6月発売!テレビ『東芝REGZA M530X』【PS4 Pro】FPSに最好な5つの理由

東芝映像ソリューションから、2019年6月上旬より順次発売される予定の新しい4K液晶テレビ『東芝REGZA M530X』シリーズをご紹介します。

テレビ『REGZA M530X』が【PS4 Pro】に最好な5つの理由

「4K/60fps」入力に対応しているからきめ細やかで滑らか

 『REGZA M530X』シリーズは全て4K/60fps入力に対応しています。

「4K」とは「フルHD」の4倍もの大きな静止画のことです。『REGZA M530X』の画面サイズは65型・55型・50型・43型と4種類あります。

「4K」解像度の静止画をそれぞれの画面サイズに引き伸ばした場合と、「フルHD」解像度の静止画を引き伸ばした場合、きめ細やかなのは「4K」の方です。

元の画像サイズが大きいのですから、少し引き延ばすだけで済みます。そのため輪郭がくっきりはっきり。文字も見やすさも圧倒的に「4K」です。

「フルHD」の4倍大きい「4K」は、視野が4倍広がったように、広い範囲が画面に映し出されます。あなたの目に近い視野に広がるのです。

きめ細やかなので、最適な視聴距離も「フルHD」の半分で済みます。そのため視界いっぱいに画面が広がったように感じるので、あなただけの映画館のようになります。

そんないいとこづくめの「4K」ですが、もちろん欠点もあります。「フルHD」よりデータが重たいのです。

60fpsの意味は、1秒間に60枚の静止画を描画できる性能があるという意味です。『REGZA M530X』は4K/60fps入力に対応していますので、「4K」の重たい画像データを1秒間に60枚も出力できるということです。

1秒間が「4K」静止画60枚で構成されるよう【PS4 Pro】が一生懸命描画します。それを受け取った『REGZA M530X』も一生懸命処理を行い、静止画と色を切り替えます。

【PS4 Pro】は「4K」静止画を0.0167秒ごとに描画して、『REGZA M530X』が0.0167秒ごとにその静止画を出力するとい連携プレイです。

「HDR」対応 ゲームで大事な暗いシーンの視認性が高い

 ゲームや映画において暗いシーンはとっても重要です。なぜなら、操作するキャラクターやアクション映画の主人公はみな、冒険者であり英雄だからです。

一般人である私たちの生活において暗闇とは避けるべき場所です。夜でもできる限り部屋を明るくしますし、夜道も電灯がある道を優先します。

しかし冒険者や英雄にとって暗闇とは、避けては通ることのできない、目指す理想の未来を妨げるものたちが潜む場所なのです。

しかし、それを映し出す安いテレビは「HDR」非対応、「SDR」という種類に属するテレビなんです。

空想の世界観から一気に現実世界に引き戻してみました。「輝度」の表現力が弱いタイプが「SDR」で、強いタイプが「HDR」です。

「輝度」とは明るさの度合のことです。

「SDR」の黒レベルは一般的に0.5〜0.6cd/m2と言われています。それに比べて「HDR」の黒レベルは0.005cd/m2以下。「HDR」は「SDR」より100倍くらい暗く表現できます。

「SDR」の最大「輝度」(明るさ)は250〜300cd/m2。「HDR」の最大「輝度」(明るさ)は1,000cd/m2以上。

単純に「SDR」の暗さ〜明るさ範囲は0.5〜300cd/m2と狭い範囲なのに対して、「HDR」は0.005〜1,000cd/m2以上ととっても範囲が広いのです。

ですから表現力の乏しい「SDR」だと、暗いシーンは全体的に黒に塗りつぶされたようになるので、どこに何があって、誰がいるのか判断しにくくなります。

ほとんど全ての物と人の色が同じ黒に見えるので区別がつかないのです。

それに比べて表現力の高い「HDR」であれば、全体的に黒に見えてもしっかりその色に違いが現れますので、どこに何があって誰がいるのか判断できるのです。

【PS4 Pro】も【PS4】も「HDR」対応。であれば、「SDR」テレビと「HDR」テレビ、どちらでゲームをしたいと思いますか?

色域が広い「BT.2020」対応だから色鮮やか

 人間の目が認識できる色の範囲を数値化。そしてテレビで表現できる色の範囲も数値化。こうすることで本来の色をどの色で表現するのかをすり合わせを行います。

テレビの色の範囲の数値化方法は「色域」という規格で決まっています。「色域」規格は一つではなく、広くて人間の目に近いものと、狭くて人間の目に程遠いものとあります。

「藍色」日本の伝統色で、美しい緑みがかった青色が特徴です。この「藍色」の数値化と、テレビの色の数値化、ぴったりきっちり当てはまるかどうか、もしくはそれに近い色があるかどうかが重要です。

狭い「色域」規格が採用されるテレビの場合、「藍色」の数値化とぴったり合うものがないかもしれません。

近い色で代用するにしろ、それが目で見た場合には全く違う色で表現される可能性があります。これが狭い「色域」規格を採用するテレビの欠点です。

それに比べて『REGZA M530X』の場合、採用される「色域」規格が、最も広く、人間の目が認識できる色の範囲にとても近い「BT.2020」と呼ばれるものが採用されています。

そのため『REGZA M530X』が描く映像は、リアルでいて色鮮やかです。

【PS4 Pro】はもちろん「BT.2020」の色空間で生成できるゲーム機ですから、『REGZA M530X』とは仲良しです。

ちなみに「HDR」と「BT.2020」の相乗効果はとても高く、扱える色の情報量が増すだけでなく、色の再現力が高まるので、とってもリアルかつ、開発者の意図する色表現が可能となります。

グラデーションが滑らかで美しい約10億7000万色の実力

8bit(約1677万色)と10bit(10億7374万色)のグラデーションの違い-縞模様(バンディング)-

 安価なテレビが再現可能な色の数は約1,670万色ですが、『REGZA M530X』が再現可能な色の数は約10億7000万色です。

色は同じ色であっても、明暗差をつけることで色を変えることができますが、約1,670万色では同じ色が256階調の明暗にしか分けることができません。

256階調でも十分に思えますが、人の目はもっと高性能なので、256階調で再現されるグラデーションでは不自然でいて美しくなく、何より非現実的です。

それに比べて約10億7000万色もあると、同じ色が明暗差によって4倍の1,024階調で再現可能になります。

そのため現実世界に近く、とってもなめらかで美しいグラデーションでゲームの世界が彩られます。

例えばRPGゲームの場合、美しすぎるグラフィックスもその特徴の一つになりますが、約1,670万色テレビのグラデーションと、約10億7000万色テレビのグラデーションでは月とスッポンくらいの差が生じます。

映画の大自然が織りなす、神秘的かつ美しいグラデーションの再現力も同じ。

高性能すぎる家庭用ゲーム機である【PS4 Pro】は約10億7000万色のカラーフォーマットに対応しています。

約1,670万色テレビが再現するグラデーションと、約10億7000万色テレビが彩るグラデーション、どちらで【PS4 Pro】のRPGゲームを楽しみたいでしょうか?

攻撃ボタンを押してから表示反映までが速い! 画像処理遅延約0.83ms FPSやアクションゲームにも最適

 フルHD/60Hz 画面サイズ「フル」、もしくは4K/60Hzで、「ゲームモード」をオンにした状態でゲームした場合の映像遅延は、たったの0.83ms(0.00083秒)なのだそうです。

フルHD/60fps描画可能なゲームといえば【PS4】、そして4K/60fps描画可能なゲームといえば【PS4 Pro】です。

ゲームにとって表示遅延はとっても重要で、例えば液晶テレビの場合、

  1. PS4コントローラーで攻撃ボタン入力→
  2. PS4が入力解析→
  3. PS4がゲーム処理→
  4. PS4が描画処理→
  5. テレビ内部で映像処理→
  6. テレビの液晶パネルが映像書き換え(応答速度)

といったような流れ作業が展開されています。『REGZA M530X』の凄いところは、テレビ内部で映像処理にたったの0.83ms(0.00083秒)しか使わないということになります。

そのためPS4コントローラーにてあなたが攻撃ボタンを押してからテレビディスプレイに動きとして反映されるまでがとっても速いのです。

敵の動きも速く映像処理されるので避けやすく、こちらの攻撃も速く反映されるのでヒットさせやすいという優位。

脱線しますが、アクションゲームやFPSゲームなど、スピーディな操作が必要な対戦ゲームにおいてのみ言えることですが、有機ELディスプレイを使っている方に対して特に『REGZA M530X』は、大きなアドバンテージを持ってゲームできている可能性があります。

有機ELディスプレイの場合、

  1. PS4コントローラーで攻撃ボタン入力→
  2. PS4が入力解析→
  3. PS4がゲーム処理→
  4. PS4が描画処理→
  5. しっかりバッファメモリを貯める→
  6. 焼き付き防止制御→
  7. テレビ内部で映像処理→
  8. テレビの液晶パネルが映像書き換え(応答速度)

「バッファ機能」とは、テレビ内部で映像処理の済んだデータを、一時的に少し貯めてから出力するという機能です。

多少貯めてから出力する目的は、60fpsで描画された静止画の間にもう1枚の静止画を追加して、120Hz出力を可能とさせる「倍速駆動」に使うためです。

液晶テレビでも「バッファ機能」も「倍速駆動」もありますが、進化が繰り返された結果か、今ではほとんど「バッファ機能」は使わず、ほとんどそのまま出力できるようです。

そのため流れでは「バッファメモリ」の部分を除きました。

「焼き付き」とは、同じ画面を表示し続けることでその部分が画面に残像として残り消えなくなってしまう現象。

液晶でも起こりますが、有機ELの方が「焼き付き」が発生しやすいので防止機能が働きます。

有機ELディスプレイの場合液晶と違い、しっかりバッファメモリを貯めてから映像出力します。また「焼き付き防止機能」も動作します。

そのため映像処理やパネル処理がいくら速くても、どうしても液晶テレビに比べて大きな遅延を発生させてしまうのです。

ですからアクションゲームやFPSゲームにおいては、『REGZA M530X』を使うことで大きなアドバンテージを持って戦うことが可能です。

テレビ『REGZA M530X』は安いのに、当然テレビとしての性能・機能も優秀

4K放送を見ながら裏番組の録画もできる

 『REGZA M530X』には、「新4K衛星放送用のチューナー」が2基も内蔵されています。そのためBSアンテナがある方であれば、6チャンネルの4K放送を楽しむことが可能です。

2基あるので、4K放送を見ながら別の番組を録画することも可能。「新4K衛星放送用のチューナー」なので、「SHマーク」のついた新しいアンテナであれば18チャンネルもの4K放送が視聴可能になります。

ダブル4Kチューナー内蔵のテレビは、他社メーカーだと3〜40万するハイエンドモデルくらいのものです。

東芝の場合、約140,000円から購入可能な、安価なミドルレンジモデルテレビにすら4Kチューナーを2つも内蔵させてしまいます。

FireTVなどのSTBを別途購入しなくても大丈夫

 『REGZA M530X』に対応する動画配信サービスはとっても豊富です。そのため別途FireTVなどのSTBを購入しなくても、LANケーブルを接続すれば楽しめます。

対応する動画配信サービスは以下の通り。

  • Netflix
  • YouTube
  • dTV
  • AbemaTV
  • hulu
  • TSUTAYA TV
  • DMM.com
  • U-NEXT
  • DAZN
  • スカパー!ondemand
  • ひかりTV4K
  • クランクイン!!ビデオ
  • acTVila 4K

『REGZA M530X』は「REGZA Z730X」に画質・音響・テレビとしての性能と機能全てに劣る

 2019年春夏モデルとして新しく販売される東芝の液晶テレビは大きく3種類あります。

ハイエンドモデルの「REGZA Z730X」。ハイクラスモデルの「REGZA RZ630X」。そして当ページにてご紹介中のミドルレンジモデル『REGZA M530X』の3つです。

『REGZA M530X』は、「REGZA Z730X」に画質と音響とテレビとしての性能・機能全てに劣ります。

「REGZA Z730X」は映像処理エンジンがあまりにも優秀すぎるのでリフレッシュレート120Hz対応です。PS4どころか、ミドルハイレンジクラスのゲーミングPCでこそ使いこなせる性能です。

色や明るさ・暗さ表現も「REGZA Z730X」の方が上。「REGZA Z730X」にはAI(人工知能)が搭載されているところも特徴の一つです。

テレビとしても優秀すぎで、「REGZA Z730X」には地デジチューナーは9個も内蔵。6番組同時視聴できたり、6番組全部録画できます。

きわめつけはスピーカー。「REGZA Z730X」には本来、別途2〜5万円くらいお支払いして購入しなければならない、エントリークラス並みのスピーカーが内蔵されています。

このように『REGZA M530X』は「REGZA Z730X」に何もかも劣ります。

それに比べて『REGZA M530X』と「REGZA RZ630X」の違いは一つです。画質も音響も同クラスですが、テレビとして最も重要かつ便利な機能で劣ります。

「REGZA RZ630X」には地デジチューナーが9個内蔵されているので、最大6チャンネル約40時間分まるごと録画できます。

『REGZA M530X』に最適な視聴距離とテレビ台の高さ

『REGZA 65M530X』

 『REGZA 65M530X』の最適な視聴距離は、おおよそ120〜170cmです。

ソファが約40cm、座高が約80cm、合わせると120cm。最適な高さは、目線とテレビの上端の高さが同じくらいと言われていますので、『REGZA 65M530X』にぴったりなテレビ台(ローボード)の高さは30〜40cmになります。

『REGZA 55M530X』

 『REGZA 55M530X』の最適な視聴距離は、おおよそ100〜150cmです。

『REGZA 55M530X』にぴったりなテレビ台(ローボード)の高さは40〜50cmになります。

『REGZA 50M530X』

 『REGZA 50M530X』の最適な視聴距離は、おおよそ90〜140cmです。

『REGZA 50M530X』にぴったりなテレビ台(ローボード)の高さは50〜60cmになります。

『REGZA 43M530X』

 『REGZA 43M530X』の最適な視聴距離は、おおよそ80〜130cmです。

『REGZA 43M530X』にぴったりなテレビ台(ローボード)の高さは60〜70cmになります。

『REGZA M530X』仕様

メーカーTOSHIBA(東芝)
ブランドREGZA(レグザ)
シリーズM530Xシリーズ
発売日2019年6月下旬発売予定
画面サイズ:パネル方式65型:VA方式55型:VA方式50型:VA方式43型:VA方式
最大解像度4K(3840×2160)
ビット深度(最大表示色)10bit(約10億7000万色)
リフレッシュレート24〜60HzフルHD/60Hz入力対応WQHD/60Hz入力対応4K/60Hz入力対応
リフレッシュサポート機能4Kクリアダイレクトモーション120
HDRアドバンスドHDR復元HDR10 / HLG HDR
色域広色域復元プロBT.20209色軸カラーイメージコントロール
ボケ・残像防止機能インパルスモード
映像処理エンジンレグザエンジン Evolution-S
バックライトダイナミックグローバルディミング
高画質4Kビューティ X地デジビューティX美肌リアライザー
視聴環境自動調整機能おまかせオートピクチャー
音響システムレグザパワーオーディオシステム
ウーファー
ツィーター
フルレンジスピーカーバスレフ型フルレンジスピーカー
音声実用最大出力(JEITA)20W(10W+10W)
スピーカー(サイズ/個数)65型:3.5×8.5cm/2個55型:3.5×8.5cm/2個50型:3.5×8.5cm/2個43型:3.5×8.0cm/2個
ゲームモードフルHD/60Hz 画面サイズ「フル」:画像処理遅延 約0.83msec4K/60Hz:画像処理遅延 約0.83msec
動画配信サービスNetflixYouTubedTVAbemaTVhuluTSUTAYA TVDMM.comU-NEXTDAZNスカパー!ondemandひかりTV4Kクランクイン!!ビデオacTVila 4K
同時表示機能
まる録り機能
4Kダブルチューナー4Kダブルチューナーウラ録
地上デジタルチューナー3
BSデジタルチューナー
110度CSデジタルチューナー3
BS 4K/110度CS 4Kチューナー2
デジタルCATV(C13~C63)チューナー
4K放送対応スカパー!プレミアムサービスチューナー
端子HDMI入力端子[1080p(60p/24p)入力対応]:4HDMI4K入力端子[3840×2160:60P/30P/24P 4096×2160:30P/24P]:1ビデオ入力端子(S2映像入力:0/映像入力:1/音声入力:1)HDMIアナログ音声入力端子:1(ビデオ入力端子(音声入力)1系統と兼用)アナログ音声出力端子:1(ヘッドホン端子兼用)光デジタル音声出力端子:1LAN端子[10BASE-T/100BASE-TX]:1USB端子:2(録画専用1/汎用1)ヘッドホン端子:1(アナログ音声出力端子兼用)
ワイヤレス無線LAN:IEEE802.11a/b/g/n/ac
消費電力65型:定格動作時(リモコン待機時)187W(0.4W)、年間消費電力量(省エネ基準達成率)115kWh/年(273%)55型:定格動作時(リモコン待機時)155W(0.4W)、年間消費電力量(省エネ基準達成率)96kWh/年(259%)50型:定格動作時(リモコン待機時)126W(0.4W)、年間消費電力量(省エネ基準達成率)87kWh/年(248%)43型:定格動作時(リモコン待機時)116W(0.4W)、年間消費電力量(省エネ基準達成率)81kWh/年(209%)
外形65型:142.8×80.4cm/163.9cm55型:121.0×68.0cm/138.8cm50型:109.6×61.6cm/125.7cm43型:94.1×52.9cm/108.0cm
質量(卓上スタンド含む/本体のみ)65型:20.5kg/19.3kg55型:15.5kg/14.5kg50型:13.5kg/12.5kg43型:10.0kg/9.0kg
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