2019年5月17日ソフトバンクにて予約受付開始、5月下旬以降発売開始予定のSHARPのハイエンドスマホ『AQUOS R3』をご紹介します。
【PUBG Mobile】など重量級3Dゲームプレイで差が出るスマホの性能
リフレッシュレート120Hz ゲーミングモニターのようなスマホ『SHARP AQUOS R3』
『SHARP AQUOS R3』はゲーミングモニターやゲーミングスマホに負けないリフレッシュレートを誇ります。
リフレッシュレートとは動画の滑らか度合いのことを言います。パラパラ漫画のように、静止画複数枚で構成される動画は、密度が濃いほど動きが滑らかでヌルヌル動きます。
一般的なスマホやテレビ(モニター)の場合、1秒間60枚の静止画で動画が作られます。リフレッシュレート60Hz。
それに比べて『AQUOS R3』のリフレッシュレートはその2倍120Hzです。1秒間120枚の静止画で動画が作られるのです。
メリットは滑らかさだけではありません。1秒を60枚で割ると0.0167秒で映像が切り替わる計算になります。
120Hzの場合は1秒を120枚で割って、0.0083秒と2倍速く静止画が切り替えられますので、遅延も少ないのです。
そのため【PUBG Mobile】など重量級3Dゲームプレイでとっても有利です。
2019年ハイエンドSoC「Qualcomm Snapdragon 855」搭載だから3Dゲームでも快適すぎる
「SoC」とはスマホを動かすために必要な命令装置の集合体のことを言います。「SoC」がなければスマホは動作しませんし、「SoC」の性能の違いでアプリの動作も変わります。
「SoC」の性能が低すぎるが故、動作しない3Dゲームアプリも存在するくらい、性能には大きな違いがあります。
『AQUOS R3』に搭載される「SoC」は、多々ある「SoC」の中でハイエンドに位置付けられる最も高性能な「Qualcomm Snapdragon 855」です。
2019年の最先端モデルなので、【PUBG Mobile】など重量級3Dゲームアプリであっても滑らかに動作します。
放熱性能が高い「AQUOS R2」の表面温度よりさらにマイナス5度を実現した冷却機能
ゲームをする方にとって、熱との戦いは永遠の課題です。
CPU(頭脳)を料理人、GPUをグラフィックス専用の料理人(頭脳)、メインメモリの大きさを厨房、ストレージの大きさを冷蔵庫の大きさに例えたとします。
『AQUOS R3』というスマホは高級レストランに例えることができます。しかしいくら高性能でも、効率的に涼しく保つことができるエアコンが搭載されていなければ、料理人のパフォーマンスは下がりますし、最悪倒れてしまいます。
高い放熱性能を有する冷却機能が必要なんです。
「AQUOS R2」には、熱の分散が得意な2枚もの「グラファイトシート」と金属板が配置されているので、重量級3Dゲームアプリをプレイしていても快適に続けられます。
「AQUOS R2」は高い放熱性能も売りの一つでしたが、『AQUOS R3』はさらにその上を行きます。表面温度は「AQUOS R2」の約マイナス5度を実現するとのこと。
熱くなりづらいスマホなので、長時間ゲームしても快適にプレイし続けることが可能です。
メインメモリ6GB 同時に様々な処理していても快適にゲームを続けられる
同じくCPU(頭脳)を料理人、GPUをグラフィックス専用の料理人(頭脳)、メインメモリの大きさを厨房、ストレージの大きさを冷蔵庫の大きさに例えたとします。
『AQUOS R3』のCPUという料理人と、GPUというグラフィックス専用料理人は、最高のシェフで、アプリの調理がとっても高速です。
しかし調理する場所である厨房というメインメモリの大きさが小さいと、同時にたくさんのアプリを調理できません。
狭いキッチンでは、一つ二つの料理鹿同時に調理できないということです。そのためゲームをしていると動作が停止したり、カクカクしたりします。
『AQUOS R3』の場合、6GBとスマホにしてはかなり大きな厨房で調理ができるので、いっぺんにたくさんの調理を行っても待たされず混雑しません。
広い厨房だからこそ、最高のシェフCPUとGPUは、最大限自分の腕を振るうことができるのです。
アプリや音楽の保存先に困らない外部ストレージ(microSDXC)最大512GBと大容量
同じくCPU(頭脳)を料理人、GPUをグラフィックス専用の料理人(頭脳)、メインメモリの大きさを厨房、ストレージの大きさを冷蔵庫の大きさに例えたとします。
最高のシェフCPUとGPUがいて、高性能かつ広い厨房(メインメモリ)があっても、食材(アプリなど)を保存できる冷蔵庫が小さくては意味がありません。
『AQUOS R3』の場合、置いてある冷蔵の容量は128GBとそれなりに大きなもの。食材というゲームアプリや音楽などもたくさん保存しておくことが可能です。
足りなくなっても最大512GBと大容量冷蔵庫を追加できるので安心。
HDR10・Dolby Vision・HLG対応だから 暗いシーンの視認性抜群
「HDR」非対応は「SDR」と呼ばれます。「HDR」と「SDR」の差は「輝度」です。明るさと暗さの表現力が全く違うんです。
「SDR」より「HDR」の方が暗さ表現が100倍も高いですし、「SDR」より「HDR」の方が明るさを30倍くらい高く表現可能です。
そのため暗いシーンでは黒に塗りつぶされませんので、暗くてもゲームで有利にプレイできます。明るいシーンでは白トビしませんので、やはり視認性がとても高いです。
約10億7,000万色が織りなす美しすぎるグラフィックスのグラデーション
高価なテレビやモニター、スマホなどで徐々に表現可能な色の数が増えてきました。普通のテレビやモニター、スマホの場合、表現可能な色の数は約1,670万色です。
人間が視認できる色の数が約1,670万色とも言われていたようでしたが、実はそうではなかったようです。
約1,670万色の場合、同じ色は256階調にしか明暗差をつけることができません。256階調の明暗差だとグラフィックスや森や夕日などの自然の色表現・グラデーションが美しくありません。
約10億7,000万色に対応していると、同じ色を4倍・1,024階調に明暗差をつけることができますので、グラデーションがとっても美しく滑らかに再現できます。
映画はもちろん、グラフィックスの綺麗なRPGゲームなんかにも『AQUOS R3』はぴったりです。
「Dolby Atmos」が紡ぐ 頭上や周囲から包み込まれる3Dサラウンドサウンド
「Dolby Atmos」とは、頭上を通り過ぎるヘリの音まで感じることのできる3Dサラウンドサウンド技術の名前です。
『AQUOS R3』は「Dolby Atmos」対応なので、U-NEXTやひかりTV、TSUTAYA TVなどの「Dolby Atmos」対応動画を鑑賞すると、3Dサラウンドサウンドで楽しむことが可能です。
『AQUOS R3』にはステレオスピーカーが採用されていますので、イヤホンで聞いても『AQUOS R3』のスピーカーで聴いても、「Dolby Atmos」対応なら3Dサラウンドサウンドになります。
ゲーム・映画鑑賞だけじゃない 音楽鑑賞も高音質で楽しめる
CDよりも高音質なハイレゾ
『AQUOS R3』は「ハイレゾ」対応です。ディスプレイの部分でのご説明とかぶりますが、音にも解像度と滑らかさがあります。
音一つ一つがCDよりきめ細やかなので、小さく細かい音まで聞こえます。またディスプレイのリフレッシュレートのように、音データを読み込む回数がCDの2倍も多いので音が滑らかです。
耳では聞き取ることができない、肌や心でしか感じることのできない高い音域まで奏でることができるので、音楽鑑賞で心に届きます。
BluetoothワイヤレスでもCDよりも高音質なQualcomm aptX HD
『AQUOS R3』はBluetoothワイヤレスでもCDよりも高音質です。ワイヤレスの場合、重たい音楽データをそのままでは飛ばすことができないので、圧縮して軽くしなければ飛ばせません。
その圧縮方式にはいくつかの種類があるのですが、全てのBluetoothに対応する基本的な圧縮方式「SBC」ではCDより音質が劣化してしまいます。
iPhoneなどに採用される「AAC」は「SBC」より高音質ですが、CDよりは音質は良くありません。
それに比べて「aptX HD」の場合、BluetoothワイヤレスでもCDよりも高音質なまま音楽再生が可能です。
※「aptX HD」での再生は、Bluetoothイヤホンも「aptX HD」に対応していなければなりません。
使い勝手も抜群
防水・防塵 最高等級だから濡れた手で使っても大丈夫
『AQUOS R3』は防水として最高等級「IPX8」に対応しています。「IPX8」は、一時的に一定水深に水没させても内部に浸水しない等級です。
「IPX5」は、すべての方向からいきおいのある水流を直接当てても有害な影響がないという等級。水没とシャワー、どちらにも耐久力があります。
防塵も最高等級で、粉塵が中に入りません。濡れた手でも安心して使えますし、アウトドアで使っても大丈夫。
使うときも買い物もスマート 顔認証/指紋センサー・おサイフケータイ対応
『AQUOS R3』は顔認証と指紋センサーに対応していますので、パスワードを入力しなくてもスマートにロック解除できます。
おサイフケータイにも対応してるのでお買い物もスマート。
ワイヤレス充電Qi規格対応で急速充電もできる
ゲームしているとすぐに充電が切れてしまいますが、『AQUOS R3』は抜け目なく急速充電に対応していますので安心。
ワイヤレス充電にも対応しているので置くだけで充電可能。「Qi規格」対応なので、たくさんある充電機から選べます。
高精度の準天頂衛星「みちびき」対応
「GPS」はアメリカが運用する衛星測位システムです。「GPS」だけでも地図アプリなどを便利に使えますが、安定した位置情報は得られません。
今ではロシアが運用する「GLONASS」、中国が運用する「BeiDou」、ヨーロッパが運用する「GALILEO」にも対応するスマホが増えつつありますが、やはり安定という言葉にはまだ遠いです。
そこで登場するのが準天頂衛星「みちびき」です。「みちびき」を簡単にご説明すると、日本版「GPS」。
アメリカの「GPS」と一体して利用可能で、「GPS」を補い、より高精度で安定した位置情報を得ることが可能です。
高性能なデュアルカメラも装備
『AQUOS R3』には、AIと光学式・電子式手ぶれ補正がぶれない写真撮影をサポートしてくれる高性能デュアルカメラが搭載されています。
光を集めることが得意なレンズと、レンズが集めた光を4倍上手に収集できる高性能イメージセンサーが搭載されているので、明るい写真が高速撮影できます。
夜景の撮影であっても、他のカメラより早くシャッターが下りることが予測されます。AIと連携する手ぶれ補正との相乗効果で、夜景でもぶれない写真が撮りやすいと考えられます。
『SHARP AQUOS R3』仕様
製品名 | AQUOS R3 |
---|---|
メーカー | SHARP |
ブランド | AQUOS |
シリーズ | AQUOS Rシリーズ |
前のモデル | AQUOS R2 |
発売日 | 2019年5月17日受付開始、5月下旬以降発売開始 |
時期 | 2019春夏モデル |
OS | Android 9 Pie |
プロセッサー | Qualcomm® Snapdragon™ 855 mobile platform 2.8GHz+1.7GHz オクタコア |
GPU | Adreno 640 |
メインメモリ | 6GB(LPDDR4X) |
ストレージ | 128GB(UFS Type) 外部ストレージ:microSDXC 最大512GB |
冷却機能 | 「AQUOS R2」の表面温度-5度 |
ゲーム関係の操作性 | ー |
ディスプレイ | タイプ:Pro IGZOディスプレイ サイズ:約6.2インチ 解像度:3,120 × 1,440ドット Quad HD+ HDR:HDR10・Dolby Vision・HLG・VP9・YouTube HDR コントラスト比:未公開 色域:未公開 ビット深度:10bit(約10億7,000万色) リフレッシュレート:120Hz |
オーディオ | ステレオスピーカー Dolby Atmos ハイレゾ:○WAV/FLAC/DSD(DSF、DSDIFF) aptX HD対応(48kHz/24bitにコンバート) イヤホンマイク端子(3.5φ) |
カメラ | アウトカメラ1:約1,220万画素、CMOS、F値1.7、光学式手ブレ補正 アウトカメラ2:約2,010万画素、CMOS、F値2.4、電子式手ブレ補正 インカメラ:約1,630万画素、CMOS、F値2.0、電子式手ブレ補正 |
無線機能 | Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac MU-MIMO テザリング:Wi-Fi 10台、Bluetooth 4台、USB 1台 Bluetooth:Ver.5.0 Bluetoothプロファイル:HSP、HFP、A2DP、AVRCP、HID、OPP、SPP、PBAP、PAN、HOGP、FTP 赤外線通信:✕ |
通信方式 | 受信時最大988Mbps/送信時最大37.5Mbps VoLTE:○(HD+対応) SoftBank 4G/SoftBank 4G LTE:○/○ |
防水機能 | IPX5/IPX8、 IP6X |
センサー | 測位システム:○GPS、GLONASS、BeiDou、GALILEO、QZSS(みちびき) 顔認証/指紋センサー おサイフケータイ:○ フルセグ/ワンセグ:○/○ |
インターフェース | USBポート: USB Type-C |
バッテリー | ワイヤレス充電:Qi規格対応(11W) 容量:3,200mAh 充電時間:約150分(SB-AC20-TCPD使用時) 連続通話時間:LTE:約1,920分/3G:約1,800分/GSM:約870分 連続待受時間:4G LTE:約605時間/4G:約600時間/3G:約685時間/GSM:約580時間 テレビ連続視聴時間:フルセグ約10時間/ワンセグ約11時間 急速充電:USB Power Delivery |
ボディ | Corning® Gorilla® Glass 5(前面パネル:3D強化ガラス) Corning® Gorilla® Glass 5(背面パネル:3D強化ガラス) アルミフレーム |
サイズ | 約156mm×約74mm×約8.9mm |
質量 | 約185g |
ライティング | ✕ |
ゲーム関係の拡張ユニット | ✕ |