『ピックスアーク(PixARK)』の世界では、死んだあとでもすぐに復活(リスポーン)することができます。
しかし、死に備えておかなければ毎回リスポーン先がランダムです。ある程度はリスポーン地点をマップからは選択できますが、どこで復活するか細かい場所までは指定できません。
ランダムで復活した場合は風船で降りてきますが、ひどい時は敵が強い地下に降り立ってしまったり、崖の上に降り立ってしまうなんてこともあります。
そこで今回は、初心者向けにリスポーン先を固定する「革の寝袋」と「ベッド」の作り方と使い分け方法をご紹介したいと思います。
死亡するデメリット
死亡するとイベントリ内の持ち物だけ死亡地点に落としてしまう
『ピックスアーク(PixARK)』の世界で死亡した場合のデメリットの一つ目は、イベントリ内のアイテムを死亡地点に落としてしまうこと。
「ARK Survival Evolved」との違いは、装備しているアイテムと、アイテムスロットにセットしてあるアイテムだけはロストしないところになります。
「ARK Survival Evolved」より『ピックスアーク(PixARK)』の方が優しい仕様です。
しかしもし貴重なアイテムを持っていたのであればその優しさの意味も半減します。リスポーン地点から死亡地点に、落としたアイテムを拾いに行かなければならないからです。
死亡して落としたアイテムは40分で消滅
死亡して落としてしまったアイテムは40分で消滅してしまいます。そのためリスポーン地点から40分で戻らなければならないのです。
もし落としたアイテムを一度拾って、すぐにまた死んだ場合にはその消滅期間が40分伸びたということになりますので、それを繰り返せば時間稼ぎにはなります。
そうやって時間を稼いで、仲間の救援を待つといった足掻きも可能です。「ARK Survival Evolved」は15分でしたのでかなり甘くなっています。
しかしそれでも消滅期間があるということに変わりありませんので、強くなってから、装備を整えてから取りに行くということができません。
死亡地点に強敵がいた場合はとてもやっかい
死んでしまった理由がもし強敵に倒されたことであるのであれば、その落としたアイテムを諦める覚悟も必要です。
なぜなら、死亡地点に戻ってもまだその敵がいる可能性が高いからです。諦めなければならない理由はもう一つあります。
強敵に倒された場合、装備している防具が壊れてしまっている可能性もあります。この場合防具のない状態で死亡地点に戻らなければならないのです。
例えば死亡地点が「氷の大地」で、壊れた装備が寒さをしのぐことのできる防具であったのであればもう絶望的です。
寒さからのダメージと、死亡地点に到着してからの強敵との遭遇と、あまりにも難易度が高すぎます。
リスポーン(復活)するエリアを大まかに決めることはできるが、どこでリスポーンするのかはランダム
『ピックスアーク(PixARK)』の場合、FPSゲームのように死亡した後のリスポーン(復活)待機時間はありません。
すぐにでも復活可能です。しかしリスポーン先は大まかにエリアでしか選択することができません。
選択可能なリスポーンエリアが死亡地点に近ければ良いのですが、そうでない場合が大変です。またエリアでしか選ぶことができないので、どこで復活するのかがランダム・わかりません。
運悪く敵の強い場所に降りてしまうかもしれませんし、崖みたいな場所に降り立ってしまったこともあります。
死亡リスクの1つリスポーン地点のランダムを回避できる道具が「革の寝袋」や「ベッド」
死亡した後のリスポーン地点を固定化させることのできる道具が「革の寝袋」と「ベッド」の役割です。
どこで復活するのかがわからないという、死亡リスク2つのうちの1つを回避することのできる、とっても重要なアイテムです。
リスポーン地点に「革の寝袋」や「ベッド」を選択できる
「革の寝袋」や「ベッド」を作って設置しておくと、設置していなかった時には選択できなかった「革の寝袋」や「ベッド」をリスポーン地点に選ぶことが可能になります。
「革の寝袋」や「ベッド」がないと、選ぶことができるのはエリアという範囲だけでしたが、「革の寝袋」や「ベッド」があるとピンポイントに、復活したい場所を選ぶことができるのです。
リスポーンの仕方も変わります。今までは風船で落下してきましたが、「革の寝袋」や「ベッド」を選ぶと「革の寝袋」や「ベッド」の上で復活します。
そのため「革の寝袋」や「ベッド」を設置した場所が建物の中であれば、リスポーン先は確実に安全が確保されている状態なので安心です。
「革の寝袋」と「ベッド」の違い
「革の寝袋」はレベル3で習得可能なエングラムで、革10、わら20で作ることのできる「建もの」になります。
「ベッド」はレベル10で習得可能なエングラムで、革15、わら40、木材15で作ることのできる「建もの」になります。
ゲーム開始直後は、弱い恐竜しか倒すことができませんので、できる限り「革」の消費は押さえておきたいところ。
なので「革の寝袋」を選びたいかと思いますが、初期だからこそ「ベッド」の方が必要です。
理由はリスポーン回数。「革の寝袋」は1回リスポーンするだけで壊れてしまいますが、「ベッド」だと何度でもリスポーン可能です。
「革の寝袋」と「ベッド」は使い分ける
「革の寝袋」はレベル9までは唯一の選択肢
レベル10に上がるまでは「ベッド」のエングラムを習得することはできませんので選択肢は一つ。「革の寝袋」だけになります。
選ぶも何もないので、レベル9までは、行動する前に必ず「革の寝袋」を設置するという癖をつけておくと安心して素材集めに出かけることができます。
レベル10以降の「革の寝袋」はRPGゲームのセーブポイントとして活用する
レベル10になれば「ベッド」を作ることができるようになります。そのため「革の寝袋」は用済みかと思いますがそうではありません。
むしろ活躍する場が増えます。なぜなら、レベルが上がれば上がるほど、強力な防具や武器を得られれば得られるほど、冒険に出かける機会が増えるからです。
例えば、自分たちの拠点方目的地までが遠い場合には、いくつかに分散して「革の寝袋」を複数設置しておきます。
ある程度進んだら「革の寝袋」を設置。またある程度進んだら「革の寝袋」を設置といった感じにです。
そうして目的地であるダンジョンなんかに到達したら、ダンジョンの近くにも「革の寝袋」を設置しておきます。
こうしておけば、死んで拠点に戻って最初からやり直すといった、やる気を損ねるようなことを防ぐことが可能です。
RPGゲームでいうセーブポイントのような役割を「革の寝袋」に果たしてもらうわけです。
もちろん「ベッド」でも良いのですが、「ベッド」は建物の土台の上にしか設置することができません。
また「革の寝袋」に比べて「ベッド」は単体でも目立ちます。土台も必要なのでその分さらに目につきます。そのため拠点外に設置するには不向きです。
「ベッド」は拠点に設置して安心
「ベッド」は何度でもリスポーン可能なので、拠点に必ず1台設置しておくととても安心です。
目指す先が想定以上に今のレベルと装備にあっていないようであれば、スタート地点である拠点にひとっ飛びで戻ることが可能です。
「ベッド」は拠点間のファストトラベルに便利
『ピックスアーク(PixARK)』を長くプレイすればするほどに、拠点が増えていきます。理由はいくつかあると思いますが、最も大きな理由は素材と恐竜ではないでしょうか。
場所によって得られる素材と生息する恐竜の種類が異なりますので、一つの拠点だけでは、素材を得るためにその都度遠出しなければならなくなるのです。
素材の入手場所に合わせて複数の拠点を設置しておけば、あとはオプションボタン→リスポーン→移動したい拠点に設置される「ベッド」へと瞬時にファストトラベルができるので素材集めが捗ります。
もちろん生息する恐竜も違うので、テイムした恐竜の近くに拠点がある方が安心です。
※注意:「ベッド」から「ベッド」へのファストトラベルの場合、きている防具もアイテムスロットにセットしたアイテムも全て最初の「ベッド」に落としてきてしまうことになるので注意が必要です。
「ベッド」にはリスポーン後に待機時間が発生するので複数設置してあるとさらに安心
「ベッド」は何度リスポーンしても壊れないので、拠点に一台置いてあるととても安心かつ便利であることがご理解いただけたかと思います。
しかし欠点もあります。一度リスポーンしたら、すぐには同じ「ベッド」を使うことができないのです。待機時間があるのです。
そのためもし冒険途中で死んで「ベッド」で復活した後、運悪くすぐにまた死んでしまった場合、他に「ベッド」や「革の寝袋」がなければランダムでリスポーンするしか無くなってしまいます。
ですから拠点には複数の「ベッド」を配置しておくことをお勧めします。特に冒険する前には「ベッド」の数を増やしておきましょう。
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