映像は頻繁に鑑賞するかと思います。
その際に困ってしまうのが残像です。動きに合わせて色の切り替えが間に合わないので、残像のようにぼやけてしまうのです。
高速にカメラワークしてみればぼやけて何がどこにあるのか判別つきませんし、レーシングゲームにおける窓の外の風景も、何が何だかごちゃごちゃして見えるだけです。
こうなってしまうと、FPSゲームであればエイムしづらいですし、レーシングにおいてはぶつかることなく綺麗に抜き去ることが難しくなります。
しかし一般的なテレビ(モニター)の応答速度(色の切り替える速度)は10〜20ms(0.01〜0.02秒)かかります。
『DM431Kbmiiipfx』であれば2〜4倍も高速な5ms(0.005秒)ですので、一般的なテレビ(モニター)でプレイするよりよっぽど有利です。
HDMI 2.0 x 1、HDMI 1.4 x 2搭載だからPS4 ProもSwitchも地デジチューナーも接続できる
『DM431Kbmiiipfx』にはHDMI 2.0端子が1つ、HDMI 1.4端子が2つ搭載されています。そのためPS4 Proを接続すれば、しっかり「4K」のきめ細やかな映像でゲームできます。
※「4K」出力は、HDMI 2.0以上のケーブルとHDMI 2.0端子への接続が必須です。
HDMI 1.4端子がさらに2つあるので、Switchも地デジチューナーも接続できるところが嬉しいポイントです。
PCゲームを4K/60p出力するならハイエンド機が必要
PCゲームの多くのタイトルを安定して4K/60p出力したいのであれば、PCの性能はハイエンドでなければ安定させることが難しいでしょう。
具体的には、「GeForce RTX 2080Ti」などのグラフィックボードが欲しいところです。2枚挿しであればなお安定するでしょう。
ワンランク下げて「GeForce RTX 2080」「GTX 1080Ti」「RTX 2070」でも良いかと思いますが、安定して4K/60p似てゲームできないタイトルが増加します。
PCとはDisplayPort v1.2またはミニD-Sub 15ピンにて接続可能です。
サブ画面表示、左右同時画面出力可能(PIP/PBP機能搭載)
せっかく4Kかつ43インチと大きめかつ滑らかなモニター。それを十分活かすためには、「PIP/PBP」機能が搭載されている方が便利です。
「PIP」機能とは、サブ画面を表示することのできる機能です。
例えばPS4ProとPCと両方接続しているのであれば、PS4Proのゲームしながら、サブ画面にてPCの攻略情報サイトを表示させ、見ながらゲームできます。
この場合PS4Proのゲーム映像は画面全体に表示され、サブ画面が表示する部分だけ隠れてしまいます。
その隠れてしまうのが嫌な場合には、「PBP」機能にて、PS4ProとPCの映像を左右同じサイズで並べて表示させることができます。
この場合、「PIP」と違ってPS4Proの画面サイズが小さくなってしまいますが、その分PCの画面に隠れて見えなくなりません。
『DM431Kbmiiipfx(DM431Kbmiiipx)』仕様
Acer 4Kモニター DM431Kbmiiipfx 43インチ IPS 半光沢 3840×2160 4K 75Hz 250cd 5ms HDR Ready HDMI Displa…
メーカー | Acer |
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ブランド | Acer |
シリーズ | DM1シリーズ |
発売日 | 2019年4月25日 |
種別 | 43型 ワイド 16:9IPSパネル搭載半光沢 |
最大解像度 | 4K(3840×2160) |
ビット深度(最大表示色) | 10bit(約10億7000万色[8bit+FRC]) |
リフレッシュレート | 23〜75Hz |
応答速度 | 5 ms(GTG) |
色域 | NTSC比 68% |
輝度(HDR) | 250 cd/m2(HDR10:○) |
コントラスト比 | 1000:1ACM:100,000,000:1 |
入力端子 | HDMI 2.0 × 1HDMI 1.4 × 2DisplayPort v1.2 × 1ミニD-Sub 15ピン × 1 |
音声入出力端子 | 音声入力:3.5mm ステレオミニジャックヘッドフォン出力:3.5mm ステレオミニジャック |
スピーカー | 5W+5W(ステレオ) |
視野角(水平/垂直) | 178゜/178゜ |
サイズ(幅×高さ×奥行 単位:mm スタンド含む) | 約961.4 x 607.4 x 240.0 mm |
重量 | 約7.9kg |
消費電力 | 最大時:100W通常使用時(オンモード):73W年間消費電力量:未公開待機時:0.45W |
HDCP | ○(HDCP2.2:○) |
ピボット機能 | ✕ |
チルト機能 | ✕ |
スイベル機能 | ✕ |
上下高さ調節 | ✕ |
フリッカー機能 | ○ |
ブルーライト軽減機能 | ○ |
壁掛け機能 | VESA規格 単位mm:200×200mm |
USB HUB機能 | ✕ |
保証期間 | 3年(パネル・バックライトユニットは1年) |
クレジット | © 2017 Acer Inc.(公式サイトの情報をもとに記述しています。) |
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