2019年8月8日発売予定、SteelSeriesのゲーミングヘッドセット「Arctis 1」をご紹介します。
メーカー想定売価は7,920円、Amazonでの予約販売では7,770円(税込)になります。
受賞歴ある約2万円するゲーミングヘッドセット「Arctis7」と同じスピーカードライバー採用のコスパに優れた製品
『SteelSeries』が開発するゲーミングヘッドセットには、ハイエンド・ハイスペック・ミドルレンジと様々なグレードが用意されています。
もちろん他のブランド(メーカー)も同じようなもの。そんな強豪ひしめくゲーミングヘッドセットの市場ですが、「Arctis7」は受賞歴過去最多。
歪み(音の変質やズレ)を極端に抑えるように設計された高品質の「S1スピーカードライバー」が採用されたモデルです。
きめ細やかな音まで聞き逃すことがありませんので、FPSなんかのような音ゲーで圧倒的に有利です。
しかし価格は約20,000円。Amazonでもおおよそ15,000円もするかなり高価なハイスペックゲーミングヘッドセットです。
『Arctis1』は2019年7月25日現在、Amazonにて7,770円で予約注文することが可能です。価格としてはミドルローレンジモデル並み。
でも価格に騙されてはいけません。『Arctis1』に採用されるスピーカードライバーはなんと「Arctis7」と同じもの。
ハイスペック・20,000円くらいしてもおかしくないゲーミングヘッドセットと同じ音質のものを、約8,000円で手に入れることができるのです。
ゲーミングに適した双指向性ClearCastノイズキャンセリングマイク採用だからあなたの声以外集音されにくい

双指向性は真横の音を集音しない
マイクには、まるで属性のように集音特性が付与されています。5,000円以下のヘッドセットによく採用されているものは「全指向性(無指向性)」です。
「全指向性(無指向性)」は、360度の音を集音できるので、たくさんの人の音を集めたい場合には重宝しますが、ゲーミングにおけるボイスチャットには向いておりません。
5,000円を超えるヘッドセットに多く採用されるタイプは「単一指向性」です。
「単一指向性」にもいくつか種類が分かれますが、その名の通りあなたの口元方向からの音しか集音されないゲーミングに適した特性を持っています。
それらに比べて『Arctis1』に採用される特性は「双指向性」です。
「双指向性」の特徴は、あなたのくちょ元方向からと、その反対側の音を集音します。なら「単一指向性」が一番ゲーミングに最適なのではと思うかもしれませんが一概にそうとは言えません。
なぜなら、集音範囲が90度ととても狭いからです。最も一般的な「単一指向性」の音のピックアップ角度は131度と言われています。
それに対して「双指向性」は90度。「単一指向性」は横からの音も集音しがちですが、「双指向性」は横の音を集音しません。
ゲームをしている時、口元方向の反対側には、一般的に音のしないモニターしか存在しませんから、口元方向と反対側の音を集音するからといって何ら問題ないのです。
しかも「双指向性」は「単一指向性」に比べ短い距離の音しか集音できません。
ヘッドセットのマイクは口元に位置していますから、「双指向性」はかなりボイスチャットに向いた特性を持っているということになります。
PS4のうるさい音を相殺してくれるノイズキャンセリング
「ノイズキャンセリング」の役割は、連続して奏でられるノイズの相殺です。例えばPS4はよくファンがうるさく、ずーっと「シュー」って音を鳴らしている場合が少なくないかと思います。
特に夏は一生懸命冷やそうと頑張っていますので、結構な騒音です。きになる程大きな音でファンが回り続けています。
こういった音を集音して、逆位相の音をぶつけることでその音を相殺してしまう機能が「ノイズキャンセリング」になります。
ノイズ少ない、あなたのピュアな声を仲間たちに届けることができますので、仲間はあなたの声を聞きやすく、伝わりづらいなんてことを防いでくれます。
PS4 Switch PC モバイルデバイス、外出先でもで使える
『Arctis1』は3.5mmステレオミニプラグで接続するタイプのゲーミングヘッドセットなので、PS4はもちろん、Switch PC モバイルデバイスでも利用可能です。
折りたたみできますし、マイクの取り外しも可能なので外出先で使うにも便利。
それでいて北欧デザイン・シンプルで温かみのある優しいデザインですから、いわゆるゲーミングといった見た目をしていないところも魅力の一つです。
※『SteelSeries』は世界的な企業ですが、デンマーク・コペンハーゲン発祥のブランドです。
左イヤーカップにて音量調節とマイクミュート可能
『Arctis1』の左イヤーカップには音量調節ダイヤルとマイクミュートボタンが用意されているので、PS4の設定画面をいちいち開かなくても瞬時に音量調節できます。
耐久性高いスチール強化型ヘッドバンドだから壊れにくい
撃ち負けたとにきついヘッドセットをぶん投げてしまう方。ヘッドセットをよく落としたり、床に置いたままにして踏んづけてしまうかた。
そんな方でも安心な耐久性・スチール強化型のヘッドバンド採用のヘッドセットです。
『Arctis1』仕様
メーカー | SteelSeries |
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ブランド | SteelSeries |
シリーズ | Arctis |
発売日 | 2019年8月8日 |
サラウンドサウンド | 2ch |
ヘッドホンタイプ | オーバーヘッド |
イヤーパッド/イヤーカップ | メッシュ |
ヘッドホン構造 | 密閉型 |
ドライバーユニット | S1 オーディオネオジムドライバー |
ドライバーユニットサイズ | 40mm |
感度 | 100 db |
周波数特性 | 20-20,000Hz |
インピーダンス | 32Ω |
全高調波歪み | < 3% |
S/N比 | 未公開 |
コントローラー | イヤーカップにて音量調整 |
マイクのタイプ | 着脱式ClearCastマイク |
マイク集音特性 | 双方向性 |
マイク感度 | -38db |
マイク周波数特性 | 100-10,000Hz |
マイクインピーダンス | 未公開 |
マイクS/N 比 | 未公開 |
ノイズキャンセリング機能 | ○ |
マイクコントローラー | イヤーカップにてマイクミュート |
ワイヤレス | ✕ |
LED / RGB | ✕ |
接続I/F | 3.5mm 4極 ステレオミニ 3.0m |
重量 | 未公開 |
サイズ | 未公開 |
対応機種 | PC、PS4、Switch、XboxOne、モバイルデバイス等 |
クレジット | © SteelSeries |