ASUSのゲーミングブランド「ROG」より、49型曲面スーパーウルトラワイドゲーミング液晶ディスプレイ『ROG Strix XG49VQ』を5月31日に発売。
価格はAmazonで税込16万1157円。
- 1 ウルトラワイド以上 32:9の横長49インチゲーミングモニター
- 2 曲率1800Rの湾曲モニターだから没入感溢れる
- 3 高解像度 3840×1080にして高速リフレッシュレート144Hz
- 4 「FreeSync2 HDR」対応だからHDR処理遅延も少ない
- 5 DisplayHDR400認証合格+ASUS独自の「SHADOW BOOST」対応だから暗い場所の視認性が高い
- 6 DCI-P3カバー率90%だから色鮮やか
- 7 約10億7000万色が紡ぐからグラデーションも滑らかで美しい
- 8 応答速度 4ms (GTG)だから残像も残さない
- 9 3画面表示可能 PBPモードでチャット画面見ながらゲームできる
- 10 DisplayPort1.2×1、HDMI×2、イヤホンジャック、USB3.0ポート×2の贅沢なインターフェース
- 11 『ROG Strix XG49VQ』仕様
最大11.1chサラウンド ワイヤレスヘッドセット『ロジクールG933s』
- ユーザーアンケートを基に開発
- 遅延心配ない2.4GHz独自ワイヤレス
- 3.5mm 4極プラグ接続も可能
- ワイヤレス+3.5mm接続の音声ミックス可能
- 快適性と耐久性を追求 90度回転イヤーカップ
- ロジテック独自開発50mm PRO-Gドライバー
- 3D立体音響DTS Headphone:X 2.0対応
- 連動するRGBライティング
- 最大12時間長寿命バッテリー
ウルトラワイド以上 32:9の横長49インチゲーミングモニター
ASUS ゲーミング モニター ディスプレイ ROG Strix XG49VQ 49インチ 湾曲/32:9/3840×1080/144Hz/FreeSync/D…
アスペクト比(画面比率)。4:3のスタンダード、16:9のワイド(16:10もある)、21:9のウルトラワイドがあります。
4:3は減りつつあり、テレビでもアナログテレビと言われています。現在の主流は16:9のワイド。地デジはもちろん、DVDやブルーレイ、YouTubeなんかも16:9です。
映画館の劇場スクリーンに近い21:9というウルトラワイドも流行っており、囲い込まれているような広い視野を体験できるので、その没入感の高さから一度使うと16:9には戻れないとまで言われています。
21:9のウルトラワイドですら高い没入感が人気でしたが、今度はなんと32:9・スーパーウルトラワイドです。
人気かつ有名なPCゲームタイトルの多くは16:9だけでなく、21:9のウルトラワイドにも対応していましたが、32:9への対応はどう変わっていくのでしょうか。
対応していない場合には、視野が広がる(今まで写っていなかった部分も映る)のではなく、引き延ばすだけ(今まで写っていた部分しか映らない)になります。
PS4などの家庭用ゲーム機は16:9にまでしか対応していませんので、21:9モニターでは引き伸ばして表示させるか、黒く表示させるか、PIP機能を使って黒い部分にチャット画面を表示させるなんて使い方をすることになるかと思います。
これから対応していくことを考えると、未来のゲームの世界観が広がる、夢のあるゲーミングモニターであることに間違いはありません。
曲率1800Rの湾曲モニターだから没入感溢れる
『ROG Strix XG49VQ』は横に長い、アスペクト比32:9のゲーミングモニターですから、そのままでも高い没入感を得ることができるでしょう。
それにもかかわらず曲率1800Rの湾曲モニターに仕上げています。よりゲーム世界の中にいるような映像体験を楽しめること間違いなしです。
高解像度 3840×1080にして高速リフレッシュレート144Hz

『ROG Strix XG49VQ』はフルHDを横に2つ並べたような・フルHD×2倍の解像度を誇るきめ細やかなモニターです。
高い解像度も売りの一つではありますが、それだけ重たい静止画を使うにも関わらず、リフレッシュレートはなんと144Hzに対応します。
1秒間の映像が高解像度3840×1080の静止画144枚で出力することが可能です。これだけ高い性能を持ったモニターとなりますと、ゲーミングPC側の性能もハイエンドクラスが必要になるかと思います。
3840×1080/144fpsの描画を可能となると、「GeForce RTX 2080Ti」や「Radeon VII」といったGPUを積んだハイエンドゲーミングPCが欲しいところです。
「GeForce RTX 2080Ti」と「Radeon VII」の2枚挿しであればなお安定。多くのゲームタイトルを3840×1080/144fpsで描画できるでしょう。
「GeForce RTX 2080」や「Radeon RX Vega 64 liquid」などのようにワンランク下げてしまうと、安定して高いフレームレートで描画できないタイトルが増加します。
「FreeSync2 HDR」対応だからHDR処理遅延も少ない
「FreeSync2」は、HDRに関連する「輝度」と「色域」などモニター側の調整を肩代わりします。
モニターは、ゲーミングPCから受け取った「輝度」や「色域」などの情報をモニター側の「輝度」や「色域」に合わせて出力できるよう調整します。
しかし「FreeSync2」なら、その調整をPCのGPUに肩代わりさせるのでほとんど遅延なく「HDR」出力させることが可能です。
※AMD製のGPUが搭載されるPCが必要です。
※2019年1月から、「G-SYNC Compatible Monitors」認定を受けた「FreeSync」対応モニターであれば、PCのグラフィックカードが「NVIDIA GeForce」シリーズであっても、NVIDIAコントロールパネルから設定することで可変リフレッシュレート型同期機能を有効にすることができるようになりました。
※「G-SYNC Compatible Monitors」認定を受けていない「FreeSync」対応モニターでも、「NVIDIA GeForce」シリーズで動作するようですが、画面が点滅、波、色の異常表示などの可能性があるとのこと。
※対応ドライバー「GeForce 417.71 Driver」
DisplayHDR400認証合格+ASUS独自の「SHADOW BOOST」対応だから暗い場所の視認性が高い
人の目が認識できる明るさから暗さの範囲とモニターが表現できる明るさから暗さの範囲には大きな差があります。
「HDR」と記載ないモニターは「SDR」という規格。「HDR」に比べて明るさから暗さの範囲が狭く、暗い場所の視認性がとても悪いです。
何がどこにあるのかわからないのです。「SDR」の最大輝度(最大の明るさ)は250〜300 cd/㎡くらい。
「SDR」の最低輝度(最大の暗さ)は0.5〜0.6 nitで、黒表示時の四隅の最低輝度も0.5〜0.6 nitになります。
それに比べて「DisplayHDR 400」の最大輝度(最大の明るさ)は400 cd/㎡以上を規定。『ROG Strix XG49VQ』はそれを上回り450 cd/㎡に対応しています。
「DisplayHDR 400」では最低輝度(最大の暗さ)0.1 nit、黒表示時の四隅の最低輝度は0.4 nitを規定しています。
「SDR」の数値と比べていただけるとわかるかと思いますが、最大の明るさ表現と、最大の暗さ表現が全く異なります。とても範囲が広いのです。
また「DisplayHDR」規格は、黒から白への明るさの切り替え速度がとても早いという嬉しい特徴まであります。
そのため暗いシーンから明るいシーンに飛び出すような場合でも、真っ白でなかなか見えるようにならないといった心配もありません。
『ROG Strix XG49VQ』にはそれだけでなく「SHADOW BOOST」機能も搭載されているので、暗がりの視認性が非常に高く、くらい場所でも撃ち合いで不利にさせません。
DCI-P3カバー率90%だから色鮮やか
人の目が認識できる色の範囲とモニターが表現できる色の範囲は異なります。モニターはそれぞれ色の範囲が異なる「色域」規格を採用しています。
人の目が認識できる色と、モニターで表現できる色の範囲をそれぞれ数値化して、本来の色をどの色で表現するのかすり合わせを行うのです。
安いモニターの場合、比較的範囲の狭い「色域」規格が採用されています。それに比べて『ROG Strix XG49VQ』は、それより約13%広い「DCI-P3 90%」に対応します。
そのため人の目が認識できる色の範囲により近い色あざやかな表現ができます。『ROG Strix XG49VQ』はカラフルで美しい映像に仕上げる実力を持っています。
約10億7000万色が紡ぐからグラデーションも滑らかで美しい

『ROG Strix XG49VQ』は10bit対応。約10億7000万色もの彩りを楽しむことのできるモニターになります。
通常は約1,670万色。64倍もの色体験です。どこに差を生むのかというと、グラデーションの表現力。
約1,670万色の場合、同じ色を明暗差に分けたら256階調にしか分割できません。それに比べて約10億7000万色なら、同じ色は明暗差により1,024階調に分割できます。
微妙な明暗差を再現できない、グラデーションに乏しい約1,670万色と、約10億7000万色が紡ぎ出す滑らかで美しいグラデーション。
どちらのモニターでRPGの美しいグラフィックス体験をしたいのか、誰もがきっと同じ方を選ぶはずです。
応答速度 4ms (GTG)だから残像も残さない
『ROG Strix XG49VQ』は応答速度も高速です。キャラクターなどの動きに合わせてモニターは高速に色を切り替え表示させなければなりません。
しかし一般的なテレビ(モニター)の応答速度は10〜20msとゆっくりめです。そのためサッカー観戦などをしているとボールやキーパーの素早い動きに色の切り替えが追いついていません。
輪郭が残像のようにぼやけてしまうのです。色が薄いまま、まだしっかり表示されていない状態といえば良いでしょうか。
『ROG Strix XG49VQ』は一般的なテレビ(モニター)に比べて2.5〜4倍も高速ですから、FPSやレーシングなど高速に動くゲームであっても残像が少なくて見やすいです。
3画面表示可能 PBPモードでチャット画面見ながらゲームできる
『ROG Strix XG49VQ』はせっかく横に長いモニターですから、最大3分割にして画面表示させることができます。
選べるレイアウトは5種類。1面全部をゲームだけで表示させるか、均等に2分割または3分割。2分割は、左だけ大きくしたり、右だけ大きく表示させるようなレイアウトも選べます。
そのためチャット画面を横に並べてゲームするなんて便利なこともできます。
DisplayPort1.2×1、HDMI×2、イヤホンジャック、USB3.0ポート×2の贅沢なインターフェース
DisplayPort1.2があるのでPCは144Hzの高速リフレッシュでゲーム可能です。
HDMIは2つ。PS4などの家庭用ゲーム機はリフレッシュレート最大60Hzまでですが、HDMIポートは120Hz対応です。
『ROG Strix XG49VQ』仕様
ASUS ゲーミング モニター ディスプレイ ROG Strix XG49VQ 49インチ 湾曲/32:9/3840×1080/144Hz/FreeSync/D…
メーカー | ASUS |
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ブランド | ROG |
シリーズ | – |
発売日 | 2019年5月31日 |
種別 | 49型 スーパーウルトラワイド 32:9VA方式非光沢湾曲パネル:1800R |
最大解像度 | 3840×1080 |
ビット深度(最大表示色) | 10bit(約10億7000万色) |
リフレッシュレート | DisplayPort:48~144HzHDMI:48~120Hz |
G-SYNC / FreeSync | FreeSync 2 HDR technology:○ |
応答速度 | 4ms[GTG] |
色域 | DCI-P3カバー率90% |
輝度(HDR) | 450cd/㎡(DisplayHDR 400:○) |
コントラスト比 | 3000:1100,000,000:1(ASCRオン時) |
PIP/PBP | ✕ / ○ |
入力端子 | HDMI 2.0 × 2DisplayPort 1.2 x 1 |
音声入出力端子 | ヘッドフォン出力:3.5mm ステレオミニジャック |
スピーカー | 5W+5W(ステレオ) |
視野角(水平/垂直) | 178゜/178゜ |
サイズ(幅×高さ×奥行 単位:mm スタンド含む) | 幅1193mm×奥行き344mm×高さ529mm/td> |
重量 | 約13.3kg |
消費電力 | 最大時:未公開通常使用時(オンモード):47W年間消費電力量:未公開待機時:0.5W |
HDCP | ○(HDCP2.2:○) |
ピボット機能 | ✕ |
チルト機能 | 上20°~下5° |
スイベル機能 | 左-16°~右+16° |
上下高さ調節 | 0mm~120mm |
フリッカー機能 | ○ |
ブルーライト軽減機能 | ○ |
壁掛け機能 | VESA規格 単位mm:100×100mm |
USB HUB機能 | USB 3.0 x 2USB入力(PC接続用): USB3.0 Type-B x1 |
保証期間 | 購入日より3年間の日本国内保証 |
付属品 | DisplayPortケーブルHDMIケーブルUSBケーブルACアダプター電源ケーブルクイックスタートガイド保証書 |
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