2019年3月7日発売、PS4 Proにおすすめできる49インチ、4K・HDR対応のゲーミングモニターIODATA『EX-LD4K492DB』をご紹介します。
PS4 Proの性能を活かしきるHDR対応
【PS4 Pro】にて4K映像でゲームするには4K対応のテレビもしくはモニターが必要です。
しかしゲームのためにテレビを買うには、ゲーム向けの性能や機能が足りないばかりか、ゲームには必要ない機能なんかがたくさん搭載されすぎていて高価すぎます。合っていないのです。
『IO-DATA EX-LD4K492DB』なら、4K対応にしてゲーミング向けの充実した機能と性能を兼ね揃えていますので、【PS4 Pro】ご利用にもお勧めできます。
「PS4®Pro ENHANCED」対象タイトルを4K映像でゲームできることはもちろん、新4K衛星放送や、Amazonプライム・ビデオ、Netflix、dTVなどの4K映画の鑑賞もできます。
「4K」対応とは、フルHD(既存のテレビやPS4の映像など)の約4倍きめ細やかな映像を出力できるディスプレイのことを言います。
PS4 Proの性能をより活かしきるHDR対応
「HDR」対応のテレビやモニターは、SDR(HDR非対応のテレビ)の100倍くらい、暗さと明るさの表現が可能です。
ゲームや映画の暗いシーンが真っ黒に塗りつぶされ、誰がどこにいて、何がどこにあるのかよく見えない。このような現象は、ゲームや映画を作った人たちが意図したものではありません。
HDR非対応のテレビ・モニターを使っているから、明るさと暗さの差が少なく、映像がどうしても黒で塗りつぶされたり白とびしてしまうのです。
SDRテレビでFPSゲームするより、HDRテレビでFPSゲームする方が有利だということです。
グラデーションが滑らかで美しい10億7374万色

一般的なテレビ・モニターが表示できる色の数は1,677万色ですが、『EX-LD4K492DB』は10億7374万色で表現可能です。
10億7374万色もあると、森林や夕焼け、海など、同じような色、されど微妙に異なるグラデーションの表現力が豊かになります。
数値にすると、1,677万色は、一つの色を明るい色から暗い色に分割した場合、256階調にしか分けることができません。
それに比べて10億7374万色は、一つの色を明るい色から暗い色に分割した場合、4倍の1,024階調に分けることができるのです。
一つの色を明るい色から暗い色に1,024段階に分けられるということは、当然森林や夕焼け、海などが織りなすグラデーションが滑らかかつ美しく表現されるということになります。
1,677万色のモニターではなく、10億7374万色対応のモニターでRPGゲームなどのプレイした方が、断然色美しい映像に感動できます。
【PS4 Pro】も10億7374万色の表現に対応。PCの場合は10bit出力対応したグラフィックカードとソフトウェアが必要になります。
10段階調節できる色鮮やかさ
『EX-LD4K492DB』は、グラデーションだけでなく、色あざやかにメリハリのある色の表現もすることが可能。なのでよりゲームのグラフィックスで感動できます。
人の目が認識できる色の範囲とテレビやモニターが表現できる色の範囲は異なります。人の目の方が性能が良いので、テレビ・モニターが表現できる色の範囲の方が狭いのです。
この色の範囲は部屋の広さに似ています。部屋を借りる際、部屋の広さはとても重要です。1畳という規定された広さを基本的な単位として、6畳だったり8畳の部屋が存在します。
これと同じようにテレビ・モニターに色の範囲も、6畳の広さのものや8畳の広さのものがあるのです。
広い方が人の目が認識できる色の範囲に近いので、映像にメリハリがつき、色あざやかな表現が可能となるということです。
『EX-LD4K492DB』の場合、色の範囲が公表されていませんが、映像にメリハリをつけ、鮮やかに表現する「エンハンストカラー」機能が搭載されているので、色のあざやかさを10段階で調節可能です。
PCモニターと違って4Kでもリフレッシュレート60Hzだからカクカクしない

比較的高価なものでない限り、PCモニターの多くは、4Kの映像を見ると最大30Hzにリフレッシュレートが低下します。動画専用に作られていないからです。
『EX-LD4K492DB』の場合、ゲームをプレイすることを想定して作られていますので、4Kの映像でも60Hzでリフレッシュします。
1秒間が30枚の静止画で作られるカクカクした動きのパラパラ漫画と、1秒間が60枚の静止画で作られる滑らかな動きのパラパラ漫画のような違いがあります。
【PS4 Pro】は、ハイスペックゲーミングPCのように4K/60Hz(30Hzに低下することもある)
で出力可能なゲーム機ですので、4K/60Hz対応のモニターの方が性能を最大限生かすことができます。
特にFPSゲームなんかもプレイされる方は注意が必要です。
60Hzの場合、ボタン操作や敵の動きが0.01666秒〜0.03333秒後に画面に反映されますが、30Hzの場合は0.03333秒〜0.06666秒後。
30Hzの方が60Hzに比べて2倍も遅い反応なんです。ですからゲームされる方は特に、4K・HDR対応かどうかだけでなく、それ以上に4K/60Hz対応かどうかも確認しなければなりません。
ただし、4K・HDR・60Hz出力させるためには注意が必要です。まずHDMIケーブルは「プレミアム ハイスピード」と名のついた「Ver.2.0a」以上のものでなければなりません。
ただの「ハイスピード」ではダメ。「Ver.2.0」でもダメ。「Ver.2.0」は4K・60Hz出力は可能ですが、HDRに非対応です。だから「Ver.2.0a」が適しています。
『EX-LD4K492DB』に搭載される3つのHDMI端子のうち、4K・HDR・60Hz出力に対応するものは1つだけ。
【PS4 Pro】と『EX-LD4K492DB』のHDMI2.0端子とを「プレミアム ハイスピード」HDMIケーブルで繋ぐことで、4K・HDR・60Hzでゲームすることが可能です。
残像少ない応答速度5ms(0.005秒)[GtG]
「応答速度」とは色を切り替える速度のことです。[GtG]とは、グレーからグレー256階調(1,024階調)までの色の切り替え速度のことを言います。
5ms[GtG]と記載あるので、グレーからグレーの色の切り替えをたったの0.005秒で完了させてしまう高速な、ゲーム向けのモニターということになります。
モニターはキャラクターなどの動きに合わせて色を切り替えなければならないので、遅いと映像がぼやけて残像のようなものを発生。ゲームがやりづらくなってしまうのです。
ですが通常のPCモニターの場合、ビジネス用途の趣きが強く動画鑑賞向けに作られていませんので、「応答速度」がかなり遅めです。
テレビ番組や映画など、動画鑑賞向けに作られているテレビは、通常のPCモニターよりは速い「応答速度」ですが、やはりゲーミングモニターには大きく劣ります。
一般的にテレビは、スポーツなど、人の動く速度に残像を残さない程度の「応答速度」10〜20ms(0.01〜0.02秒)と言われています。
ゲーミングモニターの場合は、操作するキャラが人間とは限りませんし、明らかに映画やスポーツ観戦時の動く速度を超えることが多いのです。
映画鑑賞では、残像があっても少し見にくいといった程度のことですが、ゲームの場合残像が発生するとFPSなどの勝負で撃ち負けてしまう可能性もあるのです。
ですからゲーミングモニターの多くは「応答速度」6ms(0.006秒)以下くらいで作られています。
『EX-LD4K492DB』の「応答速度」は5ms(0.005秒)。テレビでゲームするより残像が発生しにくいので、【PS4 Pro】向けでもあります。
PCを接続すれば【PS4 Pro】のゲームしながら攻略サイトも見れる
『EX-LD4K492DB』は、複数のデバイスからの入力を受けて、最大2つの画面に分割表示させることができるマルチウインドウに対応(PIP/PBP)しています。
なので『EX-LD4K492DB』に【PS4 Pro】とPCを接続すれば、【PS4 Pro】のゲームをしながらPCで表示させた攻略サイトも見ることができます。
PS4も地デジの低い画質も4K相当の画質にアップコンバート
『EX-LD4K492DB』には超解像技術も搭載されています。なので、【PS4】などのように画質の低い映像も4K相当にアップコンバートします。
【PS4】だけではありません。地デジチューナーやBDレコーダー(地デジチューナーが内蔵されている)を接続してテレビ番組を楽しむ方も、フルHDテレビよりも美しい映像を楽しむことが可能。
モニターなのに嬉しいリモコン付き
ゲームをする上で、ゲーミングモニターがテレビに唯一劣る点があるとすればそれはリモコンの存在です。
ゲームをするというただ一点においては、リモコンの存在以外の機能や性能は全てテレビを超えていると考えてまず間違いありません。
しかし『EX-LD4K492DB』には、モニターにも関わらず珍しくリモコンが付属しています。なので音量を下げたりあげたり、手を伸ばさなくてもできます。
『EX-LD4K492DB』の最適な視聴環境
距離は最低でも約90cm離れる
『EX-LD4K492DB』にてゲームをするときは、90cmの距離でも画質の荒さがわからないほどフルHDより高精細です。
フルHD/49インチの場合は、約180cmも離れなければ画質の荒さが目についてしまいますので、せっかく49インチの大きさがあっても迫力に欠けます。
『EX-LD4K492DB』なら、49インチの大画面を90cmの距離で楽しむことができるので、フルHD/49インチよりダイナミックかつ大迫力でいて、臨場感あふれるゲーム体験が可能となります。
50cmのテレビ台に乗せてソファや椅子でゲームするのが最適
自分の目線とテレビ・モニターの高さが同じ高さだと、映像鑑賞で最適だと言われています。
自分の目線より高いと見上げることになるので首が疲れてしまうのです。同じ高さか、もしくは少し低いくらいがちょうど良いのです。
人の座高は一般的に80cm。身長の低い方は70〜75cm、高い方はた85〜90cmくらいだとお考えください。
それに対して椅子やソファの座面高さは一般的に40cmです。『EX-LD4K492DB』の高さはスタンド含めて約70cmあります。
『EX-LD4K492DB』の高さ70cm+テレビ台の高さ50cm、合わせて120cm。座高80cm+ソファ・椅子の座面高さ40cm、合わせて120cm。これでぴったりです。
『EX-LD4K492DB』仕様
メーカー | I-O DATA |
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ブランド | I-O DATA |
シリーズ | – |
発売日 | 2019年3月7日 |
種別 | 48.5型 ワイド 16:9ADS方式半光沢 |
最大解像度 | 4K(3840×2160) |
ビット深度(最大表示色) | 10bit(約10億7374万色) |
リフレッシュレート | 60Hz |
G-SYNC / FreeSync | ✕ |
応答速度 | 8ms(GtoG)オーバードライブレベル2設定時:5ms(GtoG) |
色域 | 未公開 |
輝度(HDR) | 350cd/㎡(HDR10:○) |
コントラスト比 | 1000:1 |
PIP/PBP | ○ / ○ |
入力端子 | アナログRGB : × 1HDMI 2.0 × 1(4K 60Hz)HDMI 1.4 × 2DisplayPort x 1(4K 60Hz)USB(メンテナンス用) |
音声入出力端子 | ヘッドフォン出力:3.5mm ステレオミニジャック音声入力:3.5mm ステレオミニジャック |
スピーカー | 6W+6W(ステレオ) |
視野角(水平/垂直) | 178゜/178゜ |
サイズ(幅×高さ×奥行 単位:mm スタンド含む) | 約1109×230×688(mm) |
重量 | 約12.2kg |
消費電力 | 最大時:130W通常使用時(オンモード):53.4W省エネモード:未公開年間消費電力量:163.8待機時:0.1W |
HDCP | ○(HDCP2.2:○) |
ピボット機能 | ✕ |
チルト機能 | ✕ |
スイベル機能 | ✕ |
上下高さ調節 | ✕ |
フリッカー機能 | ○ |
ブルーライト軽減機能 | ○ |
壁掛け機能 | VESA規格 単位mm: 400×200mm |
USB HUB機能 | ✕ |
クレジット | © I-O DATE DEVICE, INC. |