2019年6月6日発売、4K(3,840×2,160)、HDR10対応、28インチモニターAcer『CB281HKAbmiiprx』をご紹介します。
価格やおおよそ46,000円。
フルHDの4倍の大きさだからきめ細やか
「4K」画質とは「フルHD」の4倍大きいサイズです。そのため同じ大きさの画面に引き伸ばした場合の画質のきめ細やかさが違います。
また、4倍視野広く風景を見渡せるのでとてもリアルですし、いっぺんに様々なものを目にすることができます。
「フルHD」ではカメラを動かさなければ見ることができない場所でも、「4K」ならカメラを動かさなくても画面に映ります。
PS4 Proも「4K」対応ですから、PS4 Proのためにモニター購入をお考えの方にもおすすめできます。
ゲーミングPCと接続されるのであればGPUは、「GeForce RTX 2080Ti」もしくは「Radeon VII」などが搭載されるハイエンド機だと安心です。
「GeForce RTX 2080」「GTX 1080Ti」「RTX 2070」「GeForce GTX 1080」「Radeon RX Vega 64 liquid」くらいでも大丈夫かと思いますが、性能が下がれば下がるほどに、4K/60fps描画が安定しなくなるゲームタイトルが増加します。
継承は呪いか、それとも祝福か?─戦国SF─
ナノボットを統べるケモ耳忍者と一緒にシルルRPG──戦国──
雪輪碧
西暦2126年、現実世界をゲームの舞台にしてしまう恐ろしいサービス「シルルRPG──戦国──」がひっそりと開始された。
高度に発達した超古代文明に運営・管理されいている日本は、戦国時代の後半。無限の闘争を繰り返していた。
日本古来の歴史書にも記載される妖怪。妖狐・天狗・猫又など、その正体は、超古代文明に遺伝子編集された人間だった。
伊賀の忍び・妖狐の新左衛門も、室町幕府の権威低下に伴う動乱に巻き込まれていく。
そんな中、「シルルRPG──戦国──」のプレイヤー権利を買った一人の超古代文明人が、戦国の世に暮らす人の自我を奪って(異世界転生)、ロールプレイングを始めた。
戦国世界とナノ兵器をめぐる混沌とした戦いの幕が上がる。
カクヨム
「HDR10」対応だから暗いシーンの視認性が高い
『CB281HKAbmiiprx』は「HDR10」対応。暗いシーンでの戦闘であっても視認性が高いので安心してゲームできます。
「HDR10」は、HDR非対応(SDR)より100倍くらい暗さの表現が高いからです。明るさ表現も「SDR」よりかなり高め。
そのため暗さと明るさの差が「SDR」より広がります。暗いシーンが黒で塗りつぶされたようにならず、しっかり区別・見分けることができるのです。
スタッタリングとテアリングを防ぐ「AMD FreeSync」対応

グラフィックボードは、あなたの要求に応じた解像度とフレームレートに合わせて描画します。例えば4K/60fpsを求められればその期待に応えようとしてくれます。
しかし、グラフィックの処理が重いなどの理由で、あなたの要求通りのフレームレートで描画できないこともあります。
60fpsの場合0.0167秒ごとに描画するということになりますが、描画処理遅延により0.0168秒秒・0.0001秒遅れてしまうこともあります。
でもモニターの60Hz出力はその遅れを待ったり、出力を0.0001秒遅らせたりなどの対応ができません。なぜなら指揮命令するのはPCではないからです。
しっかり時間通りに画質が届かなかったのでモニターは仕方なく、前の映像をそのまま使います。1枚分飛ばされるということです。
これが「スタッタリング」現象。1枚分(ワンフレーム分/60Hzの場合0.0167秒)止まって見えます。
60Hzの場合通常の遅延は0.0167秒ですが、ワンフレーム飛ばされるわけですから通常の2倍・0.0333秒になります。一瞬30Hzのリフレッシュレートに低下するのです。

PCとモニターとのタイミングのズレは、1つ前の静止画と現在の静止画、2枚の静止画を混ぜて描画・出力してしまうこともあります。
混ざっていますので、私たちには映像がズレたように見えます。これが「テアリング」現象。
「スタッタリング」と「テアリング」の発生が多いと、当然ですが勝敗を分ける対戦ゲームにおいて足を引っ張ります。
しかし「AMD FreeSync」対応ならそのリスクはほとんどありません。PCはPC、モニターはモニターで制御されていた60fps描画と60Hz出力が、両方PCのGPUが指揮することになるからです。
「AMD FreeSync」は、AMD製のGPUであれば確実に機能します。今現在は、「NVIDIA GeForce」シリーズであってもほぼ「AMD FreeSync」が機能すると言われています。
※AMD製のGPUが搭載されるPCが必要です。
※2019年1月から、「G-SYNC Compatible Monitors」認定を受けた「FreeSync」対応モニターであれば、PCのグラフィックカードが「NVIDIA GeForce」シリーズであっても、NVIDIAコントロールパネルから設定することで可変リフレッシュレート型同期機能を有効にすることができるようになりました。
※「G-SYNC Compatible Monitors」認定を受けていない「FreeSync」対応モニターでも、「NVIDIA GeForce」シリーズで動作するようですが、画面が点滅、波、色の異常表示などの可能性があるとのこと。
※対応ドライバー「GeForce 417.71 Driver」
色の切り替える応答速度1ms(0.001秒)だから残像少ない
FPSゲーム、アクションゲーム、レーシングゲーム。高速に動き回るゲームの場合に困るのが残像です。
動きに合わせて色の切り替えが間に合わないのです。そのため残像のようにぼやけたような映像表現になります。
FPSゲームであればエイムしづらいですし、レーシングにおいてはぶつかることなく綺麗に抜き去ることが難しくなります。
しかし一般的なテレビ(モニター)の応答速度(色の切り替える速度)は10〜20ms(0.01〜0.02秒)。
『CB281HKAbmiiprx』なら10〜20倍も高速な1ms(0.001秒)ですので、一般的なテレビ(モニター)でプレイするより有利。
グラデーションが綺麗な約10億7000万色対応モニター

一般的なモニターの再現可能な色の数は約1,670万色。『CB281HKAbmiiprx』は約10億7000万色の色表現ができます。
色は、同じ色であっても明暗差をつけることで色を変えることができます。約1,670万色の場合、同じ色は256階調にしか明暗差をつけることができません。
それに比べて約10億7000万色もあると、同じ色が明暗差によって4倍の1,024階調で再現可能です。
そのためグラデーションが現実世界に近く、とってもなめらかで美しいのです。
大自然が織りなすグラデーションはとても神秘的かつ美しいまま再現されます。ゲームのグラフィックスはもちろん、美しい状態で画面に映ります。
もちろん高性能すぎる家庭用ゲーム機であるPS4 Proは約10億7000万色のカラーフォーマットに対応しています。
PCの場合「NVIDIA Quadroシリーズ」または「AMD FireProシリーズ」などのグラフィックカードが必要です。
『CB281HKAbmiiprx』仕様
2019年6月6日発売、4K(3,840×2,160)、HDR10対応、28インチモニターAcer『CB281HKAbmiiprx』をご紹介します。
価格やおおよそ税込46,000円。
フルHDの4倍の大きさだからきめ細やか
メーカー | Acer |
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ブランド | Acer |
シリーズ | CB1シリーズ |
発売日 | 2019年6月6日 |
種別 | 28型 ワイド 16:9 TNパネル 非光沢 |
最大解像度 | 4K(3840×2160) |
ビット深度(最大表示色) | 10bit(約10億7000万色) |
リフレッシュレート | 23〜75 Hz |
G-SYNC / FreeSync | FreeSync:○ |
応答速度 | 1ms(GTG) |
色域 | NTSC比 72% |
輝度(HDR) | 300cd/㎡(標準) HDR10対応 |
コントラスト比 | 通常:1,000 : 1 ACM:100,000,000:1 |
入力端子 | HDMI 2.0 × 2 DisplayPort v1.2 x 1 |
音声入出力端子 | ヘッドフォン出力:3.5mm ステレオミニジャック |
スピーカー | 2W + 2W ステレオスピーカー |
視野角(水平/垂直) | 170゜/160゜ |
サイズ(幅×高さ×奥行 単位:mm スタンド含む) | 約659 x 402-552 x 237 mm |
重量 | 約8kg |
消費電力 | 最大時:100W 通常使用時(オンモード):41.5W 年間消費電力量:未公開 待機時:0.49W |
HDCP | ○(HDCP2.2:○) |
ピボット機能 | 90° 時計回り / 90°反時計回り |
チルト機能 | 上35° / 下5° |
スイベル機能 | 右60° / 左60° |
上下高さ調節 | 最大150 ㎜ |
フリッカー機能 | ○ |
ブルーライト軽減機能 | ○ |
壁掛け機能 | VESA規格 単位mm:100×100mm |
USB HUB機能 | ✕ |
保証期間 | 3年(パネル・バックライトユニットは1年) |
クレジット | © 2019 Acer Inc. |